YMYLについてご存知でしょうか?


YMYLとは、人々のお金や健康、住宅、医療、進路選択などのジャンルを指していて、人生に大きな影響を与える可能性のある対象を示す言葉です。


YMYLを度外視しているとGoogleからのWebサイトに対する評価が悪くなり、検索結果画面で上位表示させることが難しくなるでしょう。


今回は、権威性を高めるためのポイントとYMYLの概要について徹底解説していきます。


Webサイトの権威性を高める施策を実施して、SEOでの検索順位を高めて魅力的なWebサイトを制作していきましょう。


参考になれば幸いです。

権威性を高めるためのポイント

ここまで、YMYLとE-A-Tの関係について解説してきました。


では、実際に権威性を高めるためにはどのような方法を実践していけばよいのでしょうか?


下記の項目に分けて見ていきましょう。


Webサイトの評判を良くする

まずは、権威性を高めるためにWebサイトの評判を良くする方法です。


具体的には、PV数やUU数を増やすためにSEO対策の実施をしたり、認知度アップのためにSNSなどのメディアで自社のWebサイトを紹介したりする方法などがあげられます。


評判を調べる方法としては、「ブランド名 評判-site:サイトのURL」でGoogle検索をする方法があります。

具体的には、PV数やUU数を増やすためにSEO対策の実施をしたり、認知度アップのためにSNSなどのメディアで自社のWebサイトを紹介したりする方法などがあげられます。


Webサイトの評判が悪いと、ユーザーは記事を読みに来たいと思わないでしょう。


評判の良いWebサイトをユーザーは読みたがるので、自社のWebサイトの評判を調べてみるとよいです。


また、Google内の評判を決める上で、Wikipediaにどのようなことが書かれているかが重要な要素となっています。


もし、Wikipediaで悪い評判が書かれていたら、悪い評判が世間の周知の事実ということに等しいため、問題点を改善をしていけるようにしていきましょう。


一方、良い評判が多く投稿されていなければならないというわけではないのです。


むしろ良い評判を増やすよりも、悪い評判をなくしていくほうが、Google全体の評価としては有効であると言われています。


さらに、良い評判とは、専門性や権威性が高く信頼性のあるWebサイトが、自社のWebサイトを引用で使用していたり、解説してくれたりしている状態を指すのです。


よって、ベストな方法は、新聞や雑誌、テレビなどのメディア、地方自治体や政府機関などに取り上げてもらうことです。


公的機関に紹介してもらうことで、「権威性のある機関が紹介しているのであれば、有益なWebサイトに違いない」とGoogleは判断し、高評価を付けることでしょう。


具体的には、新聞社やテレビ局に勤めている知り合いに取り上げてもらうことを依頼したり、地方自治体に自ら依頼をしたりして紹介してもらう段取りを取り付けます。


そして、自社のビジネスの強みを活かすことで、権威性を高めることも可能です。


たとえば、他の企業が知らない専門的な知識を紹介したり、有料で発信してもいい情報を無料で発信したり、自らの専門領域を持ち出すことで、領域の中でトップになることができ、権威性を高められるでしょう。


執筆者とプロフィールを明記する

続いては、執筆者とプロフィールを明記するという方法です。


Googleのガイドラインには、コンテンツを制作した人、コンテンツそのもの、Webサイトの権威性を調査することを提示しています。


つまり、どのような人が書いたかで、高評価になるか低評価になるかが決まるということです。


執筆者が不明のWebサイトページは、Googleが低評価を下す可能性が高くなってしまいます。


ワードプレスのプロフィール情報に執筆者情報を記入することで、Googleの評価を下げることなく、権威性を高めていけるでしょう。


また、ユーザーとしても、どのような人が記事を書いたかで、読むか読まないかを判断している可能性もあります。


執筆者をプロフィール情報はきちんと書くようにしましょう。


適切に引用する

続いては、適切に引用するという方法です。


権威性のあるWebサイトから適切に引用を行うことで、信頼性のある記事コンテンツとして認知されることになります。


日本政府機関や、地方自治体、学校法人といった、専門的で権威性のある機関の資料を引用することで、自社の権威性を高めることができるでしょう。


また、自社の実績なども適切に引用してアピールすることで、権威性を高めていくこともできます。


ちなみに弊社のクライアント先ではクリニックが老舗のある施術の権威ということもあり、施策ビッグワードで3位、地域名プラス施術名で1位をとれた実績があります。

引用を使用することで、信頼ができる記事になるため、ぜひ適切に引用してアピールしていきましょう。


メンションやサイテーションを獲得する

続いては、メンションやサイテーションを獲得する方法です。


権威性のあるWebサイト上で、自社のWebサイトのことを話題にしてくれている状態(メンション)が望ましいと言えます。


今までは、他のWebサイト上で、自社のWebサイトのURLを添付する被リンクをしなければ、Googleの評価にはつながりませんでした。


しかし、現在はリンクがなくても、きちんとGoogleが判断し、評価してくれるように改善されているのです。


また、他のWebサイトから引用(サイテーション)されていることも大切です。


つまり、どんどん自社のWebサイトをコピペしてもらい、引用してもらうことで、Googleからの評価を上げることができると言えるでしょう。


さらに、SNSで自社に関する投稿をしてもらうことで、権威性や信頼性が上がります。


YMYLとは

まず、YMYLとは、Your Money Your Lifeのそれぞれの頭文字を取った言葉です。


投資や保険などの金融関係、医療関係がYMYLの領域(対象のジャンル)ということになります。


YMYLの対象ジャンルは、人々の将来の幸せや人生の道筋を大きく変える影響を持つものとされています。

YMYLとGoogleアップデートとの関係性

では、YMYLとGoogleアップデートとの関係性について見ていきましょう。


まず前提として、Googleは、検索順位に対するアップデートを年間3〜4回ほど定期的に行っています。

2022年は5月、9月、12月の3回でした。


Googleは、日々改善を繰り返して、定期的にアップデートを行うことで、ユーザーファーストという方針を維持し続けています。


YMYLとE-E-A-Tの関係性

では、YMYLとE-E-A-Tの関係性についても見ていきましょう。


E-A-Tとは、GoogleがWebサイトコンテンツの品質を評価する基準のことを指します。


Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の4つの頭文字をそれぞれとり、E–E-A-Tと呼ばれています。


YMYLとE-E-A-Tの関係性を意識して、ユーザーによって有益な情報を掲載しているWebサイトコンテンツを制作していきましょう。

まとめ

いかがでしたか?


今回は、権威性を高めるためのポイントとYMYLの概要について解説してきました。


Googleは日々改善を繰り返し、優良なWebサイトかどうかを判定しています。


YMYLの対象ジャンルの記事コンテンツであったとしても、専門家の監修を組み入れたり、薬機法などの法律を意識することで、E-A-Tに沿った記事コンテンツを制作することは可能です。


ぜひ、Webサイトの権威性を高めるポイントを実践して、SEOで上位表示される記事コンテンツを書いていきましょう。