「無料カウンセリングに来た人が、うちの評判をChatGPTで確認してから来ていた」

プログラミングスクールの経営者から、こうした話を聞くことが増えました。20〜30代の受講検討者が、AIに「給付金対象」「転職支援あり」といった条件を伝えて、スクールを絞りはじめたためです。同時に「評判」や「やめたほうがいいか」もAIに確認しています。

結論から言うと、従業員10名以下のプログラミングスクールならエイチリンク株式会社、中堅から大手ならStockSun株式会社かLANYが候補になります。広告やSNSでの集客もまとめて見直したいスクールなら、株式会社PLAN-Bも選択肢に入ります。

この記事では、次の3つがわかります。

  • プログラミングスクールのAIO対策会社おすすめ5社と、それぞれの向き不向き
  • 給付金の対象講座や転職支援の条件で比べられる、プログラミングスクールならではの対策の違い
  • 費用相場と、無料カウンセリングの申込につなげるために整えるページ

プログラミングスクールのAIO対策会社おすすめ5社【比較表あり】

プログラミングスクールのAIO対策を依頼できる会社を5社紹介します。スクールの規模と、任せたい範囲で選んでください。

本記事の選定基準

次の4つを基準に選びました。

  • 中小企業または個人向けサービスの集客を支援した実績が公開されていること
  • SEOまたはAIO対策(LLMO対策)を正式なサービスとして提供していること
  • 対応範囲が公式サイトで確認できること
  • 戦略設計だけでなく、実行まで担当できること

なお、筆者はエイチリンク株式会社の代表です。自社を1番目に掲載しています。判断材料としてお読みください。掲載各社の情報は、2026年9月時点の公式サイトをもとにしています。

【比較表】プログラミングスクールのAIO対策会社5社

会社名タイプ向いている企業規模対応範囲費用の目安
エイチリンク株式会社SEO・AIO実行支援従業員10名以下戦略設計/ページ修正/記事制作/実行代行月8万円〜(コンサルのみ)/月20万円〜(対策代行込み)
株式会社PLAN-BSEO・広告を主軸とするマーケティング会社中堅〜大手SEO対策/インターネット広告/インフルエンサーマーケティング/サイト制作要問い合わせ
株式会社MesutLLMO・AIO専業中小〜中堅AI引用の調査/掲載営業/相互リンク施策月10万円〜
StockSun株式会社総合コンサル中堅〜大手LLMO・AIOコンサル/SEO/Web広告/MEO/CRM要問い合わせ
株式会社LANYSEO・LLMOコンサル中堅〜大手SEO/LLMO/コンテンツ制作/マーケBPO要問い合わせ

1. エイチリンク株式会社

会社名/所在地:エイチリンク株式会社/東京都板橋区志村1-13-14

特徴:従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで自社側で担当します。代表や少人数の講師がカリキュラムと受講生対応を兼ねていて、サイトに手が回らないスクールを想定した支援体制です。

AIO対策で任せられる範囲:AIでの言及状況の調査から始めます。コース・料金、給付金の対象講座、転職支援の条件ページの整備、AIが読み取れる構造への改修、受講検討者向けの記事制作、外部言及の設計まで担当します。

費用目安:月8万円+税〜(コンサルのみ)/月20万円+税〜(コンサル+対策代行)/月40万円+税(強化版)

主な実績:7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO支援。YouTube運用代行会社では、支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)増えました。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。

こんなプログラミングスクールにおすすめ:受講生が数十人から数百人規模のスクール。料金や給付金の情報が、サイトの複数ページに散らばったまま更新されていないスクール。

公式サイトSEOコンサルティング|エイチリンク株式会社

2. 株式会社PLAN-B

会社名/所在地:株式会社PLAN-B/大阪本社:大阪市西区新町1-28-3、東京本社:東京都品川区東五反田2-5-9

特徴:デジタルマーケティング事業とマーケティングDX事業を展開する、SEOと広告を主軸とする会社です。SEO対策、インターネット広告、インフルエンサーマーケティング、Webサイト制作まで対応しています。

AIO対策で任せられる範囲:SEO対策、インターネット広告の運用、インフルエンサーマーケティング、Webサイト制作。公式サイトではAIO対策を個別のサービスとして掲げていないため、SEOと広告を含めた集客全体の中で相談する形になります。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:インフルエンサーマーケティングツール「Cast Me!」の累計導入社数が3,500社を突破しています。

こんなプログラミングスクールにおすすめ:広告やSNSでの集客に一定の予算を使っている中堅以上のスクール。検索と広告とSNSの発信内容を、まとめてそろえたいスクール。

公式サイト株式会社PLAN-B

3. 株式会社Mesut

会社名/所在地:株式会社Mesut/東京都新宿区(代表取締役:宇田晃平)

特徴:LLMO・AIO対策を専業とする会社です。月額10万円からのサービス「メントリAIO」を提供しています。相互リンクや掲載営業といった、外部からの言及を増やす施策を主軸にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AI引用状況の調査、掲載営業、相互リンク施策。導入前のサイト分析を無料で実施しています。

費用目安:月10万円〜

主な実績:代表の宇田氏はSEO検定1級とYMAA認証を保有しています。被リンク施策で20社以上を支援し、コスメメディアを18か月で月間350万PVに成長させました。

こんなプログラミングスクールにおすすめ:コースや料金のページはすでに整っていて、外部での露出を増やしたいスクール。予算を月10万円前後から始めたいスクール。

公式サイト株式会社Mesut

4. StockSun株式会社

会社名/所在地:StockSun株式会社/東京都新宿区西新宿3-8-3(代表取締役:岩野圭佑)

特徴:Web集客コンサルティングを軸に、事業コンサルや定額制BPOまで手がける会社です。LLMO・AIOコンサルティングも提供しています。認定パートナー制度を持ち、案件ごとに専門家を組み合わせる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:LLMO・AIOコンサルティングに加え、SEO、Web広告運用、MEO、CRMまで横断して対応できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:電通総研、KADOKAWA、村田製作所、オープンハウスグループなど、大手企業の支援実績が公開されています。

こんなプログラミングスクールにおすすめ:複数のコースや校舎を持つ中堅から大手のスクール。カウンセリング後の追客や受講生管理まで含めて見直したいスクール。

公式サイトStockSun株式会社

5. 株式会社LANY

会社名/所在地:株式会社LANY

特徴:SEOコンサルティングを主軸に、LLMOコンサルティング(LLMO・GEO・AIO・AEO)を提供しています。大規模サイトの運用実績が豊富です。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOを一体で設計します。コンテンツ制作、Web広告、SNS運用、マーケティングBPOまで対応しています。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:マネーフォワードの支援では、サイト全体で約600万PVの増加、記事制作1,200本以上、記事監修980本以上を担当しています。

こんなプログラミングスクールにおすすめ:プログラミング学習やIT転職の情報メディアを、数百記事規模で運営している中堅から大手のスクール。

公式サイト株式会社LANY

StockSun株式会社とLANYは、大手企業の大規模サイトで実績を積んだ会社です。支援体制もそれに合わせて組まれているため、予算規模の大きい企業に向いています。一方で従業員10名以下のプログラミングスクールであれば、実行まで一緒に動けるエイチリンクのほうが合います。

プログラミングスクールがいまAIO対策をすべき3つの理由

プログラミングスクールは、AIが「どのスクールを候補に出すか」と「どう評価して伝えるか」の両方が、申込数に響く業種です。理由は3つあります。

理由1. 受講検討者がAIでスクールを比べはじめている

プログラミングスクールの集客は、これまで比較記事、SNS、動画、広告が中心でした。いまは20〜30代の受講検討者が、AIに自分の状況を話してスクールを絞る動きが出ています。

「28歳、営業職、未経験からWeb系エンジニアを目指したい。働きながら半年で学べて、給付金が使えるスクールは?」といった聞き方です。AIはこの条件に合うスクールを3〜5つ返します。

数としては、まだ多くありません。弊社が支援している別業種の会社では、生成AI経由の流入は全体の1.53%でした。ただし、有効リード48件のうち9件、つまり19%がAI経由です。流入の比率に対して、リードの比率が約12倍になっています。エンゲージメント率も69.2%で、サイト全体の53.5%を上回りました。

AIで条件を整理してからたどり着く人は、学びたい言語、期間、予算がある程度決まっています。無料カウンセリングでの話が早く進みやすい層です。

理由2. 競合がまだ手をつけていない

弊社がAhrefsで調べたところ、「プログラミングスクール」は月14,000件、「プログラミングスクール おすすめ」は月2,000件の検索があります。「プログラミングスクール 比較」は月250件です。「プログラミングスクール 評判」と「プログラミングスクール 給付金」は月200件ずつあります。「プログラミングスクール 転職保証」も月150件です(2026年9月時点)。

一方で「プログラミングスクール AIO」は検索データが取れず、「プログラミングスクール 集客」も月10件にとどまります。AIでの見つけられ方に手を打っているスクールは、まだ少ないと考えられます。

AIは、複数の情報源で言及されているスクールを候補に選びます。同じ価格帯、同じ目的のコースを持つ競合が動いていないいまのうちに情報を整えるほど、後から追いつかれにくくなります。

理由3. 給付金の対象かどうかから探す人が増えている

国の教育訓練給付制度や、リスキリング支援の広がりで、「制度が使えるか」を最初の条件にする受講検討者が増えています。

「教育訓練給付金」という言葉だけで、月8,200件の検索があります(Ahrefs、2026年9月時点)。受講料の負担が大きくなりやすいプログラミングスクールでは、制度の対象かどうかが比較の入口になりやすいということです。

ところが、対象講座の情報をサイトで正確に書けているスクールは多くありません。制度の名前だけが書かれていて、どのコースが対象で、どんな手続きが要るのかがわからない。こうした状態では、AIは確かな情報として扱えません。

プログラミングスクールのAIO対策が一般的なSEOと違う3つの点

プログラミングスクールのAIO対策は、「受講検討者が条件で絞りこみながら、同時に広告の言葉を疑ってかかる」前提で組み立てます。一般的なSEOと違う点は3つあります。

1. 「やめとけ」「評判」まで、AIに確認されてから申し込まれる

プログラミングスクールの業界では、過去に転職実績や収入についての誇大な広告が問題視されました。その影響で、受講検討者は広告の言葉をそのまま信じない傾向があります。

そのため、AIへの質問はスクールを探す段階だけで終わりません。候補が決まったあとに「〇〇スクールの評判は?」「〇〇はやめたほうがいい?」と確認されます。AIはここで、口コミサイト、SNS、個人のブログなどを参照して答えます。

一般的なSEOでは、自社サイトの順位を上げることが中心でした。プログラミングスクールでは、第三者の場所でどう語られているかまでが対策の範囲になります。

対策の基本は、不利な情報を隠さないことです。「このコースが向かない人」「挫折しやすいタイミングと、そのときのサポート」を自社サイトに書いておきます。AIは、良い面と注意点の両方を書いた情報源を、偏りの少ない根拠として扱いやすくなります。

2. 「転職支援」「転職保証」は、適用条件まで書かないと誤解される

受講検討者の多くは、未経験からの転職を目的にしています。そのため「転職支援あり」「転職保証あり」は、AIへの質問でもよく条件に入ります。

ただし、転職保証や返金の制度には、たいてい適用条件があります。受講開始時の年齢、課題の提出状況、カリキュラムの修了、転職活動の地域や期間などです。条件が別ページの小さな注意書きにあると、AIは「転職保証あり」という言葉だけを抜き出して伝えます。

実際に受講したあとで「条件に当てはまらなかった」となれば、口コミの評価が下がり、AIの回答にもその声が反映されます。

そこで、制度の名前と適用条件を同じ1文に入れて書きます。「受講開始時に◯歳以下で、全課題を提出し、◯か月以内に転職先が決まらなかった場合に、受講料を返金します」という形です。転職や収入の結果を約束する書き方は避け、サポートの中身と条件だけを書いてください。

あわせて、卒業生の進路を数字で出す場合は、集計の期間、対象者の範囲、「転職」の定義を数字と同じ段落に書きます。広告表示のルールとして景品表示法の観点からも、条件を省いた数字だけの表示は避けるべき領域です。

3. 教育訓練給付制度の対象は「スクール単位」ではなく「講座単位」で決まる

受講検討者は「このスクールは給付金が使えるか」と聞きます。しかし、教育訓練給付制度の対象になるのは、厚生労働大臣の指定を受けた講座です。同じスクールでも、対象のコースと対象外のコースが混在することがあります。

さらに、給付を受けられるかどうかは、受講する本人の雇用保険の加入期間などの要件でも変わります。講座の種類によっては、受講開始の前にハローワークでの手続きが必要です。

AIは「〇〇スクールは給付金対象」とまとめて答えがちです。サイトに講座単位の情報がないと、対象外のコースを検討している人にも誤って伝わります。

対策は、対象コースの名前、制度の種類、本人が満たすべき要件の概要、手続きの時期を1ページにまとめることです。給付の割合や上限額は制度改正で変わることがあるため、厚生労働省の該当ページへのリンクを添え、更新日を書いておきます。

経済産業省のリスキリング支援事業など、名前の似た別の制度もあります。受講検討者は混同しやすいため、自社がどの制度に対応しているのかを、制度の正式な名前で書き分けてください。

プログラミングスクールのAIO対策で実際にやる5つの作業

プログラミングスクールのAIO対策は、次の5つの工程に分かれます。どこを任せるかで費用が変わります。

1. AIでの言及状況の棚卸し

ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewで、自社スクールと競合スクールがどう扱われているかを調べます。

プログラミングスクールの場合は、年齢、現職、目的、学ぶ言語、期間、予算を組み合わせて、20〜30パターンの質問を投げます。「30代 未経験 Web系 転職 オンライン スクール」「Python データ分析 社会人 給付金 講座」「〇〇スクール 評判」といった聞き方です。

ここで、自社の料金やコースが古いまま伝わっていないかを確認します。評判を聞く質問で、AIがどの口コミサイトやSNSの投稿を根拠にしているかも見ます。

2. 基盤ページの整備

プログラミングスクールで整えるべきは、次の5ページです。

  • コース別の料金・期間ページ(受講料の総額、分割時の支払総額、受講期間、1週間の学習時間の目安)
  • 給付金・支援制度の対象講座ページ(対象コース名、制度の種類、本人の要件の概要、手続きの時期)
  • 転職支援・保証制度の条件ページ(支援の中身、適用条件、対象外になる場合、返金の条件)
  • 卒業生の進路・受講生データのページ(集計期間、対象者の範囲、定義を明記した数字)
  • 契約・解約と学習サポートのページ(解約と返金のルール、質問の受付時間、メンターの人数と経歴)

この5つが埋まっていない状態では、「未経験からエンジニアになる方法」のような記事を増やしても、申込につながりにくくなります。受講検討者が不安に思う点を先に書き切るのが先です。

なお、契約の期間と金額によっては、特定商取引法の「特定継続的役務提供」(パソコン教室)にあたる場合があります。その場合はクーリング・オフや中途解約のルールが関わるため、契約・解約のページは法令に沿って整えてください。

3. AIが読み取れる構造への整備

料金表の画像や、カウンセリングで渡す資料にしか書いていない情報を、ページの文章と表に直します。

「Webエンジニア転職コースは受講期間6か月、受講料は税込◯円です。このコースは◯◯の対象講座で、要件を満たす方は給付を受けられます」のように、1文で言い切る書き方をします。数字は自社の実態に合わせます。AIはこうした文をそのまま抜き出します。

コース比較の表も、テキストの表にします。コースを列に、「期間」「総額」「学べる言語」「給付金対象」「転職支援の有無」を行にした表は、AIにも受講検討者にも読み取りやすい形です。

4. 一次情報と権威性の担保

卒業生の事例を、条件と数字を入れて書きます。「前職は販売職、受講期間6か月、1日平均2時間の学習、卒業後に社内SEとして入社」といった形です。成果を強調するより、どんな前提の人がどれだけ学んだかを書くほうが、次の受講検討者の判断材料になります。

講師やメンターの実務経験も、担当した開発の分野と年数を具体的に書きます。カリキュラムの更新日や、使っている技術のバージョンも載せておくと、情報が古くないことの根拠になります。

他社サイトの「プログラミングスクールの選び方」を並べ直した記事には、AIが引用する理由がありません。自社の受講生データでしか出せない数字が必要です。

5. 外部からの言及の設計

口コミサイト、IT系の学習メディア、卒業生のSNSやブログ、提携している企業のページなど、自社以外の場所で言及される状態をつくります。

ここで注意したいのが、2023年10月から景品表示法の不当表示に加わった、いわゆるステルスマーケティングの規制です。スクールが報酬を払って書いてもらった紹介記事や口コミは、広告であることがわかる表示が必要です。

報酬つきの紹介を表示なしで増やすと、法令上の問題になるおそれがあります。発覚すれば評判の質問に対するAIの回答にも響きます。卒業生インタビューの転載許可を取る、勉強会やイベントを開いて自然に言及されるきっかけをつくる、といった方法を中心にしてください。

プログラミングスクールのAIO対策の費用相場

プログラミングスクールのAIO対策は、月額15万円から100万円程度が目安です。差を生むのは、企業規模とコース数、対応範囲です。

企業規模別の予算の目安

企業規模月額の目安主な対応範囲
従業員10名以下15〜50万円基盤5ページの整備+卒業生事例の追加+実行代行
従業員50〜300名50〜100万円上記+コースごとのページ整備+口コミ・外部言及の設計
大手・上場企業100万円以上複数ブランドの情報設計+学習メディアを含む大規模サイトの構造改善

単発で頼む場合は、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。給付金の対象講座の指定を受けたタイミングなど、情報を一度に整えたい時期に使う方法もあります。

金額は、筆者が実際に見てきた見積もりの範囲です。会社や商流によって変わります。

見積もりに「条件ページの整備」が含まれるかを確認する

「学習ノウハウの記事を月4本で◯万円」という見積もりが出てきた場合は、料金、給付金、転職支援の条件ページの整備が含まれているかを確認してください。

プログラミングスクールでは、記事の本数よりも、受講検討者が疑う点に答えるページが先に効きます。

プログラミングスクールのAIO対策は、広告やアフィリエイトとどう分けるか

広告やアフィリエイトは「知ってもらう」ため、AIO対策は「確かめられたときに正しく伝わる」ための施策です。役割が違うため、どちらかをやめて置き換えるものではありません。

プログラミングスクールは、広告とアフィリエイトの比較記事で集客してきた会社が多い業種です。ただ、受講検討者は広告の言葉を確かめるために、AIや口コミを使います。広告で興味を持った人が、AIの回答で離れてしまうこともあります。

役割は、次のように分けて考えると整理しやすくなります。

  • 広告・アフィリエイト:スクールの存在を知ってもらう。報酬が発生する紹介には広告である表示をつける
  • 自社サイト:料金の総額、給付金の対象講座、転職支援の条件を正確に置く
  • 口コミ・SNS:卒業生の実際の声が集まる場所。内容を自社サイトの説明と食い違わせない

広告の訴求文と、自社サイトの条件ページの内容をそろえることが出発点です。広告だけ強い言葉を使っていると、AIの回答との落差が不信感につながります。

プログラミングスクールがAIO対策会社を選ぶ5つの基準

次の5つを順番に確認してください。上から重要な順です。

基準1. 自社の企業規模に合っているか

もっとも多い失敗は、大手向けの会社に、講師数名のスクールが依頼することです。

大手を主戦場にしている会社は、支援体制も進め方も、それに合わせて組まれています。月100万円規模を前提にした設計を月20万円に縮めても、同じ成果にはなりません。

候補企業の実績ページを見て、載っている会社の規模が自社と2桁違うなら、いったん保留にしてください。

基準2. プログラミングスクールの事情を理解しようとするか

初回の打ち合わせで、「受講検討者はカウンセリングでどんな不安を口にするか」を聞いてくるかを見てください。

給付金の対象講座、転職保証の適用条件、解約のルール、過去の口コミ。こうした話に質問を重ねてくる会社は、受講検討者の疑いに答えるページを組み立てられます。反対に、「転職成功」「年収アップ」を強く打ち出す提案が最初に出てくる場合は、慎重に判断してください。

基準3. 戦略だけか、実行まで担当するか

「誰がページを直すのか」を確認してください。小規模なスクールでは、代表や講師がカリキュラム改訂と受講生対応を兼ねていることが多くあります。提案書だけを渡されても、新しい期の開講が重なる時期には手が止まります。

基準4. 費用と対応範囲が明示されているか

初回の見積もりで「含まれるもの」と「含まれないもの」が書面で出るかを見てください。卒業生への取材、コース改定時のページ修正、口コミサイトの掲載情報の確認が含まれるかは、会社によって分かれます。口頭の説明だけで進めると、3か月後に認識がずれます。

基準5. その会社自身がAIに引用されているか

ChatGPTに「プログラミングスクールのAIO対策会社 おすすめ」と聞いてみてください。候補の会社が出てくるかを見ます。

AIO対策を提供している会社が、自社をAIに引用させられていないのであれば、施策の再現性を確認する理由になります。

効果が出るまでの期間と効果測定の方法

プログラミングスクールのAIO対策は、3か月でスクール名の質問に、6〜12か月で条件つきの質問に反映されはじめるのが目安です。

3か月・6か月・12か月で何が変わるか

期間起きること見るべき指標
3か月基盤5ページの整備が終わる。スクール名での質問に、AIが正しい料金と給付金の対象講座で答えられるようになるAI回答への登場回数、回答内容の正確さ
6か月「未経験×目的×給付金」系の質問で候補に入りはじめる。評判の質問への回答に、自社サイトの情報が使われはじめるスクール名での指名検索数、カウンセリング申込のきっかけ
12か月卒業生の事例と外部言及が積み上がり、複数のAIで安定して出るようになる無料カウンセリングの申込数、申込から受講に至った件数

何を見れば効果がわかるか

プログラミングスクールの場合、次の3つを見てください。

  • AIの回答に自社スクールが登場した回数(年齢・目的・予算の条件で質問文を固定し、月1回同じ条件で確認する)
  • スクール名での指名検索の数
  • 無料カウンセリングの申込時に聞く「何で知ったか」の内訳

3つ目がもっとも確実です。申込フォームに「AIで調べた」という選択肢を1つ足すだけで記録できます。あわせて、カウンセリングで「AIにどう聞いたか」をひとこと聞くと、次に整えるページが見えてきます。

そもそもAIO対策とは?SEO・LLMOとの違い

AIO対策とは、ChatGPTやGoogle AI Overviewなどの生成AIの回答に、自社の情報が引用・推薦されるように整えることです。

用語指している内容
SEO検索エンジンの結果で上位に表示させる
AIOAIの回答に引用・推薦されるようにする
LLMOAIOとほぼ同義。大規模言語モデル側を主語にした言い方
GEOAIOとほぼ同義。生成エンジン側を主語にした言い方

会社によって使う言葉が違うだけで、やる作業に大きな差はありません。用語の違いで会社を選ぶ必要はありません。

なお、SEOとAIOは対立しません。AIは検索結果を参照して回答を組み立てています。「プログラミングスクール 比較」「プログラミングスクール 給付金」で検索しても見つからないサイトは、AIからも見つかりにくくなります。

プログラミングスクールのAIO対策に関するよくある質問

プログラミングスクールの経営者からよく受ける質問を5つまとめました。

中小のプログラミングスクールでもAIO対策はできますか?

できます。むしろ講師数名で運営しているスクールのほうが、効果が出やすい面があります。

コース数とページ数が少ないため、整備が早く終わるからです。コースごとの総額、給付金の対象かどうか、転職支援の条件、解約のルールを書き出すところから始めれば、3か月ほどで形になります。

「現役エンジニアが少人数で見る」「特定の言語や業界に絞っている」といった特徴は、大手が書きにくい強みです。注意したいのは依頼先の規模です。大手向けの会社に小さい予算で依頼すると、支援の密度が下がります。

AIに「やめとけ」「評判が悪い」と答えられた場合、どうすればいいですか?

まず、AIがどの情報を根拠にしているかを確認してください。回答の出典を聞くか、Perplexityのように出典を表示するAIで同じ質問をします。

根拠が古い料金や、すでに改善したサポート体制の話であれば、自社サイトに現在の情報と変更した時期を書きます。「2026年4月から質問の受付時間を平日22時まで延長」といった形です。

指摘が現在もあてはまる場合は、ページで取りつくろうより、サービスそのものを見直すほうが先です。

転職保証や給付金の対象であることは、どう書けばいいですか?

制度の名前と、適用される条件を同じ文に入れて書いてください。「転職保証あり」「給付金対象」だけでは、AIが条件を省いて伝えるおそれがあります。

給付金は、対象のコース名と制度の種類を書き、本人の要件と手続きの時期は概要にとどめて、厚生労働省のページへリンクします。

転職保証は、適用条件と返金の条件を書きます。転職できることや収入が上がることを約束する表現は避けてください。

卒業生の転職実績は、どこまで数字で出していいですか?

集計の条件を一緒に書けるなら、数字で出して構いません。条件を省いた数字だけの表示は避けてください。

書くべき条件は、集計した期間、対象にした卒業生の範囲、「転職」に何を含めたかの3つです。たとえば、途中で退会した人を分母から外していないか、業務委託や副業を含めているかを明記します。

数字が控えめでも、条件が明確なほうが、AIにも受講検討者にも信頼されやすくなります。

アフィリエイトの比較サイトに掲載してもらうのは、AIO対策になりますか?

外部からの言及として一定の意味はあります。ただし、それだけに頼るのはおすすめしません。

報酬が発生する掲載は、広告であることがわかる表示が必要です。また、比較サイトの情報が古いと、AIが誤った料金やコースを伝える原因になります。

掲載する場合は、自社サイトの条件ページと内容をそろえ、改定したら掲載先にも更新を依頼してください。卒業生の声やイベント登壇など、報酬によらない言及も並行して増やすことが大切です。

まとめ:プログラミングスクールのAIO対策は「企業規模」で選ぶ

プログラミングスクールのAIO対策会社は、自社の企業規模と、任せたい範囲で選ぶのが基本です。紹介した5社を、もう一度整理します。

  • エイチリンク株式会社:従業員10名以下のスクール。料金・給付金・転職支援の条件ページから実行まで任せたいスクールに
  • 株式会社PLAN-B:中堅〜大手。SEOと広告、SNSを合わせて見直したいスクールに
  • 株式会社Mesut:中小〜中堅。予算を抑えて外部言及から始めたいスクールに
  • StockSun株式会社:中堅〜大手。カウンセリング後の追客まで含めて整えたいスクールに
  • 株式会社LANY:中堅〜大手。学習メディアなどページ数の多いサイトを持つスクールに

最初に確認してほしいのは、自社の規模と合っているかです。実力のある会社でも、規模が合わなければ成果は出ません。

従業員10名以下のプログラミングスクールであれば、実行まで一緒に動けるエイチリンク株式会社から相談するのが現実的です。

プログラミングスクールのWeb集客でお困りなら、エイチリンク株式会社へ

エイチリンク株式会社は、従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。

代表の本郷が7年間で100サイト以上を制作し、30社以上のSEO支援を担当してきました。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで弊社側で担当します。

支援実績の一例です。

  • SNS運用会社:支援5か月で問い合わせ0件から月7件へ。SEO経由で月100万円の案件を受注
  • イベント会社:サイト経由で月96件の問い合わせ、月商500万円を創出
  • 営業代行会社:新規サイトから月40件の問い合わせ。AI検索経由の問い合わせも増加
  • YouTube運用代行会社:支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)。ドメイン評価は0.4から42に。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。ChatGPT経由で獲得した1社からは、累計で税別約579万円を受注しました

初回のご相談は無料です。いまAIで自社がどう出ているかの調査結果をお持ちします。営業のご連絡はいたしません。

プログラミングスクールのSEO・AIO対策について相談する

業種別のAIO対策・LLMO対策代行(エイチリンク株式会社)

エイチリンク株式会社では、業種ごとにAIO対策・LLMO対策代行のページを用意しています。自社の業種のページで、AIに推薦されるための進め方と費用をご確認ください。

士業・専門家

建設・不動産

医療・介護

人材・採用

IT・システム

製造業

物流・BPO

業種別AIO対策・LLMO対策代行の一覧を見る

著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。