TikTokが2024年10月に発表した広告運用機能です。もともとAndroidで提供されていた「SPC」という機能がありましたが、これのiOS.Verのイメージです。

Smart+の特徴

Smart+は、広告運用担当者が効率的に作業できるように設計されたシステムです。 以下のようなメリットがあります。

  • クリエイティブの入稿が超楽!:複雑な階層管理が不要になり、担当者の手間を削減できます。
  • 最適化機能でパフォーマンス向上!(の可能性):TikTokのシステムが最適な配信を自動で行います。
  • 細かい予算調整が不要:週末や夜間の予算調整が不要になり、超忙しい運用担当者の負担を軽減します。
     

参照:TikTok公式ガイド

Smart+でできること

Smart+を導入することで、担当者が効率的に広告運用を進められます。以下の3つの主な特徴をご紹介します。

① 入稿の手軽さ

通常のTikTok広告では、「キャンペーン」「広告セット」「広告」という3階層で管理しますが、Smart+ではキャンペーンのみで基本動かします。

  • ターゲティング設定:バイトダンスに申請が通れば、年齢や地域まで細かく設定できます。
  • 動画の入稿:最大30個まで可能です。


できないこと

  • ディスプレイカードやクーポンコードの個別設定が不可:動画ごとに異なるディスプレイカードを設定することはできません。基本1つのみ。
  • 広告テキストは自動最適:テキストは第三者配信以外では同じものを最適の組み合わせで配信。
     

注意点管理画面では、「動画と広告テキストの組み合わせでパフォーマンスの高いものを自動配信」と記載されていますが、個別のディスプレイカード設定はできません。ここが少し残念ですがアップデートに期待。

② 担当者の負担軽減

Smart+では、予算配分やターゲティングをTikTokのシステムが自動で最適化します。
そのため、運用担当者が日々オーディエンスを細かくチェックする必要がなくなります。

  • レポート作成が簡単:ワンクリックでレポートが作成できるため、クライアント対応が効率化されます。

③ 新しいターゲットへの配信

通常のアドセットと異なり、新しいターゲット層への配信が行われるため、今までとは異なるクリエイティブを用意することで、さらなる成果が期待できます。
 

配信可能な広告の種類

Smart+を使うことで、以下の3種類の広告が配信可能です。

  1. ウェブサイト誘導
  2. アプリインストール促進
  3. リード獲得

 

 

キャンペーン事例

具体的な数値はお出しできませんが、クライアントによっては同じ予算で半分程度のコストに抑えられた事例もあります。

一方で、成果が悪くなり獲得単価が高くなってしまったケースもありました。

そのため、実際に運用してみて判断することが重要です。
あとは↑ができる検証予算があるかも大事ですね。。

 

実際やってみた所感(担当者所感)

  • 初動7日間が重要:初動のパフォーマンスが悪いと、その後も改善しづらい傾向があります。
  • 判断は5日間でも可能:予算を無駄にしないためには、5日程度で見極めて対応するのも一つの手です。
     

配信までの手順

Smart+の導入や運用をご検討の際は、ぜひお問い合わせください!
info@vazlabo.com