「評価制度をつくりたいという相談なのに、AIに聞くと社労士事務所ばかり出てくる」

人事コンサルティング会社の経営者から、こうした声を聞くことが増えました。人事評価制度や賃金制度の見直しを考える経営者や人事部長が、ChatGPTなどのAIに相談先を聞きはじめたためです。AIが返す数社に名前がなければ、制度設計の相談が別の専門家へ流れてしまいます。

結論から言うと、従業員10名以下の人事コンサルティング会社ならエイチリンク株式会社、人事制度の解説記事を量で積み上げたいなら株式会社ウィルゲート、中堅から大手ならStockSun株式会社かLANYが候補になります。

この記事では、次の3つがわかります。

  • 人事コンサルティング会社のAIO対策会社おすすめ5社と、それぞれの向き不向き
  • 「人事評価制度」「等級制度」「賃金制度」で探され、社労士事務所と並べられる業種ならではの対策の違い
  • 費用相場と、制度設計の相談につなげるために整えるページ

人事コンサルティング会社のAIO対策会社おすすめ5社【比較表あり】

人事コンサルティング会社のAIO対策を依頼できる会社を5社紹介します。自社の規模と、任せたい範囲で選んでください。

本記事の選定基準

次の4つを基準に選びました。

  • BtoB企業や専門サービス業を支援した実績が、数字または社名で公開されていること
  • AIO対策(LLMO対策)か、その土台となるSEO・コンテンツ制作をサービスとして提供していること
  • 対応範囲が公式サイトで確認できること
  • 戦略設計だけでなく、実行まで相談できること

なお、筆者はエイチリンク株式会社の代表です。自社を1番目に掲載しています。判断材料としてお読みください。掲載各社の情報は、2026年9月時点の公式サイトをもとにしています。

【比較表】人事コンサルティング会社のAIO対策会社5社

会社名タイプ向いている企業規模対応範囲費用の目安
エイチリンク株式会社SEO・AIO実行支援従業員10名以下戦略設計/ページ修正/記事制作/実行代行月8万円〜(コンサルのみ)/月20万円〜(対策代行込み)
株式会社ウィルゲートSEOを主軸とするコンテンツマーケティング中堅〜大手SEO/コンテンツマーケティング/SEOツール提供要問い合わせ
株式会社MesutLLMO・AIO専業中小〜中堅AI引用の調査/掲載営業/相互リンク施策月10万円〜
StockSun株式会社総合コンサル中堅〜大手LLMO・AIOコンサル/SEO/Web広告/MEO/CRM要問い合わせ
株式会社LANYSEO・LLMOコンサル中堅〜大手SEO/LLMO/コンテンツ制作/マーケBPO要問い合わせ

1. エイチリンク株式会社

会社名/所在地:エイチリンク株式会社/東京都板橋区志村1-13-14

特徴:従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで自社側で担当します。代表コンサルタントが制度設計も評価者研修も自分で担当しているような規模の会社と、同じ速度で動くことを前提にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AIでの言及状況の調査から始めます。評価・等級・賃金の制度別ページや社労士との役割分担ページの整備、AIが読み取れる構造への改修、匿名化した制度導入事例の記事制作、外部言及の設計まで担当します。

費用目安:月8万円+税〜(コンサルのみ)/月20万円+税〜(コンサル+対策代行)/月40万円+税(強化版)

主な実績:7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO支援。YouTube運用代行会社では、支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)増えました。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。

こんな人事コンサルティング会社におすすめ:従業員10名以下で、代表がWebも兼務している会社。制度設計の実績は積み上がっているのに、サイトでは「人事制度の構築を支援します」の一言しか説明できていない会社。

公式サイト人事・組織コンサルティング会社のSEOコンサルティング|エイチリンク株式会社

2. 株式会社ウィルゲート

会社名/所在地:株式会社ウィルゲート/東京都港区南青山3-8-38 表参道グランビル3F

特徴:SEOを主軸とする、コンテンツマーケティング事業の会社です。SEOツール「TACT SEO」や編集支援ツール「EditorU」を提供しています。M&A仲介事業も手がけています。

AIO対策で任せられる範囲:AIの回答の土台になるSEOと、コンテンツ制作が主軸です。検索で見つかる状態を、記事の量と質の両面から整える部分を任せられます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:SEO支援で約200ワードを検索トップ10に入れ、半年間で月8万ユーザーの流入を実現しています。TACT SEOの活用事例では、セッション数が50倍になった例を公開しています。

こんな人事コンサルティング会社におすすめ:中堅から大手の人事コンサルティング会社。評価制度・等級制度・賃金制度・ジョブ型人事の解説記事を、継続して大量に出したい会社。

公式サイト株式会社ウィルゲート

3. 株式会社Mesut

会社名/所在地:株式会社Mesut/東京都新宿区(代表取締役:宇田晃平)

特徴:LLMO・AIO対策を専業とする会社です。月額10万円からのサービス「メントリAIO」を提供しています。相互リンクや掲載営業といった、外部からの言及を増やす施策を主軸にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AI引用状況の調査、掲載営業、相互リンク施策。導入前のサイト分析を無料で実施しています。

費用目安:月10万円〜

主な実績:代表の宇田氏はSEO検定1級とYMAA認証を保有しています。被リンク施策で20社以上を支援し、コスメメディアを18か月で月間350万PVに成長させました。

こんな人事コンサルティング会社におすすめ:制度別のページはすでにあり、人事向けメディアや士業の提携先サイトなど外部での露出を増やしたい会社。予算を月10万円前後から始めたい会社。

公式サイト株式会社Mesut

4. StockSun株式会社

会社名/所在地:StockSun株式会社/東京都新宿区西新宿3-8-3(代表取締役:岩野圭佑)

特徴:Web集客コンサルティングを軸に、事業コンサルや定額制BPOまで手がける会社です。LLMO・AIOコンサルティングも提供しています。認定パートナー制度を持ち、案件ごとに専門家を組み合わせる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:LLMO・AIOコンサルティングに加え、SEO、Web広告運用、MEO、CRMまで横断して対応できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:電通総研、KADOKAWA、村田製作所、オープンハウスグループなど、大手企業の支援実績が公開されています。

こんな人事コンサルティング会社におすすめ:制度設計と人事システムの導入支援など、複数のサービスを持つ中堅から大手の人事コンサルティング会社。広告やCRMも含めて、法人営業の仕組み全体を見直したい会社。

公式サイトStockSun株式会社

5. 株式会社LANY

会社名/所在地:株式会社LANY

特徴:SEOコンサルティングを主軸に、LLMOコンサルティング(LLMO・GEO・AIO・AEO)を提供しています。大規模サイトの運用実績が豊富です。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOを一体で設計します。コンテンツ制作、Web広告、SNS運用、マーケティングBPOまで対応しています。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:マネーフォワードの支援では、サイト全体で約600万PVの増加、記事制作1,200本以上、記事監修980本以上を担当しています。

こんな人事コンサルティング会社におすすめ:人事制度の用語集や解説記事が数百ページ規模にのぼり、SEOとAI検索を一体で設計したい、中堅から大手の人事コンサルティング会社。

公式サイト株式会社LANY

StockSun株式会社とLANYは、大手企業の大規模サイトで実績を積んだ会社です。支援体制もそれに合わせて組まれているため、予算規模の大きい企業に向いています。一方で従業員10名以下の人事コンサルティング会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンクのほうが合います。

人事コンサルティング会社がいまAIO対策をすべき3つの理由

人事コンサルティング会社は、経営者が制度の見直しをAIに相談した段階で「相談先の候補」に入れるかどうかで、商談の数が変わりやすい業種です。理由は3つあります。

理由1. 経営者や人事部長が、制度の相談先をAIで探しはじめている

人事制度の見直しの依頼は、これまで顧問税理士や顧問社労士からの紹介、経営者向けセミナー、書籍が中心でした。いまは経営者や人事部長が、AIに自社の状況を伝えて相談先を探す動きが出ています。

「従業員70名の会社で、評価と給与が連動していない。等級制度から作り直したいが、どこに頼めばいいか」といった聞き方です。AIはこの相談に対して、制度設計の進め方と、相談先の候補を返します。

数としては、まだ多くありません。弊社が支援している別業種の会社では、生成AI経由の流入は全体の1.53%でした。ただし、有効リード48件のうち9件、つまり19%がAI経由です。流入の比率に対して、リードの比率が約12倍になっています。エンゲージメント率も69.2%で、サイト全体の53.5%を上回りました。

AI経由でたどり着く人は、見直したい制度と自社の規模が固まった状態で問い合わせてきます。人事コンサルティング会社でいえば、従業員数、いまの制度の問題点、導入したい時期がそろった相談です。

理由2. 競合がまだ手をつけていない

弊社がAhrefsで調べたところ、「人事評価制度」は月2,400件、「人事制度」は月1,200件、「人事コンサルティング」は月1,000件、「人事コンサル」は月900件の検索があります(2026年9月時点)。

一方で「人事評価制度 コンサル」は月150件、「人事コンサルティング 会社」は月10件にとどまります。経営者は相談先を探す前に、まず制度そのものを調べていることがわかります。

「人事コンサルティング AIO」「人事コンサルティング SEO」は、検索データが取れないほど少ない状態でした。制度名で調べる段階の人に、Webで見つけてもらう手を打っている人事コンサルティング会社は、まだ少ないと考えられます。

AIは、複数の情報源で言及されている会社を候補に選びます。同じ制度を扱う競合が動いていないいまのうちに言及を積むほど、後から追いつかれにくくなります。

理由3. ジョブ型人事への移行を、AIに相談する企業が増えている

2023年に政府が示した「三位一体の労働市場改革の指針」では、企業の実態に応じた職務給の導入が柱の一つに挙げられました。これをきっかけに、職務を基準にした人事制度を検討する企業が出てきています。

Ahrefsでは「ジョブ型雇用」が月6,400件、「職務記述書」が月700件、「ジョブ型人事」が月150件検索されていました(2026年9月時点)。言葉への関心は高い一方で、自社にどう当てはめるかはまだ手探りの段階です。

そのため「中小企業でもジョブ型は導入できるか」「全社でなく一部の職種から始められるか」といった質問がAIに寄せられます。移行の手順と、向き不向きを具体的に説明している人事コンサルティング会社が参照されやすくなります。

人事コンサルティング会社のAIO対策が一般的なSEOと違う3つの点

人事コンサルティング会社のAIO対策は、「経営者が制度の作り方を調べ、自社でつくるか外部に頼むかを迷い、社労士事務所とも比べてから決める」前提で組み立てます。一般的なSEOと違う点は3つあります。

1. 「制度名」で探され、「作り方」を調べる段階から比較が始まる

人事制度の見直しを考える経営者は、いきなり「人事コンサルティング会社」を探すわけではありません。まず制度の名前で、仕組みと作り方を調べます。

Ahrefsでは「等級制度」が月500件、「賃金制度」が月300件、「人事評価制度 作り方」が月250件、「人事制度 構築」が月150件検索されていました(2026年9月時点)。自社でつくれるかを確かめ、難しいとわかった段階で外部への依頼を考える流れです。

一般的なSEOでは、「人事コンサルティング」のようなサービス名のページで上位を狙う形が多く見られました。AIの回答では事情が変わります。AIは「評価制度の作り方」を手順で答え、その流れの中で「外部に頼むなら」と相談先を挙げます。そのため、制度ごとに設計の手順、期間、成果物を書いたページほど参照されやすくなります。

成果物は、等級定義書、評価シート、賃金テーブル、制度の運用マニュアルといった具体名で書きます。「制度を構築します」だけでは、AIは何が手に入るのかを説明できません。

2. 社労士事務所と同じ枠でまとめられやすい

人事制度の相談先をAIに聞くと、人事コンサルティング会社と社会保険労務士事務所が並んで返ってくることがよくあります。どちらも人事制度を扱うため、AIには違いが見えにくいのです。

実際の役割は重なる部分と分かれる部分があります。就業規則の作成や変更、労働基準監督署への届出を、報酬を得て業として代行できるのは、社会保険労務士法により原則として社労士です。一方で、評価制度や等級制度の設計を得意とする人事コンサルティング会社も、社労士事務所も両方あります。

この違いをサイトで説明していないと、AIは「人事制度の相談は社労士へ」とまとめてしまうことがあります。自社がどこまでを担当し、どこから社労士と連携するのかを1ページで書くことが、人事コンサルティング会社のAIO対策の中心になります。

3. 「導入して終わり」ではなく「運用が回るか」で比べられる

人事制度は、つくったあとの運用で定着するかどうかが決まります。評価者によって点数がばらつく、評価面談が形だけになる、1年目の賃金改定で不満が出る。こうした失敗を、経営者は他社の話として知っています。

そのため比較の中身は、「導入後にどこまで付き合ってくれるか」になります。評価者研修の回数、評価会議への同席、初年度の運用を見たうえでの見直し、その期間と費用です。Ahrefsでは「評価者研修」も月800件検索されていました(2026年9月時点)。

AIに拾われるべき情報も、この運用支援の中身です。「制度設計は約6か月、導入後は1年間、半期ごとの評価会議に同席する」のように、期間と関わり方を言い切って書きます。数字は自社の実態に合わせてください。制度を入れれば社員のやる気や業績が上がる、といった保証の書き方は避けます。

人事コンサルティング会社のAIO対策で実際にやる5つの作業

人事コンサルティング会社のAIO対策は、次の5つの工程に分かれます。どこを任せるかで費用が変わります。

1. AIでの言及状況の棚卸し

ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewで、自社と競合がどう扱われているかを調べます。

人事コンサルティング会社の場合は、制度名と企業規模を軸に20〜30パターンの質問を投げます。「従業員50名 人事評価制度 作り直し 相談先」「等級制度と賃金制度をまとめて設計してくれる会社」「ジョブ型 一部の職種から導入 支援」といった聞き方です。

あわせて、AIが自社をどう説明しているかも確認します。社労士事務所や採用支援会社と混同されていないか、提供をやめたサービスが載ったままになっていないかを見ます。社労士事務所のサイトがどう引用されているかも、ここで見えてきます。

2. 基盤ページの整備

人事コンサルティング会社で整えるべきは、次の5ページです。

  • 人事評価制度の設計ページ(評価項目の決め方・評価期間・成果物・設計にかかる月数)
  • 等級制度・賃金制度の設計ページ(等級数の考え方・賃金テーブルのつくり方・移行時の調整給の扱い)
  • 社労士との役割分担ページ(制度設計・就業規則の改定・届出のそれぞれの担当と、連携の流れ)
  • 導入後の運用支援ページ(評価者研修の回数・評価会議への同席・初年度の見直し・期間と料金)
  • ジョブ型・職務給への移行支援ページ(職務記述書の作り方・対象職種の選び方・段階的な導入の手順)

この5つが埋まっていない状態では、人事のコラム記事を増やしても効果が出にくくなります。まず「どの制度を、どこまで、どれくらいの期間で設計し、導入後にどう関わるか」を書き切るのが先です。

3. AIが読み取れる構造への整備

制度の概念図や、スライドをそのまま画像にしたページを、文章と表の組み合わせに直します。

「当社の人事制度設計は、現状分析に1か月、等級制度に2か月、評価制度に2か月、賃金制度に1か月の、合計約6か月で進めます」のように、1文で言い切る書き方をします。数字は自社の実態に合わせます。AIはこうした文をそのまま抜き出します。

設計の流れも、画像ではなくテキストの表にします。段階を行、期間・成果物・経営者に決めてもらうことを列にした表は、AIにも経営者にも読み取りやすい形です。

4. 一次情報と権威性の担保

制度導入の事例を、数字を入れて書きます。「従業員90名の運送業で、職種ごとにばらばらだった等級を5等級に統一」「評価者18名に研修を2回実施し、初回の評価会議に同席した」といった形です。賃金や業績の変化を効果として断定する書き方は避け、実施した事実を書きます。

コンサルタントの権威性は、設計した制度の数、担当した業種と企業規模、人事部門での実務経験、保有資格で示します。社労士や中小企業診断士などの資格者が在籍していれば、その旨も書きます。

制度の一般的な説明をまとめただけの記事には、AIが引用する理由がありません。自社が設計の現場で判断してきた数字と経緯が必要です。

5. 外部からの言及の設計

人事向けメディアへの寄稿、人事システム会社との共催セミナー、提携する社労士事務所や税理士事務所のサイトでの紹介など、自社以外の場所で言及される状態をつくります。

人事コンサルティング会社にとって、社労士事務所との提携は外部言及の面でも意味があります。提携先のサイトに「制度設計は◯◯社と連携」と書いてもらえれば、AIが両者の役割の違いを理解する材料になります。

ここで大事なのは、外部の掲載情報と自社サイトの内容をそろえることです。サービス名や対応範囲が食い違っていると、AIはどちらを信じてよいか判断できません。

人事コンサルティング会社のAIO対策の費用相場

人事コンサルティング会社のAIO対策は、月額15万円から100万円程度が目安です。差を生むのは、企業規模と対応範囲です。

企業規模別の予算の目安

企業規模月額の目安主な対応範囲
従業員10名以下15〜50万円基盤5ページの整備+制度導入事例の追加+実行代行
従業員50〜300名50〜100万円上記+制度・業種別ページの拡充+外部言及の設計
大手・上場企業100万円以上制度設計・人事システム・研修などの複数サービスを横断した情報設計+大規模サイトの構造改善

単発で頼む場合は、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。まず自社の状況を知りたい段階であれば、ここから始める方法もあります。

金額は、筆者が実際に見てきた見積もりの範囲です。会社や商流によって変わります。

見積もりは「記事の本数」ではなく「制度別ページと役割分担ページ」で取る

「人事コラムを月4本で◯万円」という見積もりが出てきた場合は、制度別の設計ページと、社労士との役割分担ページの整備が含まれているかを確認してください。

人事コンサルティング会社では、用語解説の記事よりも「どの制度を、どこまで引き受けるか」のページが先に効きます。本数だけの見積もりでは、この部分が抜けている可能性があります。

人事コンサルティング会社と社労士事務所は、サイトでどう書き分ければいいのか

「制度をどう設計し、どう運用するか」を自社の領域として書き、「法令にもとづく書類の作成や届出」は社労士との連携として書きます。どちらかを下げる書き方にする必要はありません。

AIが両者を同じ枠でまとめてしまうのは、多くのサイトが「人事制度の構築を支援」と同じ言葉で説明しているためです。業務ごとに担当を表で示すと、AIにも経営者にも違いが伝わります。

分担の書き方の一例です。実際の分担は、自社の体制に合わせてください。

業務人事コンサルティング会社(社労士が在籍しない場合の例)社労士事務所
人事評価制度・等級制度の設計主な業務として担当担当する事務所もある
賃金テーブル・移行措置の設計主な業務として担当担当する事務所もある
就業規則・賃金規程の作成と変更社労士と連携して進める担当する
労働基準監督署への届出社労士と連携して進める担当する
評価者研修・評価会議の運用支援主な業務として担当担当する事務所もある

労働基準法では、常時10人以上の労働者を使用する事業場に、就業規則の作成と労働基準監督署への届出を義務づけています。賃金の決め方や支払い方法は、就業規則に記載しなければならない事項です。そのため賃金制度を変えると、就業規則の変更手続きが必要になることがあります。

サイトには、この流れを「制度設計が固まった段階で、提携する社労士事務所が規程の改定と届出を担当します」のように書いておきます。経営者が「別々に頼まなければならないのか」と迷う点を先に解消でき、AIも役割の違いを説明しやすくなります。

人事コンサルティング会社がAIO対策会社を選ぶ5つの基準

次の5つを順番に確認してください。上から重要な順です。

基準1. 自社の企業規模に合っているか

もっとも多い失敗は、大手向けの会社に、コンサルタント数名の人事コンサルティング会社が依頼することです。

大手を主戦場にしている会社は、支援体制も進め方も、それに合わせて組まれています。月100万円規模を前提にした設計を月20万円に縮めても、同じ成果にはなりません。

候補企業の実績ページを見て、載っている会社の規模が自社と2桁違うなら、いったん保留にしてください。

基準2. 人事コンサルティング会社の事情を理解しようとするか

初回の打ち合わせで、自社が得意な制度と、社労士との関係を説明してみてください。すべてを理解できないのは当然です。見るべきは、そこで質問を重ねてくるかどうかです。

「就業規則の改定はどこに頼んでいますか」「導入後の運用支援は何か月続けていますか」「支援先の賃金の数字はどこまで出せますか」。こうした質問が出てくる会社は、経営者の目線でページを組み立てられます。

基準3. 戦略だけか、実行まで担当するか

「誰がページを直すのか」を確認してください。小規模な人事コンサルティング会社では、代表がコンサルタントと営業とWebを兼務していることが多くあります。支援先の評価時期が重なる月は、提案書だけを渡されても手が止まります。

基準4. 費用と対応範囲が明示されているか

初回の見積もりで「含まれるもの」と「含まれないもの」が書面で出るかを見てください。コンサルタントへの取材、事例の匿名化の確認、役割分担の表の作成が含まれるかは、会社によって分かれます。口頭の説明だけで進めると、3か月後に認識がずれます。

基準5. その会社自身がAIに引用されているか

ChatGPTに「人事コンサルティング会社のAIO対策会社 おすすめ」と聞いてみてください。候補の会社が出てくるかを見ます。

AIO対策を提供している会社が、自社をAIに引用させられていないのであれば、施策の再現性を確認する理由になります。

効果が出るまでの期間と効果測定の方法

人事コンサルティング会社のAIO対策は、3か月で基盤が整い、6〜12か月で制度設計の相談に表れはじめるのが目安です。

3か月・6か月・12か月で何が変わるか

期間起きること見るべき指標
3か月基盤5ページの整備が終わる。社名での質問に、AIが正しい対応範囲と社労士との役割分担で答えられるようになるAI回答への登場回数、回答内容の正確さ
6か月「評価制度 作り直し」「等級制度 設計」などの相談で、候補に入りはじめる指名検索数、相談のきっかけ
12か月制度導入事例と運用支援の情報が積み上がり、複数のAIで安定して出るようになる相談件数、制度設計から運用支援まで契約に至った件数

何を見れば効果がわかるか

人事コンサルティング会社の場合、次の3つを見てください。

  • AIの回答に自社が登場した回数(主な制度名と企業規模で質問文を固定し、月1回同じ条件で確認する)
  • 社名での指名検索の数
  • 相談のときに聞く「何で知ったか」の内訳

3つ目がもっとも確実です。相談フォームに「当社を知ったきっかけ」の選択肢を1つ足すか、初回面談でひとこと聞くだけで記録できます。

そもそもAIO対策とは?SEO・LLMOとの違い

AIO対策とは、ChatGPTやGoogle AI Overviewなどの生成AIの回答に、自社の情報が引用・推薦されるように整えることです。

用語指している内容
SEO検索エンジンの結果で上位に表示させる
AIOAIの回答に引用・推薦されるようにする
LLMOAIOとほぼ同義。大規模言語モデル側を主語にした言い方
GEOAIOとほぼ同義。生成エンジン側を主語にした言い方

会社によって使う言葉が違うだけで、やる作業に大きな差はありません。用語の違いで会社を選ぶ必要はありません。

なお、SEOとAIOは対立しません。AIは検索結果を参照して回答を組み立てています。「人事評価制度」「等級制度」で検索しても見つからないサイトは、AIからも見つかりにくくなります。

人事コンサルティング会社のAIO対策に関するよくある質問

人事コンサルティング会社の経営者からよく受ける質問を5つまとめました。

中小の人事コンサルティング会社でもAIO対策はできますか?

できます。むしろコンサルタント数名の会社のほうが、効果が出やすい面があります。

扱う制度と支援先の規模が絞られているため、整備が早く終わるからです。得意な制度ごとの設計手順と期間、導入後の運用支援の中身を書き出すところから始めれば、3か月ほどで形になります。

「従業員30〜100名の会社の制度設計を中心に支援」「代表が評価会議に毎回同席する」といった特徴は、大手が書きにくい強みです。注意したいのは依頼先の規模です。大手向けの会社に小さい予算で依頼すると、支援の密度が下がります。

社労士の資格がない人事コンサルティング会社は、就業規則のことをサイトにどう書けばいいですか?

「就業規則の作成や変更、届出は提携する社労士が担当する」と、連携の形で書くのが安全です。

就業規則の作成や労働基準監督署への届出を、報酬を得て業として行うことは、社会保険労務士法により原則として社労士に限られています。自社で代行できるかのような書き方は避けてください。

そのうえで、制度設計から規程の改定、届出までの流れを1枚の表で示します。どこまで自社の業務にあたるかの線引きに迷う場合は、提携先の社労士に確認してから公開してください。

評価制度や賃金制度の事例は、社員の給与に関わるので書きにくいのですが、どう書けばいいですか?

個人の給与額は出さず、制度の「構造」と「進め方」を数字で書けば十分です。

書きやすいのは、業種、従業員規模、見直し前の課題、等級の数、評価項目の数、設計にかかった月数、評価者研修の回数です。たとえば「製造業・従業員120名。職種ごとに異なっていた等級を6等級に統一し、設計に7か月、評価者研修を3回実施」という形です。

賃金制度を変えて労働条件が下がる社員が出る場合、労働契約法上の合理性が問われるため、多くの会社で調整給などの移行措置を設けます。「移行措置を2年間設けた」のように、配慮した点を書くと、経営者が安心して読める事例になります。

ジョブ型人事への移行支援は、中小企業向けにもページを作ったほうがいいですか?

作ったほうがいいです。ただし「ジョブ型に切り替えましょう」と勧めるページではなく、向き不向きと段階的な進め方を示すページにします。

Ahrefsでは「ジョブ型雇用」が月6,400件検索されている一方、「ジョブ型人事」は月150件でした(2026年9月時点)。言葉は知られていても、自社の人事制度にどう落とし込むかを調べる人はまだ少ない段階です。

中小企業向けには、「専門職や管理職など一部の職種から職務記述書をつくる」「既存の等級制度と組み合わせる」といった現実的な選択肢を書きます。AIに「中小企業でもジョブ型は導入できるか」と聞かれたときに、引用されやすい内容になります。

制度導入後の運用支援の料金も、サイトに載せたほうがいいですか?

金額を出せない場合でも、「運用支援の有無」「期間」「含まれる内容」は載せたほうがいいです。

経営者は、制度設計の費用と同じくらい、導入後に追加でどれくらいかかるかを気にしています。運用支援の情報がないと、「つくって終わりの会社かもしれない」と判断されやすくなります。

「導入後12か月の運用支援あり。評価者研修2回と、半期ごとの評価会議への同席を含む」のように書き、料金は目安の幅か「設計費用とは別に見積もり」と明記します。AIも、運用まで支援する会社として区別して説明できるようになります。

まとめ:人事コンサルティング会社のAIO対策は「企業規模」で選ぶ

人事コンサルティング会社のAIO対策会社は、自社の企業規模と、任せたい範囲で選ぶのが基本です。紹介した5社を、もう一度整理します。

  • エイチリンク株式会社:従業員10名以下の人事コンサルティング会社。制度別ページと役割分担ページの整備から実行まで任せたい会社に
  • 株式会社ウィルゲート:中堅〜大手。人事制度の解説記事を量で積み上げたい会社に
  • 株式会社Mesut:中小〜中堅。予算を抑えて外部言及から始めたい会社に
  • StockSun株式会社:中堅〜大手。複数のサービスを横断して、法人営業の仕組みごと整えたい会社に
  • 株式会社LANY:中堅〜大手。用語集や解説記事が多い、ページ数の多いサイトを持つ会社に

最初に確認してほしいのは、自社の規模と合っているかです。実力のある会社でも、規模が合わなければ成果は出ません。

従業員10名以下の人事コンサルティング会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンク株式会社から相談するのが現実的です。

人事コンサルティング会社のWeb集客でお困りなら、エイチリンク株式会社へ

エイチリンク株式会社は、従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。

代表の本郷が7年間で100サイト以上を制作し、30社以上のSEO支援を担当してきました。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで弊社側で担当します。

支援実績の一例です。

  • SNS運用会社:支援5か月で問い合わせ0件から月7件へ。SEO経由で月100万円の案件を受注
  • イベント会社:サイト経由で月96件の問い合わせ、月商500万円を創出
  • 営業代行会社:新規サイトから月40件の問い合わせ。AI検索経由の問い合わせも増加
  • YouTube運用代行会社:支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)。ドメイン評価は0.4から42に。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。ChatGPT経由で獲得した1社からは、累計で税別約579万円を受注しました

初回のご相談は無料です。いまAIで自社がどう出ているかの調査結果をお持ちします。営業のご連絡はいたしません。

人事コンサルティング会社のSEO・AIO対策について相談する

業種別のAIO対策・LLMO対策代行(エイチリンク株式会社)

エイチリンク株式会社では、業種ごとにAIO対策・LLMO対策代行のページを用意しています。自社の業種のページで、AIに推薦されるための進め方と費用をご確認ください。

士業・専門家

建設・不動産

医療・介護

人材・採用

IT・システム

製造業

物流・BPO

業種別AIO対策・LLMO対策代行の一覧を見る

著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。