「リハビリの設備も理学療法士もそろえたのに、患者さんには整骨院と同じ並びで比べられている」

整形外科クリニックの院長から、こうした声を聞くことが増えました。患者やその家族が、腰痛や膝の痛みといった症状をAIに伝え、「どこに行けばいいか」を先に聞くようになったためです。AIが挙げる数件に入らなければ、整骨院・接骨院との比較の段階で候補から外れます。

結論から言うと、従業員10名以下の整形外科クリニックならエイチリンク株式会社、AI最適化とWeb開発をまとめて相談したいなら株式会社ジオコード、中堅から大手ならStockSun株式会社かLANYが候補になります。

この記事では、次の3つがわかります。

  • 整形外科クリニックのAIO対策会社おすすめ5社と、それぞれの向き不向き
  • 症状名で探され、整骨院・接骨院と比べられる整形外科ならではの対策の違い
  • 費用相場と、リハビリ通院につなげるために整えるページ

整形外科クリニックのAIO対策会社おすすめ5社【比較表あり】

整形外科クリニックのAIO対策を依頼できる会社を5社紹介します。院の規模と、任せたい範囲で選んでください。

本記事の選定基準

次の4つを基準に選びました。

  • 支援実績が、数字または社名で公開されていること
  • AIO対策(LLMO対策)か、その土台となるSEOを正式なサービスとして提供していること
  • 対応範囲が公式サイトで確認できること
  • 戦略設計だけでなく、実行まで相談できること

なお、筆者はエイチリンク株式会社の代表です。自社を1番目に掲載しています。判断材料としてお読みください。掲載各社の情報は、2026年9月時点の公式サイトをもとにしています。

【比較表】整形外科クリニックのAIO対策会社5社

会社名タイプ向いている企業規模対応範囲費用の目安
エイチリンク株式会社SEO・AIO実行支援従業員10名以下戦略設計/ページ修正/記事制作/実行代行月8万円〜(コンサルのみ)/月20万円〜(対策代行込み)
株式会社ジオコードAI最適化・SEO・Web開発中小〜中堅AIO・LLMO/SEO/Web開発/ChatGPT広告の運用支援要問い合わせ
株式会社MesutLLMO・AIO専業中小〜中堅AI引用の調査/掲載営業/相互リンク施策月10万円〜
StockSun株式会社総合コンサル中堅〜大手LLMO・AIOコンサル/SEO/Web広告/MEO/CRM要問い合わせ
株式会社LANYSEO・LLMOコンサル中堅〜大手SEO/LLMO/コンテンツ制作/マーケBPO要問い合わせ

1. エイチリンク株式会社

会社名/所在地:エイチリンク株式会社/東京都板橋区志村1-13-14

特徴:従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで自社側で担当します。午前も午後も外来とリハビリで埋まる院でも進められるよう、原稿づくりは弊社側で引き受けます。

AIO対策で任せられる範囲:AIでの言及状況の調査から始めます。症状・部位別のページやリハビリテーションのページの整備、AIが読み取れる構造への改修、症状の解説記事の制作、外部言及の設計まで担当します。

費用目安:月8万円+税〜(コンサルのみ)/月20万円+税〜(コンサル+対策代行)/月40万円+税(強化版)

主な実績:7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO支援。YouTube運用代行会社では、支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)増えました。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。

こんな整形外科クリニックにおすすめ:従業員10名以下で、院長や事務長がWebも兼務している院。リハビリ室の写真は載っていても、理学療法士の人数や通院の目安が書かれていない院。

公式サイトクリニックのSEOコンサルティング|エイチリンク株式会社

2. 株式会社ジオコード

会社名/所在地:株式会社ジオコード/東京都新宿(ミライナタワー10階)、関西支社あり(代表取締役:原口大輔)

特徴:AI最適化、SEO、Web開発の事業を展開している会社です。「AIO・LLMOなどAI最適化も徹底支援」と明示しています。営業支援ツール「ネクストSFA」を提供し、ChatGPT広告の出稿・運用支援も行っています。

AIO対策で任せられる範囲:AIO・LLMOを含むAI最適化と、SEO、Web開発をまとめて相談できます。サイトの作り直しと、AI検索への対応を同じ会社で進める形が取れます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:Google Premier Partner Award 2023を受賞しています。

こんな整形外科クリニックにおすすめ:Web予約やリハビリの予約枠表示など、サイトの仕組みから見直したい院。関西圏も含めて、AI最適化とWeb開発を一緒に相談したい院。

公式サイト株式会社ジオコード

3. 株式会社Mesut

会社名/所在地:株式会社Mesut/東京都新宿区(代表取締役:宇田晃平)

特徴:LLMO・AIO対策を専業とする会社です。月額10万円からのサービス「メントリAIO」を提供しています。相互リンクや掲載営業といった、外部からの言及を増やす施策を主軸にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AI引用状況の調査、掲載営業、相互リンク施策。導入前のサイト分析を無料で実施しています。

費用目安:月10万円〜

主な実績:代表の宇田氏はSEO検定1級とYMAA認証を保有しています。被リンク施策で20社以上を支援し、コスメメディアを18か月で月間350万PVに成長させました。

こんな整形外科クリニックにおすすめ:症状やリハビリのページはすでに整っていて、外部での言及を増やしたい院。予算を月10万円前後から始めたい院。

公式サイト株式会社Mesut

4. StockSun株式会社

会社名/所在地:StockSun株式会社/東京都新宿区西新宿3-8-3(代表取締役:岩野圭佑)

特徴:Web集客コンサルティングを軸に、事業コンサルや定額制BPOまで手がける会社です。LLMO・AIOコンサルティングも提供しています。認定パートナー制度を持ち、案件ごとに専門家を組み合わせる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:LLMO・AIOコンサルティングに加え、SEO、Web広告運用、MEO、CRMまで横断して対応できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:電通総研、KADOKAWA、村田製作所、オープンハウスグループなど、大手企業の支援実績が公開されています。

こんな整形外科クリニックにおすすめ:複数の院やリハビリ施設を展開する中堅から大手の医療法人。地図検索や広告、患者管理まで含めて整えたい法人。

公式サイトStockSun株式会社

5. 株式会社LANY

会社名/所在地:株式会社LANY

特徴:SEOコンサルティングを主軸に、LLMOコンサルティング(LLMO・GEO・AIO・AEO)を提供しています。大規模サイトの運用実績が豊富です。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOを一体で設計します。コンテンツ制作、Web広告、SNS運用、マーケティングBPOまで対応しています。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:マネーフォワードの支援では、サイト全体で約600万PVの増加、記事制作1,200本以上、記事監修980本以上を担当しています。

こんな整形外科クリニックにおすすめ:部位や疾患ごとに数百ページ規模の解説を持ち、医師の監修体制ごと運用したい中堅から大手の法人。

公式サイト株式会社LANY

StockSun株式会社とLANYは、大手企業の大規模サイトで実績を積んだ会社です。支援体制もそれに合わせて組まれているため、予算規模の大きい医療法人に向いています。一方で従業員10名以下の整形外科クリニックであれば、実行まで一緒に動けるエイチリンクのほうが合います。

整形外科クリニックがいまAIO対策をすべき3つの理由

整形外科クリニックは、患者が「病院か、整骨院か」をAIに聞いてから動きやすい業種です。理由は3つあります。

理由1. 患者と家族がAIで受診先を探しはじめている

整形外科の新患は、これまで通常の検索、地図検索、家族や知人の紹介から来るのが中心でした。いまは、痛む部位ときっかけをAIに伝えて受診先を絞る動きが出ています。

「階段を下りると膝の内側が痛い。〇〇駅の近くでリハビリもできる整形外科は?」「母が転んで手首を痛めた。土曜に診てもらえるところは?」といった聞き方です。AIは受診の目安と、候補の医療機関をあわせて返します。

数としては、まだ多くありません。弊社が支援している別業種の会社では、生成AI経由の流入は全体の1.53%でした。ただし、有効リード48件のうち9件、つまり19%がAI経由です。流入の比率に対して、リードの比率が約12倍になっています。エンゲージメント率も69.2%で、サイト全体の53.5%を上回りました。

AI経由でたどり着く人は、症状と通える条件を整理したうえで来ます。整形外科でいえば、「リハビリに週何回通えるか」まで考えた状態の受診です。

理由2. 競合がまだ手をつけていない

弊社がAhrefsで調べたところ、「整形外科」は月52,000件の検索があります(2026年9月時点)。「腰痛」は月29,000件、「膝の痛み」は月28,000件、「骨折」は月21,000件です。「ぎっくり腰」は月71,000件でした。

症状名での検索がとても多い一方で、「整形外科 集客」は月60件、「整形外科 seo」は月10件です。「整形外科 AIO」「整形外科 LLMO」は、検索データが取れないほど少ない状態でした。

AIは、複数の情報源で言及されている医療機関を候補に選びます。近隣の整形外科が動いていないいまのうちに情報を整えるほど、後から追いつかれにくくなります。

理由3. 整骨院・接骨院との違いを、患者が自分で調べている

「整形外科 整骨院 違い」は月800件、「整骨院」は月11,000件、「接骨院」は月7,100件の検索があります(Ahrefs、2026年9月時点)。

患者は、腰や膝が痛いときに「どちらに行けばいいか」で迷っています。AIはこの質問に、それぞれの役割を説明したうえで答えます。

このとき、整形外科側のサイトに「医師が診察し、画像検査で原因を確認する」「リハビリは理学療法士が担当する」といった説明がないと、AIは院の特徴を伝えられません。違いを事実として書いておくことが、そのまま候補に入る材料になります。

整形外科クリニックのAIO対策が一般的なSEOと違う3つの点

整形外科クリニックのAIO対策は、「症状名から探され、隣接する業態と比べられ、長く通う前提で選ばれる」ことを前提に組み立てます。一般的なSEOと違う点は3つあります。

1. 症状名で探され、整骨院・接骨院と同じ質問の中で比べられる

整形外科を探す患者の多くは、「整形外科」という言葉から探しはじめません。「腰痛」「膝の痛み」「ぎっくり腰」「肩が上がらない」といった症状から探します。

そしてAIへの質問では、整形外科と整骨院・接骨院が同じ答えの中に並びます。一般的なSEOでは、競合は同じ業種のサイトでした。整形外科では、業態の違う施設と同じ土俵で比べられる点が大きく違います。

整形外科と整骨院・接骨院では、担う役割が異なります。整形外科では医師が診察し、レントゲンなどの画像検査をもとに診断します。整骨院・接骨院では、国家資格を持つ柔道整復師が施術を行います。

AIO対策では、この違いを他の施設を下げる形ではなく、自院で「何ができるか」の事実として書きます。「医師が診察し、必要に応じてMRI検査を行う」「骨折が疑われる場合はレントゲンで確認する」といった書き方です。症状ページごとに「どんなときに整形外科の受診を考えるか」を添えると、迷っている患者の質問に使われやすくなります。

ただし、「この症状は当院で改善を保証します」のような、効果を約束する表現は使いません。症状の一般的な説明と、当院での診療の流れを事実として書くにとどめます。

2. リハビリは「通い続ける場所」として選ばれ、設備と人員が問われる

整形外科の受診は、1回で終わらないことが少なくありません。診察のあとに運動器リハビリテーションが続き、数週間から数か月通う患者もいます。

そのため患者は、診察のうまさだけでなく「通い続けられるか」で院を選びます。AIへの質問も「〇〇市 整形外科 リハビリ 理学療法士」「膝 リハビリ 仕事帰りに通える」のように、リハビリの条件が入ります。「整形外科 リハビリ」だけでも月600件の検索があります(Ahrefs、2026年9月時点)。

一般的なSEOでは、サービスの内容を説明すれば足りることが多いです。整形外科では、リハビリの「体制」を数字で書くことが効きます。理学療法士の人数、リハビリ室の広さや機器、1回あたりの時間、予約制か受付順か、平日夜や土曜の枠の有無です。

医療広告ガイドラインでは、医療従事者の人員配置なども、広告できる事項として扱われています。体験談や効果の数字は使えませんが、体制の数字は書ける。この違いを押さえておくと、書ける情報の幅が広がります。

なお、保険で行う運動器リハビリテーションには、施設基準の区分や、算定できる期間の目安があります。院の体制によって扱いが変わるため、ページに書く前に自院の届出内容を確認してください。

3. 高齢の患者は家族が代わりに調べ、スポーツをする患者は競技名で探す

整形外科の患者層は、大きく2つに分かれます。膝や腰の痛み、骨粗しょう症、転倒によるけがで通う高齢の患者と、部活動や趣味のスポーツでけがをした若い世代です。この2つは、探し方がまったく違います。

高齢の患者の場合、本人ではなく子どもや配偶者がAIに聞くことがよくあります。「80代の父が通いやすい整形外科 〇〇市 送迎」のような聞き方です。知りたいのは、駐車場から受付までの段差、車いすでの移動、リハビリの待ち時間、付き添いの要否といった通院の負担です。

スポーツでけがをした患者は、「野球肘 〇〇市」「サッカー 膝 半月板 相談できる整形外科」のように、競技名とけがの名前で探します。「スポーツ整形」は月700件の検索があります(Ahrefs、2026年9月時点)。

一般的なSEOでは、1つの顧客像に向けてページを作ることが多いです。整形外科では、「家族向けの通院情報」と「競技者向けの相談内容」を別々のページに分けて書く必要があります。スポーツ整形のページでも、「〇週間で復帰できます」のような保証は避け、診療の流れと相談できる内容を書きます。

整形外科クリニックのAIO対策で実際にやる5つの作業

整形外科クリニックのAIO対策は、次の5つの工程に分かれます。どこまでを外に任せるかで費用が変わります。

1. AIでの言及状況の棚卸し

ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewで、自院と近隣の整形外科、整骨院・接骨院がどう扱われているかを調べます。

整形外科の場合は、主な症状、部位、患者層、地域を軸に20〜30パターンの質問を投げます。「〇〇駅 腰痛 整形外科 リハビリ」「〇〇市 高齢者 通いやすい 整形外科」「〇〇区 スポーツ整形 膝」といった聞き方です。

あわせて、AIが自院の検査機器やリハビリの体制をどう説明しているかも確認します。導入したMRIが回答に出ていない、リハビリの受付時間が古い、といったずれがここで見えてきます。

2. 基盤ページの整備

整形外科クリニックで整えるべきは、次の5ページです。

  • 症状・部位別のページ(腰痛・膝の痛み・肩の痛み・骨折など。受診を考える目安と、当院で行う検査・診療の流れを記載)
  • リハビリテーションのページ(運動器リハビリの内容、理学療法士の人数、機器、1回の時間、予約方法と受付時間)
  • 検査・設備のページ(レントゲン、MRI、骨密度測定、超音波検査など、院内でできる検査と結果が出るまでの日数)
  • スポーツ整形のページ(相談できるけがと競技、担当医、部活動の予定に合わせた通院の相談可否)
  • 初めての方とご家族向けのページ(整骨院・接骨院との役割の違い、紹介状の要否、駐車場・段差・車いす対応など通院の負担を減らす情報)

この5つが埋まっていない状態では、症状のコラムを増やしても効果が出にくくなります。とくにリハビリのページは、写真だけで人数や時間の説明がない院が多い部分です。

3. AIが読み取れる構造への整備

画像にしたリハビリの受付時間表や、写真中心の設備紹介を、文章と表の組み合わせに直します。

たとえば「当院では理学療法士〇名がリハビリを担当します。リハビリは予約制で、平日は18時30分まで受け付けています」のように、事実を1文で言い切ります。数字は自院の実態に合わせます。AIはこうした文を抜き出して回答に使います。

検査機器は、機器の種類と「何を調べるための検査か」を表にします。よくある質問も、「整骨院に通っていても受診できますか?」「家族が付き添わなくてもリハビリに通えますか?」のように、患者や家族の話し言葉で見出しにします。

4. 一次情報と権威性の担保

症状や疾患の解説には、執筆または監修した医師の氏名と経歴を明記します。整形外科専門医などの資格や、スポーツ医学に関わる経歴があれば、それも書きます。

そのうえで、自院ならではの事実を足します。たとえば「リハビリ室の広さ」「理学療法士1人あたりの担当枠」「MRIの予約から撮影までの日数」「部活動の生徒が通いやすい夕方の枠」といった形です。

体験談や「痛みが消えた」といった効果の数字は使いません。院の体制を示す数字が、引用される根拠になります。

5. 外部からの言及の設計

Googleビジネスプロフィール、医療機関の検索サイト、自治体の医療機関一覧、地域の医師会のページなど、自院以外の場所で言及される状態をつくります。スポーツ整形に取り組む院なら、地域のスポーツ団体や学校との関わりも、事実として外部に出ている情報を確認します。

ここで大事なのは、外部に出ている診療時間とリハビリの受付時間を、院のサイトとそろえることです。外来とリハビリで受付時間が違う院は、とくにずれが起きやすくなります。

AIは1つのサイトだけを見て判断しません。複数の情報源に同じ内容で出てくることが、推薦の根拠になります。

整形外科クリニックのAIO対策の費用相場

整形外科クリニックのAIO対策は、月額15万円から100万円程度が目安です。差を生むのは、院の規模と対応範囲です。

企業規模別の予算の目安

企業規模月額の目安主な対応範囲
従業員10名以下15〜50万円基盤5ページの整備+症状・部位別の解説の追加+実行代行
従業員50〜300名50〜100万円上記+院・リハビリ施設ごとのページ整備+外部言及の設計
大手・上場企業100万円以上複数院を横断した情報設計+監修体制を含む大規模サイトの運用

単発で頼む場合は、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。まず自院の状況を知りたい段階であれば、ここから始める方法もあります。

金額は、筆者が実際に見てきた見積もりの範囲です。会社や商流によって変わります。

見積もりでは「リハビリ部門への取材」が入っているかを見る

「月4本で◯万円」という見積もりが出てきた場合は、リハビリ部門への取材が工程に入っているかを確認してください。

整形外科のサイトで一次情報になるのは、理学療法士の人数、1回の時間、通院の目安、夕方や土曜の枠といった、現場にしかない情報です。院長への取材だけでは、この情報が抜け落ちがちです。理学療法士のリーダーに30分話を聞くだけでも、ページの中身は変わります。

整形外科クリニックのAIO対策で、整骨院・接骨院との違いはどう書くべきか

他の施設を下げずに、「自院で何ができるか」と「どんなときに受診を考えるか」を事実で書くのが基本です。AIは他の施設を否定する文章より、役割を整理した文章を引用しやすいためです。

整骨院・接骨院は、患者にとって身近な相談先です。整形外科に通いながら、整骨院にも通っている患者もいます。違いを書くページが、どちらかを選ばせる内容になると、患者は迷ったまま離れてしまいます。

書くときは、次の3点に分けると整理しやすくなります。

  • 自院でできること:医師の診察、レントゲンやMRIなどの画像検査、薬の処方、理学療法士によるリハビリ
  • 受診を考える目安:強い痛みが続く、しびれがある、転んで腫れているなど、一般的な目安を医師の監修のもとで書く
  • 併用するときの注意:整骨院・接骨院に通っている場合は、その旨を診察時に伝えてほしいと案内する

整骨院・接骨院の保険の扱いなど、他の施設の制度にかかわる内容は、断定を避けてください。書く場合は公的機関の案内を確認し、「くわしくは加入している保険者に確認を」と添えるのが安全です。

整形外科クリニックがAIO対策会社を選ぶ5つの基準

次の5つを順番に確認してください。上から重要な順です。

基準1. 自社の企業規模に合っているか

もっとも多い失敗は、大手向けの会社に、1院だけの整形外科クリニックが依頼することです。

大手を主戦場にしている会社は、支援体制も進め方も、それに合わせて組まれています。月100万円規模を前提にした設計を月20万円に縮めても、同じ成果にはなりません。

候補の会社の実績ページを見て、載っている企業の規模が自院と2桁違うなら、いったん保留にしてください。

基準2. 整形外科クリニックの事情を理解しようとするか

初回の打ち合わせで、外来とリハビリの流れを説明してみてください。最初から詳しくなくても問題ありません。

見るべきは、そこで質問を重ねてくるかどうかです。「理学療法士は何名ですか」「リハビリは予約制ですか」「高齢の患者さんは誰と来ることが多いですか」「整骨院との違いはどう伝えていますか」といった質問です。

反対に、「痛みが改善した患者さんの声を載せましょう」とだけ提案する会社には、任せにくいと考えてください。

基準3. 戦略だけか、実行まで担当するか

「誰がページを直すのか」を確認してください。整形外科クリニックでは、院長が外来で手一杯で、リハビリ部門のスタッフもWeb担当ではないことがほとんどです。

提案書だけを渡されても手が止まります。原稿の作成と更新は依頼先、医師と理学療法士は内容の確認だけ。この分担が組めるかで、続くかどうかが決まります。

基準4. 費用と対応範囲が明示されているか

初回の見積もりで「含まれるもの」と「含まれないもの」が書面で出るかを見てください。医師の監修、リハビリ部門への取材、院内写真の撮影、Googleビジネスプロフィールの更新が含まれるかは、会社によって分かれます。口頭の説明だけで進めると、3か月後に認識がずれます。

基準5. その会社自身がAIに引用されているか

ChatGPTに「整形外科クリニックのAIO対策会社 おすすめ」と聞いてみてください。候補の会社が出てくるかを見ます。

AIO対策を提供している会社が、自社をAIに引用させられていないのであれば、施策の再現性を確認する理由になります。

効果が出るまでの期間と効果測定の方法

整形外科クリニックのAIO対策は、3か月で症状とリハビリの土台が整い、6か月から12か月で新患とリハビリ通院に表れはじめるのが目安です。

3か月・6か月・12か月で何が変わるか

期間起きること見るべき指標
3か月基盤5ページの整備が終わる。院名での質問に、AIが検査機器とリハビリの体制を正しく答えられるようになるAI回答への登場回数、回答内容の正確さ
6か月「〇〇駅 膝の痛み リハビリ」のような地域×症状×リハビリの質問で候補に入りはじめる指名検索数、来院のきっかけ
12か月症状ページとスポーツ整形、家族向けの情報が積み上がり、複数のAIで安定して出るようになる新患の数、リハビリの新規予約数

何を見れば効果がわかるか

整形外科クリニックの場合、次の3つを見てください。

  • AIの回答に自院が登場した回数(主な症状と地域で質問文を固定し、月1回同じ条件で確認する)
  • 院名での指名検索の数
  • 初診の問診票で聞く「当院を何で知ったか」の内訳

3つ目がもっとも確実です。問診票に「AI(ChatGPTなど)」と「ご家族が調べた」の選択肢を足すと、高齢の患者の受診経路も見えやすくなります。

そもそもAIO対策とは?SEO・LLMOとの違い

AIO対策とは、ChatGPTやGoogle AI Overviewなどの生成AIの回答に、自社の情報が引用・推薦されるように整えることです。

用語指している内容
SEO検索エンジンの結果で上位に表示させる
AIOAIの回答に引用・推薦されるようにする
LLMOAIOとほぼ同義。大規模言語モデル側を主語にした言い方
GEOAIOとほぼ同義。生成エンジン側を主語にした言い方

会社によって使う言葉が違うだけで、やる作業に大きな差はありません。用語の違いで会社を選ぶ必要はありません。

なお、SEOとAIOは対立しません。AIは検索結果を参照して回答を組み立てています。「腰痛」「膝の痛み」と地域名で検索しても見つからない院のサイトは、AIからも見つかりにくくなります。

整形外科クリニックのAIO対策に関するよくある質問

整形外科クリニックの院長や事務長からよく受ける質問を5つまとめました。

中小の整形外科クリニックでもAIO対策はできますか?

できます。むしろ1院だけの整形外科クリニックのほうが、効果が出やすい面があります。

商圏と患者層がはっきりしているため、書くべき症状を絞りやすいからです。来院の多い症状を5つほど選び、リハビリと検査のページを整えるところから始めれば、3か月ほどで形になります。

「院長が診察し、同じ建物で理学療法士がリハビリを担当する」といった距離の近さは、小さな院が書きやすい特徴です。注意したいのは依頼先の規模です。大手向けの会社に小さい予算で依頼すると、支援の密度が下がります。

理学療法士の人数やリハビリの設備は、サイトに書いたほうがいいですか?

書いたほうがいいです。リハビリに通い続けられるかを考えている患者にとって、判断に使う情報だからです。

医療広告ガイドラインでは、医療従事者の人員配置なども、広告できる事項として扱われています。人数、機器の種類、1回の時間、予約方法、受付時間を事実として書いてください。

一方で「リハビリで〇割の患者が改善」のような効果の数字は避けます。書き方に迷う場合は、ガイドラインの最新版を確認してから公開してください。

整骨院・接骨院との違いを、サイトに書いても問題ありませんか?

他の施設を下げない書き方であれば、患者の迷いを減らす情報になります。「医師が診察し、画像検査で原因を確認する」「理学療法士がリハビリを担当する」といった、自院でできることを事実として書いてください。

整骨院・接骨院を下に見るような表現は、他の施設との比較にあたるおそれがあり、避けるべきです。他の施設の制度にふれる場合は断定せず、公的機関の案内を確認するよう添えるのが安全です。

スポーツ整形のページで、競技に復帰できる時期を書いてもいいですか?

「〇週間で復帰できます」のように、時期を約束する書き方は避けてください。けがの程度や回復の経過は、患者によって異なるためです。

書けるのは、診療の流れと相談できる内容です。たとえば「試合の日程をふまえて、リハビリの進め方を医師と理学療法士が相談します」「部活動の予定に合わせて夕方の枠を案内しています」といった書き方です。

競技名とけがの名前を見出しに入れておくと、「野球肘 相談できる整形外科」のような質問で参照されやすくなります。

高齢の患者さん向けに、サイトで何を工夫すればいいですか?

本人よりも、家族が調べることを前提に書くのが効果的です。子どもや配偶者が、AIに「親が通いやすい整形外科」と聞くケースが多いためです。

駐車場の台数と入口までの段差、車いすの貸し出し、院内のトイレの手すり、リハビリの待ち時間の目安、付き添いの要否を書いてください。

文字の大きさや電話予約の案内も大切です。「ネット予約が難しい方は、お電話で受け付けています」と1文あるだけで、家族は安心して勧めやすくなります。

まとめ:整形外科クリニックのAIO対策は「企業規模」で選ぶ

整形外科クリニックのAIO対策会社は、院の規模に合うかどうかで選ぶのがもっとも失敗の少ない方法です。紹介した5社を、もう一度整理します。

  • エイチリンク株式会社:従業員10名以下の整形外科クリニック。症状とリハビリのページ整備から実行まで任せたい院に
  • 株式会社ジオコード:中小〜中堅。AI最適化とWeb開発をまとめて相談したい院に
  • 株式会社Mesut:中小〜中堅。予算を抑えて外部言及から始めたい院に
  • StockSun株式会社:中堅〜大手。複数院の集客を広告や患者管理も含めて整えたい法人に
  • 株式会社LANY:中堅〜大手。疾患解説のページ数が多いサイトを監修体制ごと運用したい法人に

最初に確認してほしいのは、自院の規模と合っているかです。実力のある会社でも、規模が合わなければ成果は出ません。

従業員10名以下の整形外科クリニックであれば、実行まで一緒に動けるエイチリンク株式会社から相談するのが現実的です。

整形外科クリニックのWeb集客でお困りなら、エイチリンク株式会社へ

エイチリンク株式会社は、従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。

代表の本郷が7年間で100サイト以上を制作し、30社以上のSEO支援を担当してきました。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで弊社側で担当します。先生方と理学療法士の方には、内容の確認に集中していただける進め方をとります。

支援実績の一例です。

  • SNS運用会社:支援5か月で問い合わせ0件から月7件へ。SEO経由で月100万円の案件を受注
  • イベント会社:サイト経由で月96件の問い合わせ、月商500万円を創出
  • 営業代行会社:新規サイトから月40件の問い合わせ。AI検索経由の問い合わせも増加
  • YouTube運用代行会社:支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)。ドメイン評価は0.4から42に。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。ChatGPT経由で獲得した1社からは、累計で税別約579万円を受注しました

初回のご相談は無料です。いまAIで自社がどう出ているかの調査結果をお持ちします。営業のご連絡はいたしません。

整形外科クリニックのSEO・AIO対策について相談する

業種別のAIO対策・LLMO対策代行(エイチリンク株式会社)

エイチリンク株式会社では、業種ごとにAIO対策・LLMO対策代行のページを用意しています。自社の業種のページで、AIに推薦されるための進め方と費用をご確認ください。

士業・専門家

建設・不動産

医療・介護

人材・採用

IT・システム

製造業

物流・BPO

業種別AIO対策・LLMO対策代行の一覧を見る

著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。