こんにちは！


株式会社エイト代表取締役の大野(@eight_ceo)です。


今回は「オウンドメディア」について、初心者の方でも分かり易いように解説していきます。


特にオウンドメディアのメリットやデメリットについて詳しく説明します。


「オウンドメディアって何？」という方から、「オウンドメディアについてもっとよく知りたい」という方まで、この記事をお読みになって、是非オウンドメディアに関する理解を深めてください。


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オウンドメディアとは？

オウンドメディアとは、「自社で保有するメディア」のこと。


本来は自社で作成する会社案内のようパンフレット類や、自社サイト等、自社を宣伝するものすべてを指しますが、WEBマーケティングの世界では、自社で運営・情報発信を行う自社サイトやSNSのブログのようなオンラインサイトを指す言葉として使われるのが一般的です。


オウンドメディアに対する別の用語として、「ペイドメディア(自社の広告を出稿する雑誌や新聞等)」や「アーンドメディア(FacebookやTwitter等の自社からの情報を発信するソーシャルメディア)」というものがあります。


オウンドメディアを作るメリット

自社で「オウンドメディアを立ち上げよう！」と決まった場合でも、一体どのような効果を期待して運用するのかについてしっかり理解しておかないと、せっかく多くの労力を費やして構築しても無駄になりかねません。


オウンドメディアを作る場合には、それによって得られるメリットをよく理解しておくことが大切です。


オウンドメディアを作ることのメリットとしては、主に以下のものが挙げられます。


①自社のサイトを資産化できる

一つ目のメリットは、自社にとっての「資産」になるということです。


資産とは、例えば不動産（家）のようなものと考えていただいてよいのですが、はじめてコンテンツをサイト上で公開した時点では、サイトを訪れる人も少なく、自社の情報発信の点でも大した貢献にならないかもしれません。


しかしSEO対策やSNSとの併用で情報が拡散されれば、その不動産(家)を訪れる人が増え、その人達によっても情報が拡散されて、よりたくさんの人達が訪れることによる効果が表れてきます。


但し不動産も放置しておくとその価値が下がっていくのと同様に、サイトのコンテンツも定期的な内容のメンテナンスを怠ると、自社サイトのアクセス数が落ちてしまうということになってしまいますので、継続的にSEO対策を行うなど、しっかりとしたメンテナンスが重要になってきます。


またサイトへの来訪者の反応や動向を見ながら、それに応えるコンテンツを充実させていくことも重要です。


②効果的なブランディングで競合他社と差別化

二つ目のメリットは、効果的なブランディングと競合他社との差別化です。


SEO対策によりサイトの検索結果の上位に表示されると、検索する人達からは、その検索内容についての商品やサービスに強い会社と思われやすくなります。


その人達にとって初めて目にする会社になる可能性が高まりますので、その人達の期待を裏切るようなことがない限り、紹介する商品やサービスに興味を持ってくれるようになります。


こうして競合他社よりも早く自社の商品やサービスに目を向けてもらうことで他社との差別化を行いやすくなります。


なおWEB広告でも似たようなことは実施可能ですが、WEB広告では競合他社に真似されたり、競合とぶつかるケースがあったり等、制約があります。


その点自社のオウンドメディアならば、制作に自由度がある分、力の入れよう次第で他社が真似のできないような内容にすることも可能ですので、自社のブランディングがしやすく、差別化につながりますね。


③ファンの獲得と顧客ロイヤルティの向上

三つ目のメリットとしては、ファンの獲得です。


オウンドメディアのコンテンツを見て、「面白い」とか「参考になる」「利用したい」といった反応を得られたら、その人達が自社のファンになってくれる可能性が高まります。


ファンになってくれれば、自社の商品やサービスを利用してもらえることが期待できますし、その人達が商品やサービスに満足してくれれば、いわゆるリピーターとして継続して顧客になってくれたり、その人達がさらに情報拡散をしてくれます(いわゆる口コミですね)


オウンドメディアを使用することで、SNSとの併用によりさらなる情報発信・拡散ができるようになります。


④サイト制作の自由度がある

四つ目のメリットとしては、サイト制作の自由度があるということです。


冒頭に説明した、ペイドメディアやアーンドメディアと異なり、オウンドメディアは対象メディアの制約に縛られることがないので、サイト制作の自由度があり、サイトの構成やコンテンツの内容などにおいて、自社の都合や顧客のニーズに応じた対応がしやすいという利点があります。


自社のファンやファンの予備軍的な人達に対して、より魅力的なサイトを作りやすくなるということは、それらの人達を顧客にし、さらにリピーターを経て優良顧客に育てていく上で重要です。


⑤コストの低減

五つ目のメリットはコスト（広告費）の問題です。


ペイドメディアの場合は広告の出稿費用がかかりますが、自社サイトの場合は、基本的に無料です。


もちろんサイトの制作費やメンテナンス費用はかかりますが、継続的に広告を出稿していくことに比較すると、長い目で見ればそれらの初期費用やランニングコストも回収できるようになる可能性があります。


また現在は様々なサービス(クラウドサービス等)を利用することで、従来よりも低額の初期投資やランニングコストで制作・運用することができますので、この点でのメリットがあることが考えられます。


オウンドメディアを運用する場合の注意点・デメリット

一方で、オウンドメディアに関するデメリットもあります。以下に見ていきましょう。


①即効性は期待できない

メリットのところで見てきたように、サイトを制作してコンテンツを公開してから、一般の人達がコンテンツに興味を示し、やがてファンや顧客に成長するまでには一定の期間が必要です（一説には数カ月必要との情報もあります）


数カ月してからアクセス数が次第に伸びてくる、というような状況を経た上で効果が出てくるという形になると思われますので、即効性は期待しないほうが賢明です。


②一定のノウハウが必要

オウンドメディアを成長させるためには、SEO対策などを行って、サイトのアクセス数を増やしていくことが必要になります。


SEO対策には非常に高度で専門的な技術が必要ですので、専門業者に依頼することが必要でしょう。


またSNSの併用による口コミ対策も活用していく必要があります。


③難易度が上がっている

WEBマーケティングの世界では、オウンドメディアの考え方はもはや一般的なもので、SEO対策を狙ったコンテンツがネットの世界ではあふれているような状況です。


そういった状況において検索上位を狙うためには、Googleのような検索サイトのアルゴリズムを知り尽くした専門家のコンサルを受け、その上でSEO対策を行う、といった対応が必要になってきます。


そういった意味で、活用できるオウンドメディアの構築は益々難易度が上がっているということができます。


④良い成果が出るとは限らない

これまで述べてきたようにオウンドメディアの成功の可否は、SEO対策の成功や、SNSの併用による拡散効果などに負うところが大きいですが、それもこれもサイトを訪れる一般の人達次第です。


この人達の反応次第で成功の可否が決まるといってよいでしょう。


こういった人達を呼び寄せるには、彼らのニーズにヒットする、良質なコンテンツを用意する必要があります。


【まとめ】

以上、オウンドメディアのメリットおよびデメリットを中心に解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか？


オウンドメディア構築のメリットで特に強調したいのは、


  • 自社の資産になること
  • 他社との差別化が可能となること
  • 目的に沿って自由に作成できること


の３点です。


そのためには、SEO対策をしっかり行うことや、サイトを訪れる人達に役立つ情報を提供し続けることが大切です。


このことを継続していくことで、より良いオウンドメディアを手にすることができると思います。


この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。


もし不明点やオウンドメディア制作でお困りなら弊社にぜひご相談ください！


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