「説明会に来た方が、AIに学費と学位の違いを整理してもらってから来ていた」

ビジネススクールやMBAプログラムの運営者から、こうした話を聞くことが増えました。働きながら学びたい社会人が、AIに「オンライン」「学位あり」「予算」を伝えて候補を絞りはじめたためです。AIが返す数校に入らなければ、説明会の申込にまで進みません。

結論から言うと、従業員10名以下のビジネススクール・MBAならエイチリンク株式会社、中堅から大手ならStockSun株式会社かLANYが候補になります。企業派遣の開拓までBtoBの視点で整えたいなら、サクラサクマーケティング株式会社も選択肢に入ります。

この記事では、次の3つがわかります。

  • ビジネススクール・MBAのAIO対策会社おすすめ5社と、それぞれの向き不向き
  • 学位の有無、通学かオンラインか、企業派遣か個人かで比べられる業種ならではの対策の違い
  • 費用相場と、説明会・体験授業の申込につなげるために整えるページ

ビジネススクール・MBAのAIO対策会社おすすめ5社【比較表あり】

ビジネススクール・MBAのAIO対策を依頼できる会社を5社紹介します。運営の規模と、任せたい範囲で選んでください。

本記事の選定基準

次の4つを基準に選びました。

  • BtoB企業または社会人向けサービスの集客を支援した実績が公開されていること
  • SEOまたはAIO対策(LLMO対策)を正式なサービスとして提供していること
  • 対応範囲が公式サイトで確認できること
  • 戦略設計だけでなく、実行まで担当できること

なお、筆者はエイチリンク株式会社の代表です。自社を1番目に掲載しています。判断材料としてお読みください。掲載各社の情報は、2026年9月時点の公式サイトをもとにしています。

【比較表】ビジネススクール・MBAのAIO対策会社5社

会社名タイプ向いている企業規模対応範囲費用の目安
エイチリンク株式会社SEO・AIO実行支援従業員10名以下戦略設計/ページ修正/記事制作/実行代行月8万円〜(コンサルのみ)/月20万円〜(対策代行込み)
サクラサクマーケティング株式会社SEO・LLMOコンサル中小〜中堅SEOコンサル/LLMOコンサル/SEOセカンドオピニオン/記事制作代行要問い合わせ
株式会社MesutLLMO・AIO専業中小〜中堅AI引用の調査/掲載営業/相互リンク施策月10万円〜
StockSun株式会社総合コンサル中堅〜大手LLMO・AIOコンサル/SEO/Web広告/MEO/CRM要問い合わせ
株式会社LANYSEO・LLMOコンサル中堅〜大手SEO/LLMO/コンテンツ制作/マーケBPO要問い合わせ

1. エイチリンク株式会社

会社名/所在地:エイチリンク株式会社/東京都板橋区志村1-13-14

特徴:従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで自社側で担当します。少人数の事務局が募集、説明会の運営、在校生対応を兼ねていて、サイトまで手が回らない運営者を想定した支援体制です。

AIO対策で任せられる範囲:AIでの言及状況の調査から始めます。プログラム概要、学費、入試日程、企業派遣向けページの整備、AIが読み取れる構造への改修、受講検討者向けの記事制作、外部言及の設計まで担当します。

費用目安:月8万円+税〜(コンサルのみ)/月20万円+税〜(コンサル+対策代行)/月40万円+税(強化版)

主な実績:7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO支援。YouTube運用代行会社では、支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)増えました。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。

こんなビジネススクール・MBAにおすすめ:1〜2つのプログラムを少人数の事務局で運営しているスクール。入試日程や学費の情報が、PDFの募集要項にしか載っていないスクール。

公式サイトSEOコンサルティング|エイチリンク株式会社

2. サクラサクマーケティング株式会社

会社名/所在地:サクラサクマーケティング株式会社/東京都渋谷区渋谷3-1-9 YAZAWAビル3階

特徴:SEOコンサルティングと、AI検索に対応したLLMOコンサルティングを提供しています。「BtoBの成長を加速する」を掲げる会社です。SEOのセカンドオピニオンや、記事制作の代行も手がけています。

AIO対策で任せられる範囲:SEOコンサルティング、LLMOコンサルティング、SEOセカンドオピニオン、記事制作代行。現在の施策を見直したい段階から相談できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:20年の実績があり、支援サイトは2,000以上、取引実績は6,000社以上です。常時100社以上を支援する体制を持っています。

こんなビジネススクール・MBAにおすすめ:企業の人事部門に向けた企業派遣や法人研修の集客を強めたいスクール。すでに他社とSEOを進めていて、方針の見直しから相談したいスクール。

公式サイトサクラサクマーケティング株式会社

3. 株式会社Mesut

会社名/所在地:株式会社Mesut/東京都新宿区(代表取締役:宇田晃平)

特徴:LLMO・AIO対策を専業とする会社です。月額10万円からのサービス「メントリAIO」を提供しています。相互リンクや掲載営業といった、外部からの言及を増やす施策を主軸にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AI引用状況の調査、掲載営業、相互リンク施策。導入前のサイト分析を無料で実施しています。

費用目安:月10万円〜

主な実績:代表の宇田氏はSEO検定1級とYMAA認証を保有しています。被リンク施策で20社以上を支援し、コスメメディアを18か月で月間350万PVに成長させました。

こんなビジネススクール・MBAにおすすめ:プログラムや学費のページはすでに整っていて、外部での露出を増やしたいスクール。予算を月10万円前後から始めたいスクール。

公式サイト株式会社Mesut

4. StockSun株式会社

会社名/所在地:StockSun株式会社/東京都新宿区西新宿3-8-3(代表取締役:岩野圭佑)

特徴:Web集客コンサルティングを軸に、事業コンサルや定額制BPOまで手がける会社です。LLMO・AIOコンサルティングも提供しています。認定パートナー制度を持ち、案件ごとに専門家を組み合わせる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:LLMO・AIOコンサルティングに加え、SEO、Web広告運用、MEO、CRMまで横断して対応できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:電通総研、KADOKAWA、村田製作所、オープンハウスグループなど、大手企業の支援実績が公開されています。

こんなビジネススクール・MBAにおすすめ:複数のキャンパスやプログラムを持つ中堅から大手のスクール。説明会参加者の追客や出願までの管理を、広告と合わせて見直したいスクール。

公式サイトStockSun株式会社

5. 株式会社LANY

会社名/所在地:株式会社LANY

特徴:SEOコンサルティングを主軸に、LLMOコンサルティング(LLMO・GEO・AIO・AEO)を提供しています。大規模サイトの運用実績が豊富です。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOを一体で設計します。コンテンツ制作、Web広告、SNS運用、マーケティングBPOまで対応しています。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:マネーフォワードの支援では、サイト全体で約600万PVの増加、記事制作1,200本以上、記事監修980本以上を担当しています。

こんなビジネススクール・MBAにおすすめ:経営やキャリアの学習メディアを数百ページ規模で運営している、中堅から大手のスクール。

公式サイト株式会社LANY

StockSun株式会社とLANYは、大手企業の大規模サイトで実績を積んだ会社です。支援体制もそれに合わせて組まれているため、予算規模の大きい企業に向いています。一方で従業員10名以下のビジネススクール・MBAであれば、実行まで一緒に動けるエイチリンクのほうが合います。

ビジネススクール・MBAがいまAIO対策をすべき3つの理由

ビジネススクール・MBAは、検討期間が長く、AIで比較の条件を整理してから説明会に来る人が増えやすい業種です。理由は3つあります。

理由1. 社会人がAIで学び先を整理しはじめている

ビジネススクールの集客は、これまで説明会、雑誌やWebの特集、修了生からの紹介が中心でした。いまは受講を考える社会人が、AIに自分の状況を話して候補を絞る動きが出ています。

「35歳、メーカーの企画職。仕事を続けながら2年以内に国内でMBAを取りたい。オンライン中心で、学費は300万円以内」といった聞き方です。AIはこの条件に合うプログラムを3〜5つ返します。

数としては、まだ多くありません。弊社が支援している別業種の会社では、生成AI経由の流入は全体の1.53%でした。ただし、有効リード48件のうち9件、つまり19%がAI経由です。流入の比率に対して、リードの比率が約12倍になっています。エンゲージメント率も69.2%で、サイト全体の53.5%を上回りました。

AIで条件を整理してからたどり着く人は、学位の要不要や予算が決まった状態で説明会に来ます。出願まで進みやすい層です。

理由2. 競合がまだ手をつけていない

弊社がAhrefsで調べたところ、「MBA」は月23,000件、「ビジネススクール」は月1,400件の検索があります。「国内MBA」「海外MBA」はそれぞれ月450件、「MBA 費用」は月400件、「オンライン MBA」は月300件です(2026年9月時点)。

一方で「MBA AIO」「ビジネススクール 集客」は、検索データが取れないほど少ない状態です。AIでの見つけられ方に手を打っているスクールは、まだ少ないと考えられます。

AIは、複数の情報源で言及されているプログラムを候補に選びます。同じ地域、同じ学習形式の競合が動いていないいまのうちに情報を整えるほど、後から追いつかれにくくなります。

理由3. 検討から入学までが長く、途中で何度もAIに確認される

ビジネススクール、とくに学位の取れるMBAは、思い立ってすぐ入学するものではありません。情報収集、説明会、家族や上司への相談、出願準備、入試と、数か月から1年ほどかけて進むことがあります。

この間、受講検討者は段階ごとに違う質問をAIに投げます。最初は「MBAは意味があるか」、次に「国内とオンラインのどちらがいいか」、最後に「〇〇大学院の入試の倍率や面接の内容は」です。

検討が長いぶん、どの段階でも正しく答えられる情報が自校サイトにあるかどうかで、最後に残るかが変わります。

ビジネススクール・MBAのAIO対策が一般的なSEOと違う3つの点

ビジネススクール・MBAのAIO対策は、「学位・学び方・費用・誰が決めるか」の4つの軸で比べられる前提で組み立てます。一般的なSEOと違う点は3つあります。

1. 「学位が取れるか」で、比べられる土俵が分かれる

「ビジネススクール」という言葉は、性質の違う学び先をまとめて指しています。大学院の修了で修士の学位が得られるMBAプログラムと、学位の授与を伴わない民間の講座や短期プログラムです。

学位のあるプログラムの中でも、専門職大学院で得る「経営管理修士(専門職)」と、一般の大学院で得る「修士(経営学)」などがあります。専門職大学院は、5年以内ごとに分野別の認証評価を受ける仕組みです。国際的な認証を取得しているプログラムもあります。

受講検討者は、転職や社内での評価のために「学位が必要か」を気にします。ところがサイトで学位の種類が曖昧だと、AIは学位のあるプログラムと民間の講座を同じ扱いで並べてしまいます。

対策は、「修了すると何の学位が得られるか」「得られない場合は何の修了証か」を、プログラム概要の冒頭で1文で言い切ることです。学位を授与しない講座なら、そのことを明記したうえで「実務で使える内容を短期間で学ぶ」強みを書くほうが、合う人に選ばれます。

2. 企業派遣と個人受講で、決める人と比べる軸がまったく違う

同じプログラムでも、企業が社員を派遣する場合と、個人が自費で通う場合とでは、意思決定者が違います。

企業派遣では、人事部門や経営層が決めます。見られるのは、選抜人材の育成に合うか、派遣中の業務との両立、費用の支払い方、修了後の社内への還元です。AIへの質問も「幹部候補 育成 MBA 企業派遣」「次世代リーダー研修 ビジネススクール 法人」といった形になります。

個人受講では、本人が決めます。見られるのは、学費の総額、平日夜や土日に通えるか、オンラインで受けられるか、キャリアへの効果です。家族の理解を得るための情報も求められます。

一般的なSEOでは、1つのプログラムページで両方に向けて書くことが多くありました。AIの回答では、質問者の立場に合う情報が優先されます。企業派遣向けと個人向けで、入口のページを分けて書くほうが候補に入りやすくなります。

3. 成果が「説明会・体験授業」と「出願の締切」に縛られる

ビジネススクール・MBAの申込の入口は、資料請求よりも説明会や体験授業です。そして学位のあるプログラムには、年に数回の出願期間があります。

ここで起きやすいのが、AIが古い日程を答える問題です。前年の入試日程や、終わった説明会の情報がページに残っていると、AIがそれを参照して答えることがあります。受講検討者は「もう締め切られた」と判断して、候補から外してしまいます。

対策は、日程を年度つきで書き、終わった情報には「受付終了」と明記することです。「2027年4月入学の第2期出願は、2026年11月◯日から12月◯日まで」のように、入学時期と期と日付を1文に入れます。日付は自校の実際の日程に合わせてください。

説明会や体験授業も、開催の形式(対面かオンラインか)、所要時間、個別相談の有無を文章で書きます。AIが「次の説明会はいつか」に正しく答えられる状態をつくることが、申込の数に直結します。

ビジネススクール・MBAのAIO対策で実際にやる5つの作業

ビジネススクール・MBAのAIO対策は、次の5つの工程に分かれます。どこを任せるかで費用が変わります。

1. AIでの言及状況の棚卸し

ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewで、自校のプログラムと競合のプログラムがどう扱われているかを調べます。

ビジネススクール・MBAの場合は、年齢、職種、学位の要否、学習形式、予算、企業派遣か個人かを組み合わせて、20〜30パターンの質問を投げます。「40代 管理職 国内MBA 土日 通学」「オンライン MBA 学位 取れる 国内」「企業派遣 ビジネススクール 選抜研修」といった聞き方です。

ここで、自校の学費や学位の種類が正しく伝わっているか、古い入試日程が出ていないかを確認します。国内MBAと海外MBAを比べる質問で、自校がどの位置に置かれているかも見ます。

2. 基盤ページの整備

ビジネススクール・MBAで整えるべきは、次の5ページです。

  • プログラム概要ページ(得られる学位または修了証の名前、修業年限、授業の時間帯、通学とオンラインの比率)
  • 学費・支援制度ページ(入学金と授業料の総額、分納の可否、教育訓練給付制度の対象かどうか)
  • 入試・出願スケジュールページ(年度と期ごとの出願期間、選考方法、社会人経験などの出願要件)
  • 企業派遣・法人向けページ(派遣の手続き、請求と支払いの方法、派遣元への報告の有無、これまでの派遣企業の業種)
  • 説明会・体験授業の案内ページ(日程、形式、所要時間、個別相談の有無、終了分の表示)

この5つが埋まっていない状態では、「MBAを取るメリット」のような記事を増やしても、説明会の申込につながりにくくなります。受講検討者が比べる条件を、先に書き切るのが先です。

なお、教育訓練給付制度の対象になるのは、厚生労働大臣の指定を受けた講座です。対象の場合は、講座名と制度の種類を書き、要件と手続きの詳細は厚生労働省のページへリンクしてください。

3. AIが読み取れる構造への整備

募集要項のPDFやパンフレットにしか書いていない情報を、ページの文章と表に直します。PDFの中の情報は、AIが参照しにくいことがあるためです。

「本プログラムは修業年限2年で、修了すると経営管理修士(専門職)の学位が得られます。授業は平日19時から21時と土曜日に行い、全体の約半分をオンラインで受講できます」のように、1文で言い切る書き方をします。内容は自校の実態に合わせます。AIはこうした文をそのまま抜き出します。

学費も、入学金、授業料、その他の費用を分けた表にし、2年間の総額を1行で示します。複数のプログラムがある場合は、「学位」「期間」「形式」「総額」を並べた比較表をつくります。

4. 一次情報と権威性の担保

在校生・修了生の構成を、数字で書きます。「2026年度入学者の平均年齢は38歳、業種は製造業が3割、企業派遣は2割」といった形です。数字は、実際の集計に合わせてください。

修了後の変化を書く場合は、昇進や転職を約束する書き方を避け、集計の対象と方法を添えます。「修了生アンケート(回答◯名)で、◯割が修了後に担当業務の範囲が広がったと回答」という書き方です。

教員の実務経験や研究分野、取得している認証、授業で扱うケースの具体例も、選ばれる根拠になります。他校と同じ「MBAで学べること」を並べた記事には、AIが引用する理由がありません。

5. 外部からの言及の設計

自校以外の場所で言及される状態をつくります。対象は、社会人向けの進学情報サイト、大学院の比較サイト、経済メディアでの教員のコメントです。企業の人事担当者向けメディアや、修了生の同窓会の発信も含みます。

ここで大事なのは、外部の情報と自校サイトの内容をそろえることです。学費や入試日程が外部で古いままだと、AIはどちらを信じてよいか判断できません。募集要項を改定したら、自校サイトと外部の掲載ページを同じ月に更新します。

ビジネススクール・MBAのAIO対策の費用相場

ビジネススクール・MBAのAIO対策は、月額15万円から100万円程度が目安です。差を生むのは、企業規模とプログラム数、対応範囲です。

企業規模別の予算の目安

企業規模月額の目安主な対応範囲
従業員10名以下15〜50万円基盤5ページの整備+修了生事例の追加+実行代行
従業員50〜300名50〜100万円上記+個人向け・企業派遣向けのページ分け+外部言及の設計
大手・上場企業100万円以上複数プログラム・複数キャンパスの情報設計+大規模サイトの構造改善

単発で頼む場合は、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。募集要項の改定や新しいプログラムの開設に合わせて、一度に整える方法もあります。

金額は、筆者が実際に見てきた見積もりの範囲です。会社や商流によって変わります。

見積もりに「募集要項の改定時の更新」が含まれるかを確認する

ビジネススクール・MBAの情報は、年度ごとに学費や日程が変わります。見積もりの段階で、募集要項を改定したときのページ更新が含まれているかを確認してください。

記事の本数だけの見積もりでは、この更新作業が抜けていることがあります。古い日程が残ると、AIの回答で候補から外れる原因になります。

国内MBAと海外MBA、通学とオンラインの比較にどう答えるか

受講検討者は、個別の学校名より先に「国内か海外か」「通学かオンラインか」をAIに聞きます。この比較の質問に、自校の情報で答えられる状態をつくることが大切です。

比較の質問では、AIは一般論で答えがちです。「海外MBAは費用が高いが国際的な人脈ができる」「オンラインは両立しやすい」といった内容です。ここに自校の具体的な情報がないと、名前は挙がりません。

比較の質問に向けて、自校サイトに書いておきたい項目は次のとおりです。

  • 授業で使う言語と、英語での授業の比率
  • 仕事を辞めずに修了できるか(授業の曜日と時間帯、長期履修や休学の制度)
  • オンラインで受けられる範囲と、対面が必須の授業や合宿の有無
  • 修了までの総額と、住居費や渡航費などの学費以外の費用

他校と比べて優劣を書く必要はありません。自校の条件を正確に書いておけば、AIが比較の中で自校を位置づける材料になります。

ビジネススクール・MBAがAIO対策会社を選ぶ5つの基準

次の5つを順番に確認してください。上から重要な順です。

基準1. 自社の企業規模に合っているか

もっとも多い失敗は、大手向けの会社に、少人数の事務局で運営するスクールが依頼することです。

大手を主戦場にしている会社は、支援体制も進め方も、それに合わせて組まれています。月100万円規模を前提にした設計を月20万円に縮めても、同じ成果にはなりません。

候補企業の実績ページを見て、載っている会社の規模が自社と2桁違うなら、いったん保留にしてください。

基準2. ビジネススクール・MBAの事情を理解しようとするか

初回の打ち合わせで、「説明会に来る人は、企業派遣と個人のどちらが多いか」を聞いてくるかを見てください。

学位の種類、出願の期ごとの日程、学費の総額、修了生の構成。こうした話に質問を重ねてくる会社は、受講検討者と人事担当者の両方に届くページを組み立てられます。修了後の昇進や年収を強く打ち出す提案が最初に出てくる場合は、慎重に判断してください。

基準3. 戦略だけか、実行まで担当するか

「誰がページを直すのか」を確認してください。小規模なスクールでは、事務局の数名が募集と説明会の運営、在校生対応を兼ねていることが多くあります。提案書だけを渡されても、出願期間や入試の時期には手が止まります。

基準4. 費用と対応範囲が明示されているか

初回の見積もりで「含まれるもの」と「含まれないもの」が書面で出るかを見てください。修了生や教員への取材、募集要項PDFの内容のページ化、外部の進学情報サイトの掲載確認が含まれるかは、会社によって分かれます。口頭の説明だけで進めると、3か月後に認識がずれます。

基準5. その会社自身がAIに引用されているか

ChatGPTに「ビジネススクール・MBAのAIO対策会社 おすすめ」と聞いてみてください。候補の会社が出てくるかを見ます。

AIO対策を提供している会社が、自社をAIに引用させられていないのであれば、施策の再現性を確認する理由になります。

効果が出るまでの期間と効果測定の方法

ビジネススクール・MBAのAIO対策は、3か月でスクール名の質問に、6〜12か月で条件つきの質問に反映されはじめるのが目安です。

3か月・6か月・12か月で何が変わるか

期間起きること見るべき指標
3か月基盤5ページの整備が終わる。スクール名での質問に、AIが正しい学位の種類、学費、次の出願期間で答えられるようになるAI回答への登場回数、回答内容の正確さ
6か月「学位×学習形式×予算」の質問や、企業派遣の質問で候補に入りはじめるスクール名での指名検索数、説明会申込のきっかけ
12か月修了生の情報と外部言及が積み上がり、出願の期ごとに複数のAIで安定して出るようになる説明会・体験授業の申込数、出願数

何を見れば効果がわかるか

ビジネススクール・MBAの場合、次の3つを見てください。

  • AIの回答に自校が登場した回数(学位・形式・予算の条件で質問文を固定し、月1回同じ条件で確認する)
  • スクール名・プログラム名での指名検索の数
  • 説明会や体験授業の申込時に聞く「何で知ったか」の内訳

3つ目がもっとも確実です。申込フォームに「AIで調べた」という選択肢を1つ足すだけで記録できます。検討期間が長い業種のため、出願時にもあらためて聞くと、AIがどの段階で効いたかがわかります。

そもそもAIO対策とは?SEO・LLMOとの違い

AIO対策とは、ChatGPTやGoogle AI Overviewなどの生成AIの回答に、自社の情報が引用・推薦されるように整えることです。

用語指している内容
SEO検索エンジンの結果で上位に表示させる
AIOAIの回答に引用・推薦されるようにする
LLMOAIOとほぼ同義。大規模言語モデル側を主語にした言い方
GEOAIOとほぼ同義。生成エンジン側を主語にした言い方

会社によって使う言葉が違うだけで、やる作業に大きな差はありません。用語の違いで会社を選ぶ必要はありません。

なお、SEOとAIOは対立しません。AIは検索結果を参照して回答を組み立てています。「国内MBA」「MBA 費用」で検索しても見つからないサイトは、AIからも見つかりにくくなります。

ビジネススクール・MBAのAIO対策に関するよくある質問

ビジネススクール・MBAの運営者からよく受ける質問を5つまとめました。

中小のビジネススクール・MBAでもAIO対策はできますか?

できます。むしろ1〜2つのプログラムを少人数で運営しているスクールのほうが、効果が出やすい面があります。

プログラム数とページ数が少ないため、整備が早く終わるからです。学位の種類、学費の総額、出願の期と日程、授業の時間帯を書き出すところから始めれば、3か月ほどで形になります。

「1クラスの人数が少ない」「特定の業界の経営に絞っている」といった特徴は、大規模校が書きにくい強みです。注意したいのは依頼先の規模です。大手向けの会社に小さい予算で依頼すると、支援の密度が下がります。

学位が取れない講座でも、AIにMBAの候補として挙げてもらえますか?

「学位のあるMBA」を求める質問では、候補に入るのは難しいです。無理に同じ土俵に乗ろうとすると、誤解を招くおそれがあります。

一方で、「学位より実務で使える経営の知識を短期間で学びたい」「MBAの費用はかけられないが体系的に学びたい」という質問は多くあります。学位を授与しないことを明記したうえで、期間、費用、学べる内容を数字で書くと、こうした質問の候補に入りやすくなります。

国内MBAと海外MBAを比べる質問に、どう対応すればいいですか?

他校との優劣ではなく、自校の条件を正確に書くことで対応します。

書いておきたいのは、授業の言語、仕事を続けながら通えるか、オンラインで受けられる範囲、学費以外の費用を含めた総額です。

海外のプログラムと提携している場合は、提携先での履修の有無と期間も書きます。AIは比較の質問に答えるとき、こうした具体的な条件を持つ学校を例として挙げやすくなります。

企業派遣と個人受講で、ページは分けたほうがいいですか?

両方の受け入れ実績があるなら、分けたほうがいいです。決める人と比べる軸が違うためです。

企業派遣向けのページには、派遣の手続き、請求先と支払い方法、選考の流れ、派遣元企業への報告の有無を書きます。個人向けのページには、学費の総額と分納、授業の時間帯、教育訓練給付制度の対象かどうかを書きます。

プログラム概要は1つにまとめ、立場ごとの入口ページから案内する形が扱いやすいです。

説明会や体験授業の申込を増やすには、何から整えればいいですか?

まず、説明会と体験授業の案内ページに、次回の日程、形式、所要時間、個別相談の有無を文章で書いてください。終わった回には「受付終了」と明記します。

次に、出願スケジュールのページを年度と期つきで更新します。AIが古い日程を答えると、受講検討者は申込の前に候補から外してしまうためです。

この2つを整えたうえで、学費と学位のページを見直す順番がおすすめです。

まとめ:ビジネススクール・MBAのAIO対策は「企業規模」で選ぶ

ビジネススクール・MBAのAIO対策会社は、自校の企業規模と、任せたい範囲で選ぶのが基本です。紹介した5社を、もう一度整理します。

  • エイチリンク株式会社:従業員10名以下のスクール。学位・学費・日程ページの整備から実行まで任せたいスクールに
  • サクラサクマーケティング株式会社:中小〜中堅。企業派遣や法人向けの集客をBtoBの視点で整えたいスクールに
  • 株式会社Mesut:中小〜中堅。予算を抑えて外部言及から始めたいスクールに
  • StockSun株式会社:中堅〜大手。説明会後の追客や広告まで横断して整えたいスクールに
  • 株式会社LANY:中堅〜大手。学習メディアなどページ数の多いサイトを持つスクールに

最初に確認してほしいのは、自校の規模と合っているかです。実力のある会社でも、規模が合わなければ成果は出ません。

従業員10名以下のビジネススクール・MBAであれば、実行まで一緒に動けるエイチリンク株式会社から相談するのが現実的です。

ビジネススクール・MBAのWeb集客でお困りなら、エイチリンク株式会社へ

エイチリンク株式会社は、従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。

代表の本郷が7年間で100サイト以上を制作し、30社以上のSEO支援を担当してきました。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで弊社側で担当します。

支援実績の一例です。

  • SNS運用会社:支援5か月で問い合わせ0件から月7件へ。SEO経由で月100万円の案件を受注
  • イベント会社:サイト経由で月96件の問い合わせ、月商500万円を創出
  • 営業代行会社:新規サイトから月40件の問い合わせ。AI検索経由の問い合わせも増加
  • YouTube運用代行会社:支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)。ドメイン評価は0.4から42に。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。ChatGPT経由で獲得した1社からは、累計で税別約579万円を受注しました

初回のご相談は無料です。いまAIで自社がどう出ているかの調査結果をお持ちします。営業のご連絡はいたしません。

ビジネススクール・MBAのSEO・AIO対策について相談する

業種別のAIO対策・LLMO対策代行(エイチリンク株式会社)

エイチリンク株式会社では、業種ごとにAIO対策・LLMO対策代行のページを用意しています。自社の業種のページで、AIに推薦されるための進め方と費用をご確認ください。

士業・専門家

建設・不動産

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人材・採用

IT・システム

製造業

物流・BPO

業種別AIO対策・LLMO対策代行の一覧を見る

著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。