「売り場の棚に並んだときの見え方まで考えてつくっているのに、ロゴやチラシのデザイン会社と同じように比べられてしまう」

パッケージデザイン会社の経営者から、こうした声を聞くことが増えました。メーカーの商品企画担当者やD2Cブランドの運営者が、ChatGPTなどのAIに商品の種類や販路を伝えて、依頼先を絞りはじめたためです。AIが返す数社に名前がなければ、作品を見てもらう前に外れてしまいます。

結論から言うと、従業員10名以下のパッケージデザイン会社ならエイチリンク株式会社、中堅から大手ならStockSun株式会社かLANYが候補になります。SEOと広告をまとめて相談したい中堅以上の会社なら、株式会社PLAN-Bも選択肢です。

この記事では、次の3つがわかります。

  • パッケージデザイン会社のAIO対策会社おすすめ5社と、それぞれの向き不向き
  • 商品カテゴリ・販路・表示ルール・担当範囲で比べられるパッケージデザインならではの対策の違い
  • 費用相場と、制作の相談につなげるために整えるページ

パッケージデザイン会社のAIO対策会社おすすめ5社【比較表あり】

パッケージデザイン会社のAIO対策を依頼できる会社を5社紹介します。自社の規模と、任せたい範囲で選んでください。

本記事の選定基準

次の4つを基準に選びました。

  • BtoB企業またはサービス業の支援実績が公開されていること
  • AIO対策(LLMO対策)か、その土台になるSEO・コンテンツ制作をサービスとして提供していること
  • 対応範囲が公式サイトで確認できること
  • 戦略設計だけでなく、実行まで担当できること

なお、筆者はエイチリンク株式会社の代表です。自社を1番目に掲載しています。判断材料としてお読みください。掲載各社の情報は、2026年9月時点の公式サイトをもとにしています。

【比較表】パッケージデザイン会社のAIO対策会社5社

会社名タイプ向いている企業規模対応範囲費用の目安
エイチリンク株式会社SEO・AIO実行支援従業員10名以下戦略設計/ページ修正/記事制作/実行代行月8万円〜(コンサルのみ)/月20万円〜(対策代行込み)
株式会社PLAN-BSEO・広告を主軸とするデジタルマーケティング中堅〜大手SEO対策/インターネット広告/インフルエンサーマーケティング/Webサイト制作要問い合わせ
株式会社MesutLLMO・AIO専業中小〜中堅AI引用の調査/掲載営業/相互リンク施策月10万円〜
StockSun株式会社総合コンサル中堅〜大手LLMO・AIOコンサル/SEO/Web広告/MEO/CRM要問い合わせ
株式会社LANYSEO・LLMOコンサル中堅〜大手SEO/LLMO/コンテンツ制作/マーケBPO要問い合わせ

1. エイチリンク株式会社

会社名/所在地:エイチリンク株式会社/東京都板橋区志村1-13-14

特徴:従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで自社側で担当します。代表がアートディレクションも営業も見ている規模の会社と、同じ速度で動くことを前提にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AIでの言及状況の調査から始めます。商品カテゴリ別の実績ページや制作の流れのページの整備、AIが読み取れる構造への改修、事例の記事制作、外部言及の設計まで担当します。

費用目安:月8万円+税〜(コンサルのみ)/月20万円+税〜(コンサル+対策代行)/月40万円+税(強化版)

主な実績:7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO支援。YouTube運用代行会社では、支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)増えました。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。

こんなパッケージデザイン会社におすすめ:従業員10名以下で、代表やデザイナーがWebも兼務している会社。売り場まで考えた設計に自信があるのに、サイトには作品画像しか載っていない会社。

公式サイトSEOコンサルティング|エイチリンク株式会社

2. 株式会社PLAN-B

会社名/所在地:株式会社PLAN-B/大阪本社:大阪市西区新町1-28-3、東京本社:東京都品川区東五反田2-5-9

特徴:デジタルマーケティング事業とマーケティングDX事業を展開する、SEO・広告を主軸とする会社です。SEO対策、インターネット広告、インフルエンサーマーケティング、Webサイト制作まで対応しています。

AIO対策で任せられる範囲:AIO対策の土台になるSEO対策と、インターネット広告を依頼できます。インフルエンサーマーケティングやWebサイト制作まで、同じ会社に相談できるのが特徴です。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:インフルエンサーマーケティングツール「Cast Me!」の累計導入が3,500社を突破しています。

こんなパッケージデザイン会社におすすめ:SEOに加えて、広告やSNSでの発信もあわせて強化したい中堅以上の会社。大阪と東京のどちらにも拠点を持つ会社に相談したい会社。

公式サイト株式会社PLAN-B

3. 株式会社Mesut

会社名/所在地:株式会社Mesut/東京都新宿区(代表取締役:宇田晃平)

特徴:LLMO・AIO対策を専業とする会社です。月額10万円からのサービス「メントリAIO」を提供しています。相互リンクや掲載営業といった、外部からの言及を増やす施策を主軸にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AI引用状況の調査、掲載営業、相互リンク施策。導入前のサイト分析を無料で実施しています。

費用目安:月10万円〜

主な実績:代表の宇田氏はSEO検定1級とYMAA認証を保有しています。被リンク施策で20社以上を支援し、コスメメディアを18か月で月間350万PVに成長させました。

こんなパッケージデザイン会社におすすめ:カテゴリ別の実績ページや制作の流れのページはそろっていて、デザイン系のメディアなどでの露出を増やしたい会社。予算を月10万円前後から始めたい会社。

公式サイト株式会社Mesut

4. StockSun株式会社

会社名/所在地:StockSun株式会社/東京都新宿区西新宿3-8-3(代表取締役:岩野圭佑)

特徴:Web集客コンサルティングを軸に、事業コンサルや定額制BPOまで手がける会社です。LLMO・AIOコンサルティングも提供しています。認定パートナー制度を持ち、案件ごとに専門家を組み合わせる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:LLMO・AIOコンサルティングに加え、SEO、Web広告運用、MEO、CRMまで横断して対応できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:電通総研、KADOKAWA、村田製作所、オープンハウスグループなど、大手企業の支援実績が公開されています。

こんなパッケージデザイン会社におすすめ:ブランディングや広告制作など複数の事業を持つ中堅から大手の会社。広告やCRMも含めて、自社の顧客獲得の仕組み全体を見直したい会社。

公式サイトStockSun株式会社

5. 株式会社LANY

会社名/所在地:株式会社LANY

特徴:SEOコンサルティングを主軸に、LLMOコンサルティング(LLMO・GEO・AIO・AEO)を提供しています。大規模サイトの運用実績が豊富です。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOを一体で設計します。コンテンツ制作、Web広告、SNS運用、マーケティングBPOまで対応しています。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:マネーフォワードの支援では、サイト全体で約600万PVの増加、記事制作1,200本以上、記事監修980本以上を担当しています。

こんなパッケージデザイン会社におすすめ:商品カテゴリ別・事例別に数百ページ規模の情報を持つ、中堅から大手のパッケージデザイン会社。

公式サイト株式会社LANY

StockSun株式会社とLANYは、大手企業の大規模サイトで実績を積んだ会社です。支援体制もそれに合わせて組まれているため、予算規模の大きい企業に向いています。一方で従業員10名以下のパッケージデザイン会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンクのほうが合います。

パッケージデザイン会社がいまAIO対策をすべき3つの理由

パッケージデザイン会社は、作品の見た目だけでは違いが伝わりにくいぶん、AIの回答で「何を任せられる会社か」まで伝わるかが受注を左右する業種です。理由は3つあります。

理由1. 商品企画の担当者がAIに依頼先を相談しはじめている

パッケージデザインの依頼先は、これまで印刷会社や広告代理店からの紹介、デザイン賞の受賞歴、作品集サイトなどから選ばれることが多くありました。いまはメーカーの商品企画担当者やD2Cブランドの運営者が、AIに条件をまとめて伝えて候補を絞る動きが出ています。

「スーパーで売る冷凍食品のパッケージをリニューアルしたい。印刷の手配まで頼める会社は」「オンライン販売の化粧品ブランドで、箱のデザインから資材選びまで相談できる会社は」といった聞き方です。AIはこの条件に合う会社を数社返します。

数としては、まだ多くありません。弊社が支援している別業種の会社では、生成AI経由の流入は全体の1.53%でした。ただし、有効リード48件のうち9件、つまり19%がAI経由です。流入の比率に対して、リードの比率が約12倍になっています。エンゲージメント率も69.2%で、サイト全体の53.5%を上回りました。

AI経由でたどり着く人は、商品の種類、販路、発売の時期を決めたうえで問い合わせてきます。パッケージデザインでいえば、企画の前提がそろった相談です。

理由2. 競合がまだ手をつけていない

弊社がAhrefsで調べたところ、「パッケージデザイン」は月6,000件、「商品パッケージ」は月700件の検索があります。「パッケージ制作」は月350件、「パッケージデザイン 依頼」は月200件です。一方で「パッケージ デザイン 会社」は月40件、「パッケージデザイン 費用」は月20件でした(2026年9月時点)。

「パッケージデザイン」という大きな言葉には、デザインの参考例を探す人も多く含まれます。依頼先を探す言葉は、数としては小さく分かれています。こうした小さな条件の組み合わせは、AIがまとめて扱うのが得意な領域です。

また「パッケージデザイン SEO」のように、パッケージデザイン会社のWeb集客そのものを探す言葉は、検索データが取れないほど少ない状態です。Webでの見つけられ方に手を打っている会社がまだ少ないいまのうちに動くほど、後から追いつかれにくくなります。

理由3. 作品画像だけでは、AIに「何をした会社か」が伝わらない

パッケージデザイン会社のサイトは、作品の画像を大きく見せる作りが多くあります。見る人にとっては魅力的ですが、AIは画像の中の工夫を十分に読み取れません。

その商品がどんな課題を持っていたか、どの売り場で誰に向けて設計したか、デザインのほかに何を担当したか。こうした情報が文章で書かれていないと、AIは会社ごとの違いを判断できません。

作品のクオリティで勝負してきた会社ほど、その裏にある考え方を言葉にする価値があります。画像はそのままに、文章を足すだけで、AIに引用される材料が増えます。

パッケージデザイン会社のAIO対策が一般的なSEOと違う3つの点

パッケージデザイン会社のAIO対策は、「発注者が商品と売り場と表示の条件を抱えたまま、どこまで任せられるかを探す」前提で組み立てます。一般的なSEOと違う点は3つあります。

1. 発注者は「商品カテゴリ×販路×包装形態」の掛け算で探す

パッケージデザインを探す発注者は、「パッケージデザイン おしゃれ」のような見た目の言葉だけでは探しません。商品のカテゴリ、売る場所、包装の形を組み合わせて探します。

カテゴリは、食品、飲料、菓子、化粧品、日用品などに分かれます。販路は、スーパーやドラッグストアなどの店頭、土産物店、百貨店のギフト売り場、オンライン販売などです。包装の形は、化粧箱、袋、ラベル、缶やボトルなど多岐にわたります。

販路によって、パッケージに求められる役割が変わります。店頭では、棚に並んだときに数メートル先から商品が何かわかることが問われます。オンライン販売では、小さな商品画像での見え方と、届いて箱を開けたときの印象が問われます。

一般的なSEOでは、作品集のページで見た目の良さを伝えることが中心でした。AIの回答では「店頭向けの食品パッケージに強い会社」「D2Cの化粧品ブランドの箱に強い会社」のように、条件の組み合わせで候補が選ばれます。カテゴリと販路を書き分けたページほど、参照されやすくなります。

2. 「デザインだけか、印刷手配までか」で比べられ、包装資材の製造会社とも迷われる

パッケージを新しくしたい発注者は、依頼先を2つの方向で迷います。デザインを専門にする会社に頼むか、箱や袋をつくる包装資材の製造会社に頼むかです。

包装資材の製造会社は、資材をつくることが本業で、デザインを含めて相談を受ける会社もあります。パッケージデザイン会社は、商品の企画やコンセプトの整理、デザインを本業にし、印刷や資材の製造は協力会社に手配する形が多くなります。

どちらが良いということではなく、発注者の状況で向き不向きが変わります。売り方から見直したいならデザイン会社、資材の仕様やコストを優先したいなら製造会社、という分け方もできます。

AIに正しく扱ってもらうには、自社がどの工程を担当し、どこから協力会社に手配するかを書き分けることが効きます。「企画・デザイン・資材選定・印刷手配・色校正の立ち会い」のうち、どこまでを受けるかを明記します。

3. 表示ルールに配慮しながら、限られた面積で売り場での見え方を設計する

パッケージには、デザインのほかに載せなければならない情報があります。食品であれば、食品表示法にもとづいて、名称、原材料名、アレルゲン、内容量、期限表示などを表示することが求められます。化粧品も、医薬品医療機器等法(薬機法)にもとづく表示が関係します。

表示の内容を決める責任は、一般に商品を販売する発注者側にあります。一方で、表示を読みやすく配置しながら、正面の見え方をどう保つかはデザインの仕事です。文字の大きさや配置の制約の中で、ブランドの印象を崩さない工夫が問われます。

さらに、パッケージの表現そのものにも注意が必要です。商品の効果や品質を実際より良く見せる表現は、景品表示法などとの関係で問題になる場合があります。

一般的なSEOでは、こうした実務の話はサイトに出てこないことがほとんどでした。AIの回答では「食品表示に配慮してデザインできる会社」と聞かれることがあります。表示面をどう確認し、発注者の確認とどう分担しているかを書いておくと、候補に入る根拠になります。

パッケージデザイン会社のAIO対策で実際にやる5つの作業

パッケージデザイン会社のAIO対策は、次の5つの工程に分かれます。どこを任せるかで費用が変わります。

1. AIでの言及状況の棚卸し

ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewで、自社と競合がどう扱われているかを調べます。

パッケージデザイン会社の場合は、商品カテゴリ、販路、包装形態、担当範囲を軸に20〜30パターンの質問を投げます。たとえば「食品パッケージ リニューアル 印刷手配まで デザイン会社」です。ほかにも「D2C 化粧品 化粧箱 デザイン 依頼」「土産物 菓子 パッケージ デザイン 小ロット」といった聞き方です。

あわせて、AIが自社をどう説明しているかも確認します。「グラフィックデザイン全般の会社」とだけ扱われていないか、得意なカテゴリが正しく伝わっているかを見ます。競合が引用されているデザイン系のまとめ記事も、ここで見えてきます。

2. 基盤ページの整備

パッケージデザイン会社で整えるべきは、次の5ページです。

  • 商品カテゴリ別の実績ページ(食品・化粧品・日用品などごとに、扱った包装形態、販路、表示面の扱いを記載)
  • 制作の流れと担当範囲のページ(企画・コンセプト整理・デザイン・資材選定・印刷手配・色校正のどこまでを担当し、どこから協力会社に手配するか)
  • 料金と期間の目安ページ(デザイン案の数、修正の回数、印刷手配の有無によって費用と期間がどう変わるか)
  • 表示ルールへの配慮ページ(食品表示などの表示面をどう配置・確認するか、発注者側の確認との分担)
  • 事例ページ(商品カテゴリ・販路・包装形態・担当範囲・リニューアルの目的の5項目をそろえて記載)

この5つが埋まっていない状態では、「売れるパッケージの法則」などのコラムを増やしても、制作の相談にはつながりにくくなります。まず「どの商品の、どの売り場向けに、どこまで任せられるか」を書き切るのが先です。

3. AIが読み取れる構造への整備

作品画像を並べただけのページに、文章と表を足します。

たとえば「当社は店頭で販売する食品のパッケージデザインを受けています。コンセプトの整理からデザイン、資材の選定、印刷会社への手配まで担当します」のように、1文で言い切る書き方をします。内容は自社の実態に合わせます。AIはこうした文をそのまま抜き出します。

作品ごとに、画像の下へ「カテゴリ」「販路」「包装形態」「担当範囲」を短い表で添えます。画像の代替テキストにも、商品のカテゴリと包装の形を入れておくと、AIが画像の中身を把握しやすくなります。

4. 一次情報と権威性の担保

事例を、判断の過程が見える形で書きます。「売り場で競合商品に埋もれていた」「ギフト需要を取りたかった」といった課題から、どんな調査をし、どの案を選んだかを書きます。

数字を出せる場合は添えます。たとえば「デザイン案を3案出し、売り場を想定した棚の模型で見え方を比べた」「発売の6か月前に着手し、色校正を2回行った」という形です。数字は自社の実績に置き換えてください。売上の変化などは、発注者の了承が得られた範囲にとどめます。

「おしゃれなパッケージデザイン事例50選」のような一般論の記事には、AIが引用する理由がありません。自社が実際に考え、判断した記録が必要です。

5. 外部からの言及の設計

自社以外の場所で言及される状態をつくります。デザイン賞の受賞ページ、デザイン系メディアの紹介記事、印刷会社や包装資材の製造会社との協業ページ、発注者のプレスリリースなどです。

パッケージデザインは、発注者の新商品発表の中で紹介されることがあります。発注者の了承を得て、プレスリリースや商品サイトに「パッケージデザイン:◯◯」とクレジットを入れてもらえると、AIにとって分かりやすい外部の証拠になります。

ここで大事なのは、外部の掲載情報と自社サイトの内容をそろえることです。受賞ページには旧社名、自社サイトは新社名、という状態では、AIは同じ会社だと判断しにくくなります。社名や得意分野の表記を、外部の掲載ページと同じ言葉にそろえます。

パッケージデザイン会社のAIO対策の費用相場

パッケージデザイン会社のAIO対策は、月額15万円から100万円程度が目安です。差を生むのは、企業規模と対応範囲です。

企業規模別の予算の目安

企業規模月額の目安主な対応範囲
従業員10名以下15〜50万円基盤5ページの整備+事例の文章化+実行代行
従業員50〜300名50〜100万円上記+カテゴリ別・販路別のページ整備+外部言及の設計
大手・上場企業100万円以上ブランディングや広告制作など複数事業を横断した情報設計+大規模サイトの構造改善

単発で頼む場合は、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。まず自社の得意分野がAIでどう説明されているかを知りたい段階であれば、ここから始める方法もあります。

金額は、筆者が実際に見てきた見積もりの範囲です。会社や商流によって変わります。

見積もりは「サイトのデザイン刷新」ではなく「事例の文章化が含まれるか」で見る

デザイン会社は、Webサイトの見た目を作り直す提案に目が行きやすいかもしれません。見積もりが出てきた場合は、既存の作品に文章と表を足す作業が含まれているかを確認してください。

パッケージデザイン会社では、サイトの見た目を変えることよりも「どの商品で、何を考え、どこまで担当したか」を書き足すことが先に効きます。見た目の刷新だけの見積もりでは、この部分が抜けている可能性があります。

パッケージデザイン会社のAIO対策は、作品集(ポートフォリオ)だけで足りるのか

作品集だけでは足りません。作品集は発注者の心を動かす入口にはなりますが、AIが推薦する根拠としては、作品ごとの文章による説明が必要です。

作品集サイトやデザイン系のSNSは、画像を中心に見せる形式がほとんどです。AIは画像を大まかに理解できても、「なぜこの色なのか」「どの売り場を想定したのか」までは読み取れません。見た目が良い作品が並んでいても、会社ごとの違いを判断する材料が足りません。

役割を分けて考えると整理しやすくなります。

  • 作品集サイト・SNS:発注者に作風を見てもらう「入口」として使う
  • 自社サイトの事例ページ:カテゴリ・販路・担当範囲・課題と判断を書き切る「正の情報源」として使う
  • 両者の関係:作品集の各作品から自社サイトの事例ページへつなぎ、社名や得意分野の表記をそろえる

すでに作品集サイトに多くの作品を載せている会社は、まず主力カテゴリの作品を5点選んでください。その5点に文章と表を足すだけでも、AIの回答で扱われ方が変わる可能性があります。

パッケージデザイン会社がAIO対策会社を選ぶ5つの基準

次の5つを順番に確認してください。上から重要な順です。

基準1. 自社の企業規模に合っているか

もっとも多い失敗は、大手向けの会社に、従業員数名のパッケージデザイン会社が依頼することです。

大手を主戦場にしている会社は、支援体制も進め方も、それに合わせて組まれています。月100万円規模を前提にした設計を月20万円に縮めても、同じ成果にはなりません。

候補企業の実績ページを見て、載っている会社の規模が自社と2桁違うなら、いったん保留にしてください。

基準2. パッケージデザイン会社の事情を理解しようとするか

初回の打ち合わせで、自社の得意な商品カテゴリ、主な販路、担当している工程を説明してみてください。すべてを理解できないのは当然です。見るべきは、そこで質問を重ねてくるかどうかです。

「印刷の手配はどこまで自社で担当していますか」「発注者との守秘義務で、公開できない作品はどれくらいありますか」「表示面の確認は、発注者とどう分担していますか」。こうした質問が出てくる会社は、発注者目線でページを組み立てられます。

基準3. 戦略だけか、実行まで担当するか

「誰がページを直すのか」を確認してください。小規模なパッケージデザイン会社では、代表やデザイナーがWebを兼務していることが多くあります。新商品の発売前で入稿や色校正が重なる時期には、提案書だけを渡されても手が止まります。

基準4. 費用と対応範囲が明示されているか

初回の見積もりで「含まれるもの」と「含まれないもの」が書面で出るかを見てください。事例の取材と文章化、作品の撮影、作品集サイトやメディア掲載ページの修正が含まれるかは、会社によって分かれます。口頭の説明だけで進めると、3か月後に認識がずれます。

基準5. その会社自身がAIに引用されているか

ChatGPTに「パッケージデザイン会社のAIO対策会社 おすすめ」と聞いてみてください。候補の会社が出てくるかを見ます。

AIO対策を提供している会社が、自社をAIに引用させられていないのであれば、施策の再現性を確認する理由になります。

効果が出るまでの期間と効果測定の方法

パッケージデザイン会社のAIO対策は、3か月で基盤が整い、6〜12か月で制作の相談に表れはじめるのが目安です。

3か月・6か月・12か月で何が変わるか

期間起きること見るべき指標
3か月基盤5ページの整備が終わる。社名での質問に、AIが得意なカテゴリや担当範囲を正しく答えられるようになるAI回答への登場回数、得意分野の説明の正確さ
6か月「商品カテゴリ×販路×担当範囲」の質問で候補に入りはじめる指名検索数、相談のきっかけ
12か月外部言及と事例が積み上がり、複数のAIで安定して出るようになる相談数、初回の打ち合わせから契約に至った件数

何を見れば効果がわかるか

パッケージデザイン会社の場合、次の3つを見てください。

  • AIの回答に自社が登場した回数(主力の商品カテゴリと販路で質問文を固定し、月1回同じ条件で確認する)
  • 社名での指名検索の数
  • 相談のときに聞く「何で知ったか」の内訳

3つ目がもっとも確実です。問い合わせフォームに「当社を知ったきっかけ」の選択肢を1つ足すか、初回のヒアリングで商品の概要を聞くときにひとこと添えるだけで記録できます。

そもそもAIO対策とは?SEO・LLMOとの違い

AIO対策とは、ChatGPTやGoogle AI Overviewなどの生成AIの回答に、自社の情報が引用・推薦されるように整えることです。

用語指している内容
SEO検索エンジンの結果で上位に表示させる
AIOAIの回答に引用・推薦されるようにする
LLMOAIOとほぼ同義。大規模言語モデル側を主語にした言い方
GEOAIOとほぼ同義。生成エンジン側を主語にした言い方

会社によって使う言葉が違うだけで、やる作業に大きな差はありません。用語の違いで会社を選ぶ必要はありません。

なお、SEOとAIOは対立しません。AIは検索結果を参照して回答を組み立てています。「パッケージデザイン 依頼」「商品パッケージ」で検索しても見つからないサイトは、AIからも見つかりにくくなります。

パッケージデザイン会社のAIO対策に関するよくある質問

パッケージデザイン会社の経営者からよく受ける質問を5つまとめました。

中小のパッケージデザイン会社でもAIO対策はできますか?

できます。むしろ従業員10名以下のパッケージデザイン会社のほうが、効果が出やすい面があります。

ページ数が少ないため、整備が早く終わるからです。得意な商品カテゴリ、主な販路、担当できる工程、代表的な事例5点を書き出すところから始めれば、3か月ほどで形になります。

「代表デザイナーが企画から最後の色校正まで立ち会う」「小さなブランドの初めての商品から相談に乗る」といった目の届く体制は、大手が書きにくい強みです。注意したいのは依頼先の規模です。大手向けの会社に小さい予算で依頼すると、支援の密度が下がります。

発注者との守秘義務で、作品や社名を出せないのですが、事例は書けますか?

書けます。社名、商品名、パッケージの画像を伏せたままで構いません。

そのうえで「商品カテゴリ」「販路」「包装形態」「担当範囲」「リニューアルの目的」を文章で書きます。たとえば「地方の菓子メーカーの土産物で、化粧箱のデザインと印刷手配を担当。駅の売店での見え方を重視して配色を決めた」という形です。発売後に公開してよい範囲を、契約の段階で確認しておくと、事例を増やしやすくなります。

包装資材の製造会社との違いは、どう書けばいいですか?

優劣ではなく、担当範囲の違いとして書いてください。製造会社を下げる書き方は、発注者にもAIにも良い印象を与えません。

たとえば「当社は商品の企画とデザインを本業とし、資材の製造は協力会社に手配します。売り方から見直したい場合に向いています」という書き方です。そのうえで、協力会社とどう連携し、色校正や資材の仕様確認に誰が立ち会うかを書くと、発注者は自社の状況に合うかを判断できます。

食品表示などの表示ルールについて、どこまでサイトに書くべきですか?

自社がどう配慮しているかと、発注者との分担を書けば十分です。法令の解説を詳しく書く必要はありません。

表示の内容は、一般に商品を販売する発注者側が決めて責任を持つものです。サイトには「表示面の配置と読みやすさの確認」「表示内容の最終確認は発注者側で行っていただく流れ」を書きます。たとえば「食品表示法にもとづく表示面を考慮してレイアウトし、入稿前に発注者の品質保証部門と確認します」という形です。個別の判断は、最新の法令と専門家の見解を確認するよう添えてください。

D2Cブランドからの依頼を増やしたい場合、何を書けばいいですか?

オンライン販売ならではの設計の工夫を書いてください。店頭向けとは、パッケージに求められる役割が違うからです。

書くべきは「通販サイトの小さな商品画像での見え方」「配送時の箱と化粧箱の関係」「箱を開けたときの印象の設計」「小さなロットからの資材の手配」の4つです。D2Cブランドの運営者は、パッケージを初めてつくる人も少なくありません。制作の流れと期間の目安を、はじめての人にもわかる言葉で書くと、相談のハードルが下がります。

まとめ:パッケージデザイン会社のAIO対策は「企業規模」で選ぶ

パッケージデザイン会社のAIO対策会社は、自社の企業規模と、任せたい範囲で選ぶのが基本です。紹介した5社を、もう一度整理します。

  • エイチリンク株式会社:従業員10名以下のパッケージデザイン会社。事例の文章化や担当範囲のページ整備から実行まで任せたい会社に
  • 株式会社PLAN-B:中堅〜大手。SEOに加えて、広告やインフルエンサーマーケティングも相談したい会社に
  • 株式会社Mesut:中小〜中堅。予算を抑えて外部言及から始めたい会社に
  • StockSun株式会社:中堅〜大手。複数の事業を横断して顧客獲得の仕組みを整えたい会社に
  • 株式会社LANY:中堅〜大手。カテゴリ別・事例別にページ数の多いサイトを持つ会社に

最初に確認してほしいのは、自社の規模と合っているかです。実力のある会社でも、規模が合わなければ成果は出ません。

従業員10名以下のパッケージデザイン会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンク株式会社から相談するのが現実的です。

パッケージデザイン会社のWeb集客でお困りなら、エイチリンク株式会社へ

エイチリンク株式会社は、従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。

代表の本郷が7年間で100サイト以上を制作し、30社以上のSEO支援を担当してきました。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで弊社側で担当します。

支援実績の一例です。

  • SNS運用会社:支援5か月で問い合わせ0件から月7件へ。SEO経由で月100万円の案件を受注
  • イベント会社:サイト経由で月96件の問い合わせ、月商500万円を創出
  • 営業代行会社:新規サイトから月40件の問い合わせ。AI検索経由の問い合わせも増加
  • YouTube運用代行会社:支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)。ドメイン評価は0.4から42に。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。ChatGPT経由で獲得した1社からは、累計で税別約579万円を受注しました

初回のご相談は無料です。いまAIで自社がどう出ているかの調査結果をお持ちします。営業のご連絡はいたしません。

パッケージデザイン会社のSEO・AIO対策について相談する

業種別のAIO対策・LLMO対策代行(エイチリンク株式会社)

エイチリンク株式会社では、業種ごとにAIO対策・LLMO対策代行のページを用意しています。自社の業種のページで、AIに推薦されるための進め方と費用をご確認ください。

士業・専門家

建設・不動産

医療・介護

人材・採用

IT・システム

製造業

物流・BPO

業種別AIO対策・LLMO対策代行の一覧を見る

著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。