「初診の患者さんに聞いたら、ChatGPTで『駅の近くで土曜にやっている皮膚科』を調べて来たと言われた」

クリニックの院長や事務長から、こうした話を聞く機会が増えました。患者が、地図や検索に加えて、AIに症状と条件を伝えて受診先を探すようになったためです。AIは条件に合う医療機関を数件挙げ、その中から受診先が選ばれはじめています。

結論から言うと、従業員10名以下のクリニックならエイチリンク株式会社、記事の量を増やしたい医療法人なら株式会社ウィルゲート、中堅から大手ならStockSun株式会社かLANYが候補になります。

この記事では、次の3つがわかります。

  • クリニックのAIO対策会社おすすめ5社と、それぞれの向き不向き
  • クリニックのAIO対策が、一般的なSEOと違う3つの点
  • 費用相場と、依頼する前に確認すること

クリニックのAIO対策会社おすすめ5社【比較表あり】

クリニックのAIO対策を依頼できる会社を5社紹介します。院の規模と、任せたい範囲で選んでください。

本記事の選定基準

次の4つを基準に選びました。

  • 支援実績が、数字または社名で公開されていること
  • AIO対策(LLMO対策)、またはその土台となるSEOを正式なサービスとして提供していること
  • 対応範囲が公式サイトで確認できること
  • 戦略設計だけでなく、実行まで相談できること

なお、筆者はエイチリンク株式会社の代表です。自社を1番目に掲載しています。判断材料としてお読みください。掲載各社の情報は、2026年9月時点の公式サイトをもとにしています。

【比較表】クリニックのAIO対策会社5社

会社名タイプ向いている企業規模対応範囲費用の目安
エイチリンク株式会社SEO・AIO実行支援従業員10名以下戦略設計/サイト制作/記事制作/実行代行月8万円〜(コンサルのみ)/月20万円〜(対策代行込み)
株式会社ウィルゲートSEO・コンテンツマーケティング中堅〜大手SEO/コンテンツ制作/SEOツール提供要問い合わせ
株式会社MesutLLMO・AIO専業中小〜中堅AI引用の調査/掲載営業/相互リンク施策月10万円〜
StockSun株式会社総合コンサル中堅〜大手Web集客全般/LLMO・AIOコンサル/MEO/BPO要問い合わせ
株式会社LANYSEO・LLMOコンサル中堅〜大手SEO/LLMO/コンテンツ制作/マーケBPO要問い合わせ

1. エイチリンク株式会社

会社名/所在地:エイチリンク株式会社/東京都板橋区志村1-13-14

特徴:従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで自社側で担当します。院長が診療で手一杯でも進められるよう、原稿づくりは弊社側で引き受けます。

AIO対策で任せられる範囲:AIでの言及状況の調査、診療科・症状・医師紹介ページの整備、AIが読み取れる構造への改修、解説記事の制作、外部言及の設計まで。サイトのリニューアルが必要な場合は制作も担当します。

費用目安:月8万円+税〜(コンサルのみ)/月20万円+税〜(コンサル+対策代行)/月40万円+税(強化版)

主な実績:7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO支援。YouTube運用代行会社では、支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)、ドメイン評価は0.4から42へ上がりました。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。営業代行会社では新規サイトから月40件の問い合わせを獲得しました。

こんなクリニックにおすすめ:従業員10名以下で、サイトの更新が開業時のまま止まっている院。診療時間や休診日の変更が、サイトに反映しきれていない院。

公式サイトクリニックのSEOコンサルティング|エイチリンク株式会社

2. 株式会社ウィルゲート

会社名/所在地:株式会社ウィルゲート/東京都港区南青山3-8-38 表参道グランビル3F

特徴:SEOを主軸とする、コンテンツマーケティングの会社です。SEOツール「TACT SEO」や、編集支援ツール「EditorU」を提供しています。M&A仲介事業も手がけています。

AIO対策で任せられる範囲:AIO対策の土台となるSEOとコンテンツ制作が主軸です。自社のツールを使いながら、記事の量と質を管理する進め方ができます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:SEO支援で約200ワードを検索トップ10に入れ、半年間で月8万ユーザーの流入を実現した事例があります。TACT SEOの活用事例では、セッション数が50倍になっています。

こんなクリニックにおすすめ:複数の院を持つ医療法人。症状や検査の解説記事を、まとまった本数で整えたい法人。

公式サイト株式会社ウィルゲート

3. 株式会社Mesut

会社名/所在地:株式会社Mesut/東京都新宿区(代表取締役:宇田晃平)

特徴:LLMO・AIO対策を専業とする会社です。月額10万円からのAIO対策サービス「メントリAIO」を提供しています。相互リンクや掲載営業といった、外部からの言及を増やす施策を主軸にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AI引用状況の調査、掲載営業、相互リンク施策。導入前のサイト分析を無料で実施しています。

費用目安:月10万円〜

主な実績:代表の宇田氏はSEO検定1級とYMAA認証を保有。被リンク施策で20社以上を支援し、コスメメディアを18か月で月間350万PVに成長させています。

こんなクリニックにおすすめ:予算を抑えて、外部での言及を増やすところから始めたい院。サイトの基本情報はすでに整っている院。

公式サイト株式会社Mesut

4. StockSun株式会社

会社名/所在地:StockSun株式会社/東京都新宿区西新宿3-8-3(代表取締役:岩野圭佑)

特徴:Web集客コンサルティングを軸に、事業コンサルや定額制BPOまで手がける会社です。LLMO・AIOコンサルティングも提供しています。認定パートナー制度を持ち、案件ごとに専門家を組み合わせる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:LLMO・AIOコンサルティングに加え、SEO、Web広告運用、MEO、CRMまで横断して対応できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:電通総研、KADOKAWA、村田製作所、オープンハウスグループなど、大手企業の支援実績が公開されています。

こんなクリニックにおすすめ:複数の院を展開する中堅から大手の医療法人。地図検索(MEO)や患者管理まで含めて整えたい法人。

公式サイトStockSun株式会社

5. 株式会社LANY

会社名/所在地:株式会社LANY

特徴:SEOコンサルティングを主軸に、LLMOコンサルティング(LLMO・GEO・AIO・AEO)を提供しています。大規模サイトの運用実績が豊富です。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOを一体で設計します。コンテンツ制作、Web広告、SNS運用、マーケティングBPOまで対応しています。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:マネーフォワードの支援では、サイト全体で約600万PVの増加、記事制作1,200本以上、記事監修980本以上を担当しています。

こんなクリニックにおすすめ:中堅から大手の医療法人。ページ数の多いサイトを、監修の体制も含めて運用したい法人。

公式サイト株式会社LANY

クリニックがいまAIO対策をすべき3つの理由

クリニックは、AIの回答で「近くの受診先」として名前が挙がる業種です。理由は3つあります。

理由1. 患者がAIで受診先を探しはじめている

これまで、クリニックの新患は地図検索、通常の検索、家族や知人の紹介が中心でした。いまは患者が、AIに症状と条件を伝えて受診先を絞る動きが出ています。

「子どもの咳が1週間止まらない。〇〇駅の近くで土曜も診てくれる小児科は?」といった聞き方です。AIはこの質問に対して、条件に合う医療機関を3〜5件返します。

ここに名前が載らなければ、比較の対象になりません。予約画面にたどり着く前に、候補から外れることになります。

数としては、まだ多くありません。弊社が支援している別業種の会社では、生成AI経由の流入は全体の1.53%でした。ただし、有効リード48件のうち9件、つまり19%がAI経由です。流入の比率に対して、リードの比率が約12倍になっています。

AI経由でたどり着く人は、目的がはっきりした状態でサイトを訪れます。クリニックでいえば、症状と通える曜日が決まった状態の予約です。

理由2. 近隣のクリニックがまだ手をつけていない

弊社がAhrefsで調べたところ、「病院 ホームページ制作」は月1,300件、「クリニック 集客」は月500件、「クリニック seo対策」は月250件の検索があります(2026年9月時点)。

サイトづくりや集客に関心を持つ医療機関は、これだけいるということです。一方で「クリニック AIO対策」「クリニック LLMO対策」は、検索データが取れないほど少ない状態でした。

AIは、複数の情報源で言及されている医療機関を候補に選びます。同じ駅の周辺で動いている院が少ないいまのうちに、情報を整えるほど後から追いつかれにくくなります。

理由3. 広告規制の中で、事実を伝える場所として使える

クリニックは、広告で書ける内容が医療法と医療広告ガイドラインで限られています。割引や派手な訴求で患者を集める手法は使えません。

その中でも書けるのが、診療時間、医師の経歴、対応できる検査、費用といった事実です。AIが受診先を挙げるときに参照するのも、こうした事実の情報です。

規制の範囲で事実を丁寧に書くことが、そのままAIに選ばれる材料になります。規制が厳しい業種ほど、取り組む価値があります。

クリニックのAIO対策が一般的なSEOと違う3つの点

クリニックのAIO対策では、「使えない表現があること」「商圏が極端に狭いこと」「症状から探されること」の3点が、一般的なSEOと大きく違います。

1. 医療広告ガイドラインで、体験談やビフォーアフターに制約がある

2018年の医療法改正で、病院やクリニックのWebサイトも広告規制の対象になりました。厚生労働省の医療広告ガイドラインに沿って書く必要があります。

ガイドラインでは、治療の内容や効果に関する患者の体験談を載せることが認められていません。治療前後の写真も、治療内容、費用、主なリスクや副作用などの説明を添えなければ載せられません。他院と比べて優れていると示す表現や、誇大な表現も禁じられています。

一般的なSEOでは、「お客様の声」や成果の写真が、信頼を得る定番の手法です。クリニックでは、この手法をそのまま使えません。

代わりに一次情報として出すのは、医師の経歴と資格、診療の体制、導入している検査機器、自由診療の費用とリスクです。「どんな結果が出るか」ではなく、「どんな体制で診ているか」を書きます。

依頼先がこの制約を知らないと、よかれと思って体験談風の文章を作ってしまうことがあります。原稿の段階で、ガイドラインに照らした確認ができる会社を選んでください。

2. 商圏が徒歩・車圏内で、「今日行けるか」が問われる

クリニックの患者の多くは、自宅や職場から通える範囲で受診先を選びます。都市部なら駅から歩ける範囲、郊外なら車で通える範囲が主な商圏です。

さらに、受診は「今日」「今週末」といった時間の条件と結びつきます。AIへの聞き方も「〇〇駅 内科 夜19時以降」「〇〇市 整形外科 駐車場あり」のように、場所と時間が同時に入ります。

このため、診療時間、休診日、最寄り駅からの徒歩分数、駐車場の台数といった情報が、記事よりも先に効きます。こうした情報がサイト、Googleビジネスプロフィール、医療機関の検索サイトで食い違っていると、AIは正しく案内できません。

一般的なSEOでは、情報の鮮度はそこまで問われません。クリニックでは、臨時休診や診療時間の変更を、すべての掲載先で同じ日にそろえる運用が必要です。

3. 「診療科×症状」で探され、院名では探されない

初めて受診する患者は、院名を知りません。「何科に行けばいいか」もわからないまま、症状から探しはじめます。

「めまいと耳鳴り 何科」「健康診断で肝臓の数値を指摘された 〇〇駅」のような聞き方です。AIはこうした質問に対して、受診すべき診療科と、近くの医療機関をあわせて答えます。

そのため、症状ごとに「どの診療科の範囲か」「当院でできる検査は何か」「受診の目安はどんなときか」を書いたページが参照されやすくなります。

ただし、書き方には注意が要ります。「この治療で治ります」のように効果を保証する表現は使いません。症状の一般的な説明と、当院での診療の流れを事実として書くにとどめます。

クリニックのAIO対策で実際にやる5つの作業

クリニックのAIO対策は、次の5つの工程に分かれます。どこまでを外に任せるかで費用が変わります。

1. AIでの言及状況の棚卸し

ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewで、自院と近隣の医療機関がどう扱われているかを調べます。

クリニックの場合は、診療科と主な症状、最寄り駅を軸に20〜30パターンの質問を投げます。「〇〇駅 皮膚科 土曜」「〇〇市 胃カメラ 鎮静」といった聞き方です。

ここで、近隣の院が引用されている情報源が見えます。多くの場合、医療機関の検索サイトの掲載ページか、Googleビジネスプロフィール、院のサイトの症状解説ページです。

2. 基盤ページの整備

クリニックで整えるべきは、次の5ページです。

  • 診療科・症状別のページ(症状ごとに、対象となる診療科と当院でできる検査を記載)
  • 医師紹介(経歴・専門医などの資格・所属学会・担当する曜日)
  • 診療時間・休診日・アクセス(最寄り駅からの徒歩分数、駐車場の台数、バリアフリー対応)
  • 検査・設備のページ(導入している機器と、対応できる検査の一覧)
  • 自由診療の費用とリスク・副作用のページ(自由診療を行う場合)

この5つが埋まっていない状態では、解説記事を増やしても効果が出にくくなります。とくに診療時間とアクセスは、情報が古いまま残っている院が多い部分です。

3. AIが読み取れる構造への整備

画像にした診療時間表や、写真だけの院内紹介を、文章と表の組み合わせに直します。

「当院は〇〇駅東口から徒歩3分です。平日は19時まで、土曜は13時まで診療しています。駐車場は5台分あります」のように、1文で言い切る書き方をします。AIはこうした文を抜き出して回答に使います。

よくある質問も、患者の話し言葉で見出しにします。「予約なしでも受診できますか?」「子どもだけで受診できますか?」のように書くと、同じ聞き方をされたときに引用されやすくなります。

4. 一次情報と権威性の担保

症状や検査の解説には、執筆または監修した医師の氏名と経歴を明記します。参照した診療ガイドラインや公的機関の情報があれば、その名称も書きます。

そのうえで、自院ならではの事実を足します。「年間の内視鏡検査の件数」「検査結果が出るまでの日数」「平日夜間の受付時間」といった形です。

体験談や治療効果の数字は使えませんが、診療体制の数字は書けます。他院のサイトと同じ一般論ではなく、自院の体制を示す数字が、引用される根拠になります。

5. 外部からの言及の設計

Googleビジネスプロフィール、医療機関の検索サイト、地域の医師会や自治体の医療機関一覧、地域情報サイトなど、自院以外の場所で言及される状態をつくります。

このとき、院名、住所、電話番号、診療時間の表記を、すべての掲載先でそろえます。表記がばらつくと、AIが同じ医療機関だと判断しにくくなります。

外部の掲載ページでも、体験談を強調するような書き方は避けてください。AIは1つのサイトだけを見て判断しません。複数の情報源に同じ内容で出てくることが、推薦の根拠になります。

クリニックのAIO対策の費用相場

クリニックのAIO対策は、月額15万円から100万円程度が目安です。差を生むのは、院の規模と対応範囲です。

企業規模別の予算の目安

企業規模月額の目安主な対応範囲
従業員10名以下15〜50万円基盤5ページの整備+月数本の症状解説記事+実行代行
従業員50〜300名50〜100万円上記+院ごと・診療科ごとのページ整備+外部言及の設計
大手・上場企業100万円以上複数院を横断した情報設計+監修体制を含む大規模サイトの運用

単発で頼む場合は、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。まず自院の状況を知りたい段階であれば、ここから始める方法もあります。

金額は、筆者が実際に見てきた見積もりの範囲です。会社や商流によって変わります。

見積もりでは「医師の確認工程」と「ガイドラインの確認」を見る

「月4本で◯万円」という見積もりが出てきた場合は、2点を確認してください。医師による原稿確認の時間が工程に入っているか。医療広告ガイドラインに照らした表現の確認が含まれているか、です。

クリニックの記事は、公開前に医師の確認が欠かせません。この工程が抜けた見積もりは、安く見えても院長の作業時間が増えます。1本あたり30分の確認でも、月4本なら月2時間です。

クリニックのAIO対策は、MEO(Googleマップ対策)だけで足りるのか

MEOは土台として欠かせませんが、それだけでは足りません。AIは地図の情報に加えて、院のサイトの説明も参照して答えるためです。

Googleビジネスプロフィールには、院名、住所、診療時間、電話番号といった基本情報が載ります。「近くで今日やっている院」を探す質問には、ここが大きく効きます。

ただ、地図の情報だけでは「この症状ならどの院か」「その検査はできるのか」までは伝わりません。症状や検査の質問に候補として挙がるには、院のサイト側に詳しい説明が必要です。

MEOは「どこにあって、いつ開いているか」、院のサイトは「何を、どんな体制で診ているか」。役割を分けて整えてください。

確認したいのは、次の2点です。

  • Googleビジネスプロフィールと院のサイトで、診療時間と休診日が一致しているか
  • Googleビジネスプロフィールから、院のサイトの診療科ページへ誘導できているか

クリニックがAIO対策会社を選ぶ5つの基準

次の5つを順番に確認してください。上から重要な順です。

基準1. 自社の企業規模に合っているか

もっとも多い失敗は、大手向けの会社に1院だけのクリニックが依頼することです。

大手を主戦場にしている会社は、支援体制も進め方も、それに合わせて組まれています。月100万円規模を前提にした設計を月20万円に縮めても、同じ成果にはなりません。

候補の会社の実績ページを見て、載っている企業の規模が自院と2桁違うなら、いったん保留にしてください。

基準2. クリニックの事情を理解しようとするか

初回の打ち合わせで、医療広告ガイドラインの話をしてみてください。最初から詳しくなくても問題ありません。

見るべきは、そこで「体験談は使えるか」「自由診療の費用とリスクはどこに書くか」と質問を重ねてくるかどうかです。この確認をせずに原稿を作る会社には、任せにくいと考えてください。

基準3. 戦略だけか、実行まで担当するか

「誰がページを直すのか」を確認してください。クリニックでは、院長が診療で手一杯で、事務スタッフもWeb専任ではないことがほとんどです。提案書だけを渡されても手が止まります。

原稿の作成と更新は依頼先、医師は内容の確認だけ。この分担が組めるかどうかで、続くかどうかが決まります。

基準4. 費用と対応範囲が明示されているか

初回の見積もりで「含まれるもの」と「含まれないもの」が書面で出るかを見てください。医師の監修、Googleビジネスプロフィールの更新、臨時休診の反映が含まれるかは、会社によって分かれます。

基準5. その会社自身がAIに引用されているか

ChatGPTに「クリニックのAIO対策会社 おすすめ」と聞いてみてください。候補の会社が出てくるかを見ます。

AIO対策を提供している会社が、自社をAIに引用させられていないのであれば、施策の再現性を確認する理由になります。

効果が出るまでの期間と効果測定の方法

クリニックのAIO対策は、3か月で土台が整い、6か月から12か月で新患の数に表れはじめるのが目安です。

3か月・6か月・12か月で何が変わるか

期間起きること見るべき指標
3か月基盤5ページの整備が終わる。院名での質問に、AIが診療科と診療時間を答えられるようになるAI回答への登場回数
6か月「〇〇駅 皮膚科 土曜」のような場所×診療科の質問で候補に入りはじめる指名検索数、来院のきっかけ
12か月症状ページと外部言及が積み上がり、症状からの質問でも複数のAIで出るようになる新患の数、Web予約の件数

何を見れば効果がわかるか

クリニックの場合、次の3つを見てください。

  • AIの回答に自院が登場した回数(質問文を固定して、月1回同じ条件で確認する)
  • 院名での指名検索の数
  • 初診の問診票で聞く「当院を何で知ったか」の内訳

3つ目がもっとも確実です。問診票の選択肢に「AI(ChatGPTなど)」を1つ足すだけで記録できます。

そもそもAIO対策とは?SEO・LLMOとの違い

AIO対策とは、ChatGPTやGoogle AI Overviewなどの生成AIの回答に、自社の情報が引用・推薦されるように整えることです。

用語指している内容
SEO検索エンジンの結果で上位に表示させる
AIOAIの回答に引用・推薦されるようにする
LLMOAIOとほぼ同義。大規模言語モデル側を主語にした言い方
GEOAIOとほぼ同義。生成エンジン側を主語にした言い方

会社によって使う言葉が違うだけで、やる作業に大きな差はありません。用語の違いで会社を選ぶ必要はありません。

なお、SEOとAIOは対立しません。AIは検索結果を参照して回答を組み立てています。検索で見つからない院のサイトは、AIからも見つかりにくくなります。

クリニックのAIO対策に関するよくある質問

院長や事務長からよく受ける質問を5つまとめました。

中小のクリニックでもAIO対策はできますか?

できます。むしろ1院だけの小さなクリニックのほうが、効果が出やすい面があります。

商圏と診療科がはっきりしているため、書くべき内容を絞りやすいからです。診療時間とアクセス、医師紹介、主な症状のページを整えるところから始めれば、3か月ほどで形になります。

注意したいのは依頼先の規模です。大手向けの会社に小さい予算で依頼すると、支援の密度が下がります。

医療広告ガイドラインがあるのに、AIO対策をしても大丈夫ですか?

大丈夫です。AIO対策の中心は、事実を正確に書くことだからです。

診療時間、医師の経歴、対応できる検査、費用を、誇張せずに書き出します。ガイドラインで問題になりやすいのは、体験談、説明のないビフォーアフター、他院との比較、効果を保証する表現です。こうした表現を使わなくても、AIに引用される材料は十分に作れます。

症状の解説記事は、医師が自分で書かないといけませんか?

医師がすべてを書く必要はありません。ただし、医師が内容を確認し、監修者として氏名を載せることをおすすめします。

進め方としては、依頼先が構成と下書きを作り、医師が医学的な内容と表現を確認する形が現実的です。確認の時間は、1本あたり30分ほどを見込んでおくと計画が立てやすくなります。

確認の工程を省いて公開すると、誤りや不適切な表現が残るおそれがあります。

AIO対策の費用相場はいくらですか?

従業員10名以下のクリニックであれば、月15〜50万円が目安です。従業員50〜300名の医療法人で月50〜100万円になります。

単発であれば、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。まず自院がAIでどう扱われているかを知りたい段階であれば、スポットから始める方法もあります。

効果が出るまでどのくらいかかりますか?

3か月で院名での質問にAIが答えられるようになり、6か月で場所と診療科の質問の候補に入りはじめるのが、ひとつの目安です。

ただしサイトの状態によって変わります。診療時間やアクセスが画像だけで載っているサイトほど、文章に直したときの効果が早く出る傾向があります。

まとめ:クリニックのAIO対策は「企業規模」で選ぶ

クリニックのAIO対策会社は、院の規模に合うかどうかで選ぶのがもっとも失敗の少ない方法です。紹介した5社を、もう一度整理します。

  • エイチリンク株式会社:従業員10名以下のクリニック。実行まで任せたい院に
  • 株式会社ウィルゲート:中堅〜大手。症状や検査の解説記事を量で整えたい医療法人に
  • 株式会社Mesut:中小〜中堅。予算を抑えて外部言及から始めたい院に
  • StockSun株式会社:中堅〜大手。複数院の集客をMEOも含めて整えたい法人に
  • 株式会社LANY:中堅〜大手。ページ数の多いサイトを監修体制ごと運用したい法人に

StockSun株式会社とLANYは、大手企業の大規模サイトで実績を積んだ会社です。支援体制もそれに合わせて組まれているため、予算規模の大きい医療法人に向いています。一方で従業員10名以下のクリニックであれば、実行まで一緒に動けるエイチリンクのほうが合います。

最初に確認してほしいのは、自院の規模と合っているかです。実力のある会社でも、規模が合わなければ成果は出ません。

従業員10名以下のクリニックであれば、実行まで一緒に動けるエイチリンク株式会社から相談するのが現実的です。

クリニックのWeb集客でお困りなら、エイチリンク株式会社へ

エイチリンク株式会社は、従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。

代表の本郷が7年間で100サイト以上を制作し、30社以上のSEO支援を担当してきました。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで弊社側で担当します。先生方には、内容の確認に集中していただける進め方をとります。

支援実績の一例です。

  • SNS運用会社:支援5か月で問い合わせ0件から月7件へ。SEO経由で月100万円の案件を受注
  • イベント会社:サイト経由で月96件の問い合わせ、月商500万円を創出
  • 営業代行会社:新規サイトから月40件の問い合わせ。AI検索経由の問い合わせも増加
  • YouTube運用代行会社:支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)。ドメイン評価は0.4から42に。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。ChatGPT経由で獲得した1社からは、累計で税別約579万円を受注しました

初回のご相談は無料です。いまAIで自社がどう出ているかの調査結果をお持ちします。営業のご連絡はいたしません。

クリニックのSEO・AIO対策について相談する

業種別のAIO対策・LLMO対策代行(エイチリンク株式会社)

エイチリンク株式会社では、業種ごとにAIO対策・LLMO対策代行のページを用意しています。自社の業種のページで、AIに推薦されるための進め方と費用をご確認ください。

士業・専門家

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業種別AIO対策・LLMO対策代行の一覧を見る

著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。