「夜中の障害対応なら負けないのに、新規の相談は紹介でしか来ない」

サーバー保守・運用会社の経営者から、こうした声を聞くことが増えました。社内に情報システム担当がいない中小企業の経営者が、ChatGPTなどのAIに「古いサーバーを見てくれる会社」を聞いて、相談先を絞りはじめたためです。AIが返す数社に名前がなければ、見積もりの候補に入りません。

結論から言うと、従業員10名以下のサーバー保守・運用会社ならエイチリンク株式会社、中堅から大手ならStockSun株式会社かLANYが候補になります。技術記事を量で積み上げたい場合は、SEOを主軸とする株式会社ウィルゲートも選択肢に入ります。

この記事では、次の3つがわかります。

  • サーバー保守・運用会社のAIO対策会社おすすめ5社と、それぞれの向き不向き
  • 監視体制とSLA、オンプレミスとクラウドの範囲、OSのサポート期限で比べられる保守・運用ならではの対策
  • 費用相場と、問い合わせにつなげるために整えるページ

サーバー保守・運用会社のAIO対策会社おすすめ5社【比較表あり】

サーバー保守・運用会社のAIO対策を依頼できる会社を5社紹介します。自社の規模と、任せたい範囲で選んでください。

本記事の選定基準

次の4つを基準に選びました。

  • BtoB企業またはIT企業の集客を支援した実績が公開されていること
  • SEOまたはAIO対策(LLMO対策)を正式なサービスとして提供していること
  • 対応範囲が公式サイトで確認できること
  • 戦略設計だけでなく、実行まで担当できること

なお、筆者はエイチリンク株式会社の代表です。自社を1番目に掲載しています。判断材料としてお読みください。掲載各社の情報は、2026年9月時点の公式サイトをもとにしています。

【比較表】サーバー保守・運用会社のAIO対策会社5社

会社名タイプ向いている企業規模対応範囲費用の目安
エイチリンク株式会社SEO・AIO実行支援従業員10名以下戦略設計/ページ修正/記事制作/実行代行月8万円〜(コンサルのみ)/月20万円〜(対策代行込み)
株式会社ウィルゲートSEOを主軸とするコンテンツマーケティング会社中堅〜大手SEO支援/コンテンツマーケティング/SEOツール「TACT SEO」/編集支援ツール「EditorU」要問い合わせ
株式会社MesutLLMO・AIO専業中小〜中堅AI引用の調査/掲載営業/相互リンク施策月10万円〜
StockSun株式会社総合コンサル中堅〜大手LLMO・AIOコンサル/SEO/Web広告/MEO/CRM要問い合わせ
株式会社LANYSEO・LLMOコンサル中堅〜大手SEO/LLMO/コンテンツ制作/マーケBPO要問い合わせ

1. エイチリンク株式会社

会社名/所在地:エイチリンク株式会社/東京都板橋区志村1-13-14

特徴:従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで自社側で担当します。代表やエンジニアが、営業と障害対応を兼ねている規模の会社を想定した支援体制です。

AIO対策で任せられる範囲:AIでの言及状況の調査から始めます。監視・障害対応の体制ページ、SLAのページ、対応環境ページ、OSサポート期限と移行支援のページの整備、AIが読み取れる構造への改修、記事制作、外部言及の設計まで担当します。

費用目安:月8万円+税〜(コンサルのみ)/月20万円+税〜(コンサル+対策代行)/月40万円+税(強化版)

主な実績:7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO支援。YouTube運用代行会社では、支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)増えました。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。

こんなサーバー保守・運用会社におすすめ:従業員10名以下で、既存顧客の紹介が案件の中心になっている会社。技術力はあるのに、サイトには対応OSの一覧と問い合わせフォームしかない会社。

公式サイトシステム開発会社のSEOコンサルティング|エイチリンク株式会社

2. 株式会社ウィルゲート

会社名/所在地:株式会社ウィルゲート/東京都港区南青山3-8-38 表参道グランビル3F

特徴:コンテンツマーケティング事業を展開する、SEOを主軸とする会社です。SEOツール「TACT SEO」や編集支援ツール「EditorU」を提供しています。M&A仲介事業も手がけています。

AIO対策で任せられる範囲:SEO支援とコンテンツマーケティングが主軸です。公式サイトではAIO対策を個別のサービスとして掲げていないため、AIが参照する土台となる検索順位とコンテンツの整備として相談する形になります。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:SEO支援で約200ワードを検索トップ10に入れ、半年間で月8万ユーザーの流入を実現した事例があります。TACT SEOの活用事例では、セッション数が50倍になっています。

こんなサーバー保守・運用会社におすすめ:障害対応や脆弱性対応の技術記事を、継続して量で積み上げたい中堅以上の会社。社内でも記事を書ける体制をつくりたい会社。

公式サイト株式会社ウィルゲート

3. 株式会社Mesut

会社名/所在地:株式会社Mesut/東京都新宿区(代表取締役:宇田晃平)

特徴:LLMO・AIO対策を専業とする会社です。月額10万円からのサービス「メントリAIO」を提供しています。相互リンクや掲載営業といった、外部からの言及を増やす施策を主軸にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AI引用状況の調査、掲載営業、相互リンク施策。導入前のサイト分析を無料で実施しています。

費用目安:月10万円〜

主な実績:代表の宇田氏はSEO検定1級とYMAA認証を保有しています。被リンク施策で20社以上を支援し、コスメメディアを18か月で月間350万PVに成長させました。

こんなサーバー保守・運用会社におすすめ:サービスページはすでに整っていて、IT系メディアや比較サイトでの露出を増やしたい会社。予算を月10万円前後から始めたい会社。

公式サイト株式会社Mesut

4. StockSun株式会社

会社名/所在地:StockSun株式会社/東京都新宿区西新宿3-8-3(代表取締役:岩野圭佑)

特徴:Web集客コンサルティングを軸に、事業コンサルや定額制BPOまで手がける会社です。LLMO・AIOコンサルティングも提供しています。認定パートナー制度を持ち、案件ごとに専門家を組み合わせる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:LLMO・AIOコンサルティングに加え、SEO、Web広告運用、MEO、CRMまで横断して対応できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:電通総研、KADOKAWA、村田製作所、オープンハウスグループなど、大手企業の支援実績が公開されています。

こんなサーバー保守・運用会社におすすめ:データセンター事業やクラウド再販など、複数の事業を持つ中堅から大手のIT企業。広告やCRMも含めて営業の仕組みを見直したい会社。

公式サイトStockSun株式会社

5. 株式会社LANY

会社名/所在地:株式会社LANY

特徴:SEOコンサルティングを主軸に、LLMOコンサルティング(LLMO・GEO・AIO・AEO)を提供しています。大規模サイトの運用実績が豊富です。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOを一体で設計します。コンテンツ制作、Web広告、SNS運用、マーケティングBPOまで対応しています。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:マネーフォワードの支援では、サイト全体で約600万PVの増加、記事制作1,200本以上、記事監修980本以上を担当しています。

こんなサーバー保守・運用会社におすすめ:技術ブログやナレッジページが数百ページ規模ある、中堅から大手の会社。

公式サイト株式会社LANY

StockSun株式会社とLANYは、大手企業の大規模サイトで実績を積んだ会社です。支援体制もそれに合わせて組まれているため、予算規模の大きい企業に向いています。一方で従業員10名以下のサーバー保守・運用会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンクのほうが合います。

サーバー保守・運用会社がいまAIO対策をすべき3つの理由

サーバー保守・運用会社は、技術に詳しくない発注者がAIの説明を頼りに相談先を決めはじめている業種です。理由は3つあります。

理由1. 情シスのいない中小企業が、AIで保守会社を探しはじめている

サーバー保守・運用の新規案件は、これまで既存顧客の紹介、システム開発会社からの引き継ぎ、機器の販売店経由が中心でした。いまは中小企業の経営者や総務担当者が、AIに状況を伝えて相談先を絞る動きが出ています。

「社員20名の会社。社内のファイルサーバーが古く、前任者が退職して誰も管理できない。保守を頼める会社は?」といった聞き方です。AIはこの条件に合う会社を3〜5社返します。

数としては、まだ多くありません。弊社が支援している別業種の会社では、生成AI経由の流入は全体の1.53%でした。ただし、有効リード48件のうち9件、つまり19%がAI経由です。流入の比率に対して、リードの比率が約12倍になっています。エンゲージメント率も69.2%で、サイト全体の53.5%を上回りました。

AIで探してきた担当者は、困っているサーバーの台数や、いまの管理状況をある程度説明できる状態で問い合わせてきます。現状調査の見積もりまで進みやすい層です。

理由2. 競合がまだ手をつけていない

弊社がAhrefsで調べたところ、「サーバー監視」は月600件、「サーバー保守」は月450件、「サーバー運用保守」と「サーバー保守 相場」はそれぞれ月150件の検索があります(2026年9月時点)。

一方で「サーバー 保守 会社」は月60件、「インフラ 運用保守」は月40件、「サーバー 運用代行」は月20件にとどまります。「サーバー保守 AIO」「サーバー保守 SEO」は、検索データが取れないほど少ない状態です。

もともと検索数が大きくない領域で、Webでの見つけられ方に手を打っている会社も少ないということです。AIへの相談が増えるほど、先に情報を整えた会社が候補に残りやすくなります。

理由3. 発注者が技術を比べる物差しを持たず、AIの説明に頼っている

社内に情報システム担当がいない会社は、保守会社の提案を技術的に比べることができません。「監視」「一次対応」「SLA」といった言葉の違いも、わからないまま見積もりを並べることになります。

そこでAIに「サーバー保守の見積もりで確認すべき点は?」「24時間監視と24時間対応は違うのか」と聞きます。AIの説明が、そのまま発注の判断基準になります。

このとき、用語の違いを正確に説明しているページを持つ会社は、AIの回答の根拠として参照されやすくなります。発注者の「わからない」に答えるページが、そのまま営業の入口になる業種です。

サーバー保守・運用会社のAIO対策が一般的なSEOと違う3つの点

サーバー保守・運用会社のAIO対策は、「止まったら困るシステムを、どこまで・いつまで任せられるか」を発注者が確かめる前提で組み立てます。一般的なSEOと違う点は3つあります。

1. 「24時間365日」の中身とSLAを、数字と定義で問われる

サーバー保守・運用会社のサイトには、「24時間365日監視」という言葉がよく並びます。ただし、同じ言葉でも中身は会社によって違います。

監視は24時間でも、障害時の連絡だけを夜間に行い、復旧作業は翌営業日という契約もあります。反対に、夜間でも復旧作業まで行う契約もあります。どちらが良い悪いではなく、料金と範囲が違うのです。

AIに「夜中にサーバーが止まったら、すぐ直してくれる保守会社」と聞かれたとき、区別できる情報が書かれていなければ、AIは推薦できません。

書くべきは、監視の間隔、検知から顧客への連絡までの目標時間、一次対応と復旧作業それぞれの対応時間帯です。SLAを定めている場合は、稼働率の目標値、その算出方法、計画停止などの除外条件をあわせて書きます。

ここで注意したいのは、稼働率を保証するような書き方をしないことです。「稼働率100%」のような表現は避け、「目標値」と「実績の集計期間」を分けて書きます。たとえば「月間稼働率の目標99.9%(計画停止を除く)」のように、条件を1文に入れる形です。

2. オンプレミスとクラウドが混在し、「どこまで持つか」の線引きが問われる

中小企業のサーバー環境は、きれいに整理されていないことが少なくありません。社内にある物理サーバー、レンタルサーバー、クラウド上の仮想サーバーが混在していることもあります。

発注者の質問も、混在を前提にしています。「社内のファイルサーバーとAWSのWebサーバーをまとめて見てもらえるか」「ハードウェアが故障したら駆けつけてくれるか」といった聞き方です。

そのため、オンプレミスとクラウドそれぞれで、どこまでを自社が受け持つのかを書き分けます。物理機器の故障時の対応、メーカー保守との役割分担、クラウド事業者の責任範囲と自社の責任範囲の線引きです。クラウドでは、事業者と利用者で責任を分け合う考え方が一般的です。この考え方を、自社の言葉で説明しておきます。

対応しているOS、ミドルウェア、仮想化基盤、クラウドサービスも、一覧にします。「主要なクラウドに対応」ではなく、具体的な名称で書くほど、AIは条件に合う会社として挙げやすくなります。

3. 脆弱性対応とOSのサポート期限が、相談のきっかけになる

サーバー保守の相談は、障害が起きたときだけに来るわけではありません。OSのサポート期限が近づいたときや、大きな脆弱性が報じられたときにも増えます。

たとえば、CentOS 7は2024年6月にサポートが終了しました。Windows Server 2016は、メーカーの公表では2027年1月に延長サポートの終了を迎える予定です。こうした時期には、「サポートが切れたサーバーを移行してくれる会社」を探す動きが出ます。期限は変更される場合もあるため、書くときは各メーカーの公式情報で最新の日付を確認してください。

AIにこうした質問をする発注者は、期限までの残り時間を気にしています。主要なOSのサポート期限を一覧にし、確認日を添えたページがあると、AIが根拠として参照しやすくなります。

あわせて、脆弱性への対応方針も書きます。定期的なパッチ適用の頻度、緊急性の高い脆弱性が公表されたときの連絡と対応の流れ、適用前の検証の有無です。「セキュリティ対策も万全です」だけでは、AIは他社と区別できません。

サーバー保守・運用会社のAIO対策で実際にやる5つの作業

サーバー保守・運用会社のAIO対策は、次の5つの工程に分かれます。どこを任せるかで費用が変わります。

1. AIでの言及状況の棚卸し

ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewで、自社と競合がどう扱われているかを調べます。

サーバー保守・運用会社の場合は、環境、困りごと、対応時間帯、地域を組み合わせて20〜30パターンの質問を投げます。「情シス不在 中小企業 サーバー保守 依頼先」「Windows Server サポート終了 移行 支援会社」「オンプレミス クラウド 混在 運用保守 〇〇県」といった聞き方です。

あわせて、AIが自社をどう説明しているかも確認します。すでに対応をやめたOSや、古い料金プランが載ったままになっていないかを見ます。競合が引用されている情報源も、ここで見えてきます。

2. 基盤ページの整備

サーバー保守・運用会社で整えるべきは、次の5ページです。

  • 監視・障害対応の体制ページ(監視項目と間隔、検知から連絡までの目標時間、一次対応と復旧作業の対応時間帯)
  • SLA・サービスレベルのページ(稼働率の目標値と算出方法、除外条件、定期報告の頻度と内容)
  • 対応環境ページ(オンプレミスとクラウド別の対応OS・ミドルウェア・仮想化基盤、責任範囲の線引き)
  • OSサポート期限・移行支援ページ(主要OSの期限一覧と確認日、移行の進め方と期間の目安)
  • 料金・契約プランページ(監視のみ・一次対応まで・復旧作業までのプラン別の範囲、台数ごとの計算、スポットの障害対応)

この5つが埋まっていない状態では、技術ブログを増やしても問い合わせにつながりにくくなります。まず「どの環境を、どの時間帯に、どこまで対応するか」を書き切るのが先です。

3. AIが読み取れる構造への整備

サービス概要の図解や、提案書をそのまま載せたPDFを、文章と表に直します。画像やPDFの中の文字は、AIが正確に読み取れないことがあるためです。

たとえば「当社は24時間365日、5分間隔でサーバーを監視し、異常の検知から15分以内を目標にお客さまへ連絡します。夜間の復旧作業はプレミアムプランの範囲です」のように、1文で言い切る書き方をします。数字は自社の実態に合わせます。AIはこうした文をそのまま抜き出します。

プランの違いは、表にします。行にプラン名、列に「監視」「一次対応」「復旧作業」「対応時間帯」「月額の目安」を置くと、AIにも発注者にも読み取りやすい形になります。

4. 一次情報と権威性の担保

障害対応や移行の事例を、数字を入れて書きます。たとえば「深夜2時にディスク容量の逼迫を検知し、10分後に顧客へ連絡。朝の始業前に不要ファイルの整理と容量の拡張を終えた」といった形です。顧客名やシステムの構成が特定されないよう、伏せる範囲は顧客と相談して決めます。

体制の根拠も書きます。監視を担当する人数とシフトの組み方、保有している技術資格の種類と人数、ISMS(ISO/IEC 27001)などの認証を取得している場合はその範囲です。

運用の数字も一次情報になります。たとえば「保守対象のサーバー〇台、年間の障害対応〇件、対応した顧客の業種数」のように、集計期間を添えて書きます。他社サイトの一般論を並べた記事には、AIが引用する理由がありません。

5. 外部からの言及の設計

IT製品やサービスの比較サイト、クラウド事業者やハードウェアメーカーのパートナー紹介ページ、地域の商工会議所やIT団体の会員紹介、技術イベントでの登壇など、自社以外の場所で言及される状態をつくります。

ここで大事なのは、外部の掲載情報と自社サイトの内容をそろえることです。対応環境やプランの内容が食い違っていると、AIはどちらを信じてよいか判断できません。サービス内容を変えたら、自社サイトと外部の掲載ページを同じ月に更新します。

サーバー保守・運用会社のAIO対策の費用相場

サーバー保守・運用会社のAIO対策は、月額15万円から100万円程度が目安です。差を生むのは、企業規模と対応する環境の幅、対応範囲です。

企業規模別の予算の目安

企業規模月額の目安主な対応範囲
従業員10名以下15〜50万円基盤5ページの整備+障害対応・移行事例の追加+実行代行
従業員50〜300名50〜100万円上記+OS・クラウド別のページ整備+外部言及の設計
大手・上場企業100万円以上複数サービスを横断した情報設計+大規模サイトの構造改善

単発で頼む場合は、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。まず自社がAIでどう説明されているかを知りたい段階であれば、ここから始める方法もあります。

金額は、筆者が実際に見てきた見積もりの範囲です。会社や商流によって変わります。

見積もりでは「体制とSLAのページ」が含まれるかを見る

「技術ブログを月4本で◯万円」という見積もりが出てきた場合は、監視・障害対応の体制ページとSLAのページの整備が含まれているかを確認してください。

サーバー保守・運用会社では、技術ブログよりも「どこまで、いつ対応するか」のページが先に効きます。本数だけの見積もりでは、この部分が抜けている可能性があります。

サーバー保守・運用会社のAIO対策で、技術ブログはどこまで効くのか

技術ブログは、書き方しだいでAIに引用される一次情報になります。ただし、発注者向けの基盤ページの代わりにはなりません。

サーバー保守・運用会社の多くは、エンジニアが書いた技術ブログを持っています。コマンドの使い方や設定の手順をまとめた記事は、同業のエンジニアには役立ちます。

一方で、発注者である中小企業の経営者や総務担当者は、コマンドの話を読みません。AIに相談するときも、「古いサーバーを放置するとどうなるか」「保守会社を変えるときの注意点」といった経営の言葉で聞きます。

役割を分けて考えると整理しやすくなります。

  • 技術ブログ:エンジニア向けに、実際に対応した障害や移行の知見を残す。自社の技術力の証拠になる
  • 発注者向けの解説記事:サポート期限、監視と対応の違い、保守会社の選び方を、専門用語を減らして書く
  • 基盤ページ:体制、SLA、対応環境、料金を書き切り、上の2つからつなげる

すでに技術ブログが数十本ある会社は、その中から発注者の困りごとにつながるテーマを選んでください。発注者向けの言葉で書き直した記事を1本ずつ足していくのが、手持ちの資産を生かす現実的な進め方です。

サーバー保守・運用会社がAIO対策会社を選ぶ5つの基準

次の5つを順番に確認してください。上から重要な順です。

基準1. 自社の企業規模に合っているか

もっとも多い失敗は、大手向けの会社に、数名で運営しているサーバー保守・運用会社が依頼することです。

大手を主戦場にしている会社は、支援体制も進め方も、それに合わせて組まれています。月100万円規模を前提にした設計を月20万円に縮めても、同じ成果にはなりません。

候補企業の実績ページを見て、載っている会社の規模が自社と2桁違うなら、いったん保留にしてください。

基準2. サーバー保守・運用の事情を理解しようとするか

初回の打ち合わせで、自社のプランや顧客の環境を説明してみてください。技術のすべてを理解できないのは当然です。見るべきは、そこで質問を重ねてくるかどうかです。

「監視と復旧作業の対応時間帯はどう分けていますか」「オンプレミスとクラウドの比率はどのくらいですか」「障害事例はどこまで公開できますか」。こうした質問が出てくる会社は、発注者の不安に沿ってページを組み立てられます。

基準3. 戦略だけか、実行まで担当するか

「誰がページを直すのか」を確認してください。小規模なサーバー保守・運用会社では、エンジニアが営業や障害対応を兼ねていることが多くあります。提案書だけを渡されても、障害が重なった月には手が止まります。

基準4. 費用と対応範囲が明示されているか

初回の見積もりで「含まれるもの」と「含まれないもの」が書面で出るかを見てください。エンジニアへの取材、構成図の作成、外部の紹介ページの修正依頼が含まれるかは、会社によって分かれます。口頭の説明だけで進めると、3か月後に認識がずれます。

基準5. その会社自身がAIに引用されているか

ChatGPTに「サーバー保守・運用会社のAIO対策会社 おすすめ」と聞いてみてください。候補の会社が出てくるかを見ます。

AIO対策を提供している会社が、自社をAIに引用させられていないのであれば、施策の再現性を確認する理由になります。

効果が出るまでの期間と効果測定の方法

サーバー保守・運用会社のAIO対策は、3か月で基盤が整い、6〜12か月で問い合わせに表れはじめるのが目安です。

3か月・6か月・12か月で何が変わるか

期間起きること見るべき指標
3か月基盤5ページの整備が終わる。社名での質問に、AIが正しい監視体制、対応環境、プランの範囲で答えられるようになるAI回答への登場回数、回答内容の正確さ
6か月「情シス不在 サーバー保守」「OS サポート終了 移行 支援」系の質問で候補に入りはじめる社名での指名検索数、問い合わせのきっかけ
12か月外部言及と対応事例が積み上がり、複数のAIで安定して出るようになる問い合わせ数、現状調査から保守契約に至った件数

何を見れば効果がわかるか

サーバー保守・運用会社の場合、次の3つを見てください。

  • AIの回答に自社が登場した回数(困りごとと環境で質問文を固定し、月1回同じ条件で確認する)
  • 社名での指名検索の数
  • 問い合わせのときに聞く「何で知ったか」の内訳

3つ目がもっとも確実です。問い合わせフォームに「AIで調べた」という選択肢を1つ足すか、初回のヒアリングでひとこと聞くだけで記録できます。

そもそもAIO対策とは?SEO・LLMOとの違い

AIO対策とは、ChatGPTやGoogle AI Overviewなどの生成AIの回答に、自社の情報が引用・推薦されるように整えることです。

用語指している内容
SEO検索エンジンの結果で上位に表示させる
AIOAIの回答に引用・推薦されるようにする
LLMOAIOとほぼ同義。大規模言語モデル側を主語にした言い方
GEOAIOとほぼ同義。生成エンジン側を主語にした言い方

会社によって使う言葉が違うだけで、やる作業に大きな差はありません。用語の違いで会社を選ぶ必要はありません。

なお、SEOとAIOは対立しません。AIは検索結果を参照して回答を組み立てています。「サーバー保守」「サーバー監視」で検索しても見つからないサイトは、AIからも見つかりにくくなります。

サーバー保守・運用会社のAIO対策に関するよくある質問

サーバー保守・運用会社の経営者からよく受ける質問を5つまとめました。

中小のサーバー保守・運用会社でもAIO対策はできますか?

できます。むしろ対象の顧客や環境が絞られた小規模な会社のほうが、効果が出やすい面があります。

「情シスのいない従業員50名以下の会社」「Windows Serverとクラウドの混在環境」のように対象がはっきりしているほど、AIが条件に合う会社として挙げやすくなるからです。

監視体制、プラン別の対応範囲、対応環境、サポート期限への対応を書き出すところから始めれば、3か月ほどで形になります。注意したいのは依頼先の規模です。大手向けの会社に小さい予算で依頼すると、支援の密度が下がります。

稼働率やSLAの数字は、サイトに公開しても大丈夫ですか?

公開する場合は、「目標値」であることと、算出の条件をあわせて書いてください。数字だけが切り取られると、保証と受け取られるおそれがあるためです。

たとえば「月間稼働率の目標99.9%。計画停止と、クラウド事業者側の障害は除きます」のように、除外条件を同じ1文に入れます。

契約ごとにSLAが異なる場合は、「標準プランの目安」と明記し、詳細は契約書で定めることを添えれば十分です。稼働率100%を約束するような表現は避けてください。

障害対応の事例は、顧客名を伏せても一次情報になりますか?

なります。AIが引用の根拠にするのは、顧客名よりも対応の具体さです。

業種、サーバーの台数と環境、発生した事象、検知から連絡までの時間、復旧までの時間、再発防止に行ったことをそろえて書きます。

システムの構成やIPアドレスなど、攻撃の手がかりになる情報は載せないでください。公開してよい範囲は、事前に顧客と確認しておくと安心です。

OSのサポート期限の記事は、AIO対策として効果がありますか?

効果が期待できます。サポート期限は、発注者が保守会社を探しはじめるきっかけのひとつだからです。

ただし、期限の日付を並べただけの記事では、他社との違いが出ません。期限が過ぎたサーバーを使い続けたときの一般的なリスク、移行の進め方、自社で対応した移行の期間の目安まで書きます。

期限はメーカーの判断で変更されることがあります。記事には確認日を入れ、メーカーの公式ページへのリンクを添えて、定期的に見直してください。

社内に情シスがいない会社向けに、どんな言葉で書けばいいですか?

専門用語を、発注者の困りごとの言葉に置きかえて書きます。

たとえば「冗長化」は「1台が壊れても業務が止まらない仕組み」、「一次対応」は「異常に気づいて最初の連絡と切り分けをすること」と、1文の説明を添えます。

発注者は「前任者が辞めて管理できない」「サーバーの場所もパスワードもわからない」といった状況でAIに相談します。こうした状況を見出しにしたページがあると、AIが「この会社に相談するとよい」と説明しやすくなります。

まとめ:サーバー保守・運用会社のAIO対策は「企業規模」で選ぶ

サーバー保守・運用会社のAIO対策会社は、自社の企業規模と、任せたい範囲で選ぶのが基本です。紹介した5社を、もう一度整理します。

  • エイチリンク株式会社:従業員10名以下のサーバー保守・運用会社。体制・SLA・対応環境のページ整備から実行まで任せたい会社に
  • 株式会社ウィルゲート:中堅〜大手。技術記事を量で積み上げ、SEOの土台を固めたい会社に
  • 株式会社Mesut:中小〜中堅。予算を抑えて外部言及から始めたい会社に
  • StockSun株式会社:中堅〜大手。広告やCRMまで横断して整えたい会社に
  • 株式会社LANY:中堅〜大手。技術ブログやナレッジのページ数が多いサイトを持つ会社に

最初に確認してほしいのは、自社の規模と合っているかです。実力のある会社でも、規模が合わなければ成果は出ません。

従業員10名以下のサーバー保守・運用会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンク株式会社から相談するのが現実的です。

サーバー保守・運用会社のWeb集客でお困りなら、エイチリンク株式会社へ

エイチリンク株式会社は、従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。

代表の本郷が7年間で100サイト以上を制作し、30社以上のSEO支援を担当してきました。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで弊社側で担当します。

支援実績の一例です。

  • SNS運用会社:支援5か月で問い合わせ0件から月7件へ。SEO経由で月100万円の案件を受注
  • イベント会社:サイト経由で月96件の問い合わせ、月商500万円を創出
  • 営業代行会社:新規サイトから月40件の問い合わせ。AI検索経由の問い合わせも増加
  • YouTube運用代行会社:支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)。ドメイン評価は0.4から42に。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。ChatGPT経由で獲得した1社からは、累計で税別約579万円を受注しました

初回のご相談は無料です。いまAIで自社がどう出ているかの調査結果をお持ちします。営業のご連絡はいたしません。

サーバー保守・運用会社のSEO・AIO対策について相談する

業種別のAIO対策・LLMO対策代行(エイチリンク株式会社)

エイチリンク株式会社では、業種ごとにAIO対策・LLMO対策代行のページを用意しています。自社の業種のページで、AIに推薦されるための進め方と費用をご確認ください。

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業種別AIO対策・LLMO対策代行の一覧を見る

著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。