【違いを徹底解説します】コンテンツマーケティング=SEOは間違い!
- 大野 隼
- 記事制作日2022年11月9日
- 更新日2022年11月9日
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こんにちは!
株式会社エイト代表取締役の大野(@eight_ceo)です。
本来コンテンツマーケティングとSEOは、異なるものです。
しかし、現在、この2つが混同されてしまい適切なWeb施策を行えていないということが多く起こっています。
コンテンツマーケティングとSEOはウェブサイトを運営する上では、どちらも知らなくてはいけない考え方です。
この記事では、コンテンツマーケティングとSEO、それぞれの正しい知識を説明していきます。
自分の持っている知識とどこが異なっているのか再確認して、正しい理解をする事で、集客力、購買力を上げていきましょう。
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コンテンツマーケティングとは
コンテンツマーケティングとは名前にもあるとおりマーケティングの一種です。
コンテンツマーケティングは、購入が見込まれる顧客の情報を集めることで、資料請求や購入といった収益増加につながる行動を促すことを目的としています。
コンテンツマーケティングは中期的戦略であり、顧客の必要とする情報を充実させることにより、そのサイトの内容も充実します。
コンテンツマーケティングを行うことで、サイトそのものの質が高まるということです。
SEOとは
SEOは検索エンジンでキーワードを検索した際に、自身のサイトをより上位に表示させることを言います。
そもそもSEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」を意味します。
検索エンジンは複数ありますが、大きなシェア率を獲得しているGoogleの検索アルゴリズムを意識して、集客率を上げることを目指します。
コンテンツマーケティングとSEOの違いを比較
コンテンツマーケティングとSEOそれぞれの概念は理解できたでしょうか?
続いてはコンテンツマーケティングとSEOの違いを比較しながら説明します。
まず1つ目の違いは目的です。
コンテンツマーケティングは商品の購入や資料請求という最終的な成果を目的としています。
そしてコンテンツマーケティングに対してSEOは集客率アップを目的としています。
つまり、SEOはコンテンツマーケティングの目的を達成するための手段の1つと言えるでしょう。
目的が異なっているので、それを達成するための手法なども当然変わってくるということです。
2つ目の違いは対象となる人物です。
コンテンツマーケティングは購入や資料請求という成果を目的としているため、元々その商品などを購入検討している人物が対象になります。
つまりその商品に対して既にある程度の知識を持っている購入意思のある人たちです。
反対にSEOの対象としている人物は、コンテンツマーケティングが対象にしている人物とは違い、その商品に知識を持っていない人たちです。
Webサイトをより多くの人に見てもらうことを目的としているSEOですので、今現在は興味がない人に興味を持ってもらうことが重要です。
SEOの対象は潜在層ということになります。
どちらも将来的に見れば顧客となる見込みのある人たちですが、ターゲットとしている人物は全く異なっていますので注意が必要です。
そして3つ目の違いは集客を行うための媒体です。
コンテンツマーケティングで使用する媒体は、TwittweやInstagramなどのSNS、広告、メールマガジンなど多岐にわたります。
しかし、SEOにおいて媒体は検索エンジンだけです。
繰り返しになりますがSEOはWebサイトに訪れる人をより多くすることを目指していますので、その目的に対する媒体は検索エンジンしかありません。
媒体は検索エンジンのみですが、もちろん制作するコンテンツについてはテキストコンテンツが主流ではあるものの動画なども多く見られるようになっています。
コンテンツマーケティングとはSEOを行うことではない
ここまでの解説からコンテンツマーケティングはSEOを行うことだと考える方もいるかもしれません。
しかしコンテンツマーケティングとは単純にSEOを行うことではありません。
コンテンツマーケティングはあらゆるコンテンツで最終的には購入という成果を上げるためのWeb施策です。
そのための手段の一つとして集客力を上げるためのSEOが存在していますが、SEOがコンテンツマーケティングの全てではありません。
これらを混同していると集客のみは行うことができても、最終的な成果である売り上げの上昇は見込めなくなってしまいます。
そしてSEOの媒体は検索エンジンのみですので、他の媒体からのアプローチも得られません。
コンテンツマーケティングを成功の秘訣
コンテンツマーケティング成功の秘訣は1つの施策だけに頼らないことです。
複数の施策を組み合わせることで成功の可能性が高まります。
では具体的にどのようなことを行えばよいのか、SEO以外のものを紹介していきます。
その1.興味を引きやすいマンガや動画を取り入れる
現在の社会では、毎日多くのWeb情報を目にしていますので、テキスト情報のみだと、顧客が飽きてしまい、サイトから離脱しやすくなってしまいます。
その点、マンガや動画はとっつき易く、短時間で情報を得られますのでコンテンツとしておススメです。
動画は視覚のみでなく耳からも情報が入ってきますので、視聴者に内容を訴えかけ易くなります。
またマンガは難しいテーマの際に取り入れると、事前に知識を持っていない人でも興味を持ちやすくなるはずです。
その2.Q&A方式のコンテンツを取り入れる
見込み顧客の場合、商品購入の意思はあるものの他の商品との比較など疑問点が多くあるはずです。
見込み顧客の多くが感じている疑問と答えを掲載することで、顧客の困りごとが解決して、購入に繋がりやすくなります。
その3.電子パンフレットなどWebサイト以外のコンテンツを作成する
Webサイトを訪れた顧客がもっとその商品について知りたいと思ったときに、ダウンロードしてもらえるよう電子パンフレットやホワイトペーパーの作成もおすすめです。
その製品のスペックなど、一枚で情報が凝縮されているパンフレットを作成して商品への関心度を高めます。
商品について詳細を知ることで安心して購入できますので、収益につながる可能性が高まるでしょう。
その4.コンテンツだけで完結せず自然にECサイトへ誘導する
コンテンツマーケティングだけで完結させることが難しいBtoCビジネスなどの場合に、この方法は有効的です。
コンテンツからできる限り自然にECサイトへ誘導するようにします。
この誘導により、顧客の買いたいという気持ちを高めていくことができます。
おわりに
コンテンツマーケティングとSEOの違いについてはご理解いただけたでしょうか?
コンテンツマーケティングとSEOの違いを理解し、混同しないことで、Webサイトの品質が上がり、集客も収益もアップすることができます。
Webサイトを運営するときには、謝ったWeb施策を行わないように正しい知識を持って取り組むようにしていきましょう。
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