SNSを使って事業を海外に展開させたい。

でも、SNSで発信してても、なかなか成果が出ていないということはありませんか?

投稿内容の質を高める必要もありますが、まずはプロフィールから見直してみましょう。

SNS、特にInstagramのプロフィールは字数制限があるので、ビジネスの内容をしっかりとPRすることは難しいかもしれません。

しかし、プロフィールを使って事業内容をしっかりと伝えることができればビジネスチャンスは広がります。

今回は実在する海外の事業者がどんなプロフィールをInstagramに記載しているのかを紹介します。

この記事を参考にしてぜひ海外への事業展開を成功させてください。

 

Instagramのプロフィールを書くときのコツ

Instagramのプロフィールの字数制限は160文字です。

伝えたいことを160文字以内に収めるということはなかなか難しいです。

ただし、最初から160文字以内に収めようとすると、詩人かコピーライターでもない限りすーっと文言が頭に思い浮かぶものではありません。

 

ましてや、英語で書くとなると余計に大変です。

なので、まずは伝えたい内容を字数を気にせずに書いてみましょう。

英語が苦手な場合は、まずは日本語で問題ありません。

その後、字数を気にせずに書いた内容を翻訳したり、恐れることなくどんどん削っていったりしてみましょう。

 

「この表現をもっと短くしたい」というときは、「『OOOO』言い換え」などとネット検索するのが効果的です。

英語の場合はThesaurusのページを開いて言い換えたい表現や単語を検索してみてください。

どうしても良い表現が見つからない場合は、似たような事業をされている方のプロフィールを参考にするのが良いでしょう。

 

それでは以下、実在する事業のプロフィールを紹介します。

 

世界的に知名度の高い事業者のプロフィール

世界的に知名度の高い事業者は事業や企業、団体のキャッチフレーズに相当する言葉をプロフィールに記載するケースが多いようです。

以下、2つの事例を紹介します。

Upwork

Upworkはアメリカに拠点を置く世界最大級のクラウドソーシングサービスです。

日本のランサーズ、クラウドワークスのようなサービスを世界規模で展開しています。

もちろん、登録さえすれば日本人も利用できます。

さて、このUpworkのプロフィールは「The world’s work marketplace」です。

世界的に知られているサービスですので、多くを語る必要がなく、企業のキャッチフレーズがプロフィールに使われているような感じです。

 

Booking.com

Booking.comはオランダのアムステルダムに拠点を置く、世界的に知名度の高い宿泊施設のオンライン予約サービスです。

現在はレンタカー、フライト、レストラン、アクテビティなどの予約も手掛けています。

ですので、Booking.comのプロフィールが「Making it easier for everyone to experience the 🌏 by ✈️🚗🛏️」となっているのもうなずけます。

参考になるのは、earthまたはglove, car, bedが絵文字になっていて字数を減らしている点です。

Booking.comもUpworkと同じように事業のキャッチフレーズに相当する言葉がプロフィールに使われています。

 

企業や事業のキャッチフレーズをプロフィールに使うことも一つの案ですが知名度がまだ低い場合には次に示す事業のように、自分たちが何者なのか、何をやっているのかを記す必要があるでしょう。

 

自分たちがなにものなのかを示すプロフィール

世界的に知名度がまだそれほど高くない事業体や企業、組織の場合、自分たちが何者かを報せる自己紹介的なプロフィールを記載するのが良いでしょう。

以下、2つほど事例を紹介します。

 

Walmart Marketplace

Walmart Marketplaceはアメリカを拠点にするオンラインマーケットプレイスです。Amazonや楽天市場のようなものと考えて良いでしょう。

ウォルマートは知名度はあるものの、プロフィールが参考になるので紹介いたします。

以下、Walmart Marketplaceのプロフィールです。

 

Reach more. Sell better. Walmart Marketplace is one of the fastest-growing eCommerce platforms in the U.S. Not a seller yet? Join today!

 

「Reach more. Sell better. 」というキャッチフレーズに相当するような言葉の後に自己紹介が続きます。

そして最後に、「まだ登録してない人はこちらから登録してください」というように行動を促しています。

非常に参考になるプロフィールです。

 

Atma

ArmaはインドでNGOやソーシャルビジネスを展開する事業者の人材育成を手掛けている団体です。

この団体のプロフィールも以下のように、自己紹介がされたあとに、問い合わせ先を示しています。

 

Atma is an Accelerator for capacity building of NGOs and Social Enterprises in India. 

Register your enquiry for Project Partnership here

 

以上の2つの組織のように、知名度がまだあまり高くない発展段階にある事業者は自己紹介と行動を促すようなフレーズをプロフィールに盛り込むと良いでしょう。

 

自分には何ができるのかを示すプロフィール

中小企業や個人事業者のプロフィールには、自分たちには何ができるのかを示すのが良いでしょう。

以下、2つのプロフィールを紹介します。

 

Nicola Bezuidenhout

Nicola Bezuidenhoutは、個人の方ですが以下のプロフィールに書かれている通り、Nicola B stylingという会社のオーナーさんです。

彼女のプロフィールにはしっかりと自己紹介と、何ができるのかが示されています。

以下、Nicola Bezuidenhoutさんのプロフィールです。

 

Owner of Nicola B styling.

Style & color consulting services

Wardrobe planner

Personal shopper

Corporate workshops

Ladies event

 

自分の会社がどのようなサービスを提供しているのか、しっかりと記載されているうえ、箇条書きになっているので、見た目もわかりやすいですよね。

 

Inspirational Designs

Inspirational Designsはネットで検索してもすぐには見つからないような企業です。しかし、この会社のプロフィールにも、自分たちには何ができるのかがしっかりと書かれているうえ、最後には行動を促す一言が添えられています。

以下、Inspirational Designsのプロフィールです。

 

Everything about UI/UX designs

- Find your inspiration here

- Web & Mobile designs

- UI/UX advices for beginners

- DM for collaboration

 

何ができるのかが示されたうえに、最後に「必要であればダイレクトメッセージください」という行動を促す一言が書かれています。

 

まとめ

今回はSNSを使って事業を世界に展開させるためのプロフィールの書き方を紹介しました。

160文字以内に収めることが必須ではありますが、工夫をして自己紹介、自分たちには何ができるのか、そして行動を促す一言を付け加えるのが良いでしょう。

 

しかし、そうはわかっていてもなかなか書けないのが現実です。

ましてや、英語で世界の人々の心に届く文言を書くとなると、字数は少なくても大変な作業です。

英語でSNSのアカウントを作成する際にはぜひ、弊社にお気軽にご相談ください。

 

 

株式会社LA ORG(https://la-org.com/)