「ケアマネさんや病院への挨拶回りは続けているのに、新しいご依頼がなかなか増えない」

訪問看護ステーションの管理者から、こうした声を聞くことが増えました。ケアマネジャーや病院の退院支援担当が、ChatGPTなどのAIに地域と条件を伝えて、依頼先の候補を調べはじめたためです。AIが返す数か所に名前がなければ、依頼の電話が来る前に候補から外れてしまいます。

結論から言うと、従業員10名以下の訪問看護ステーションならエイチリンク株式会社、中堅から大手ならStockSun株式会社かLANYが候補になります。紹介元に向けた情報設計や、今あるサイトの見直しから始めたい場合は、サクラサクマーケティング株式会社も検討に入ります。

この記事では、次の3つがわかります。

  • 訪問看護ステーションのAIO対策会社おすすめ5社と、それぞれの向き不向き
  • 紹介元・専門性・看護師採用の3つから考える、訪問看護ならではの対策の違い
  • 費用相場と、紹介と採用の両方につなげるために整えるページ

訪問看護ステーションのAIO対策会社おすすめ5社【比較表あり】

訪問看護ステーションのAIO対策を依頼できる会社を5社紹介します。自社の規模と、任せたい範囲で選んでください。

本記事の選定基準

次の4つを基準に選びました。

  • AIO対策(LLMO対策)またはSEOを、正式なサービスとして提供していること
  • 対応範囲が公式サイトで確認できること
  • 紹介元の専門職や求職者など、複数の相手に向けた情報設計に当てはめやすい支援内容であること
  • 戦略設計だけでなく、実行まで担当できること

なお、筆者はエイチリンク株式会社の代表です。自社を1番目に掲載しています。判断材料としてお読みください。掲載各社の情報は、2026年9月時点の公式サイトをもとにしています。

【比較表】訪問看護ステーションのAIO対策会社5社

会社名タイプ向いている企業規模対応範囲費用の目安
エイチリンク株式会社SEO・AIO実行支援従業員10名以下戦略設計/ページ修正/記事制作/実行代行月8万円〜(コンサルのみ)/月20万円〜(対策代行込み)
サクラサクマーケティング株式会社SEO・LLMOコンサル中小〜中堅SEOコンサル/LLMOコンサル/SEOセカンドオピニオン/記事制作代行要問い合わせ
株式会社MesutLLMO・AIO専業中小〜中堅AI引用の調査/掲載営業/相互リンク施策月10万円〜
StockSun株式会社総合コンサル中堅〜大手LLMO・AIOコンサル/SEO/Web広告/MEO/CRM要問い合わせ
株式会社LANYSEO・LLMOコンサル中堅〜大手SEO/LLMO/コンテンツ制作/マーケBPO要問い合わせ

1. エイチリンク株式会社

会社名/所在地:エイチリンク株式会社/東京都板橋区志村1-13-14

特徴:従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで自社側で担当します。管理者が訪問にも出てオンコールも持っているステーションでも、打ち合わせの負担を抑えて進められる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:AIでの言及状況の調査から始めます。紹介元向けの依頼ページ、専門分野ごとの対応ページ、24時間対応体制のページ、看護師の採用ページの整備まで担当します。AIが読み取れる構造への改修や、外部言及の設計も含みます。

費用目安:月8万円+税〜(コンサルのみ)/月20万円+税〜(コンサル+対策代行)/月40万円+税(強化版)

主な実績:7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO支援。YouTube運用代行会社では、支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)増えました。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。

こんな訪問看護ステーションにおすすめ:1拠点で運営していて、管理者がWebまで手を回せないステーション。精神科や小児など専門性があるのに、サイトには「ご利用の流れ」しか載っていないステーション。

公式サイト訪問看護ステーションのSEOコンサルティング|エイチリンク株式会社

2. サクラサクマーケティング株式会社

会社名/所在地:サクラサクマーケティング株式会社/東京都渋谷区渋谷3-1-9 YAZAWAビル3階

特徴:SEOコンサルティングと、AI検索に対応するLLMOコンサルティングを提供している会社です。「BtoBの成長を加速する」を掲げています。SEOセカンドオピニオンや、記事制作代行のサービスもあります。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOのコンサルティングが主軸です。今あるサイトの施策を第三者の立場で見直すSEOセカンドオピニオンや、記事制作の代行も依頼できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:支援サイトは2,000以上、取引実績は6,000社以上です。常時100社以上を支援する体制で、20年の実績があります。

こんな訪問看護ステーションにおすすめ:すでに制作会社にサイトを作ってもらっていて、現状の施策を第三者に見てほしいステーション。紹介元の専門職に向けた解説記事を、まとまった本数で用意したい法人。

公式サイトサクラサクマーケティング株式会社

3. 株式会社Mesut

会社名/所在地:株式会社Mesut/東京都新宿区(代表取締役:宇田晃平)

特徴:LLMO・AIO対策を専業とする会社です。月額10万円からのサービス「メントリAIO」を提供しています。相互リンクや掲載営業といった、外部からの言及を増やす施策を主軸にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AI引用状況の調査、掲載営業、相互リンク施策。導入前のサイト分析を無料で実施しています。

費用目安:月10万円〜

主な実績:代表の宇田氏はSEO検定1級とYMAA認証を保有しています。被リンク施策で20社以上を支援し、コスメメディアを18か月で月間350万PVに成長させました。

こんな訪問看護ステーションにおすすめ:自社サイトの情報はそろっていて、医療・介護関連のサイトなど外部での露出を増やしたいステーション。月10万円前後の予算から始めたいステーション。

公式サイト株式会社Mesut

4. StockSun株式会社

会社名/所在地:StockSun株式会社/東京都新宿区西新宿3-8-3(代表取締役:岩野圭佑)

特徴:Web集客コンサルティングを軸に、事業コンサルや定額制BPOまで手がける会社です。LLMO・AIOコンサルティングも提供しています。認定パートナー制度を持ち、案件ごとに専門家を組み合わせる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:LLMO・AIOコンサルティングに加え、SEO、Web広告運用、MEO、CRMまで横断して対応できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:電通総研、KADOKAWA、村田製作所、オープンハウスグループなど、大手企業の支援実績が公開されています。

こんな訪問看護ステーションにおすすめ:複数の拠点を運営する法人。拠点ごとの地図検索対策(MEO)や、看護師採用の広告まで横断して整えたい法人。

公式サイトStockSun株式会社

5. 株式会社LANY

会社名/所在地:株式会社LANY

特徴:SEOコンサルティングを主軸に、LLMOコンサルティング(LLMO・GEO・AIO・AEO)を提供しています。大規模サイトの運用実績が豊富です。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOを一体で設計します。コンテンツ制作、Web広告、SNS運用、マーケティングBPOまで対応しています。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:マネーフォワードの支援では、サイト全体で約600万PVの増加、記事制作1,200本以上、記事監修980本以上を担当しています。

こんな訪問看護ステーションにおすすめ:多拠点の拠点ページや、在宅療養の解説記事など、ページ数の多いサイトを抱える中堅から大手の法人。

公式サイト株式会社LANY

StockSun株式会社とLANYは、大手企業の大規模サイトで実績を積んだ会社です。支援体制もそれに合わせて組まれているため、予算規模の大きい企業に向いています。一方で従業員10名以下の訪問看護ステーションであれば、実行まで一緒に動けるエイチリンクのほうが合います。

訪問看護ステーションがいまAIO対策をすべき3つの理由

訪問看護ステーションは、紹介元の専門職が短い時間で依頼先を決める場面でAIが使われはじめており、AIO対策の効果が出やすい業種です。理由は3つあります。

理由1. 紹介元や家族がAIで訪問看護を探しはじめている

訪問看護の新規依頼は、これまでケアマネジャー、病院の退院支援担当、主治医からの紹介が中心でした。いまは紹介元の担当者が、心当たりのない条件の依頼を受けたときに、AIで候補を調べる動きが出ています。

「〇〇市で、精神科の訪問看護に対応しているステーション」「人工呼吸器をつけた子どもを訪問できる訪問看護」といった聞き方です。AIは条件に合いそうなステーションを3〜5か所返します。

数としては、まだ多くありません。弊社が支援しているYouTube運用代行会社では、生成AI経由の流入は全体の1.53%でした。ただし、有効リード48件のうち9件、つまり19%がAI経由です。流入の比率に対して、リードの比率が約12倍になっています。

エンゲージメント率も69.2%で、サイト全体の53.5%を上回りました。AI経由で訪れる人は、条件を整理したうえで来ていると考えられます。訪問看護でいえば、利用者の病状や必要な処置がわかったうえでの依頼の相談にあたります。

理由2. 競合がまだ手をつけていない

弊社がAhrefsで調べたところ、「訪問看護」は月35,000件、「訪問看護ステーション」は月14,000件、「精神科訪問看護」は月5,000件の検索があります(2026年9月時点)。

一方で、ステーション側の検索は小さい数字です。「訪問看護 営業」は月70件、「訪問看護 ホームページ制作」は月20件、「訪問看護 集客」は月10件でした。「訪問看護 AIO」は、検索データが取れないほど少ない状態です。

訪問看護そのものへの関心は高いのに、Webでの見つけられ方に手を打っているステーションはまだ少ないことがわかります。紹介元への営業は足で回る、という進め方がいまも中心です。近隣のステーションが動いていないいまのうちに整えるほど、後から追いつかれにくくなります。

理由3. 紹介元は「受けてもらえるか」を短い時間で確かめたい

退院が決まった患者の在宅療養を整えるとき、退院支援担当やケアマネジャーは、限られた日数でサービスを手配します。訪問看護もその1つです。

このとき紹介元が知りたいのは、ステーションの理念ではありません。「この処置に対応できるか」「この地域に行けるか」「いつから入れるか」です。1か所ずつ電話で確かめるのは、紹介元にとっても負担になります。

こうした条件が自社サイトに書かれていれば、紹介元は電話の前に候補を絞れます。AIも、条件つきの質問に対して自社を挙げやすくなります。挨拶回りで顔を知ってもらう営業と、条件を調べたときに見つかる情報は、両方あってはじめて依頼につながります。

訪問看護ステーションのAIO対策が一般的なSEOと違う3つの点

訪問看護ステーションのAIO対策は、「依頼の入口が紹介元の専門職」「専門分野ごとに探す人が変わる」「同じ情報を利用者と求職者の両方が読む」という3点で、一般的なSEOと設計が変わります。

1. 入口は紹介元で、「指示書」と「保険の区分」まで含めて受けられるかが問われる

一般的なSEOでは、サービスを使う人が自分で探して申し込みます。訪問看護は、そうなりにくいサービスです。利用には主治医が出す訪問看護指示書が必要で、ケアマネジャーのケアプランとの調整も入ります。

そのため、最初に自社を調べるのは、ケアマネジャー、退院支援担当、主治医のクリニックの職員といった専門職になりがちです。専門職は、専門職の言葉で条件を確かめます。「気管カニューレの管理」「ストーマケア」「医療保険での週4日以上の訪問」といった聞き方です。

もう1つ、訪問看護には独特の事情があります。利用者の状態や要介護認定の有無によって、介護保険と医療保険のどちらで訪問するかが変わることです。紹介元は、この区分を前提に依頼先を考えます。

AIO対策では、「どんな処置に対応するか」だけでなく、「指示書をどこに送ればよいか」「受け入れ可否の返事は何日以内か」まで書きます。一般の利用者向けの説明とは別に、紹介元の専門職が読む前提のページを用意する必要があります。

2. 専門分野ごとに、探す人と探す言葉がまったく変わる

訪問看護ステーションは、どこも同じサービスに見えがちです。実際には、得意とする分野で依頼の入口が大きく変わります。

  • 精神科訪問看護:本人や家族が自分で探すことも多く、精神科病院の相談員や相談支援専門員も探す
  • 小児訪問看護:医療的ケアが必要な子どもの親や、NICUなどの退院支援担当が探す
  • リハビリ中心の訪問:理学療法士などの在籍を条件に、ケアマネジャーが探す
  • がんの終末期や難病:主治医や病院の退院支援担当が、夜間の体制とあわせて探す

検索の数も分野で違います。「精神科訪問看護」は月5,000件ですが、「小児訪問看護」は月40件でした。小児は数が少ない分、対応するステーションを見つけにくい分野です。AIに聞かれたときに名前が挙がる価値は、数の大小だけでは測れません。

なお、精神科訪問看護を医療保険で行う場合は、一定の要件と届出が必要とされています。対応している場合は、その体制が整っていることを事実として書いておくと、紹介元が判断しやすくなります。一般的なSEOのように「訪問看護」の大きな言葉だけを狙うのではなく、分野ごとに独立したページを置くことが効きます。

3. 「24時間対応」は、利用者と求職者の両方が読む情報になる

多くの業種では、集客のページと採用のページは別の話です。訪問看護ステーションでは、この2つが同じ情報でつながります。24時間の連絡・訪問体制がその代表です。

利用者や紹介元にとって、24時間対応は安心の材料です。夜間に容体が変わったとき、電話がつながり、必要なら看護師が訪問できるかを確認します。「訪問看護 24時間対応」は月200件検索されています。

一方で、看護師の求職者にとっては、同じ体制が「オンコールの負担はどのくらいか」という判断材料になります。「訪問看護 求人」は月2,900件あり、採用も大きな目的です。

AIO対策では、この両方の読み手を意識して書きます。利用者向けには夜間の連絡から訪問までの流れを、求職者向けにはオンコールの当番の回し方や、夜間に呼ばれたときの手当の考え方を書きます。数字は実態に合わせ、たとえば「オンコールは月4〜5回が目安」のように幅を持たせて示す方法があります。

訪問看護ステーションのAIO対策で実際にやる5つの作業

訪問看護ステーションのAIO対策は、次の5つの工程に分かれ、どこまでを外部に任せるかで費用が変わります。

1. AIでの言及状況の棚卸し

ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewで、自社と近隣のステーションがどう扱われているかを調べます。

訪問看護ステーションの場合は、紹介元・利用者の家族・看護師の求職者の3つの立場で質問を分け、合計20〜30パターンを投げます。「〇〇市 精神科訪問看護 対応」「〇〇区 小児 訪問看護 人工呼吸器」「〇〇市 訪問看護 求人 オンコール少なめ」といった聞き方です。

あわせて、AIが自社をどう説明しているかも確認します。以前の訪問エリアや、いまは受けていない分野が載ったままになっていないかを見ます。近隣のステーションが引用されている情報源も、ここで見えてきます。

2. 基盤ページの整備

訪問看護ステーションで整えるべきは、次の5ページです。

  • 紹介元向けの依頼ページ(指示書の送付先、受け入れ可否の返事までの目安、初回訪問までの流れ)
  • 専門分野ごとの対応ページ(精神科・小児・リハビリ・終末期ケアごとの対応範囲と職員体制)
  • 対応できる医療処置と保険区分のページ(処置の一覧と、介護保険・医療保険それぞれでの訪問の考え方)
  • 24時間対応体制と緊急時の流れのページ(夜間の連絡先、訪問の判断、主治医との連携)
  • 看護師・療法士の採用ページ(オンコールの回数の目安、同行訪問の期間、1日の訪問件数の目安)

とくに紹介元向けの依頼ページは、ケアマネジャーや退院支援担当が真っ先に確認するページです。この5つが埋まっていない状態では、在宅療養のコラムを増やしても効果が出にくくなります。

3. AIが読み取れる構造への整備

「その人らしい在宅生活を支えます」「寄り添う看護」といった表現を、条件と事実で書き直します。

たとえば「当ステーションは〇〇市・△△市に訪問しています。看護師〇名、理学療法士〇名の体制で、精神科訪問看護と小児の訪問看護に対応しています」のように、1文で言い切ります。AIはこうした文を抜き出して回答に使います。

対応できる処置は、テキストの表にまとめます。行に処置名、列に「対応可」「要相談」を置く形です。「土日も訪問できるか」「指示書はどこに送ればよいか」といった紹介元からの質問は、質問と答えの形でまとめます。

4. 一次情報と権威性の担保

自社の体制を、数字で書きます。看護師・療法士の人数、専門分野の経験年数、訪問している利用者数、依頼から初回訪問までの日数といった数字です。

数字を載せる場合は、「2025年4月〜2026年3月の実績」のように集計期間を明記します。認定看護師などの資格を持つ職員がいる場合は、その分野とあわせて書きます。

ただし、看護の効果を約束するような表現は避けてください。利用者の変化を紹介する場合は、個人が特定されない形にし、「こうなります」ではなく「こうした支援をしています」という書き方にとどめます。

5. 外部からの言及の設計

紹介元が見る外部の場所として、介護サービス情報公表制度にもとづく公表情報、Googleビジネスプロフィール、地域の在宅医療・介護連携の窓口がまとめる資源マップや事業所一覧があります。これらの掲載情報を、自社サイトと同じ内容にそろえます。

訪問看護ステーションでは、連携している医療機関や居宅介護支援事業所のサイトで、連携先として名前が載ることもあります。地域の勉強会や事例検討会での発表も、専門分野の言及になります。

AIは、複数の情報源で内容が一致している事業所を、信頼できる候補として扱います。訪問エリアや対応分野を変えたときは、自社サイトと外部の掲載情報を同じ月に更新します。

訪問看護ステーションのAIO対策の費用相場

訪問看護ステーションのAIO対策は、月額15万円から100万円程度が目安で、差を生むのは拠点数と、採用ページまで含めるかどうかです。

企業規模別の予算の目安

企業規模月額の目安主な対応範囲
従業員10名以下15〜50万円基盤5ページの整備+専門分野ページの追加+実行代行
従業員50〜300名50〜100万円上記+拠点ごとの訪問エリア・体制ページの整備+採用ページの拡充+外部掲載情報の統一
大手・上場企業100万円以上多拠点を横断した情報設計+大規模サイトの構造改善

単発で頼む場合は、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。まず自社がAIにどう説明されているかを知りたい段階であれば、ここから始める方法もあります。

金額は、筆者が実際に見てきた見積もりの範囲です。会社や商流によって変わります。

見積もりに「紹介元向け」と「採用向け」の両方が入っているかを確認する

訪問看護ステーションのサイトは、利用者の家族、紹介元の専門職、看護師の求職者の3者が読みます。一般向けの記事だけを増やす見積もりでは、紹介と採用に効く部分が抜けます。

見積もりを比べるときは、紹介元向けの依頼ページと、オンコールや同行訪問の実態を書いた採用ページが範囲に入っているかを確認してください。

訪問看護ステーションのAIO対策は、看護師の採用にもつながるのか

採用にもつながる余地は大きいと考えています。求職者もAIに条件を伝えて職場を探しはじめており、働き方を具体的に書いたステーションほど候補に挙がりやすくなるためです。

訪問看護への転職を考える看護師は、病院勤務との違いに不安を持っていることが多くあります。AIには「訪問看護 未経験 同行 何か月」「オンコール 回数 少ない 訪問看護 〇〇市」のように聞きます。

求人サイトの掲載は、給与や休日の条件を並べる形式がほとんどです。そのため、次のような情報は自社サイトでしか伝えられません。

  • 入職後の同行訪問の期間と、ひとりで訪問するまでの流れ
  • オンコールの当番の回し方と、夜間に実際に呼ばれる頻度の目安
  • 1日の訪問件数の目安と、移動手段(自転車・車など)
  • 精神科や小児など、専門分野を学べる機会

こうした情報を書いておくと、AIは「未経験から訪問看護を始めやすいステーション」として自社を説明しやすくなります。求人サイトへの掲載をやめる必要はありません。求人サイトから自社の採用ページへつなぎ、内容をそろえてください。

訪問看護ステーションがAIO対策会社を選ぶ5つの基準

訪問看護ステーションがAIO対策会社を選ぶときは、次の5つを上から順番に確認してください。

基準1. 自社の企業規模に合っているか

もっとも多い失敗は、大手向けの会社に、看護師数名のステーションが依頼することです。

大手を主戦場にしている会社は、支援体制も進め方も、それに合わせて組まれています。月100万円規模を前提にした設計を月20万円に縮めても、同じ成果にはなりません。

候補企業の実績ページを見て、載っている会社の規模が自社と2桁違うなら、いったん保留にしてください。

基準2. 訪問看護ステーションの事情を理解しようとするか

初回の打ち合わせで、「新規の依頼はケアマネジャー、病院、主治医のどこから多いか」「採用で困っているか」を聞いてくるかを確認してください。

介護保険と医療保険の区分や、専門分野の話をしたときに、質問を重ねてくるかも見るべき点です。すべてを理解できないのは当然です。わからないまま一般論のページを作る会社では、紹介元の専門職に選ばれません。

基準3. 戦略だけか、実行まで担当するか

「誰がページを直すのか」を最初に確認してください。訪問看護ステーションでは、管理者が日中は訪問に出て、夜はオンコールを持っていることが多くあります。提案書だけを渡されても、ページの修正までは手が回りません。

基準4. 費用と対応範囲が明示されているか

初回の見積もりで「含まれるもの」と「含まれないもの」が書面で出るかを見てください。口頭の説明だけで進めると、3か月後に認識がずれます。職員へのインタビューや写真撮影、採用ページの制作が範囲に入るかも確認します。

基準5. その会社自身がAIに引用されているか

ChatGPTに「訪問看護ステーションのAIO対策会社 おすすめ」と聞いてみてください。候補の会社が出てくるかを見ます。

AIO対策を提供している会社が、自社をAIに引用させられていないのであれば、施策の再現性を確認する理由になります。

効果が出るまでの期間と効果測定の方法

訪問看護ステーションのAIO対策は、3か月で自社の説明が正しく整い、6〜12か月で地域名と専門分野を入れた質問に名前が挙がりはじめるのが目安です。

3か月・6か月・12か月で何が変わるか

期間起きること見るべき指標
3か月基盤5ページの整備と掲載情報の統一が終わる。事業所名を聞いたとき、AIが訪問エリアと専門分野を正しく答えられるようになるAI回答への登場回数、回答内容の正確さ
6か月「〇〇市 精神科訪問看護」「〇〇区 小児 訪問看護」系の質問で候補に入りはじめる指名検索数、依頼や応募のきっかけ
12か月専門分野のページと外部言及が積み上がり、複数のAIで地域の候補として安定して出るようになる新規依頼の件数、採用応募の件数

何を見れば効果がわかるか

訪問看護ステーションの場合、次の3つを見てください。

  • AIの回答に自社が登場した回数(紹介元・家族・求職者の質問を固定し、月1回同じ条件で確認する)
  • 事業所名での指名検索の数
  • 依頼や応募を受けたときに聞く「何で知ったか」の内訳

3つ目がもっとも確実です。依頼の電話では「ケアマネジャーの紹介」「病院からの紹介」「ご家族が調べた」「AIで調べた」のどれかを確認します。紹介の場合も、担当者がサイトを見たかを聞くと効果が見えやすくなります。採用面接でも、同じ質問を1つ加えてください。

そもそもAIO対策とは?SEO・LLMOとの違い

AIO対策とは、ChatGPTやGoogle AI Overviewなどの生成AIの回答に、自社の情報が引用・推薦されるように整えることです。

用語指している内容
SEO検索エンジンの結果で上位に表示させる
AIOAIの回答に引用・推薦されるようにする
LLMOAIOとほぼ同義。大規模言語モデル側を主語にした言い方
GEOAIOとほぼ同義。生成エンジン側を主語にした言い方

会社によって使う言葉が違うだけで、やる作業に大きな差はありません。用語の違いで会社を選ぶ必要はありません。

なお、SEOとAIOは対立しません。AIは検索結果を参照して回答を組み立てています。「〇〇市 訪問看護」で検索しても見つからないサイトは、AIからも見つかりにくくなります。

訪問看護ステーションのAIO対策に関するよくある質問

訪問看護ステーションの管理者や経営者からよく受ける質問を5つ取り上げます。

中小の訪問看護ステーションでもAIO対策はできますか?

できます。むしろ看護師数名の小規模なステーションのほうが、効果が出やすい面があります。

訪問できる地域が限られ、比べられる近隣のステーションの数も絞られるためです。紹介元向けの依頼ページ、専門分野、処置と保険区分、24時間対応、採用の5ページを整えるところから始めれば、3か月ほどで形になります。

注意したいのは依頼先の規模です。大手向けの会社に小さい予算で依頼すると、支援の密度が下がります。

精神科訪問看護に対応していることは、どう書けば紹介につながりますか?

「精神科にも対応」と一言で済ませず、独立したページを作って書いてください。「精神科訪問看護」は月5,000件検索されており、探している人の多い分野です。

ページには、対応している職員の体制、訪問できる地域、服薬の支援や生活リズムの相談など支援の中身を書きます。本人や家族が読むことも多いため、専門用語を減らした説明と、相談員など専門職向けの依頼方法を分けて置きます。

回復を約束するような表現は避け、「どんな支援をしているか」を事実で書くことが大切です。

小児の訪問看護に対応している場合、だれに向けて書けばいいですか?

子どもの親と、病院の退院支援担当の2者に向けて書いてください。

親は「人工呼吸器 子ども 訪問看護 〇〇市」のように、子どもの状態をそのまま言葉にして探します。退院支援担当は、対応できる医療的ケアの種類と、訪問を始められる時期を確認します。

「小児訪問看護」の検索は月40件と多くありません。そのぶん対応できるステーションを探すのに苦労している家族がいます。対応年齢、医療的ケアの種類、学校や療育との連携の有無を書いておくと、AIが条件に合う候補として挙げやすくなります。

オンコールの回数や夜間の体制を、サイトに書いても大丈夫ですか?

書くことをおすすめします。利用者には安心の材料になり、求職者には働き方を判断する材料になるためです。

正確な回数を約束する必要はありません。たとえば「オンコール当番は月4〜5回が目安」「夜間に訪問まで至るのは月に数回程度」のように、実態にもとづく幅で示します。

書かないままだと、求職者は「負担が大きいのでは」と考えて応募を見送ることがあります。体制を変えたときは、利用者向けと採用向けのページを同じ日に直してください。

ケアマネジャーへの営業回りは、AIO対策をすればやめてもいいですか?

やめる必要はありません。顔を合わせる営業と、条件を調べたときに見つかる情報は、役割が違います。

営業回りは、担当者に名前と人柄を覚えてもらう場です。一方で、実際に依頼先を決めるときには、担当者が条件を調べ直すことがあります。そのときサイトに依頼方法や対応範囲がそろっていれば、訪問で渡したチラシの内容を補えます。

チラシに自社サイトの依頼ページのURLやQRコードを載せ、2つをつなげて使うのが現実的です。

まとめ:訪問看護ステーションのAIO対策は「企業規模」で選ぶ

訪問看護ステーションのAIO対策会社は、実力の高さよりも先に、自社の規模と拠点数に合っているかで選ぶのが基本です。

  • エイチリンク株式会社:従業員10名以下の訪問看護ステーション。紹介元向けと採用向けのページ整備から実行まで任せたいステーションに
  • サクラサクマーケティング株式会社:中小〜中堅。今あるサイトの見直しや、記事制作をまとめて頼みたい法人に
  • 株式会社Mesut:中小〜中堅。予算を抑えて外部言及から始めたいステーションに
  • StockSun株式会社:中堅〜大手。多拠点のMEOや採用広告まで横断して整えたい法人に
  • 株式会社LANY:中堅〜大手。ページ数の多いサイトを持つ法人に

最初に確認してほしいのは、自社の規模と合っているかです。実力のある会社でも、規模が合わなければ成果は出ません。

従業員10名以下の訪問看護ステーションであれば、実行まで一緒に動けるエイチリンク株式会社から相談するのが現実的です。

訪問看護ステーションのWeb集客でお困りなら、エイチリンク株式会社へ

エイチリンク株式会社は、従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。

代表の本郷が7年間で100サイト以上を制作し、30社以上のSEO支援を担当してきました。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで弊社側で担当します。

支援実績の一例です。

  • SNS運用会社:支援5か月で問い合わせ0件から月7件へ。SEO経由で月100万円の案件を受注
  • イベント会社:サイト経由で月96件の問い合わせ、月商500万円を創出
  • 営業代行会社:新規サイトから月40件の問い合わせ。AI検索経由の問い合わせも増加
  • YouTube運用代行会社:支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)。ドメイン評価は0.4から42に。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。ChatGPT経由で獲得した1社からは、累計で税別約579万円を受注しました

初回のご相談は無料です。いまAIで自社がどう出ているかの調査結果をお持ちします。営業のご連絡はいたしません。

訪問看護ステーションのSEO・AIO対策について相談する

業種別のAIO対策・LLMO対策代行(エイチリンク株式会社)

エイチリンク株式会社では、業種ごとにAIO対策・LLMO対策代行のページを用意しています。自社の業種のページで、AIに推薦されるための進め方と費用をご確認ください。

士業・専門家

建設・不動産

医療・介護

人材・採用

IT・システム

製造業

物流・BPO

業種別AIO対策・LLMO対策代行の一覧を見る

著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。