「TypeScriptでフルリモート、年収800万円の求人ならうちが一番持っているのに、AIに聞くと大手の転職サイトしか出てこない」

エンジニア紹介会社の経営者から、こうした相談を受けるようになりました。エンジニアが言語や年収の条件をAIに伝えて相談先を探し、採用に苦戦する企業もAIで紹介会社を比べはじめたためです。条件に強い会社として名前が出なければ、登録や依頼の前に外れてしまいます。

結論から言うと、従業員10名以下のエンジニア紹介会社ならエイチリンク株式会社、企業向けの集客をSEOとLLMOの両面から固めたいならサクラサクマーケティング株式会社、中堅から大手ならStockSun株式会社かLANYが候補になります。

この記事では、次の3つがわかります。

  • エンジニア紹介会社のAIO対策会社おすすめ5社と、それぞれの向き不向き
  • 「技術スタック×年収」で探され、採用難易度で比べられる業種ならではの対策
  • 費用相場と、大手転職サイトと住み分けるために整えるページ

エンジニア紹介会社のAIO対策会社おすすめ5社【比較表あり】

エンジニア紹介会社のAIO対策を依頼できる会社を5社紹介します。自社の規模と、任せたい範囲で選んでください。

本記事の選定基準

次の4つを基準に選びました。

  • BtoB企業、または集客にコンテンツを使う企業の支援実績が公開されていること
  • AIO対策(LLMO対策)またはSEOを、正式なサービスとして提供していること
  • 対応範囲が公式サイトで確認できること
  • 戦略設計だけでなく、実行まで担当できること

なお、筆者はエイチリンク株式会社の代表です。自社を1番目に掲載しています。判断材料としてお読みください。掲載各社の情報は、2026年9月時点の公式サイトをもとにしています。

【比較表】エンジニア紹介会社のAIO対策会社5社

会社名タイプ向いている企業規模対応範囲費用の目安
エイチリンク株式会社SEO・AIO実行支援従業員10名以下戦略設計/ページ修正/記事制作/実行代行月8万円〜(コンサルのみ)/月20万円〜(対策代行込み)
サクラサクマーケティング株式会社SEO・LLMOコンサル(BtoB)中小〜中堅SEOコンサル/LLMOコンサル/SEOセカンドオピニオン/記事制作代行要問い合わせ
株式会社MesutLLMO・AIO専業中小〜中堅AI引用の調査/掲載営業/相互リンク施策月10万円〜
StockSun株式会社総合コンサル中堅〜大手LLMO・AIOコンサル/SEO/Web広告/MEO/CRM要問い合わせ
株式会社LANYSEO・LLMOコンサル中堅〜大手SEO/LLMO/コンテンツ制作/マーケBPO要問い合わせ

1. エイチリンク株式会社

会社名/所在地:エイチリンク株式会社/東京都板橋区志村1-13-14

特徴:従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで自社側で担当します。営業代行、イベント、SNS運用など、形のないサービスを扱う会社の支援実績があります。

AIO対策で任せられる範囲:AIでの言及状況の調査から始めます。技術スタック別の求人傾向ページ、キャリアアドバイザー紹介ページ、企業向けの採用難易度ページの整備、AIが読み取れる構造への改修、記事制作、外部言及の設計まで担当します。

費用目安:月8万円+税〜(コンサルのみ)/月20万円+税〜(コンサル+対策代行)/月40万円+税(強化版)

主な実績:7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO支援。YouTube運用代行会社では、支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)、ドメイン評価は0.4から42へ上がりました。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。

こんなエンジニア紹介会社におすすめ:従業員10名以下で、キャリアアドバイザーが面談と集客を兼ねている会社。特定の言語や領域に強いのに、サイトには「IT・Web業界に強い」としか書けていない会社。

公式サイトエンジニア紹介会社のSEOコンサルティング|エイチリンク株式会社

2. サクラサクマーケティング株式会社

会社名/所在地:サクラサクマーケティング株式会社/東京都渋谷区渋谷3-1-9 YAZAWAビル3階

特徴:SEOコンサルティングと、AI検索に対応するLLMOコンサルティングを提供している会社です。「BtoBの成長を加速する」を掲げています。SEOセカンドオピニオンや、記事制作代行も手がけています。

AIO対策で任せられる範囲:SEOコンサルティングとLLMOコンサルティングを組み合わせて依頼できます。いまの施策を見直すセカンドオピニオンや、記事制作の代行も相談できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:20年の実績があり、支援サイトは2,000以上、取引実績は6,000社以上です。常時100社以上を支援する体制を持っています。

こんなエンジニア紹介会社におすすめ:エンジニア採用に悩む企業向けの集客を、BtoBの視点で固めたい会社。すでに外部の会社とSEOを進めていて、その方針を別の目で見直したい会社。

公式サイトサクラサクマーケティング株式会社

3. 株式会社Mesut

会社名/所在地:株式会社Mesut/東京都新宿区(代表取締役:宇田晃平)

特徴:LLMO・AIO対策を専業とする会社です。月額10万円からのサービス「メントリAIO」を提供しています。相互リンクや掲載営業といった、外部からの言及を増やす施策を主軸にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AI引用状況の調査、掲載営業、相互リンク施策。導入前のサイト分析を無料で実施しています。

費用目安:月10万円〜

主な実績:代表の宇田氏はSEO検定1級とYMAA認証を保有しています。被リンク施策で20社以上を支援し、コスメメディアを18か月で月間350万PVに成長させました。

こんなエンジニア紹介会社におすすめ:スタック別のページはそろっていて、エンジニア向けの比較記事やメディアでの露出を増やしたい会社。月10万円前後の予算で外部言及から始めたい会社。

公式サイト株式会社Mesut

4. StockSun株式会社

会社名/所在地:StockSun株式会社/東京都新宿区西新宿3-8-3(代表取締役:岩野圭佑)

特徴:Web集客コンサルティングを軸に、事業コンサルや定額制BPOまで手がける会社です。LLMO・AIOコンサルティングも提供しています。認定パートナー制度を持ち、案件ごとに専門家を組み合わせる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:LLMO・AIOコンサルティングに加え、SEO、Web広告運用、MEO、CRMまで横断して対応できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:電通総研、KADOKAWA、村田製作所、オープンハウスグループなど、大手企業の支援実績が公開されています。

こんなエンジニア紹介会社におすすめ:正社員紹介とフリーランス案件の紹介など、複数の事業を持つ中堅から大手の会社。求職者集めの広告と、採用企業を管理するCRMまで見直したい会社。

公式サイトStockSun株式会社

5. 株式会社LANY

会社名/所在地:株式会社LANY

特徴:SEOコンサルティングを主軸に、LLMOコンサルティング(LLMO・GEO・AIO・AEO)を提供しています。大規模サイトの運用実績が豊富です。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOを一体で設計します。コンテンツ制作、Web広告、SNS運用、マーケティングBPOまで対応しています。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:マネーフォワードの支援では、サイト全体で約600万PVの増加、記事制作1,200本以上、記事監修980本以上を担当しています。

こんなエンジニア紹介会社におすすめ:言語別・職種別の求人ページが数千件規模にのぼる、中堅から大手の会社。

公式サイト株式会社LANY

StockSun株式会社とLANYは、大手企業の大規模サイトで実績を積んだ会社です。支援体制もそれに合わせて組まれているため、予算規模の大きい企業に向いています。一方で従業員10名以下のエンジニア紹介会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンクのほうが合います。

エンジニア紹介会社がいまAIO対策をすべき3つの理由

エンジニア紹介会社は、AIの回答で名前が挙がるかどうかが、登録や依頼に直結しやすい業種です。求職者も採用企業も、細かい条件をAIに伝えて相談先を探すためです。

理由1. エンジニアと採用企業が、AIで紹介会社を探しはじめている

コードの確認や調べものにAIを使うエンジニアにとって、同じ画面でキャリアの相談をするのは自然な流れです。技術の質問の延長で、転職の相談先を聞く動きが出ています。

「Go歴3年のバックエンドエンジニア。年収700万円以上でフルリモートの求人に強いエージェントはどこか」といった聞き方です。AIは条件に合いそうな紹介会社を3〜5社返します。

採用企業の側も同じです。「Rustが書けるエンジニアを1名採用したい。紹介会社に頼むならどこか」と、技術と人数を指定してAIに聞きます。

数としては、まだ多くありません。弊社が支援しているYouTube運用代行会社では、生成AI経由の流入は全体の1.53%でした。ただし、有効リード48件のうち9件、つまり19%がAI経由です。流入の比率に対して、リードの比率が約12倍になっています。エンゲージメント率も69.2%で、サイト全体の53.5%を上回りました。

AI経由でたどり着く人は、条件を整理したうえで訪れます。エンジニア紹介でいえば、使える言語、希望年収、働き方がそろった状態での登録や、採用要件が固まった企業からの依頼にあたります。

理由2. 競合がまだ手をつけていない

弊社がAhrefsで調べたところ、「エンジニア 転職」は月6,600件、「エンジニア 年収」は月6,100件の検索があります。「エンジニア 転職エージェント」は月1,400件、「IT転職エージェント」は月600件です(2026年9月時点)。

一方で「エンジニア 人材紹介」は月150件です。「エンジニア 紹介会社 SEO」は、検索データが取れないほど少ない状態でした。

エンジニアの転職への関心は大きいのに、自社の見つけられ方に手を打っているエンジニア紹介会社は、まだ少ないことがわかります。

AIは、複数の情報源で言及されている会社を候補に選びます。同じスタックを扱う競合が動いていないいまのうちに言及を積むほど、後から追いつかれにくくなります。

理由3. 採用難易度が高く、企業が紹介会社を慎重に比べる

エンジニアの採用は、多くの企業にとって難しいテーマです。弊社がAhrefsで調べたところ、「エンジニア 採用」は月1,400件、「エンジニア 採用 難しい」は月250件の検索がありました(2026年9月時点)。

採用が難しいほど、企業は1社に任せきりにせず、紹介会社を比べて選びます。比べるときに知りたいのは、「このスタックの人を、この年収で紹介してもらえるか」です。

AIに比べ方を聞く企業に対して、スタック別の実績と見立てを書いている会社は、根拠つきで推薦されやすくなります。登録者数の多さでは大手に並べなくても、見立ての具体さなら中小でも示せます。

エンジニア紹介会社のAIO対策が一般的なSEOと違う3つの点

エンジニア紹介会社のAIO対策は、「技術スタック×年収で探される」「企業は採用難易度の見立てを求める」「アドバイザーの技術理解が選ばれる理由になる」の3点で、一般的なSEOと設計が変わります。

1. 求職者は「技術スタック×年収×働き方」の掛け算で探す

エンジニアは、「エンジニア 転職」のような広い言葉だけでは探しません。使っている言語やフレームワーク、希望年収、リモートの可否を組み合わせて探します。

検索の数にも表れています。弊社がAhrefsで調べたところ、「インフラエンジニア 転職」は月1,500件、「Java 転職」は月600件、「Python 転職」は月500件でした。「SRE 転職」は月250件、「データエンジニア 転職」は月150件、「Go 転職」は月100件です(2026年9月時点)。

一般的なSEOでは、「Webエンジニア」「インフラエンジニア」といった職種の単位で記事を作る設計が多くありました。AIの回答では事情が変わります。AIは「Next.js 経験2年 フルリモート 年収レンジ」のように、複数の条件をまとめて処理するためです。

そのため、職種の単位より細かい、技術スタックの単位で情報を持つページが参照されやすくなります。言語やフレームワークごとに、扱っている求人の年収レンジ、リモート可の比率、求められる経験年数を書き分けます。

数字は自社が扱う求人から集計し、集計期間を明記してください。大手転職サイトの求人検索は、条件を入れれば一覧を出してくれます。一方で「このスタックの求人は、どの年収帯に集まっているか」という傾向は、求人を扱う会社にしか書けない一次情報です。

2. 企業は登録者数より「採用難易度の見立て」で紹介会社を選ぶ

エンジニアを採用したい企業が知りたいのは、紹介会社の登録者数そのものではありません。「自社の条件で、どのくらいの期間で、何人くらい推薦を受けられそうか」という見立てです。

一般的なSEOでは、企業向けページに「登録者数◯万人」「IT業界に強い」と大きく書く設計が多くありました。AIに「Kubernetesの運用経験者を年収600万円で採用できるか」と聞く企業には、この書き方では答えになりません。

AIに参照されやすいのは、スタック、経験年数、年収帯ごとに、推薦までの日数や決定までの期間の目安を示したページです。「採用が難しい条件」も隠さずに書きます。見立てが正直な会社のほうが、AIにも企業にも信頼されやすくなります。

もう一つ、エンジニア人材の会社は事業の形が分かれている点にも注意が必要です。正社員の職業紹介、労働者派遣、SESなどの業務委託、フリーランス案件の仲介では、法律上の枠組みが違います。

職業紹介を有料で行うには職業安定法にもとづく許可が、労働者派遣には労働者派遣法にもとづく許可が必要です。フリーランス案件も扱う場合は、2024年11月施行のフリーランス法で、発注事業者に募集情報の的確な表示が求められている点も押さえておきます。

AIは「エンジニア 人材 会社」とひとまとめにして答えがちです。自社が「どの形で」エンジニアと企業をつなぐ会社かを明記すると、紹介を探す企業に正しく推薦されやすくなります。

3. 「エンジニア出身のアドバイザーか」が差別化になり、経歴を技術の言葉で書く必要がある

エンジニアが紹介会社を選ぶとき、担当者が技術を理解しているかどうかを重視する人は少なくありません。技術の話が通じないと、希望と合わない求人を勧められると感じるためです。

そのため、AIに「技術がわかるエージェント」「エンジニア出身のキャリアアドバイザーがいる転職エージェント」と聞く人がいます。一般的なSEOでは、担当者紹介のページは付け足しになりがちでした。エンジニア紹介会社のAIO対策では、ここが推薦の根拠そのものになります。

ただし「エンジニア出身」と書くだけでは足りません。AIが条件と照らし合わせられるように、技術の言葉で書きます。

  • 開発経験の年数と、担当していた工程(設計・実装・運用など)
  • 実務で使っていた言語、フレームワーク、クラウド
  • 関わったシステムの種類(Webサービス、業務システム、組み込みなど)
  • キャリアアドバイザーとして担当している技術領域と、支援人数

エンジニア出身のアドバイザーがいない会社でも、担当する技術領域を絞り、その領域の支援人数や決定事例を書けば、根拠のある説明になります。

エンジニア紹介会社のAIO対策で実際にやる5つの作業

エンジニア紹介会社のAIO対策は、次の5つの工程に分かれます。どこを任せるかで費用が変わります。

1. AIでの言及状況の棚卸し

ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewで、自社と競合がどう扱われているかを調べます。

エンジニア紹介会社の場合は、主力の技術スタックを軸に、求職者側と企業側で質問を分けて、合計30パターンほどを投げます。「TypeScript 転職 フルリモート エージェント」「SRE 採用 紹介会社 年収」といった聞き方です。

あわせて、AIが自社を「IT派遣の会社」「SESの会社」と説明していないかを確認します。得意なスタックが実態と違う形で伝わっていないかも見ます。競合が引用されている情報源も、ここで見えてきます。

2. 基盤ページの整備

エンジニア紹介会社で整えるべきは、次の5ページです。

  • 技術スタック別の求人傾向ページ(言語・フレームワークごとの年収レンジ、リモート可の比率、求められる経験年数。集計期間つき)
  • キャリアアドバイザー紹介ページ(開発経験年数、実務で使った言語、担当する技術領域、支援人数)
  • 企業向けの採用難易度ページ(スタック・経験年数・年収帯ごとの、推薦までの日数と決定までの期間の目安)
  • 転職事例ページ(転職前後の技術スタック、年収、働き方、面談から内定までの日数)
  • サービス形態の説明ページ(正社員紹介・フリーランス案件・派遣やSESのどれを扱うか、許可番号や契約の形)

この5つが埋まっていない状態では、転職ノウハウの記事を増やしても効果が出にくくなります。まず「どの技術の人と求人に、どこまで強いか」を書き切るのが先です。

3. AIが読み取れる構造への整備

「IT・Web業界に強い」「ハイクラス求人多数」といった抽象的な表現を、技術と数字で書き直します。

「当社は、Web系企業のバックエンドエンジニアに特化した紹介会社です。Go、Ruby、TypeScriptの求人を中心に扱い、年収600万〜1,000万円の帯が多くを占めます」のように、1文で言い切ります。数字や技術は自社の実態に合わせます。AIはこうした文をそのまま抜き出します。

技術用語の表記もそろえます。「JavaScript」と「JS」、「Kubernetes」と「k8s」のように、同じ技術に複数の書き方がある場合は、初出で併記します。年収レンジは、画像ではなくテキストの表にします。

4. 一次情報と権威性の担保

自社が扱った決定の数字を、傾向として公開します。「過去12か月に決定したバックエンドエンジニアの年収の中央値を、言語別に集計した」といった形です。数字を出すときは、集計期間と件数を添えてください。

アドバイザーによる技術トレンドの解説も、一次情報になります。「面談で『生成AIを使った開発経験』を聞かれる求人が増えた」のように、現場で見えた変化を書きます。

求人票の一覧は、大手転職サイトにもあります。面談と企業訪問でしか得られない傾向こそ、AIが引用する理由になります。

5. 外部からの言及の設計

自社以外の場所で言及される状態をつくります。技術勉強会やカンファレンスへの協賛・登壇、技術記事の共有サイトでのアドバイザーの発信、採用企業の技術ブログでの紹介などです。

エンジニア紹介会社では、エンジニアのコミュニティの中で名前が出ることが効きます。エンジニアは、同業者の発信や評判を手がかりに情報を集めることが多いためです。アドバイザー個人の発信と会社名をセットにし、自社サイトのアドバイザー紹介ページとつないでください。

エンジニア紹介会社のAIO対策の費用相場

エンジニア紹介会社のAIO対策は、月額15万円から100万円程度が目安です。差を生むのは、企業規模と対応範囲です。

企業規模別の予算の目安

企業規模月額の目安主な対応範囲
従業員10名以下15〜50万円基盤5ページの整備+主力スタックの求人傾向ページ+実行代行
従業員50〜300名50〜100万円上記+スタック・職種ごとのページ拡充+外部言及の設計
大手・上場企業100万円以上正社員紹介やフリーランス事業などを横断した情報設計+大規模サイトの構造改善

単発で頼む場合は、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。まず自社がAIにどう紹介されているかを知りたい段階であれば、ここから始める方法もあります。

金額は、筆者が実際に見てきた見積もりの範囲です。会社や商流によって変わります。

見積もりは「扱う技術スタックの数」で変わる

エンジニア紹介会社のAIO対策は、スタック別のページをいくつ作るかで作業量が大きく変わります。10の言語を一度に整えるのと、3つに絞るのとでは、取材も集計も3倍以上の差になります。

予算が限られる場合は、決定件数の多い3〜5のスタックから始めてください。見積もりを取るときは、「何スタック分のページを、何か月で整えるか」を条件としてそろえると、会社ごとの比較がしやすくなります。

エンジニア紹介会社は、大手転職サイトとどう住み分けるか

求人の数と網羅性では大手転職サイト、技術スタックの深さと担当者の技術理解では特化型の紹介会社、と役割を分けて考えます。AIへの質問が細かくなるほど、特化型が候補に入る余地が広がります。

「エンジニア 転職 おすすめ」のような広い質問では、AIの回答は大手転職サイトや比較メディアを中心に組み立てられます。ここで中小の紹介会社が名前を出すのは、現実的ではありません。

一方で、「Go 転職 年収800万 フルリモート 相談」のような質問では、求人を一覧で並べるだけでは答えになりません。AIは「そのスタックの傾向を説明できる情報源」を探します。

住み分けは、次の3つの考え方で進めると整理しやすくなります。

  • 大手転職サイト:求人の数で、広い質問に答える場所として共存する
  • 自社サイト:大手に載っていない情報で、条件つきの質問に答える(選考の技術課題の傾向、開発チームの人数、コードレビューの有無など)
  • アドバイザーの発信:「誰に相談するか」を決める材料として、エンジニアのコミュニティで積み上げる

大手と同じ求人一覧を自社サイトに並べても、AIが自社を選ぶ理由は生まれません。企業訪問や面談で聞いた、求人票に書かれていない情報を、個社が特定されない形で書くことが住み分けの中心になります。

エンジニア紹介会社がAIO対策会社を選ぶ5つの基準

エンジニア紹介会社がAIO対策会社を選ぶときは、次の5つを上から順番に確認してください。

基準1. 自社の企業規模に合っているか

もっとも多い失敗は、大手向けの会社に、アドバイザー数名のエンジニア紹介会社が依頼することです。

大手を主戦場にしている会社は、支援体制も進め方も、それに合わせて組まれています。月100万円規模を前提にした設計を月20万円に縮めても、同じ成果にはなりません。

候補企業の実績ページを見て、載っている会社の規模が自社と2桁違うなら、いったん保留にしてください。

基準2. エンジニア紹介会社の事情を理解しようとするか

初回の打ち合わせで、自社の得意なスタックと、アドバイザーの経歴を説明してみてください。すべての技術用語を理解できないのは当然です。見るべきは、そこで質問を重ねてくるかどうかです。

「決定件数が多いスタックはどれですか」「アドバイザーの開発経験は、何年と書けますか」「正社員紹介とフリーランス案件、どちらを伸ばしたいですか」。こうした質問が出てくる会社は、エンジニアと企業の両方の目線でページを組み立てられます。

基準3. 戦略だけか、実行まで担当するか

「誰がページを直すのか」を確認してください。エンジニア紹介会社では、アドバイザーが面談と企業訪問で手いっぱいのことが多くあります。求人の集計やアドバイザーへの取材を自社でやる前提の提案書では、手が止まります。

基準4. 費用と対応範囲が明示されているか

初回の見積もりで「含まれるもの」と「含まれないもの」が書面で出るかを見てください。スタック別の求人データの集計、アドバイザーへの取材、年収表示の確認が含まれるかは、会社によって分かれます。口頭の説明だけで進めると、3か月後に認識がずれます。

基準5. その会社自身がAIに引用されているか

ChatGPTに「エンジニア紹介会社のAIO対策会社 おすすめ」と聞いてみてください。候補の会社が出てくるかを見ます。

AIO対策を提供している会社が、自社をAIに引用させられていないのであれば、施策の再現性を確認する理由になります。

効果が出るまでの期間と効果測定の方法

エンジニア紹介会社のAIO対策は、3か月で社名の説明が整い、6〜12か月で技術スタック別の質問に名前が挙がりはじめるのが目安です。

3か月・6か月・12か月で何が変わるか

期間起きること見るべき指標
3か月基盤5ページの整備が終わる。社名を聞いたとき、得意なスタックとサービス形態をAIが正しく答えられるようになるAI回答への登場回数、派遣やSESと混同されていないか
6か月「〇〇 転職 エージェント」「〇〇エンジニア 採用 紹介会社」など、スタック別の質問で候補に入りはじめる指名検索数、登録・依頼のきっかけ
12か月アドバイザーの発信と外部言及が積み上がり、求職者側・企業側の両方で安定して出るようになるスタック別の登録者数、企業からの依頼数、決定数

何を見れば効果がわかるか

エンジニア紹介会社の場合、次の3つを見てください。

  • AIの回答に自社が登場した回数(主力スタックごとに質問文を固定し、月1回同じ条件で確認する)
  • 社名での指名検索の数
  • 初回面談や企業との商談で聞く「何で知ったか」の内訳

3つ目がもっとも確実です。登録フォームの選択肢に「ChatGPTなどのAI」を1つ足し、あわせて「どのスタックの相談か」も記録すると、スタック別に効果を見られます。

そもそもAIO対策とは?SEO・LLMOとの違い

AIO対策とは、ChatGPTやGoogle AI Overviewなどの生成AIの回答に、自社の情報が引用・推薦されるように整えることです。

用語指している内容
SEO検索エンジンの結果で上位に表示させる
AIOAIの回答に引用・推薦されるようにする
LLMOAIOとほぼ同義。大規模言語モデル側を主語にした言い方
GEOAIOとほぼ同義。生成エンジン側を主語にした言い方

会社によって使う言葉が違うだけで、やる作業に大きな差はありません。用語の違いで会社を選ぶ必要はありません。

なお、SEOとAIOは対立しません。AIは検索結果を参照して回答を組み立てています。「Python 転職」「インフラエンジニア 転職」で検索しても見つからないサイトは、AIからも見つかりにくくなります。

エンジニア紹介会社のAIO対策に関するよくある質問

エンジニア紹介会社の経営者からよく受ける質問を5つまとめました。

中小のエンジニア紹介会社でもAIO対策はできますか?

できます。むしろ技術スタックや領域を絞った中小の会社のほうが、効果が出やすい面があります。

AIは、「Go バックエンド フルリモート」のような条件つきの質問に対して、その領域の傾向を説明できる会社を選ぶためです。主力の3〜5スタックの求人傾向と、アドバイザーの経歴を書き出すところから始めれば、3か月ほどで形になります。

注意したいのは依頼先の規模です。大手向けの会社に小さい予算で依頼すると、支援の密度が下がります。

キャリアアドバイザーがエンジニア出身ではない場合、どう書けばいいですか?

無理に技術者のように見せる必要はありません。担当する技術領域を絞り、その領域での支援の量を数字で書いてください。

たとえば「インフラ・クラウド領域を担当して4年。AWSの設計・構築経験者の転職を累計120名支援」という書き方です。数字は実態に合わせます。

社内に技術面の相談ができるエンジニア出身者がいる場合は、その体制も書き添えます。エンジニアが知りたいのは経歴そのものより、「話が通じるか」だからです。

求人の年収レンジをサイトに載せるとき、注意することはありますか?

実際の求人に合った、正確で最新の数字にしてください。職業安定法では、職業紹介事業者に対して、求人の情報を正確かつ最新の内容に保ち、虚偽や誤解を生む表示をしないことが求められています。

「年収1,000万円以上の求人多数」のように、件数や条件がわからない表現は避けます。「2026年4月〜9月に扱ったGoの求人のうち、年収800万円以上は◯件」と、期間と件数を添えてください。

募集が終わった求人の年収を載せ続けないよう、更新日も明記します。

技術スタック別のページは、どの言語から作ればいいですか?

自社の決定件数が多いスタックから作ってください。AIに「その領域に強い」と説明させる根拠は、決定の実績だからです。

そのうえで、検索の数も参考にします。弊社がAhrefsで調べたところ、「Java 転職」は月600件、「Python 転職」は月500件、「SRE 転職」は月250件でした(2026年9月時点)。

「Rust 転職」は月20件と少ないものの、扱える会社も少ない領域です。決定実績があるなら、小さい領域から先に押さえる考え方もあります。

企業向けに「採用難易度」を載せると、依頼をためらわれませんか?

ためらう企業も一部にはいます。ただ、エンジニア採用に苦戦している企業ほど、難しさはすでに知っています。知りたいのは「どう難しく、どうすれば決まるか」です。

「この条件は難易度が高い。経験年数を2年から1年に緩めると、推薦できる候補者が増える」のように、打ち手とセットで書いてください。

見立てが具体的な会社は、AIにも「採用の相談ができる紹介会社」として説明されやすくなります。

まとめ:エンジニア紹介会社のAIO対策は「企業規模」で選ぶ

エンジニア紹介会社のAIO対策会社は、自社の企業規模と、任せたい範囲で選ぶのが基本です。紹介した5社を、もう一度整理します。

  • エイチリンク株式会社:従業員10名以下のエンジニア紹介会社。スタック別ページの整備から実行まで任せたい会社に
  • サクラサクマーケティング株式会社:中小〜中堅。企業向けの集客をBtoBの視点で固めたい会社に
  • 株式会社Mesut:中小〜中堅。予算を抑えて外部言及から始めたい会社に
  • StockSun株式会社:中堅〜大手。複数の事業を広告やCRMも含めて整えたい会社に
  • 株式会社LANY:中堅〜大手。求人ページの数が多いサイトを持つ会社に

最初に確認してほしいのは、自社の規模と合っているかです。実力のある会社でも、規模が合わなければ成果は出ません。

従業員10名以下のエンジニア紹介会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンク株式会社から相談するのが現実的です。

エンジニア紹介会社のWeb集客でお困りなら、エイチリンク株式会社へ

エイチリンク株式会社は、従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。

代表の本郷が7年間で100サイト以上を制作し、30社以上のSEO支援を担当してきました。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで弊社側で担当します。

支援実績の一例です。

  • SNS運用会社:支援5か月で問い合わせ0件から月7件へ。SEO経由で月100万円の案件を受注
  • イベント会社:サイト経由で月96件の問い合わせ、月商500万円を創出
  • 営業代行会社:新規サイトから月40件の問い合わせ。AI検索経由の問い合わせも増加
  • YouTube運用代行会社:支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)。ドメイン評価は0.4から42に。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。ChatGPT経由で獲得した1社からは、累計で税別約579万円を受注しました

初回のご相談は無料です。いまAIで自社がどう出ているかの調査結果をお持ちします。営業のご連絡はいたしません。

エンジニア紹介会社のSEO・AIO対策について相談する

業種別のAIO対策・LLMO対策代行(エイチリンク株式会社)

エイチリンク株式会社では、業種ごとにAIO対策・LLMO対策代行のページを用意しています。自社の業種のページで、AIに推薦されるための進め方と費用をご確認ください。

士業・専門家

建設・不動産

医療・介護

人材・採用

IT・システム

製造業

物流・BPO

業種別AIO対策・LLMO対策代行の一覧を見る

著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。