「ChatGPTに『敏感肌でも使える無添加の石けん』と聞いたら、Amazonと楽天の商品しか出てこなかった」

ECサイト運営会社の経営者から、こうした相談が増えました。買い手が、商品選びの最初の相談相手にAIを使いはじめたためです。モールと広告で売上をつくってきた会社ほど、自社ECがAIの回答に出てこない状況に気づきにくくなっています。

結論から言うと、従業員10名以下のECサイト運営会社ならエイチリンク株式会社、広告やインフルエンサー施策も含めて任せたいなら株式会社PLAN-B、中堅から大手ならStockSun株式会社かLANYが候補になります。

この記事では、次の3つがわかります。

  • ECサイト運営会社のAIO対策会社おすすめ5社と、それぞれの向き不向き
  • ECサイト運営会社のAIO対策が、一般的なSEOと違う3つの点
  • 費用相場と、発注前に確認すること

ECサイト運営会社のAIO対策会社おすすめ5社【比較表あり】

ECサイト運営会社のAIO対策を依頼できる会社を5社紹介します。自社の規模と、任せたい範囲で選んでください。

本記事の選定基準

次の4つを基準に選びました。

  • Webマーケティングの支援実績が公開されていること
  • AIO対策(LLMO対策)、またはその土台となるSEOを正式なサービスとして提供していること
  • 対応範囲が公式サイトで確認できること
  • 戦略設計だけでなく、実行まで担当できること

なお、筆者はエイチリンク株式会社の代表です。自社を1番目に掲載しています。判断材料としてお読みください。掲載各社の情報は、2026年9月時点の公式サイトをもとにしています。

【比較表】ECサイト運営会社のAIO対策会社おすすめ5社

会社名タイプ向いている企業規模対応範囲費用の目安
エイチリンク株式会社SEO・AIO実行支援従業員10名以下戦略設計/サイト制作/記事制作/実行代行月7万円〜(コンサルのみ)/月22万円〜(対策代行込み)
株式会社PLAN-BSEO・広告を主軸とするデジタルマーケティング中堅〜大手SEO対策/インターネット広告/インフルエンサーマーケティング/Webサイト制作要問い合わせ
株式会社MesutLLMO・AIO専業中小〜中堅AI引用の調査/掲載営業/相互リンク施策月10万円〜
StockSun株式会社総合コンサル中堅〜大手Web集客全般/LLMO・AIOコンサル/BPO要問い合わせ
株式会社LANYSEO・LLMOコンサル中堅〜大手SEO/LLMO/コンテンツ制作/マーケBPO要問い合わせ

1. エイチリンク株式会社

会社名/所在地:エイチリンク株式会社/東京都板橋区志村1-13-14

特徴:従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで自社側で担当します。7年間で100サイト以上を制作してきた経験があり、サイトの構造から手を入れられます。

AIO対策で任せられる範囲:AIでの言及状況の調査、商品・カテゴリ・ブランド紹介ページの整備、AIが読み取れる構造への改修、記事制作、外部言及の設計まで。サイトのリニューアルが必要な場合は制作も担当します。

費用目安:月7万円+税〜(コンサルのみ)/月22万円+税〜(コンサル+対策代行)/月40万円+税(強化版)

主な実績:7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO支援。YouTube運用代行会社では、支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)、ドメイン評価は0.4から42へ上がりました。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。イベント会社ではサイト経由で月96件の問い合わせを獲得しました。

こんなECサイト運営会社におすすめ:従業員10名以下で、受注や発送の業務に手を取られ、サイトの改善まで手が回らない会社。モール依存から少しずつ自社ECの比率を上げたい会社。

公式サイトECサイトのSEOコンサルティング|エイチリンク株式会社

2. 株式会社PLAN-B

会社名/所在地:株式会社PLAN-B/大阪本社:大阪市西区新町1-28-3、東京本社:東京都品川区東五反田2-5-9

特徴:デジタルマーケティング事業とマーケティングDX事業を展開している会社です。SEO対策とインターネット広告を主軸に、インフルエンサーマーケティング、Webサイト制作まで対応しています。AIO対策の土台となる検索対策と、広告による集客をあわせて相談できます。

AIO対策で任せられる範囲:SEO対策、インターネット広告、インフルエンサーマーケティング、Webサイト制作。検索と広告とSNSでの露出を、まとめて設計したい場合に相談しやすい体制です。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:インフルエンサーマーケティングツール「Cast Me!」の累計導入社数が3,500社を突破しています。

こんなECサイト運営会社におすすめ:中堅から大手のECサイト運営会社。検索対策に加えて、広告やインフルエンサーによる露出まで1社に任せたい会社。

公式サイト株式会社PLAN-B

3. 株式会社Mesut

会社名/所在地:株式会社Mesut/東京都新宿区(代表取締役:宇田晃平)

特徴:LLMO・AIO対策を専業とする会社です。月額10万円からのAIO対策サービス「メントリAIO」を提供しています。相互リンクや掲載営業といった、外部からの言及を増やす施策を主軸にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AI引用状況の調査、掲載営業、相互リンク施策。導入前のサイト分析を無料で実施しています。

費用目安:月10万円〜

主な実績:代表の宇田氏はSEO検定1級とYMAA認証を保有。被リンク施策で20社以上を支援し、コスメメディアを18か月で月間350万PVに成長させています。

こんなECサイト運営会社におすすめ:予算を抑えて外部言及の獲得から始めたい会社。商品ページは整っていて、メディアでの紹介を増やしたい会社。

公式サイト株式会社Mesut

4. StockSun株式会社

会社名/所在地:StockSun株式会社/東京都新宿区西新宿3-8-3(代表取締役:岩野圭佑)

特徴:Web集客コンサルティングを軸に、事業コンサルや定額制BPOまで手がける会社です。LLMO・AIOコンサルティングも提供しています。認定パートナー制度を持ち、案件ごとに専門家を組み合わせる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:LLMO・AIOコンサルティングに加え、SEO、Web広告運用、MEO、CRMまで横断して対応できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:電通総研、KADOKAWA、村田製作所、オープンハウスグループなど、大手企業の支援実績が公開されています。

こんなECサイト運営会社におすすめ:中堅から大手のECサイト運営会社。集客からCRMによるリピート施策まで、横断して整えたい会社。

公式サイトStockSun株式会社

5. 株式会社LANY

会社名/所在地:株式会社LANY

特徴:SEOコンサルティングを主軸に、LLMOコンサルティング(LLMO・GEO・AIO・AEO)を提供しています。大規模サイトの運用実績が豊富です。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOを一体で設計します。コンテンツ制作、Web広告、SNS運用、マーケティングBPOまで対応しています。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:マネーフォワードの支援では、サイト全体で約600万PVの増加、記事制作1,200本以上、記事監修980本以上を担当しています。

こんなECサイト運営会社におすすめ:中堅から大手のECサイト運営会社。商品数が多く、カテゴリページや読み物ページまで含めて大規模なサイトを抱えている会社。

公式サイト株式会社LANY

ECサイト運営会社がいまAIO対策をすべき3つの理由

ECサイト運営会社は、AIO対策で取りこぼしを減らせる余地が大きい業種です。理由は3つあります。

理由1. 買い手がAIで商品を探しはじめている

これまで、ECの商品探しは検索とモール内の検索、SNSが中心でした。いまは買い手が、AIに条件を伝えて候補を絞る動きが出ています。

「3歳の子どもに贈る、日本製の木のおもちゃ。予算は5,000円くらい」といった聞き方です。この質問に対して、AIは条件に合う商品を3〜5点返します。

このとき自社の商品が載らなければ、比べる対象に入りません。商品ページを見てもらう前に候補から外れます。

数としては、まだ多くありません。弊社が支援している別業種の会社では、生成AI経由の流入は全体の1.53%でした。ただし、有効リード48件のうち9件、つまり19%がAI経由です。流入の比率に対して、リードの比率が約12倍になっています。エンゲージメント率も69.2%で、サイト全体の53.5%を上回りました。

ECでいえば、用途と予算が決まった状態で商品ページにたどり着く人が増える、ということです。

理由2. 競合がまだ手をつけていない

弊社がAhrefsで調べたところ、「ec seo対策」は月150件の検索があります(2026年9月時点)。自社ECの検索対策に関心を持つ事業者が一定数いることを示しています。

一方で「EC AIO対策」「EC LLMO対策」は、検索データが取れないほど少ない状態です。AIでの見え方まで手をつけている事業者は、まだほとんどいません。

AIは、複数の情報源で言及されている商品やブランドを候補に選びます。競合が動いていないいまのうちに言及を積むほど、後から追いつかれにくくなります。

理由3. 商品説明が画像の中にあり、AIに読み取られていない

ECの商品ページでは、特徴や使い方を縦長の画像にまとめて載せることが多くあります。見た目は伝わりやすい一方で、文字情報がほとんど残りません。

AIが引用するのは、素材、サイズ、対象、使い方が文章で書かれているページです。画像の中の説明文は、AIの回答の材料になりにくいのが実情です。

逆に言えば、すでに画像で作ってある説明を文章に起こすだけで、改善できる部分が多く残っています。

ECサイト運営会社のAIO対策が一般的なSEOと違う3つの点

ECサイト運営会社には、他業種と違う事情が3つあります。ここを理解していない会社に頼むと、成果が出ません。

1. 探される単位が「会社」ではなく「商品」になる

買い手は、ショップ名や運営会社名で探しません。用途、悩み、素材、価格帯といった「商品の条件」で探します。

「乾燥肌 冬 ボディクリーム 無香料」「一人暮らし 小さめ 電気圧力鍋」といった聞き方です。AIが返すのも、会社名ではなく商品名とブランド名です。

BtoBの業種では、会社概要やサービスページを整えることがAIO対策の中心になります。ECでは、対策の単位が1つひとつの商品ページとカテゴリページになります。

そのため、商品数が多い会社ほど、どの商品から手をつけるかの優先順位づけが成果を分けます。売上の上位商品や、新規の買い手が入口にしている商品から順に整える進め方が現実的です。

2. Amazon・楽天などのモールが、検索上位もAIの参照先も占める

商品名で検索すると、上位にはAmazonや楽天市場の商品ページが並びます。AIも、こうしたモールの商品ページやレビューを参照して回答を組み立てることがあります。

同じ商品を自社ECとモールの両方で売っている場合、自社ECのページは検索でもAIでも後ろに回りがちです。一般的なSEOの「自社サイトを上位に」という発想だけでは、ここを越えにくくなります。

ECのAIO対策では、まず「AIにどこを紹介してほしいか」を決めます。モールで買われても構わない商品と、自社ECで買ってほしい商品を分けて考えます。

そのうえで、自社ECを「一次情報の置き場所」として整えます。製法、原材料の産地、つくり手の考え、使い方の詳しい説明は、モールの商品ページには載せきれない情報です。ここでモールとの差をつくります。

あわせて、商品名や型番の表記を、自社ECとモールでそろえておきます。表記がばらばらだと、AIが同じ商品だと判断しにくくなります。

3. 価格や在庫が変動し、AIの情報が古くなりやすい

ECの価格は、セールや改定で頻繁に変わります。在庫切れや販売終了も日常的に起きます。

AIは、過去に読み取った情報をもとに答えることがあります。終わったセールの価格や、販売を終えた商品を紹介されると、買い手は自社ECに来ても買えません。これは、他業種にはないECならではの損失です。

対策は、変わる情報と変わらない情報を分けて書くことです。素材、サイズ、使い方といった変わらない情報は、文章でしっかり書きます。価格や在庫は、構造化データで機械が読める形にし、常に最新の状態に保ちます。

販売を終えた商品のページも、すぐに消さずに後継品への案内を置きます。ページを消すと、AIが参照していた情報の行き先がなくなるためです。

ECサイト運営会社のAIO対策で実際にやる5つの作業

AIO対策は、次の5つの工程に分かれます。どこを任せるかで費用が変わります。

1. AIでの言及状況の棚卸し

ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewで、自社の商品と競合の商品がどう扱われているかを調べます。

ECサイト運営会社の場合は、主力商品の用途や悩みを軸に20〜30パターンの質問を投げます。「〇〇向けの〇〇 おすすめ」「〇〇円以内で買える〇〇」といった聞き方です。

あわせて、AIが紹介している購入先が自社ECかモールか、価格や在庫の説明が正しいかも確認します。

2. 基盤ページの整備

ECサイト運営会社で整えるべきは、次の5ページです。

  • 主力商品の詳細ページ(用途・素材・サイズ・対象を文章で)
  • カテゴリページ(選び方と、商品ごとの違いを説明する導入文つき)
  • ブランド・つくり手の紹介ページ(製法・原材料の産地・品質管理)
  • 配送・返品・保証のページ(送料・到着までの日数・返品の条件)
  • 商品についてのよくある質問ページ(サイズ感・使い方・併用の可否)

この5つが埋まっていない状態では、読み物記事を増やしても、購入にはつながりにくくなります。

3. AIが読み取れる構造への整備

画像にまとめた商品説明を、文章と表の組み合わせに直します。

「このクリームは無香料で、顔と体の両方に使えます。内容量は200gで、1日2回の使用で約1か月分です」のように、1文で言い切る書き方をします。AIはこうした文を抜き出します。

価格、在庫、レビュー評価は、構造化データで記述します。商品ページごとに正しく入っているかを確認し、セールのたびに古い値が残らない運用にします。

4. 一次情報と権威性の担保

自社でしか出せない情報を、数字を入れて書きます。「発売から3年で累計◯万個」「原料の産地は◯◯県の契約農家」「購入者の◯割がリピート」といった形です。

モールの商品ページや他社のまとめ記事と同じ説明では、AIが自社ECを引用する理由がありません。つくり手や検品の担当者の名前と経歴を載せることも、信頼の材料になります。

5. 外部からの言及の設計

雑誌やWebメディアでの商品紹介、SNSでの使用レビュー、ギフト特集への掲載など、自社以外の場所で商品が言及される状態をつくります。

ECでは、第三者の使用レビューがAIの推薦理由として扱われやすくなります。AIは1つのサイトだけを見て判断しません。複数の情報源に同じ商品が出てくることが、推薦の根拠になります。

ECサイト運営会社のAIO対策の費用相場

ECサイト運営会社のAIO対策は、月額15万円から100万円程度が目安です。差を生むのは、企業規模と対応範囲です。

企業規模別の予算の目安

企業規模月額の目安主な対応範囲
従業員10名以下15〜50万円基盤5ページの整備+主力商品ページの改修+実行代行
従業員50〜300名50〜100万円上記+カテゴリ全体の整備+外部言及の設計
大手・上場企業100万円以上数千点規模の商品データ設計+大規模サイトの構造改善

単発で頼む場合は、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。まず自社の状況を知りたい段階であれば、ここから始める方法もあります。

金額は、筆者が実際に見てきた見積もりの範囲です。会社や商流によって変わります。

見積もりでは「何点分の商品ページ」を直すのかを見る

「月4本で◯万円」という記事制作の見積もりが出てきた場合は、商品ページの改修が含まれているかを確認してください。

ECでは、読み物記事よりも商品ページとカテゴリページの整備が先に効きます。含まれている場合も、何点分の商品ページを、どこまで書き直すのかを数字で確認しておきます。

ECのAIO対策は、モールへの出店だけで足りるのか

足りません。モールは売り場として欠かせませんが、ブランドの一次情報を置く場所としては制約が大きいためです。

モールの商品ページは、載せられる項目や見せ方がモールの形式で決まっています。製法やつくり手の考えを、自由な形で書ききることは難しくなります。

また、モールの中では、同じ条件の商品と横並びで比べられます。AIが「なぜこの商品なのか」を説明する材料は、モールのページだけでは集まりにくくなります。

次の2点を確認してください。

  • モールに書ききれない商品やブランドの情報が、自社ECにあるか
  • 自社ECとモールで、商品名・型番・仕様の表記がそろっているか

モールは「買われる場所」、自社ECは「選ばれる理由を置く場所」と分けて考えるのが現実的です。

ECサイト運営会社がAIO対策会社を選ぶ5つの基準

次の5つを順番に確認してください。上から重要な順です。

基準1. 自社の企業規模に合っているか

もっとも多い失敗は、大手向けの会社に中小のECサイト運営会社が依頼することです。

大手を主戦場にしている会社は、支援体制も進め方も、それに合わせて組まれています。月100万円規模を前提にした設計を月20万円に縮めても、同じ成果にはなりません。

候補企業の実績ページを見て、載っている会社の規模が自社と2桁違うなら、いったん保留にしてください。

基準2. モールと自社ECの両方の事情を理解しようとするか

初回の打ち合わせで、モールと自社ECの売上の比率と、それぞれで売りたい商品を話してみてください。見るべきは、そこで質問を重ねてくるかどうかです。

自社ECだけを見て提案する会社だと、モールとの食い違いが残ります。AIに正しく紹介してもらうには、両方をまとめて見る視点が必要です。

基準3. 戦略だけか、実行まで担当するか

「誰が商品ページを書き直すのか」を最初に確認してください。ECでは受注や発送、在庫の管理に人手が取られやすく、提案書だけを渡されても手が止まります。

基準4. 費用と対応範囲が明示されているか

初回の見積もりで「含まれるもの」と「含まれないもの」が書面で出るかを見てください。商品ページの改修点数、構造化データの実装、商品写真の撮影が、どちらの負担かも決めておきます。口頭の説明だけで進めると、3か月後に認識がずれます。

基準5. その会社自身がAIに引用されているか

ChatGPTに「ECサイト運営会社のAIO対策会社 おすすめ」と聞いてみてください。候補の会社が出てくるかを見ます。

AIO対策を提供している会社が、自社をAIに引用させられていないのであれば、施策の再現性を確認する理由になります。

効果が出るまでの期間と効果測定の方法

ECサイト運営会社のAIO対策は、6か月で候補に入りはじめ、12か月で安定するのが目安です。

3か月・6か月・12か月で何が変わるか

期間起きること見るべき指標
3か月基盤5ページと主力商品ページの整備が終わる。ブランド名での質問に、AIが商品の特徴を答えられるようになるAI回答への登場回数、価格・在庫の説明の正確さ
6か月「〇〇向けの〇〇 おすすめ」系の質問で候補に入りはじめるブランド名の指名検索数、購入のきっかけ
12か月外部の紹介やレビューが積み上がり、複数のAIで安定して出るようになる自社ECの新規購入数、売上

何を見れば効果がわかるか

ECサイト運営会社の場合、次の3つを見てください。

  • AIの回答に自社の商品が登場した回数(質問文を固定して、月1回同じ条件で確認する)
  • ブランド名やショップ名での指名検索の数
  • 購入時のアンケートで聞く「何で知ったか」の内訳

3つ目がもっとも確実です。購入完了画面のアンケートに「AI(ChatGPTなど)」の選択肢を1つ足すだけで記録できます。

そもそもAIO対策とは?SEO・LLMOとの違い

AIO対策とは、ChatGPTやGoogle AI Overviewなどの生成AIの回答に、自社の情報が引用・推薦されるように整えることです。

用語指している内容
SEO検索エンジンの結果で上位に表示させる
AIOAIの回答に引用・推薦されるようにする
LLMOAIOとほぼ同義。大規模言語モデル側を主語にした言い方
GEOAIOとほぼ同義。生成エンジン側を主語にした言い方

会社によって使う言葉が違うだけで、やる作業に大きな差はありません。用語の違いで会社を選ぶ必要はありません。

なお、SEOとAIOは対立しません。AIは検索結果を参照して回答を組み立てています。検索で見つからないサイトは、AIからも見つかりません。

ECサイト運営会社のAIO対策に関するよくある質問

よくある質問を5つ取り上げます。

中小のECサイト運営会社でもAIO対策はできますか?

できます。むしろ従業員10名以下のECサイト運営会社のほうが、効果が出やすい面があります。

扱う商品やブランドの軸がはっきりしているほど、AIが「この条件ならこの商品」と結びつけやすくなるからです。主力商品のページと、ブランド紹介、配送・返品のページから整えれば、3か月ほどで形になります。

注意したいのは依頼先の規模です。大手向けの会社に小さい予算で依頼すると、支援の密度が下がります。

Amazonや楽天にも出店していますが、自社ECでAIO対策をする意味はありますか?

あります。モールの商品ページには、製法やつくり手の考えなど、ブランドを選ぶ理由を書ききれないためです。

自社ECにこうした一次情報を置いておくと、AIが商品を推薦するときの裏づけになります。紹介された購入先がモールであっても、ブランドとして選ばれる回数は増えます。そのうえで、自社ECで買ってほしい商品は、自社EC限定の情報やセットを用意して差をつけます。

商品が数千点ありますが、すべてのページを直す必要がありますか?

すべてを一度に直す必要はありません。売上の上位商品と、新規の買い手が入口にしている商品から順に整えます。

あわせて、カテゴリページに選び方の説明を加えます。カテゴリページは1ページで多くの商品をまとめて説明できるため、少ない工数で効果を広げられます。残りの商品は、商品データの項目をそろえる形で、テンプレートを使って整えていきます。

セールや価格改定が多いのですが、AIに古い価格を出されませんか?

出される可能性はあります。そのため、価格を本文の文章に書き込まず、構造化データで記述して最新に保つ運用をおすすめします。

セールの告知は、期間を明記した専用のページに分けます。終了後は「終了しました」と書き、通常の商品ページへ案内します。販売を終えた商品も、ページを消さずに後継品を案内すると、古い情報のまま買い手を迷わせることを減らせます。

効果が出るまでどのくらいかかりますか?

3か月でブランド名での質問にAIが商品の特徴を答えられるようになり、6か月で「〇〇向けの〇〇 おすすめ」系の質問の候補に入りはじめるのが、ひとつの目安です。

ただしサイトの状態によって変わります。商品説明が画像だけになっているサイトほど、文章化の効果が早く出る傾向があります。

まとめ:ECサイト運営会社のAIO対策は「企業規模」で選ぶ

ECサイト運営会社のAIO対策会社は、自社の企業規模に合うかどうかで選ぶのがもっとも確実です。紹介した5社を、もう一度整理します。

  • エイチリンク株式会社:従業員10名以下のECサイト運営会社。実行まで任せたい会社に
  • 株式会社PLAN-B:中堅〜大手。検索対策と広告、インフルエンサー施策をまとめて任せたい会社に
  • 株式会社Mesut:中小〜中堅。予算を抑えて外部言及から始めたい会社に
  • StockSun株式会社:中堅〜大手。集客からリピート施策まで横断して整えたい会社に
  • 株式会社LANY:中堅〜大手。商品数とページ数の多いサイトを持つ会社に

StockSun株式会社とLANYは、大手企業の大規模サイトで実績を積んだ会社です。支援体制もそれに合わせて組まれているため、予算規模の大きい企業に向いています。

最初に確認してほしいのは、自社の規模と合っているかです。実力のある会社でも、規模が合わなければ成果は出ません。

従業員10名以下のECサイト運営会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンク株式会社から相談するのが現実的です。

ECサイト運営会社のWeb集客でお困りなら、エイチリンク株式会社へ

エイチリンク株式会社は、従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。

代表の本郷が7年間で100サイト以上を制作し、30社以上のSEO支援を担当してきました。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで弊社側で担当します。

支援実績の一例です。

  • SNS運用会社:支援5か月で問い合わせ0件から月7件へ。SEO経由で月100万円の案件を受注
  • イベント会社:サイト経由で月96件の問い合わせ、月商500万円を創出
  • 営業代行会社:新規サイトから月40件の問い合わせ。AI検索経由の問い合わせも増加
  • YouTube運用代行会社:支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)。ドメイン評価は0.4から42に。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。ChatGPT経由で獲得した1社からは、累計で税別約579万円を受注しました

初回のご相談は無料です。いまAIで自社がどう出ているかの調査結果をお持ちします。営業のご連絡はいたしません。

ECサイトのSEO・AIO対策について相談する

ECサイト運営会社に近い業種のAIO対策会社おすすめ記事

ECサイト運営会社の中でも、業種によってAIに聞かれる質問や、比較される会社は変わります。自社に近い業種の記事もあわせてご覧ください。

業種を問わない選び方は、AIO対策会社の選び方7つの基準|費用相場と悪質業者の見分け方で解説しています。

業種別のAIO対策・LLMO対策代行(エイチリンク株式会社)

エイチリンク株式会社では、業種ごとにAIO対策・LLMO対策代行のページを用意しています。自社の業種のページで、AIに推薦されるための進め方と費用をご確認ください。

士業・専門家

建設・不動産

医療・介護

人材・採用

IT・システム

製造業

物流・BPO

業種別AIO対策・LLMO対策代行の一覧を見る

著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。