「商社さんからは『〇〇の代替品はありますか』と毎週聞かれる。でも、ChatGPTに同じことを聞いても、うちの型番は出てこない」

電子部品メーカーの経営者から、こうした相談が増えました。回路設計者や購買担当が、部品の選定や代替品探しにAIを使いはじめたためです。データシートを探す前に、AIに候補を聞く工程が加わりつつあります。

結論から言うと、従業員10名以下の電子部品メーカーならエイチリンク株式会社、中堅から大手ならStockSun株式会社かLANYが候補になります。

この記事では、次の3つがわかります。

  • 電子部品メーカーのAIO対策会社おすすめ5社と、それぞれの向き不向き
  • 電子部品メーカーのAIO対策が、一般的なSEOと違う3つの点
  • 費用相場と、発注前に確認すること

電子部品メーカーのAIO対策会社おすすめ5社【比較表あり】

電子部品メーカーのAIO対策を依頼できる会社を5社紹介します。自社の規模と、任せたい範囲で選んでください。

本記事の選定基準

次の4つを基準に選びました。

  • 製造業またはBtoB企業の支援実績が公開されていること
  • AIO対策(LLMO対策)、またはその土台となるSEOを正式なサービスとして提供していること
  • 対応範囲が公式サイトで確認できること
  • 戦略設計だけでなく、実行まで担当できること

なお、筆者はエイチリンク株式会社の代表です。自社を1番目に掲載しています。判断材料としてお読みください。掲載各社の情報は、2026年9月時点の公式サイトをもとにしています。

【比較表】電子部品メーカーのAIO対策会社5社

会社名タイプ向いている企業規模対応範囲費用の目安
エイチリンク株式会社SEO・AIO実行支援従業員10名以下戦略設計/サイト制作/記事制作/実行代行月7万円〜(コンサルのみ)/月22万円〜(対策代行込み)
株式会社ジオコードAI最適化・SEO・Web開発中小〜中堅AIO・LLMO対策/SEO/Web開発/ChatGPT広告の運用支援要問い合わせ
株式会社MesutLLMO・AIO専業中小〜中堅AI引用の調査/掲載営業/相互リンク施策月10万円〜
StockSun株式会社総合コンサル中堅〜大手Web集客全般/LLMO・AIOコンサル/BPO要問い合わせ
株式会社LANYSEO・LLMOコンサル中堅〜大手SEO/LLMO/コンテンツ制作/マーケBPO要問い合わせ

1. エイチリンク株式会社

会社名/所在地:エイチリンク株式会社/東京都板橋区志村1-13-14

特徴:従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで自社側で担当します。技術営業や設計の担当者が、本業から手を離さずに進められる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:AIでの言及状況の調査、製品シリーズページや代替品ページの整備、AIが読み取れる構造への改修、記事制作、外部言及の設計まで。サイトのリニューアルが必要な場合は制作も担当します。

費用目安:月7万円+税〜(コンサルのみ)/月22万円+税〜(コンサル+対策代行)/月40万円+税(強化版)

主な実績:7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO支援。YouTube運用代行会社では、支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)、ドメイン評価は0.4から42へ上がりました。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。営業代行会社では新規サイトから月40件の問い合わせを獲得しました。

こんな電子部品メーカーにおすすめ:従業員10名以下で、特定の部品や少量のカスタム品に強みを持つ会社。製品情報がデータシートのPDFにしか書かれていない会社。

公式サイト電子部品メーカーのSEOコンサルティング|エイチリンク株式会社

2. 株式会社ジオコード

会社名/所在地:株式会社ジオコード/東京都新宿(ミライナタワー10階)、関西支社あり(代表取締役:原口大輔)

特徴:AI最適化、SEO、Web開発の事業を展開している会社です。「AIO・LLMOなどAI最適化も徹底支援」と明示しています。営業支援ツール「ネクストSFA」も提供しています。

AIO対策で任せられる範囲:AIO・LLMO対策、SEO、Web開発。ChatGPT広告の出稿・運用支援も行っています。AI検索での露出を、自然な引用と広告の両面から検討できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:Google Premier Partner Award 2023を受賞しています。

こんな電子部品メーカーにおすすめ:中小から中堅の電子部品メーカー。製品データベースの改修などWeb開発を含めて、AI対応を一社に相談したい会社。

公式サイト株式会社ジオコード

3. 株式会社Mesut

会社名/所在地:株式会社Mesut/東京都新宿区(代表取締役:宇田晃平)

特徴:LLMO・AIO対策を専業とする会社です。月額10万円からのAIO対策サービス「メントリAIO」を提供しています。相互リンクや掲載営業といった、外部からの言及を増やす施策を主軸にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AI引用状況の調査、掲載営業、相互リンク施策。導入前のサイト分析を無料で実施しています。

費用目安:月10万円〜

主な実績:代表の宇田氏はSEO検定1級とYMAA認証を保有。被リンク施策で20社以上を支援し、コスメメディアを18か月で月間350万PVに成長させています。

こんな電子部品メーカーにおすすめ:予算を抑えて外部言及の獲得から始めたい会社。製品ページはすでに整っていて、社外での露出を増やしたい会社。

公式サイト株式会社Mesut

4. StockSun株式会社

会社名/所在地:StockSun株式会社/東京都新宿区西新宿3-8-3(代表取締役:岩野圭佑)

特徴:Web集客コンサルティングを軸に、事業コンサルや定額制BPOまで手がける会社です。LLMO・AIOコンサルティングも提供しています。認定パートナー制度を持ち、案件ごとに専門家を組み合わせる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:LLMO・AIOコンサルティングに加え、SEO、Web広告運用、MEO、CRMまで横断して対応できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:電通総研、KADOKAWA、村田製作所、オープンハウスグループなど、大手企業の支援実績が公開されています。

こんな電子部品メーカーにおすすめ:中堅から大手の電子部品メーカー。複数の製品事業部や、商社との連携まで含めて横断的に整えたい会社。

公式サイトStockSun株式会社

5. 株式会社LANY

会社名/所在地:株式会社LANY

特徴:SEOコンサルティングを主軸に、LLMOコンサルティング(LLMO・GEO・AIO・AEO)を提供しています。大規模サイトの運用実績が豊富です。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOを一体で設計します。コンテンツ制作、Web広告、SNS運用、マーケティングBPOまで対応しています。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:マネーフォワードの支援では、サイト全体で約600万PVの増加、記事制作1,200本以上、記事監修980本以上を担当しています。

こんな電子部品メーカーにおすすめ:中堅から大手の電子部品メーカー。型番ごとのページが数千単位あるような、大規模な製品サイトを持つ会社。

公式サイト株式会社LANY

StockSun株式会社とLANYは、大手企業の大規模サイトで実績を積んだ会社です。支援体制もそれに合わせて組まれているため、予算規模の大きい企業に向いています。一方で従業員10名以下の電子部品メーカーであれば、実行まで一緒に動けるエイチリンクのほうが合います。

電子部品メーカーがいまAIO対策をすべき3つの理由

電子部品メーカーは、部品選定の入口がAIに移りはじめている業種です。理由は3つあります。

理由1. 設計者と購買担当がAIで部品を探しはじめている

電子部品を探すのは、セットメーカーの回路設計者と、購買・調達の担当者です。これまでは、商社の技術営業からの提案、メーカーの製品検索、展示会が主な情報源でした。

いまはその前段階で、AIに条件を投げる動きが出ています。「動作温度125℃まで対応した、1608サイズのチップインダクタを作っているメーカーは」「〇〇の生産終了品に近い仕様の代替品は」といった聞き方です。AIはこれに対して、メーカーや型番の候補を返します。

ここで名前が挙がらなければ、商社に「この型番で見積もりを」と頼まれる段階で外れます。

数としては、まだ多くありません。弊社が支援している別業種の会社では、生成AI経由の流入は全体の1.53%でした。ただし、有効リード48件のうち9件、つまり19%がAI経由です。流入の比率に対して、リードの比率が約12倍になっています。

AI経由でたどり着く人は、必要な定格やサイズが決まった状態で問い合わせてきます。電子部品でいえば、サンプル依頼に近い、具体的な引き合いです。

理由2. 競合がまだ手をつけていない

弊社がAhrefsで調べたところ、「電子部品メーカー」は月500件、「電子部品 SEO」は月100件の検索があります(2026年9月時点)。Webでの集客を考えはじめている電子部品メーカーが、一定数いることがわかります。

一方で「電子部品 AIO対策」は、検索データが取れないほど少ない状態でした。AIでの見つかり方にまで取り組んでいる会社は、まだ少ないことを示しています。

AIは、複数の情報源で言及されている会社を候補に選びます。競合が動いていないいまのうちに言及を積むほど、後から追いつかれにくくなります。

理由3. 採用は設計段階で決まり、一度決まると長く続く

電子部品は、セットの設計段階で採用が決まります。いわゆるデザインインです。一度回路に組み込まれると、その製品の生産が続くあいだ使われ続けます。

つまり、設計者が候補を探す時点で名前が挙がるかどうかで、その後の数年分の取引が左右されます。車載や産業機器のように製品寿命が長い分野では、その期間はさらに長くなります。

設計の初期にAIで下調べされる機会が増えるほど、候補に入っていないことの損失は大きくなります。

電子部品メーカーのAIO対策が一般的なSEOと違う3つの点

電子部品メーカーのAIO対策は、「型番で探され、商社を通して買われ、長く供給を求められる」という商習慣に合わせる点が、一般的なSEOと大きく違います。ここを理解していない会社に頼むと、成果が出ません。

1. 型番・スペック・データシートで探される

電子部品を探す人は、会社名や「おすすめ」では探しません。型番そのものか、スペックの組み合わせで探します。

「定格電圧50V 静電容量10μF 1608」「AEC-Q200 対応 チップ抵抗」「〇〇(型番) データシート」といった聞き方です。定格、サイズ、動作温度範囲、許容差、対応規格。この組み合わせで候補が決まります。

一般的なSEOでは、検索数の大きい言葉から順に対策します。電子部品では、こうした条件の組み合わせは一つひとつの検索数がごく小さく、後回しにされがちでした。

もう一つの問題が、スペックの多くがデータシートのPDFにしか書かれていないことです。PDFも読まれることはありますが、表の数字がどの型番の値なのかが崩れて読み取られる場合があります。

シリーズごとに、型番、主な定格、サイズ、用途をHTMLの文と表で書き起こす。これが、AIに型番とスペックを正しく結びつけてもらうための基本になります。

2. 商社経由の流通で、情報の出どころが分散する

電子部品は、エレクトロニクス商社や通販型のディストリビューターを通して売られることが多い商材です。設計者も、まず商社のサイトで型番を調べることがあります。

そのため、同じ型番の情報が、メーカーのサイトと複数の商社サイトに散らばります。AIの回答が、商社サイトの古い情報を参照してしまうこともあります。

電子部品メーカーのAIO対策では、「正しい情報の出どころはメーカーのサイトである」という状態をつくることが目的になります。最新のスペック、供給状況、取り扱い商社を、メーカー側のページに一元化しておきます。

あわせて、型番の表記をそろえることも欠かせません。ハイフンの有無や末尾の包装コードで表記が揺れると、AIは同じ部品だと判断しにくくなります。商社に渡す製品データの表記を統一することも、外部言及の設計に含まれます。

3. 長期供給と代替品の問い合わせが、新規の入口になる

電子部品の世界では、生産終了(EOL)の通知が出るたびに、代替品探しが発生します。車載、産業機器、医療機器など、長期供給を求める分野ではとくに切実です。

設計者や購買担当は、「〇〇 生産終了 代替品」「〇〇 互換品」とAIに聞きます。この質問は、自社の既存顧客だけでなく、他社品の生産終了で困っている企業からも発生します。

一般的なSEOでは、生産終了品のページは削除や非公開の対象になりがちです。電子部品メーカーのAIO対策では逆に、生産終了品と推奨代替品の対応表を残しておくことが、新規の入口になります。

長期供給の方針や、変更通知(PCN)の運用を明記しておくことも重要です。「この会社の部品を採用しても、長く調達できるか」という確認に、AIが答えられる材料になるからです。

電子部品メーカーのAIO対策で実際にやる5つの作業

電子部品メーカーのAIO対策は、次の5つの工程に分かれます。どこを任せるかで費用が変わります。

1. AIでの言及状況の棚卸し

ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewで、自社と競合がどう扱われているかを調べます。

電子部品メーカーの場合は、主力シリーズのスペック条件と、代表的な型番を軸に20〜30パターンの質問を投げます。「〇〇サイズ 〇〇V対応 コンデンサ メーカー」「〇〇(自社型番) 代替品」「〇〇(他社の生産終了型番) 互換」といった聞き方です。

ここで、競合や自社の型番がどの情報源から引用されているかが見えます。多くの場合、メーカーの製品ページ、商社の製品ページ、データシートの配布サイト、技術系メディアのいずれかです。

2. 基盤ページの整備

電子部品メーカーで整えるべきは、次の5ページです。

  • 製品シリーズ別のスペックページ(型番・定格・サイズ・動作温度範囲を文と表で)
  • 型番の読み方(品番体系)の解説ページ
  • 生産終了品と推奨代替品の対応表ページ
  • 取り扱い商社・購入窓口の一覧ページ(サンプル依頼の方法を含む)
  • 品質・規格対応のページ(AEC-Q200、RoHS・REACH、長期供給の方針)

この5つが埋まっていない状態では、技術コラムを増やしても効果が出にくくなります。とくに2つ目の品番体系ページは見落とされがちです。AIが型番の末尾の意味を理解できると、仕様違いの型番を正しく区別して答えられるようになります。

3. AIが読み取れる構造への整備

データシートのPDFへのリンクだけのページを、文章と表の組み合わせに直します。

「〇〇シリーズは、動作温度-55〜125℃に対応した、車載向けの積層セラミックコンデンサです」のように、シリーズの用途と主な条件を1文で言い切る書き方をします。AIはこうした文を抜き出して回答に使います。

スペック表は、全シリーズで同じ項目名・同じ単位表記にそろえます。項目がそろっていると、AIがシリーズ同士や他社品と比べやすくなります。PDFは削除せず、HTMLのページと併存させます。

4. 一次情報と権威性の担保

自社でしか出せない評価データや採用事例を、数字を入れて書きます。例としては「高温放置試験〇時間後の特性変化率」「代替提案で調達リードタイムを〇週から〇週へ」といった形です。

採用先の社名を出せない場合は、「産業用インバータ向け」のように用途で書けば十分です。他社サイトの一般論を並べた記事には、AIが引用する理由がありません。自社の評価や現場でしか出せない数字が必要です。

5. 外部からの言及の設計

取り扱い商社の製品ページ、技術系メディアの新製品紹介、展示会の出展者情報、業界団体の会員情報など、自社以外の場所で言及される状態をつくります。

電子部品メーカーでは、商社サイトが最大の外部言及の場です。型番、シリーズの用途、メーカーの製品ページへのリンクをそろえた製品データを、商社に提供します。AIは1つのサイトだけを見て判断しません。複数の情報源に同じ型番と同じ説明が出てくることが、推薦の根拠になります。

電子部品メーカーのAIO対策の費用相場

電子部品メーカーのAIO対策は、月額15万円から100万円程度が目安です。差を生むのは、企業規模と、型番数や商社連携を含めた対応範囲です。

企業規模別の予算の目安

企業規模月額の目安主な対応範囲
従業員10名以下15〜50万円基盤5ページの整備+主力シリーズのHTML化+実行代行
従業員50〜300名50〜100万円上記+全シリーズのスペック表統一+代替品対応表の運用+商社向け製品データの設計
大手・上場企業100万円以上型番データベースを含む全社横断の情報設計+多言語・大規模サイトの構造改善

単発で頼む場合は、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。まず主力シリーズだけを整えたい段階であれば、ここから始める方法もあります。

金額は、筆者が実際に見てきた見積もりの範囲です。会社や商流によって変わります。

見積もりは「記事の本数」ではなく「工程」で取る

「月4本で◯万円」という見積もりが出てきた場合は、スペックページのHTML化と、代替品対応表の整備が含まれているかを確認してください。

電子部品メーカーでは、一般的な技術コラムよりも、型番とスペックの書き起こしが先に効きます。本数だけの見積もりでは、この部分が抜けている可能性があります。

電子部品メーカーがAIO対策会社を選ぶ5つの基準

電子部品メーカーがAIO対策会社を選ぶときは、次の5つを順番に確認してください。上から重要な順です。

基準1. 自社の企業規模に合っているか

もっとも多い失敗は、大手向けの会社に中小の電子部品メーカーが依頼することです。

大手を主戦場にしている会社は、支援体制も進め方も、それに合わせて組まれています。月100万円規模を前提にした設計を月20万円に縮めても、同じ成果にはなりません。

候補企業の実績ページを見て、載っている会社の規模が自社と2桁違うなら、いったん保留にしてください。

基準2. 電子部品の事情を理解しようとするか

初回の打ち合わせで、主力シリーズの特徴と、どんな用途で採用されているかを説明してみてください。定格や規格の意味をすぐに理解できないのは当然です。

見るべきは、そこで質問を重ねてくるかどうかです。「商社経由と直販の比率は」「生産終了品の問い合わせはどのくらいありますか」と聞いてくる会社は、商流まで踏まえて設計しようとしています。わからないまま話を進める会社が作る記事は、一般論になります。

基準3. 戦略だけか、実行まで担当するか

「誰がページを直すのか」を契約前に確認してください。電子部品メーカーでは、製品情報を持っているのが技術営業や設計の担当者で、Webの更新は兼務であることが多くあります。型番の多いページ整備を提案書だけで渡されても、手が止まります。

基準4. 費用と対応範囲が明示されているか

初回の見積もりで「含まれるもの」と「含まれないもの」が書面で出るかを見てください。HTML化するのは何シリーズまでか、商社向けの製品データは含むか。口頭の説明だけで進めると、3か月後に認識がずれます。

基準5. その会社自身がAIに引用されているか

ChatGPTに「電子部品メーカーのAIO対策会社 おすすめ」と聞いてみてください。候補の会社が出てくるかを見ます。

AIO対策を提供している会社が、自社をAIに引用させられていないのであれば、施策の再現性を確認する理由になります。

効果が出るまでの期間と効果測定の方法

電子部品メーカーのAIO対策は、3か月で型番とスペックの土台が整い、6〜12か月で条件指定の質問の候補に入りはじめるのが目安です。

3か月・6か月・12か月で何が変わるか

期間起きること見るべき指標
3か月基盤5ページの整備が終わる。社名や型番での質問に、AIが正しいスペックで答えられるようになるAI回答への登場回数
6か月「〇〇対応の〇〇部品メーカー」「〇〇の代替品」系の質問で候補に入りはじめる指名検索数、サンプル依頼数
12か月商社サイトや技術メディアでの外部言及が積み上がり、複数のAIで安定して出るようになる商社経由を含めた引き合い数、採用件数

何を見れば効果がわかるか

電子部品メーカーの場合、次の3つを見てください。

  • AIの回答に自社が登場した回数(質問文を固定して、月1回同じ条件で確認する)
  • 社名や型番での指名検索の数
  • サンプル依頼や見積もり依頼のときに聞く「何で知ったか」の内訳

3つ目がもっとも確実です。商社経由の案件でも、商社の担当者に「お客様は何で型番を知ったか」を聞いてもらえば記録できます。

そもそもAIO対策とは?SEO・LLMOとの違い

AIO対策とは、ChatGPTやGoogle AI Overviewなどの生成AIの回答に、自社の情報が引用・推薦されるように整えることです。

用語指している内容
SEO検索エンジンの結果で上位に表示させる
AIOAIの回答に引用・推薦されるようにする
LLMOAIOとほぼ同義。大規模言語モデル側を主語にした言い方
GEOAIOとほぼ同義。生成エンジン側を主語にした言い方

会社によって使う言葉が違うだけで、やる作業に大きな差はありません。用語の違いで会社を選ぶ必要はありません。

なお、SEOとAIOは対立しません。AIは検索結果を参照して回答を組み立てています。検索で見つからない型番ページは、AIからも見つかりません。

電子部品メーカーのAIO対策に関するよくある質問

電子部品メーカーの経営者から実際によく聞かれる質問に、5つ答えます。

中小の電子部品メーカーでもAIO対策はできますか?

できます。むしろ従業員10名以下の電子部品メーカーのほうが、効果が出やすい面があります。

シリーズ数が絞られているため、スペックページのHTML化や代替品対応表の整備が早く終わるからです。特定の用途やサイズに強い部品であれば、その条件を文章で書き出すだけで、AIが候補として挙げる材料になります。3か月ほどで形になります。

注意したいのは依頼先の規模です。大手向けの会社に小さい予算で依頼すると、支援の密度が下がります。

データシートのPDFを載せているだけでは足りませんか?

PDFだけでは足りない場合が多いです。PDFの表は、どの型番のどの値なのかが崩れて読み取られることがあるからです。

PDFは残したまま、シリーズごとに型番、主な定格、サイズ、動作温度範囲、用途をHTMLの文と表で書き起こしてください。すべての型番でなくても、主力シリーズから始めれば十分です。AIが型番とスペックを正しく結びつけて答えられるようになります。

商社経由で販売しているのに、自社サイトを整える意味はありますか?

あります。AIの回答で型番やメーカー名が挙がらなければ、設計者が商社に指名で問い合わせることもないからです。

自社サイトで直接販売する必要はありません。最新のスペック、供給状況、取り扱い商社をメーカーのページに集めておけば、引き合いは商社にも流れます。商社にとっても、型番指定で来る問い合わせは受注につながりやすい案件です。

生産終了品の問い合わせにも、AIO対策は効きますか?

効く可能性が高い分野です。代替品を探す人は、型番を含む具体的な聞き方をするため、ページとの対応がつけやすいからです。

生産終了品のページを削除せず、推奨代替品と主なスペックの違いを表で並べてください。自社品だけでなく、他社の生産終了品に近い仕様を持つ部品があれば、その情報も新規顧客の入口になります。

カスタム品が中心で型番がないのですが、何を書けばいいですか?

型番の代わりに、「どこまでの条件なら作れるか」を数字で書いてください。

対応できる寸法の範囲、定格の範囲、最小ロット、試作から量産までの期間の目安、対応規格。この5つが書かれていれば、AIが「この条件のカスタム部品を作れる会社」として挙げる材料になります。過去の製作事例を、用途と仕様で書き添えるとさらに具体的になります。

まとめ:電子部品メーカーのAIO対策は「企業規模」で選ぶ

電子部品メーカーのAIO対策会社は、自社の企業規模と、型番数や商流に合わせて選ぶのが基本です。紹介した5社を、もう一度整理します。

  • エイチリンク株式会社:従業員10名以下の電子部品メーカー。実行まで任せたい会社に
  • 株式会社ジオコード:中小〜中堅。Web開発を含めてAI対応を相談したい会社に
  • 株式会社Mesut:中小〜中堅。予算を抑えて外部言及から始めたい会社に
  • StockSun株式会社:中堅〜大手。複数の事業部を横断して整えたい会社に
  • 株式会社LANY:中堅〜大手。型番ページの多い大規模サイトを持つ会社に

最初に確認してほしいのは、自社の規模と合っているかです。実力のある会社でも、規模が合わなければ成果は出ません。

従業員10名以下の電子部品メーカーであれば、実行まで一緒に動けるエイチリンク株式会社から相談するのが現実的です。

電子部品メーカーのWeb集客でお困りなら、エイチリンク株式会社へ

エイチリンク株式会社は、従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。

代表の本郷が7年間で100サイト以上を制作し、30社以上のSEO支援を担当してきました。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで弊社側で担当します。

支援実績の一例です。

  • SNS運用会社:支援5か月で問い合わせ0件から月7件へ。SEO経由で月100万円の案件を受注
  • イベント会社:サイト経由で月96件の問い合わせ、月商500万円を創出
  • 営業代行会社:新規サイトから月40件の問い合わせ。AI検索経由の問い合わせも増加
  • YouTube運用代行会社:支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)。ドメイン評価は0.4から42に。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。ChatGPT経由で獲得した1社からは、累計で税別約579万円を受注しました

初回のご相談は無料です。いまAIで自社がどう出ているかの調査結果をお持ちします。営業のご連絡はいたしません。

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著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。