「二重の症例数なら大手に引けを取らないのに、AIに聞くと大手チェーンの名前しか出てこない」

美容外科の院長から、こうした声を聞くことが増えました。施術を考える人が、ChatGPTなどのAIに費用やダウンタイム、医師の選び方まで相談するようになったためです。AIが挙げる数院に入らなければ、カウンセリング予約の候補にも残りません。

結論から言うと、従業員10名以下の美容外科ならエイチリンク株式会社、広告も含めて集客をまとめて相談したい院なら株式会社PLAN-B、中堅から大手ならStockSun株式会社かLANYが候補になります。

この記事では、次の3つがわかります。

  • 美容外科のAIO対策会社おすすめ5社と、それぞれの向き不向き
  • 高額な自由診療で、検討期間が長い美容外科ならではの対策の違い
  • 費用相場と、カウンセリング予約につなげるために整えるページ

美容外科のAIO対策会社おすすめ5社【比較表あり】

美容外科のAIO対策を依頼できる会社を5社紹介します。院の規模と、任せたい範囲で選んでください。

本記事の選定基準

次の4つを基準に選びました。

  • 支援実績が、数字または社名で公開されていること
  • AIO対策(LLMO対策)、またはその土台となるSEOを正式なサービスとして提供していること
  • 対応範囲が公式サイトで確認できること
  • 戦略設計だけでなく、実行まで相談できること

なお、筆者はエイチリンク株式会社の代表です。自社を1番目に掲載しています。判断材料としてお読みください。掲載各社の情報は、2026年9月時点の公式サイトをもとにしています。

【比較表】美容外科のAIO対策会社5社

会社名タイプ向いている企業規模対応範囲費用の目安
エイチリンク株式会社SEO・AIO実行支援従業員10名以下戦略設計/ページ修正/記事制作/実行代行月8万円〜(コンサルのみ)/月20万円〜(対策代行込み)
株式会社PLAN-BSEO・広告を主軸とするデジタルマーケティング中堅〜大手SEO/インターネット広告/インフルエンサーマーケティング/Webサイト制作要問い合わせ
株式会社MesutLLMO・AIO専業中小〜中堅AI引用の調査/掲載営業/相互リンク施策月10万円〜
StockSun株式会社総合コンサル中堅〜大手LLMO・AIOコンサル/SEO/Web広告/MEO/CRM要問い合わせ
株式会社LANYSEO・LLMOコンサル中堅〜大手SEO/LLMO/コンテンツ制作/マーケBPO要問い合わせ

1. エイチリンク株式会社

会社名/所在地:エイチリンク株式会社/東京都板橋区志村1-13-14

特徴:従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで自社側で担当します。院長が手術とカウンセリングで手一杯でも進められるよう、原稿の下書きは弊社側で引き受けます。

AIO対策で任せられる範囲:AIでの言及状況の調査から始めます。施術別ページや症例ページ、医師紹介ページの整備、AIが読み取れる構造への改修、解説記事の制作、外部言及の設計まで担当します。

費用目安:月8万円+税〜(コンサルのみ)/月20万円+税〜(コンサル+対策代行)/月40万円+税(強化版)

主な実績:7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO支援。YouTube運用代行会社では、支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)増えました。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。

こんな美容外科におすすめ:従業員10名以下で、院長が施術もWebの判断も担っている院。得意な施術と症例の蓄積はあるのに、サイトでは施術メニューと料金表しか伝えられていない院。

公式サイトクリニックのSEOコンサルティング|エイチリンク株式会社

2. 株式会社PLAN-B

会社名/所在地:株式会社PLAN-B/大阪本社:大阪市西区新町1-28-3、東京本社:東京都品川区東五反田2-5-9

特徴:SEO・広告を主軸とする会社です。デジタルマーケティング事業と、マーケティングDX事業を展開しています。SEO対策からインターネット広告、インフルエンサーマーケティング、Webサイト制作まで対応しています。

AIO対策で任せられる範囲:AIO対策の土台となるSEOと、Webサイト制作が主軸です。インターネット広告やインフルエンサーマーケティングも、同じ窓口で相談できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:インフルエンサーマーケティングツール「Cast Me!」の累計導入社数が、3,500社を突破しています。

こんな美容外科におすすめ:複数の院を展開する中堅から大手の美容外科。検索対策と広告を、別々の会社ではなくまとめて相談したい法人。

公式サイト株式会社PLAN-B

3. 株式会社Mesut

会社名/所在地:株式会社Mesut/東京都新宿区(代表取締役:宇田晃平)

特徴:LLMO・AIO対策を専業とする会社です。月額10万円からのサービス「メントリAIO」を提供しています。相互リンクや掲載営業といった、外部からの言及を増やす施策を主軸にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AI引用状況の調査、掲載営業、相互リンク施策。導入前のサイト分析を無料で実施しています。

費用目安:月10万円〜

主な実績:代表の宇田氏はSEO検定1級とYMAA認証を保有しています。被リンク施策で20社以上を支援し、コスメメディアを18か月で月間350万PVに成長させました。

こんな美容外科におすすめ:施術ページと症例ページはすでに整っており、外部での言及を増やしたい院。予算を月10万円前後から始めたい院。

公式サイト株式会社Mesut

4. StockSun株式会社

会社名/所在地:StockSun株式会社/東京都新宿区西新宿3-8-3(代表取締役:岩野圭佑)

特徴:Web集客コンサルティングを軸に、事業コンサルや定額制BPOまで手がける会社です。LLMO・AIOコンサルティングも提供しています。認定パートナー制度を持ち、案件ごとに専門家を組み合わせる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:LLMO・AIOコンサルティングに加え、SEO、Web広告運用、MEO、CRMまで横断して対応できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:電通総研、KADOKAWA、村田製作所、オープンハウスグループなど、大手企業の支援実績が公開されています。

こんな美容外科におすすめ:複数院を展開する中堅から大手の美容外科。カウンセリング後の患者管理(CRM)まで含めて、集客の仕組みを見直したい法人。

公式サイトStockSun株式会社

5. 株式会社LANY

会社名/所在地:株式会社LANY

特徴:SEOコンサルティングを主軸に、LLMOコンサルティング(LLMO・GEO・AIO・AEO)を提供しています。大規模サイトの運用実績が豊富です。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOを一体で設計します。コンテンツ制作、Web広告、SNS運用、マーケティングBPOまで対応しています。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:マネーフォワードの支援では、サイト全体で約600万PVの増加、記事制作1,200本以上、記事監修980本以上を担当しています。

こんな美容外科におすすめ:施術数と院数が多く、数百ページ規模の施術・症例ページを監修体制ごと運用したい法人。

公式サイト株式会社LANY

StockSun株式会社とLANYは、大手企業の大規模サイトで実績を積んだ会社です。支援体制もそれに合わせて組まれているため、予算規模の大きい企業に向いています。一方で従業員10名以下の美容外科であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンクのほうが合います。

美容外科がいまAIO対策をすべき3つの理由

美容外科は、施術を決めるまでの長い検討期間の中で、AIに何度も相談される業種です。理由は3つあります。

理由1. 施術を考える人が、AIに相談しながら院を絞りはじめている

美容外科の施術は、多くが高額な自由診療です。1回で決める人は少なく、費用、ダウンタイム、リスク、医師の選び方を何度も調べてから予約します。

この調べる過程に、AIが入りはじめました。「二重の埋没法と切開法の違いは?」「腫れが引くまで何日くらい?」と聞いたあと、「〇〇駅の近くで、切開法の症例が多い医師は?」と続ける使い方です。

AIは会話の流れを踏まえて、条件に合う院を数件挙げます。検討の後半で名前が出る院が、そのままカウンセリング予約の候補になります。

数としては、まだ多くありません。弊社が支援している別業種の会社では、生成AI経由の流入は全体の1.53%でした。ただし、有効リード48件のうち9件、つまり19%がAI経由です。流入の比率に対して、リードの比率が約12倍になっています。エンゲージメント率も69.2%で、サイト全体の53.5%を上回りました。

AI経由でたどり着く人は、疑問をある程度解消した状態でサイトを訪れます。美容外科でいえば、施術の種類と予算の目安が決まった状態のカウンセリング予約です。

理由2. 検索での競争は激しいが、AIO対策に動いている院はまだ少ない

弊社がAhrefsで調べたところ、「脂肪吸引」は月56,000件、「二重整形」は月23,000件、「美容外科」は月18,000件の検索があります。「二重整形 値段」も月4,500件です(2026年9月時点)。

一方で、院側の関心を示す「美容クリニック seo」は月300件、「美容外科 集客」は月150件でした。「美容外科 AIO」「美容外科 LLMO」は、検索データが取れないほど少ない状態です。

患者側の検索は多いのに、AIでの見つけられ方に手を打っている院はまだ少ないということです。AIは、複数の情報源で言及されている院を候補に選びます。いまのうちに情報を整えるほど、後から追いつかれにくくなります。

理由3. 広告の量ではなく、情報の中身で比べられる

美容外科の集客は、これまで広告の出稿量が大きく影響してきました。大手チェーンは、検索広告、SNS広告、交通広告に大きな予算を使えます。個人院が同じ量で競うのは現実的ではありません。

AIの回答は、広告の出稿量では決まりません。AIは、施術の説明、症例、医師の経歴といった、公開されている情報を読んで回答をつくります。

ここに、個人院が勝てる余地があります。担当医が1人で、得意な施術がはっきりしている院ほど、「この施術ならこの医師」という情報を濃く書けます。広告の量ではなく、医師の専門性と症例の中身で比べられる場が、AIの回答です。

美容外科のAIO対策が一般的なSEOと違う3つの点

美容外科のAIO対策は、「高額な施術を、長い時間をかけて比べる人」に向けて組み立てます。一般的なSEOと違う点は3つあります。

1. 1回の検索ではなく、数週間から数か月の比較検討の途中で選ばれる

一般的なSEOは、1つの検索語に対して1つのページを用意する考え方です。美容外科の患者は、そうした探し方をしません。

施術を考えはじめてから予約するまでに、疑問が段階的に変わっていきます。最初は「どんな施術があるか」。次に「費用はいくらか」「ダウンタイムは何日か」「どんなリスクがあるか」。最後に「どの医師に頼むか」です。

AIに相談する人は、この疑問を1つの会話の中で続けて聞きます。AIは、途中の質問に答えるときに参照したサイトを、最後の「どこに行くか」の質問でも候補に挙げやすくなります。

そのため、施術ページには「費用」「ダウンタイム」「主なリスクと副作用」「向いている人・向いていない人」を、同じ順番ですべて書き切ります。予約を促す言葉だけのページは、比較の途中で参照されません。検討の前半から後半まで、1ページで答えられる状態にしておくことが大切です。

2. 症例写真は「写真」ではなく「併記する説明文」がAIに読まれる

美容外科のサイトで、もっとも見られるのは症例写真です。ただし、医療広告ガイドラインにより、治療前後の写真には条件があります。

治療前後の写真を載せる場合は、通常必要とされる治療の内容、費用、主なリスクや副作用などの説明を、あわせて詳しく書く必要があります。自由診療の費用やリスクも、同じように書くことが求められています。

一般的なSEOでは、写真の見栄えで滞在時間を伸ばすことを考えがちです。AIの回答では事情が違います。AIが読み取れるのは、主に写真のまわりに書かれた文章です。

つまり、ガイドラインで求められている「治療内容・費用・リスク・副作用」の説明文が、そのままAIに引用される材料になります。規制への対応と、AIO対策が同じ作業になるのが美容外科の特徴です。

症例ごとに、施術名、担当医、費用の総額、ダウンタイムの目安、主なリスクと副作用を、決まった項目で書きます。写真を加工したり、よく見える角度だけを選んだりして、効果を大きく見せることはしません。

3. 院名ではなく「医師の名前」と「施術ごとの専門性」で選ばれる

美容外科の患者は、院名よりも「誰が施術するか」を気にします。AIへの聞き方も「鼻の手術が得意な医師」「目の下のクマ取りの症例が多い先生」のように、医師と施術の組み合わせになります。

大手チェーンは院数と医師数が多いため、1人の医師の専門性をくわしく書き分けにくい面があります。一方で個人院は、院長1人の経歴と症例を、施術ごとに深く書けます。

ここで書くのは、医師の経歴、所属学会、専門にしている施術、自院で集計した施術ごとの症例数です。「年間◯件」のように、集計の期間と数え方を明記して書きます。

ただし、医療広告ガイドラインでは、他院より優れていると示す表現や、治療の効果を保証する表現は認められていません。「症例数◯件」は事実として書き、そこから「だから結果が良い」とは書きません。事実の数字だけを並べることが、結果として引用される根拠になります。

美容外科のAIO対策で実際にやる5つの作業

美容外科のAIO対策は、次の5つの工程に分かれます。どこを任せるかで費用が変わります。

1. AIでの言及状況の棚卸し

ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewで、自院と競合の院がどう扱われているかを調べます。

美容外科の場合は、主力の施術と地域、比較検討の段階を軸に20〜30パターンの質問を投げます。「埋没法 切開法 違い」「〇〇駅 二重整形 症例が多い医師」「脂肪吸引 ダウンタイム 仕事は何日休む」といった聞き方です。

あわせて、AIが自院の費用やリスクをどう説明しているかも確認します。古い料金や、いまは行っていない施術が載ったままになっていないかを見ます。競合の院が引用されている情報源も、ここで見えてきます。

2. 基盤ページの整備

美容外科で整えるべきは、次の5ページです。

  • 施術別ページ(施術内容、費用の総額、ダウンタイムの目安、主なリスクと副作用、向いていない人を同じ順で記載)
  • 症例ページ(症例ごとに、施術名・担当医・費用・リスクと副作用を併記)
  • 医師紹介ページ(経歴、所属学会、専門にしている施術、集計期間を明記した施術ごとの症例数)
  • 料金一覧ページ(麻酔代、薬代、再診料など、別途かかりうる費用を含めた総額の目安)
  • カウンセリング予約ページ(所要時間、医師が直接話すかどうか、当日の施術や契約についての方針、キャンセルの扱い)

この5つが埋まっていない状態では、コラム記事を増やしても効果が出にくくなります。とくにカウンセリング予約ページは、予約の直前に読まれる場所です。「当日に契約を決めなくてよいか」は、高額な施術を考える人ほど気にする点です。

3. AIが読み取れる構造への整備

画像にした料金表や、写真だけの症例ページを、文章と表の組み合わせに直します。

「当院の二重切開法は、院長の〇〇が担当します。費用は麻酔代を含めて◯万円です。腫れの目安は◯日前後で、主なリスクは左右差、傷あとの赤みなどです」のように、1文ずつ言い切る書き方をします。数字は自院の実態に合わせます。

施術ごとの比較も、画像ではなくテキストの表にします。「埋没法と切開法」「脂肪吸引と脂肪溶解注射」のように、患者が迷う組み合わせを表にすると、比較の質問で参照されやすくなります。表の中でも、どちらかが優れているとは書かず、特徴と費用とリスクを並べます。

4. 一次情報と権威性の担保

施術の解説には、執筆または監修した医師の氏名と経歴を明記します。解説の内容は、一般論ではなく自院の運用に寄せて書きます。

書くべき一次情報は、「施術ごとの症例数と集計期間」「カウンセリングから施術までの平均日数」といった事実です。「術後の検診の回数と時期」「トラブルが起きたときの連絡先と対応時間」も書きます。

体験談や、治療効果を示す数字は使えません。一方で、診療体制や術後のフォローの数字は書けます。どこでも読める一般論ではなく、自院の体制を示す数字が、AIに引用される根拠になります。

5. 外部からの言及の設計

Googleビジネスプロフィール、医療機関の検索サイト、学会での発表や講演の記録などを使います。医療系メディアでの取材記事も含め、自院以外の場所で言及される状態をつくります。

このとき、院名、医師名、住所、診療時間の表記を、すべての掲載先でそろえます。医師が過去に別の院に勤めていた場合は、古い所属のままのページが残っていないかも確認します。

SNSやインフルエンサーでの発信を使う場合は、医療広告ガイドラインに加えて、2023年10月から景品表示法で規制されたステルスマーケティングにも注意が必要です。依頼や対価がある投稿は、広告であることがわかる表記にします。AIは複数の情報源をあわせて判断するため、表記の誤りは院の信頼を損ねる原因になります。

美容外科のAIO対策の費用相場

美容外科のAIO対策は、月額15万円から100万円程度が目安です。差を生むのは、院の規模と対応範囲です。

企業規模別の予算の目安

企業規模月額の目安主な対応範囲
従業員10名以下15〜50万円基盤5ページの整備+症例ページの追加+実行代行
従業員50〜300名50〜100万円上記+院ごと・医師ごとのページ整備+外部言及の設計
大手・上場企業100万円以上複数院を横断した情報設計+監修体制を含む大規模サイトの運用

単発で頼む場合は、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。まず自院の状況を知りたい段階であれば、ここから始める方法もあります。

金額は、筆者が実際に見てきた見積もりの範囲です。会社や商流によって変わります。

見積もりでは「症例ページの作り直し」と「表現の確認工程」を見る

「月4本で◯万円」という見積もりが出てきた場合は、2点を確認してください。既存の症例ページに、費用とリスク・副作用の説明を足す作業が含まれているか。医療広告ガイドラインに照らした表現の確認が、工程に入っているかです。

美容外科では、新しい記事よりも、既存の施術ページと症例ページの見直しが先に効きます。症例が100件ある院なら、説明文の見直しだけでもまとまった作業量になります。本数だけの見積もりでは、この部分が抜けている可能性があります。

美容外科のAIO対策は、SNSと広告だけで足りるのか

SNSと広告だけでは足りません。SNSは認知の入口になりますが、AIが院を推薦する根拠としては、院のサイトに書かれた事実の情報が必要です。

SNSの投稿は、写真や短い動画が中心です。施術の費用、リスク、副作用をくわしく書く場所としては向いていません。広告も、出稿を止めればその場から消えます。

役割を分けて考えると整理しやすくなります。

  • SNS:医師の人柄や院の雰囲気を伝え、院名や医師名で検索してもらう入口として使う
  • 広告:短期間で予約を集めたい施術に絞って使う
  • 院のサイト:施術・費用・リスク・症例・医師の経歴を書き切る「正の情報源」として使う

すでにSNSで発信している院は、プロフィールから院のサイトの医師紹介ページへつないでください。SNSで興味を持った人が院名や医師名でAIに質問したとき、サイトに書いた事実が回答に使われます。

美容外科がAIO対策会社を選ぶ5つの基準

次の5つを順番に確認してください。上から重要な順です。

基準1. 自社の企業規模に合っているか

もっとも多い失敗は、大手向けの会社に、医師1〜2名の美容外科が依頼することです。

大手を主戦場にしている会社は、支援体制も進め方も、それに合わせて組まれています。月100万円規模を前提にした設計を月20万円に縮めても、同じ成果にはなりません。

候補の会社の実績ページを見て、載っている企業の規模が自院と2桁違うなら、いったん保留にしてください。

基準2. 美容外科の事情を理解しようとするか

初回の打ち合わせで、症例写真の載せ方について聞いてみてください。最初から詳しくなくても問題ありません。

見るべきは、そこで質問を重ねてくるかどうかです。「症例ごとに費用とリスクの説明は付いていますか」「施術ごとの症例数は集計していますか」「カウンセリングは医師が担当しますか」。こうした質問が出てくる会社は、ガイドラインと患者の検討の流れを踏まえてページを組み立てられます。

反対に、体験談の掲載や、効果を強く見せる写真の使い方を提案してくる場合は、慎重に考えてください。

基準3. 戦略だけか、実行まで担当するか

「誰がページを直すのか」を確認してください。個人院の美容外科では、院長が施術とカウンセリングを担い、スタッフも受付や看護と兼務していることがほとんどです。

提案書だけを渡されても、症例ページの見直しは進みません。原稿の作成と更新は依頼先、医師は内容の確認だけ。この分担が組めるかどうかで、続くかどうかが決まります。

基準4. 費用と対応範囲が明示されているか

初回の見積もりで「含まれるもの」と「含まれないもの」が書面で出るかを見てください。医師の監修、症例写真の撮影や差し替え、料金改定時のページ更新が含まれるかは、会社によって分かれます。口頭の説明だけで進めると、3か月後に認識がずれます。

基準5. その会社自身がAIに引用されているか

ChatGPTに「美容外科のAIO対策会社 おすすめ」と聞いてみてください。候補の会社が出てくるかを見ます。

AIO対策を提供している会社が、自社をAIに引用させられていないのであれば、施策の再現性を確認する理由になります。

効果が出るまでの期間と効果測定の方法

美容外科のAIO対策は、3か月で土台が整い、6〜12か月でカウンセリング予約に表れはじめるのが目安です。

3か月・6か月・12か月で何が変わるか

期間起きること見るべき指標
3か月基盤5ページの整備が終わる。院名や医師名での質問に、AIが施術内容と費用を正しく答えられるようになるAI回答への登場回数、回答内容の正確さ
6か月「施術×地域」「施術×医師」の質問で候補に入りはじめる院名・医師名での指名検索数、予約のきっかけ
12か月症例ページと外部言及が積み上がり、比較検討の質問でも複数のAIで出るようになるカウンセリング予約数、予約から施術に至った件数

美容外科は検討期間が長いため、AIで院を知った人が予約するまでに時間差があります。6か月時点で予約数が動かなくても、指名検索数が増えていれば順調と考えてください。

何を見れば効果がわかるか

美容外科の場合、次の3つを見てください。

  • AIの回答に自院が登場した回数(主力の施術と地域で質問文を固定し、月1回同じ条件で確認する)
  • 院名と医師名での指名検索の数
  • カウンセリング予約のときに聞く「当院を何で知ったか」の内訳

3つ目がもっとも確実です。予約フォームの選択肢に「AI(ChatGPTなど)」を1つ足すか、カウンセリングの問診票に1行加えるだけで記録できます。

そもそもAIO対策とは?SEO・LLMOとの違い

AIO対策とは、ChatGPTやGoogle AI Overviewなどの生成AIの回答に、自社の情報が引用・推薦されるように整えることです。

用語指している内容
SEO検索エンジンの結果で上位に表示させる
AIOAIの回答に引用・推薦されるようにする
LLMOAIOとほぼ同義。大規模言語モデル側を主語にした言い方
GEOAIOとほぼ同義。生成エンジン側を主語にした言い方

会社によって使う言葉が違うだけで、やる作業に大きな差はありません。用語の違いで会社を選ぶ必要はありません。

なお、SEOとAIOは対立しません。AIは検索結果を参照して回答を組み立てています。「二重整形」「脂肪吸引」で検索しても見つからない院のサイトは、AIからも見つかりにくくなります。

美容外科のAIO対策に関するよくある質問

美容外科の院長や事務長からよく受ける質問を5つまとめました。

中小の美容外科でもAIO対策はできますか?

できます。むしろ医師1〜2名の小さな美容外科のほうが、効果が出やすい面があります。

得意な施術と担当医がはっきりしているため、書くべき内容を絞りやすいからです。主力の施術ページ、症例ページ、医師紹介の3つを整えるところから始めれば、3か月ほどで形になります。

「院長が全症例を担当する」「カウンセリングから術後の検診まで同じ医師が診る」といった体制は、大手が書きにくい事実です。注意したいのは依頼先の規模です。大手向けの会社に小さい予算で依頼すると、支援の密度が下がります。

症例写真は、AIO対策のためにたくさん載せたほうがいいですか?

枚数よりも、1件ごとの説明文を優先してください。AIが読み取れるのは、主に写真に添えた文章だからです。

医療広告ガイドラインでは、治療前後の写真に、治療の内容、費用、主なリスクや副作用などの説明を添えることが求められています。この説明がない写真を増やしても、引用される材料にはなりません。

すでに説明のない症例写真が多い場合は、主力の施術から順に説明文を足していく進め方が現実的です。

大手チェーンと同じ施術を扱っていても、AIの回答に出られますか?

出られる可能性はあります。AIは広告の量ではなく、公開されている情報の中身を読んで回答をつくるためです。

個人院が書けるのは、担当医が誰か、その医師が施術ごとに何件担当してきたか、術後に誰が診るか、といった事実です。「〇〇駅 鼻の手術 医師」のように医師を軸にした質問では、1人の医師の情報を深く書いた院が参照されやすくなります。

ただし、他院と比べて優れていると書くことは、ガイドラインで認められていません。自院の事実だけを書いてください。

費用やリスクをくわしく書くと、予約が減りませんか?

予約の数がどう動くかは、院によって違います。ただ、費用とリスクを事前に確認した人が予約するため、カウンセリングで一から説明する時間は短くなります。

AIに相談する人は、費用やダウンタイムを最初に聞くことが多くあります。ここを書いていない院は、AIの回答で説明に使われません。

そもそも自由診療の費用とリスクは、ガイドラインで書くことが求められている情報です。書く前提で、わかりやすい順番に整えてください。

カウンセリングが無料かどうかは、サイトに書いたほうがいいですか?

書いたほうがいいです。高額な施術を考える人にとって、「相談だけで費用がかかるか」は予約前にもっとも知りたい情報の1つです。

あわせて、所要時間、医師が直接話すかどうか、当日の施術や契約をどう扱うかも書いてください。「当日に契約を決めなくてよい」のように院の方針を事実として書くと、AIが予約前の質問に答えるときの材料になります。

ただし、「無料」を強調して来院を急がせる書き方は避けてください。

まとめ:美容外科のAIO対策は「企業規模」で選ぶ

美容外科のAIO対策会社は、院の規模と、任せたい範囲で選ぶのがもっとも失敗の少ない方法です。紹介した5社を、もう一度整理します。

  • エイチリンク株式会社:従業員10名以下の美容外科。施術・症例ページの整備から実行まで任せたい院に
  • 株式会社PLAN-B:中堅〜大手。検索対策と広告をまとめて相談したい法人に
  • 株式会社Mesut:中小〜中堅。予算を抑えて外部言及から始めたい院に
  • StockSun株式会社:中堅〜大手。複数院の集客をCRMまで含めて整えたい法人に
  • 株式会社LANY:中堅〜大手。施術・症例ページの多いサイトを監修体制ごと運用したい法人に

最初に確認してほしいのは、自院の規模と合っているかです。実力のある会社でも、規模が合わなければ成果は出ません。

従業員10名以下の美容外科であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンク株式会社から相談するのが現実的です。

美容外科のWeb集客でお困りなら、エイチリンク株式会社へ

エイチリンク株式会社は、従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。

代表の本郷が7年間で100サイト以上を制作し、30社以上のSEO支援を担当してきました。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで弊社側で担当します。先生方には、内容の確認に集中していただける進め方をとります。

支援実績の一例です。

  • SNS運用会社:支援5か月で問い合わせ0件から月7件へ。SEO経由で月100万円の案件を受注
  • イベント会社:サイト経由で月96件の問い合わせ、月商500万円を創出
  • 営業代行会社:新規サイトから月40件の問い合わせ。AI検索経由の問い合わせも増加
  • YouTube運用代行会社:支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)。ドメイン評価は0.4から42に。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。ChatGPT経由で獲得した1社からは、累計で税別約579万円を受注しました

初回のご相談は無料です。いまAIで自社がどう出ているかの調査結果をお持ちします。営業のご連絡はいたしません。

美容外科のSEO・AIO対策について相談する

業種別のAIO対策・LLMO対策代行(エイチリンク株式会社)

エイチリンク株式会社では、業種ごとにAIO対策・LLMO対策代行のページを用意しています。自社の業種のページで、AIに推薦されるための進め方と費用をご確認ください。

士業・専門家

建設・不動産

医療・介護

人材・採用

IT・システム

製造業

物流・BPO

業種別AIO対策・LLMO対策代行の一覧を見る

著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。