「うちの支援は数字にしにくい。だから比べられると、ホームページの説明で負けてしまう」

組織コンサルティング会社の経営者から、こうした声を聞くことが増えました。社員の離職や組織の雰囲気に悩む経営者が、ChatGPTなどのAIに自社の状況を打ち明けて、相談先を探しはじめたためです。AIが返す数社に名前がなければ、初回面談の前に候補から外れてしまいます。

結論から言うと、従業員10名以下の組織コンサルティング会社ならエイチリンク株式会社、広告も含めて集客を任せたいなら株式会社PLAN-B、中堅から大手ならStockSun株式会社かLANYが候補になります。

この記事では、次の3つがわかります。

  • 組織コンサルティング会社のAIO対策会社おすすめ5社と、それぞれの向き不向き
  • 「離職率」「エンゲージメント」「組織風土」といった課題の言葉で探される業種ならではの対策の違い
  • 費用相場と、診断やサーベイの申し込みにつなげるために整えるページ

組織コンサルティング会社のAIO対策会社おすすめ5社【比較表あり】

組織コンサルティング会社のAIO対策を依頼できる会社を5社紹介します。自社の規模と、任せたい範囲で選んでください。

本記事の選定基準

次の4つを基準に選びました。

  • BtoB企業や専門サービス業を支援した実績が、数字または社名で公開されていること
  • AIO対策(LLMO対策)か、その土台となるSEO・広告をサービスとして提供していること
  • 対応範囲が公式サイトで確認できること
  • 戦略設計だけでなく、実行まで相談できること

なお、筆者はエイチリンク株式会社の代表です。自社を1番目に掲載しています。判断材料としてお読みください。掲載各社の情報は、2026年9月時点の公式サイトをもとにしています。

【比較表】組織コンサルティング会社のAIO対策会社5社

会社名タイプ向いている企業規模対応範囲費用の目安
エイチリンク株式会社SEO・AIO実行支援従業員10名以下戦略設計/ページ修正/記事制作/実行代行月7万円〜(コンサルのみ)/月22万円〜(対策代行込み)
株式会社PLAN-BSEO・広告を主軸とするデジタルマーケティング中堅〜大手SEO対策/インターネット広告/インフルエンサーマーケティング/Webサイト制作要問い合わせ
株式会社MesutLLMO・AIO専業中小〜中堅AI引用の調査/掲載営業/相互リンク施策月10万円〜
StockSun株式会社総合コンサル中堅〜大手LLMO・AIOコンサル/SEO/Web広告/MEO/CRM要問い合わせ
株式会社LANYSEO・LLMOコンサル中堅〜大手SEO/LLMO/コンテンツ制作/マーケBPO要問い合わせ

1. エイチリンク株式会社

会社名/所在地:エイチリンク株式会社/東京都板橋区志村1-13-14

特徴:従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで自社側で担当します。代表コンサルタントが診断もワークショップも自分で回しているような規模の会社と、同じ速度で動くことを前提にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AIでの言及状況の調査から始めます。課題別の支援ページや組織診断・サーベイの紹介ページの整備、AIが読み取れる構造への改修、匿名化した支援事例の記事制作、外部言及の設計まで担当します。

費用目安:月7万円+税〜(コンサルのみ)/月22万円+税〜(コンサル+対策代行)/月40万円+税(強化版)

主な実績:7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO支援。YouTube運用代行会社では、支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)増えました。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。

こんな組織コンサルティング会社におすすめ:従業員10名以下で、代表がWebも兼務している会社。支援の中身には自信があるのに、サイトでは「組織づくりを支援します」の一言しか説明できていない会社。

公式サイト組織コンサルティング会社のSEOコンサルティング|エイチリンク株式会社

2. 株式会社PLAN-B

会社名/所在地:株式会社PLAN-B/大阪本社:大阪市西区新町1-28-3、東京本社:東京都品川区東五反田2-5-9

特徴:SEO・広告を主軸とする会社です。デジタルマーケティング事業とマーケティングDX事業を展開しています。SEO対策、インターネット広告、インフルエンサーマーケティング、Webサイト制作まで対応しています。

AIO対策で任せられる範囲:AIO対策の土台となるSEO対策と、インターネット広告の運用が主軸です。Webサイトの制作から集客までを、まとめて相談する進め方ができます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:インフルエンサーマーケティングツール「Cast Me!」の累計導入社数が3,500社を突破しています。

こんな組織コンサルティング会社におすすめ:経営者向けセミナーや組織診断の申し込みを、検索と広告の両方で増やしたい中堅以上の会社。サイトの作り直しから集客までを1社にまとめたい会社。

公式サイト株式会社PLAN-B

3. 株式会社Mesut

会社名/所在地:株式会社Mesut/東京都新宿区(代表取締役:宇田晃平)

特徴:LLMO・AIO対策を専業とする会社です。月額10万円からのサービス「メントリAIO」を提供しています。相互リンクや掲載営業といった、外部からの言及を増やす施策を主軸にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AI引用状況の調査、掲載営業、相互リンク施策。導入前のサイト分析を無料で実施しています。

費用目安:月10万円〜

主な実績:代表の宇田氏はSEO検定1級とYMAA認証を保有しています。被リンク施策で20社以上を支援し、コスメメディアを18か月で月間350万PVに成長させました。

こんな組織コンサルティング会社におすすめ:課題別の支援ページはすでにあり、経営者向けメディアなど外部での露出を増やしたい会社。予算を月10万円前後から始めたい会社。

公式サイト株式会社Mesut

4. StockSun株式会社

会社名/所在地:StockSun株式会社/東京都新宿区西新宿3-8-3(代表取締役:岩野圭佑)

特徴:Web集客コンサルティングを軸に、事業コンサルや定額制BPOまで手がける会社です。LLMO・AIOコンサルティングも提供しています。認定パートナー制度を持ち、案件ごとに専門家を組み合わせる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:LLMO・AIOコンサルティングに加え、SEO、Web広告運用、MEO、CRMまで横断して対応できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:電通総研、KADOKAWA、村田製作所、オープンハウスグループなど、大手企業の支援実績が公開されています。

こんな組織コンサルティング会社におすすめ:複数のコンサルタントと自社開発のサーベイツールを持つ、中堅から大手の組織コンサルティング会社。広告やCRMも含めて、見込み客の管理から見直したい会社。

公式サイトStockSun株式会社

5. 株式会社LANY

会社名/所在地:株式会社LANY

特徴:SEOコンサルティングを主軸に、LLMOコンサルティング(LLMO・GEO・AIO・AEO)を提供しています。大規模サイトの運用実績が豊富です。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOを一体で設計します。コンテンツ制作、Web広告、SNS運用、マーケティングBPOまで対応しています。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:マネーフォワードの支援では、サイト全体で約600万PVの増加、記事制作1,200本以上、記事監修980本以上を担当しています。

こんな組織コンサルティング会社におすすめ:組織開発やエンゲージメントに関する調査レポートやコラムを大量に発信している、中堅から大手の組織コンサルティング会社。

公式サイト株式会社LANY

StockSun株式会社とLANYは、大手企業の大規模サイトで実績を積んだ会社です。支援体制もそれに合わせて組まれているため、予算規模の大きい企業に向いています。一方で従業員10名以下の組織コンサルティング会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンクのほうが合います。

組織コンサルティング会社がいまAIO対策をすべき3つの理由

組織コンサルティング会社は、経営者が悩みをAIに相談した段階で「相談先の候補」に入れるかどうかで、面談の数が変わりやすい業種です。理由は3つあります。

理由1. 経営者が組織の悩みをAIに相談しはじめている

組織コンサルティングの依頼は、これまで経営者仲間の紹介、金融機関や士業からの紹介、経営者向けセミナーが中心でした。いまは経営者本人が、AIに自社の状況を説明して相談先を探す動きが出ています。

「従業員60名の会社で、入社3年以内の若手が毎年5人辞める。原因を調べて手を打ってくれる会社はあるか」といった聞き方です。社内の誰にも言いにくい悩みほど、まずAIに打ち明けられます。AIはこの相談に対して、考えられる原因と、相談先の候補を返します。

数としては、まだ多くありません。弊社が支援している別業種の会社では、生成AI経由の流入は全体の1.53%でした。ただし、有効リード48件のうち9件、つまり19%がAI経由です。流入の比率に対して、リードの比率が約12倍になっています。エンゲージメント率も69.2%で、サイト全体の53.5%を上回りました。

AI経由でたどり着く人は、自社の課題をある程度言葉にした状態で問い合わせてきます。組織コンサルティング会社でいえば、従業員数、困っている現象、いつまでに何とかしたいかがそろった相談です。

理由2. 競合がまだ手をつけていない

弊社がAhrefsで調べたところ、「離職率」は月11,000件、「エンゲージメントサーベイ」は月5,200件、「組織開発」は月2,000件の検索があります(2026年9月時点)。

一方で「組織コンサル」は月200件、「組織コンサルティング」は月150件でした。「組織コンサルティング 会社」は、検索数が取れないほど少ない状態です。経営者は相談先の業種名ではなく、困っている課題の言葉で調べていることがわかります。

「組織コンサルティング AIO」「組織コンサルティング SEO」も、検索データが取れないほど少ない状態でした。課題の言葉で探される前提で、Webでの見つけられ方に手を打っている組織コンサルティング会社は、まだ少ないと考えられます。

AIは、複数の情報源で言及されている会社を候補に選びます。同じ課題を扱う競合が動いていないいまのうちに言及を積むほど、後から追いつかれにくくなります。

理由3. 人的資本の開示で、組織の状態を数字で語る企業が増えた

2023年3月期の決算から、上場企業などが提出する有価証券報告書に、人的資本に関する記載が求められるようになりました。人材育成の方針や社内環境の整備の方針に加え、女性管理職比率や男女間の賃金差異などの指標が記載項目になっています。

この流れで、エンゲージメントや離職率を経営の数字として扱う企業が増えています。上場していない中堅・中小企業でも、採用や取引の場で組織の状態を説明する機会が出てきました。

その結果、「エンゲージメントを測る方法」「組織の状態を数字で示すには」といった質問がAIに寄せられます。その回答の中で、測り方と改善の進め方を具体的に説明している組織コンサルティング会社が参照されやすくなります。

組織コンサルティング会社のAIO対策が一般的なSEOと違う3つの点

組織コンサルティング会社のAIO対策は、「経営者が自社の症状をAIに相談し、原因の見立てと進め方に納得できた会社に連絡する」前提で組み立てます。一般的なSEOと違う点は3つあります。

1. 経営者は「サービス名」ではなく「症状」で探す

組織の課題を抱えた経営者は、「組織コンサルティング」という言葉から探しはじめることはあまりありません。自社で起きている現象を、そのまま言葉にして探します。

たとえば「若手が3年以内に辞める」「部長同士が対立して情報が回らない」「事業承継のあと古参社員が離れていく」「理念を掲げたが現場に伝わっていない」といった言い方です。Ahrefsでは「組織風土」が月800件、「組織改革」が月450件、「理念浸透」が月300件検索されていました(2026年9月時点)。

一般的なSEOでは、「組織コンサルティング」のようなサービス名のページを1つ作り、そこに実績を並べる形が多く見られました。AIの回答では事情が変わります。AIは相談者の症状を受け止めてから、原因の候補と相談先を示すため、「どの症状に、どう向き合うか」を課題ごとに書いたページほど参照されやすくなります。

そのため、1ページに「組織課題を幅広く解決」とまとめて書くより、症状ごとに見立てと進め方を書き分けるほうが効きます。

2. 成果が見えにくいため、入口は「診断・サーベイ」になる

組織コンサルティングの成果は、売上のようにすぐ数字に出るものではありません。経営者もそれを知っているため、いきなり長期の契約を結ぶことには慎重です。

そこで入口になるのが、組織診断やエンゲージメントサーベイです。まず現状を数字で見える形にし、その結果を見てから支援を決める流れです。Ahrefsでは「エンゲージメントサーベイ」が月5,200件、「組織診断」が月600件検索されていました(2026年9月時点)。

AIに拾われるべき情報も独特です。設問の数、回答にかかる時間、回答期間、匿名性の守り方、報告書に何が載るか、診断の費用と期間。こうした条件が書かれていないと、経営者は申し込みの判断ができず、AIも「気軽に始められる入口」として紹介できません。

3. 「進め方」と「関わり方」そのものが比較の中身になる

組織コンサルティングは、会社ごとに方法論が大きく違います。サーベイを軸に数字で進める会社もあれば、対話型のワークショップを重ねる会社もあります。MVVの策定から入る会社も、管理職の1on1の見直しから入る会社もあります。

経営者が比べているのは、この「進め方」と「誰がどれくらいの頻度で関わるか」です。社員を巻き込むため、自社の風土に合うかどうかの納得感が欠かせません。

AIの回答も同じ観点で組み立てられます。「診断から始めて3か月で課題を特定し、その後6か月でワークショップを月1回実施する」のように、手順と期間を言い切ったページほど、進め方の説明として引用されやすくなります。数字は自社の実態に合わせてください。「お客様に合わせて柔軟に対応」だけでは、AIは他社との違いを説明できません。

組織コンサルティング会社のAIO対策で実際にやる5つの作業

組織コンサルティング会社のAIO対策は、次の5つの工程に分かれます。どこを任せるかで費用が変わります。

1. AIでの言及状況の棚卸し

ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewで、自社と競合がどう扱われているかを調べます。

組織コンサルティング会社の場合は、経営者が口にしそうな症状を軸に20〜30パターンの質問を投げます。「若手の離職が止まらない 中小企業 相談先」「エンゲージメントサーベイ 導入 支援会社 従業員100名」といった聞き方です。

あわせて、AIが自社をどう説明しているかも確認します。「研修会社」や「採用支援会社」として誤って紹介されていないか、提供をやめた診断サービスが載ったままになっていないかを見ます。競合が引用されている経営者向けメディアや調査レポートも、ここで見えてきます。

2. 基盤ページの整備

組織コンサルティング会社で整えるべきは、次の5ページです。

  • 課題別の支援ページ(離職・エンゲージメント低下・部門間の対立・事業承継後の組織など、症状ごとの見立てと進め方)
  • 組織診断・サーベイの紹介ページ(設問数・回答時間・回答期間・匿名性の守り方・報告書の項目・費用)
  • MVV策定・理念浸透の進め方ページ(期間・ワークショップの回数・参加者の範囲・成果物)
  • 支援の流れと期間のページ(診断→分析→施策→再測定の各段階の月数と、コンサルタントの関わる頻度)
  • 匿名の支援事例ページ(業種・従業員規模・当初の症状・実施内容・サーベイ再測定の結果)

この5つが埋まっていない状態では、組織論のコラム記事を増やしても効果が出にくくなります。まず「どんな症状に、どの手順で、どれくらいの期間関わるか」を書き切るのが先です。

3. AIが読み取れる構造への整備

抽象的なコンセプト図や、キャッチコピー中心のページを、文章と表の組み合わせに直します。

「当社のエンゲージメントサーベイは全40問で、回答時間は約10分です。回答は無記名で集計し、5名未満の部署は結果を個別に表示しません」のように、1文で言い切る書き方をします。数字は自社の実態に合わせます。AIはこうした文をそのまま抜き出します。

支援の流れも、画像の図だけにせず、テキストの表にします。段階を行、期間・実施内容・経営者に求める関わりを列にした表は、AIにも経営者にも読み取りやすい形です。

4. 一次情報と権威性の担保

支援事例を、数字を入れて書きます。「従業員80名の卸売業で、サーベイの回答率が初回62%から2回目91%に上がった」「管理職12名とのワークショップを月1回、全6回実施した」といった形です。業績や離職率が改善したと断定する書き方は避け、測った事実だけを書きます。

自社で蓄積した調査データがあれば、それも一次情報になります。「支援先◯社・回答者◯名のサーベイ結果から見えた傾向」のように、集計の範囲を明記して公開します。

コンサルタントの権威性は、支援した企業数、担当した業種、組織開発や心理学に関する学位や資格、著書や登壇歴で示します。一般的な組織論をまとめただけの記事には、AIが引用する理由がありません。

5. 外部からの言及の設計

経営者向けメディアへの寄稿、商工会議所や経営者団体でのセミナー登壇、金融機関や士業との提携ページなど、自社以外の場所で言及される状態をつくります。

組織コンサルティングは紹介で広がる業種です。紹介元になる税理士事務所や社労士事務所のサイトで、提携先として紹介してもらうことも外部言及になります。

ここで大事なのは、外部の掲載情報と自社サイトの内容をそろえることです。サービス名やサーベイの名称が食い違っていると、AIはどちらを信じてよいか判断できません。

組織コンサルティング会社のAIO対策の費用相場

組織コンサルティング会社のAIO対策は、月額15万円から100万円程度が目安です。差を生むのは、企業規模と対応範囲です。

企業規模別の予算の目安

企業規模月額の目安主な対応範囲
従業員10名以下15〜50万円基盤5ページの整備+匿名事例の追加+実行代行
従業員50〜300名50〜100万円上記+課題別ページの拡充+調査レポートの公開+外部言及の設計
大手・上場企業100万円以上サーベイツールと複数サービスを横断した情報設計+大規模サイトの構造改善

単発で頼む場合は、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。まず自社の状況を知りたい段階であれば、ここから始める方法もあります。

金額は、筆者が実際に見てきた見積もりの範囲です。会社や商流によって変わります。

見積もりは「記事の本数」ではなく「課題別ページと診断ページ」で取る

「組織論のコラムを月4本で◯万円」という見積もりが出てきた場合は、課題別の支援ページと、組織診断・サーベイの紹介ページの整備が含まれているかを確認してください。

組織コンサルティング会社では、コラム記事よりも「どの症状に、何から始めるか」のページが先に効きます。本数だけの見積もりでは、この部分が抜けている可能性があります。

成果が見えにくい組織コンサルは、サイトで何を数字にすればいいのか

成果そのものではなく、「測ったもの」と「実施したこと」を数字にします。業績や離職率の改善を約束する必要はありません。

組織コンサルティング会社のサイトでは、数字が少ないことがよくあります。成果を数字で書くと誇張になりそうで、控えてしまうためです。その結果、AIにとってはどの会社も同じ説明に見えます。

数字にできるものは、次のとおりです。

  • 診断・サーベイの仕様:設問数、回答時間、回答率、再測定までの月数
  • 支援の量:ワークショップの回数、参加人数、個別面談の件数、支援期間
  • 測定結果の変化:サーベイの特定項目のスコア、回答率、自由記述の件数
  • 自社の実績:支援した企業数、担当した業種の数、平均的な支援期間

離職率や業績の変化を載せたい場合は、支援先の了承を得たうえで、景気や採用方針など支援以外の要因もあることを1文添えます。「当社の支援で離職率が半減」と言い切るより、「支援期間中に、サーベイの『上司に相談しやすい』の項目が改善した」と書くほうが、事実として引用されやすくなります。

サーベイを自社で持っていない場合は、ヒアリングの件数やワークショップの回数から数字にしていきます。まず次の支援案件から、記録の項目をそろえるところから始めてください。

組織コンサルティング会社がAIO対策会社を選ぶ5つの基準

次の5つを順番に確認してください。上から重要な順です。

基準1. 自社の企業規模に合っているか

もっとも多い失敗は、大手向けの会社に、コンサルタント数名の組織コンサルティング会社が依頼することです。

大手を主戦場にしている会社は、支援体制も進め方も、それに合わせて組まれています。月100万円規模を前提にした設計を月20万円に縮めても、同じ成果にはなりません。

候補企業の実績ページを見て、載っている会社の規模が自社と2桁違うなら、いったん保留にしてください。

基準2. 組織コンサルティング会社の事情を理解しようとするか

初回の打ち合わせで、自社の方法論と、よく受ける相談の内容を説明してみてください。すべてを理解できないのは当然です。見るべきは、そこで質問を重ねてくるかどうかです。

「経営者は最初にどんな言葉で相談してきますか」「支援先の社名はどこまで出せますか」「診断から本契約に進む割合はどれくらいですか」。こうした質問が出てくる会社は、経営者の目線でページを組み立てられます。

基準3. 戦略だけか、実行まで担当するか

「誰がページを直すのか」を確認してください。小規模な組織コンサルティング会社では、代表がコンサルタントと営業とWebを兼務していることが多くあります。支援先のワークショップが重なる月は、提案書だけを渡されても手が止まります。

基準4. 費用と対応範囲が明示されているか

初回の見積もりで「含まれるもの」と「含まれないもの」が書面で出るかを見てください。コンサルタントへの取材、事例の匿名化の確認、調査レポートの集計とグラフ作成が含まれるかは、会社によって分かれます。口頭の説明だけで進めると、3か月後に認識がずれます。

基準5. その会社自身がAIに引用されているか

ChatGPTに「組織コンサルティング会社のAIO対策会社 おすすめ」と聞いてみてください。候補の会社が出てくるかを見ます。

AIO対策を提供している会社が、自社をAIに引用させられていないのであれば、施策の再現性を確認する理由になります。

効果が出るまでの期間と効果測定の方法

組織コンサルティング会社のAIO対策は、3か月で基盤が整い、6〜12か月で診断の申し込みや相談に表れはじめるのが目安です。

3か月・6か月・12か月で何が変わるか

期間起きること見るべき指標
3か月基盤5ページの整備が終わる。社名での質問に、AIが正しいサービス内容と進め方で答えられるようになるAI回答への登場回数、回答内容の正確さ
6か月「離職」「エンゲージメント」などの症状を伝えた相談で、候補に入りはじめる指名検索数、診断・サーベイの申し込みのきっかけ
12か月匿名事例と調査データが積み上がり、複数のAIで安定して出るようになる相談件数、診断から継続支援に進んだ件数

何を見れば効果がわかるか

組織コンサルティング会社の場合、次の3つを見てください。

  • AIの回答に自社が登場した回数(主な症状で質問文を固定し、月1回同じ条件で確認する)
  • 社名やサーベイの名称での指名検索の数
  • 相談のときに聞く「何で知ったか」の内訳

3つ目がもっとも確実です。診断の申し込みフォームに「当社を知ったきっかけ」の選択肢を1つ足すか、初回面談でひとこと聞くだけで記録できます。

そもそもAIO対策とは?SEO・LLMOとの違い

AIO対策とは、ChatGPTやGoogle AI Overviewなどの生成AIの回答に、自社の情報が引用・推薦されるように整えることです。

用語指している内容
SEO検索エンジンの結果で上位に表示させる
AIOAIの回答に引用・推薦されるようにする
LLMOAIOとほぼ同義。大規模言語モデル側を主語にした言い方
GEOAIOとほぼ同義。生成エンジン側を主語にした言い方

会社によって使う言葉が違うだけで、やる作業に大きな差はありません。用語の違いで会社を選ぶ必要はありません。

なお、SEOとAIOは対立しません。AIは検索結果を参照して回答を組み立てています。「組織風土」「エンゲージメントサーベイ」で検索しても見つからないサイトは、AIからも見つかりにくくなります。

組織コンサルティング会社のAIO対策に関するよくある質問

組織コンサルティング会社の経営者からよく受ける質問を5つまとめました。

中小の組織コンサルティング会社でもAIO対策はできますか?

できます。むしろコンサルタント数名の会社のほうが、効果が出やすい面があります。

扱う課題と方法論が絞られているため、整備が早く終わるからです。よく受ける症状を3〜5つ書き出し、それぞれの見立てと進め方、期間を書くところから始めれば、3か月ほどで形になります。

「代表が全回のワークショップに入る」「従業員30名以下の会社を中心に支援している」といった特徴は、大手が書きにくい強みです。注意したいのは依頼先の規模です。大手向けの会社に小さい予算で依頼すると、支援の密度が下がります。

支援先が組織の課題を知られたくないのですが、事例は書けますか?

書けます。社名、所在地、社内の人物がわかる情報は伏せたままで構いません。

そのうえで「業種」「従業員規模」「当初の症状」「実施した内容と回数」「サーベイの再測定結果」を書きます。たとえば「サービス業・従業員50名規模。管理職と若手の断絶が課題。管理職8名と月1回、全6回の対話会を実施し、サーベイの回答率が上がった」という形です。

業種を「サービス業」程度にとどめ、公開前に支援先に文面を確認してもらえば、守秘の範囲で書けることが多くあります。

自社で使っているサーベイの設問や診断結果は、どこまで公開していいですか?

設問そのものは伏せ、「何を測るか」と「どう使うか」を公開するのがおすすめです。

設問の全文は、自社の方法論の核になる部分です。公開しなくても、「上司との関係・仕事のやりがい・会社への信頼など8つの領域を、全40問で測る」のように、測る領域と設問数を書けば、AIは内容を説明できます。

診断結果は、個社の結果ではなく、支援先を束ねた集計値として公開します。集計した社数と回答者数、時期を明記すれば、引用されやすい一次情報になります。

ストレスチェックとエンゲージメントサーベイの違いは、サイトで説明したほうがいいですか?

説明したほうがいいです。経営者が混同しやすく、AIにもよく聞かれる内容だからです。

ストレスチェックは、労働安全衛生法にもとづき、常時50人以上の労働者を使用する事業場で年1回の実施が義務づけられている検査です。2025年の法改正で、50人未満の事業場にも義務が広がることになりました(施行日は政令で定められます)。目的は働く人のメンタルヘルス不調の未然防止です。

エンゲージメントサーベイは法令上の義務ではなく、組織の状態を把握するために企業が任意で行う調査です。この違いを1ページで整理し、自社のサーベイがどちらの目的に使えるかを書いておくと、相談の入口として参照されやすくなります。

MVV策定のような数か月の支援と、継続的な伴走支援は、ページを分けたほうがいいですか?

分けたほうがいいです。経営者の探し方も、判断にかかる時間も違うからです。

Ahrefsでは「mvv」が月7,900件、「理念浸透」が月300件、「mvv 策定」が月30件検索されていました(2026年9月時点)。MVVを調べる経営者は多い一方で、策定の支援を具体的に探す段階の人はまだ少ないことがわかります。

MVV策定のページには期間・回数・参加者・成果物を書き、理念浸透や継続支援のページには策定後に何を何か月続けるかを書きます。2つのページを互いにつなげておくと、AIが「策定から浸透まで支援できる会社」として説明しやすくなります。

まとめ:組織コンサルティング会社のAIO対策は「企業規模」で選ぶ

組織コンサルティング会社のAIO対策会社は、自社の企業規模と、任せたい範囲で選ぶのが基本です。紹介した5社を、もう一度整理します。

  • エイチリンク株式会社:従業員10名以下の組織コンサルティング会社。課題別ページと診断ページの整備から実行まで任せたい会社に
  • 株式会社PLAN-B:中堅〜大手。経営者向けセミナーや診断の申し込みを、SEOと広告の両方で増やしたい会社に
  • 株式会社Mesut:中小〜中堅。予算を抑えて外部言及から始めたい会社に
  • StockSun株式会社:中堅〜大手。サーベイツールと複数サービスを横断して、見込み客の管理ごと整えたい会社に
  • 株式会社LANY:中堅〜大手。調査レポートやコラムを大量に発信する、ページ数の多いサイトを持つ会社に

最初に確認してほしいのは、自社の規模と合っているかです。実力のある会社でも、規模が合わなければ成果は出ません。

従業員10名以下の組織コンサルティング会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンク株式会社から相談するのが現実的です。

組織コンサルティング会社のWeb集客でお困りなら、エイチリンク株式会社へ

エイチリンク株式会社は、従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。

代表の本郷が7年間で100サイト以上を制作し、30社以上のSEO支援を担当してきました。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで弊社側で担当します。

支援実績の一例です。

  • SNS運用会社:支援5か月で問い合わせ0件から月7件へ。SEO経由で月100万円の案件を受注
  • イベント会社:サイト経由で月96件の問い合わせ、月商500万円を創出
  • 営業代行会社:新規サイトから月40件の問い合わせ。AI検索経由の問い合わせも増加
  • YouTube運用代行会社:支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)。ドメイン評価は0.4から42に。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。ChatGPT経由で獲得した1社からは、累計で税別約579万円を受注しました

初回のご相談は無料です。いまAIで自社がどう出ているかの調査結果をお持ちします。営業のご連絡はいたしません。

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業種別のAIO対策・LLMO対策代行(エイチリンク株式会社)

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著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。