「機能では負けていないのに、研修担当者の比較表に載る前に外れている」

eラーニング・LMS提供会社の経営者から、こうした声を聞くことが増えました。人事・研修部門の担当者が、ChatGPTなどのAIに要件を伝えて、資料請求の候補を絞りはじめたためです。AIが返す数社に入らなければ、無料トライアルの申し込みまでたどり着きません。

結論から言うと、従業員10名以下のeラーニング・LMS提供会社ならエイチリンク株式会社、中堅から大手ならStockSun株式会社かLANYが候補になります。SEOと広告をまとめて動かしたい会社なら、株式会社PLAN-Bも選択肢に入ります。

この記事では、次の3つがわかります。

  • eラーニング・LMS提供会社のAIO対策会社おすすめ5社と、それぞれの向き不向き
  • SCORM対応やID課金など、仕様と料金体系で比べられる業種ならではの対策の違い
  • 費用相場と、資料請求やトライアルにつなげるために整えるページ

eラーニング・LMS提供会社のAIO対策会社おすすめ5社【比較表あり】

eラーニング・LMS提供会社のAIO対策を依頼できる会社を5社紹介します。自社の規模と、任せたい範囲で選んでください。

本記事の選定基準

次の4つを基準に選びました。

  • BtoB企業またはSaaS型サービスの集客を支援した実績が公開されていること
  • SEOまたはAIO対策(LLMO対策)を正式なサービスとして提供していること
  • 対応範囲が公式サイトで確認できること
  • 戦略設計だけでなく、実行まで担当できること

なお、筆者はエイチリンク株式会社の代表です。自社を1番目に掲載しています。判断材料としてお読みください。掲載各社の情報は、2026年9月時点の公式サイトをもとにしています。

【比較表】eラーニング・LMS提供会社のAIO対策会社5社

会社名タイプ向いている企業規模対応範囲費用の目安
エイチリンク株式会社SEO・AIO実行支援従業員10名以下戦略設計/ページ修正/記事制作/実行代行月8万円〜(コンサルのみ)/月20万円〜(対策代行込み)
株式会社PLAN-BSEO・広告を主軸とするマーケティング会社中堅〜大手SEO対策/インターネット広告/インフルエンサーマーケティング/サイト制作要問い合わせ
株式会社MesutLLMO・AIO専業中小〜中堅AI引用の調査/掲載営業/相互リンク施策月10万円〜
StockSun株式会社総合コンサル中堅〜大手LLMO・AIOコンサル/SEO/Web広告/MEO/CRM要問い合わせ
株式会社LANYSEO・LLMOコンサル中堅〜大手SEO/LLMO/コンテンツ制作/マーケBPO要問い合わせ

1. エイチリンク株式会社

会社名/所在地:エイチリンク株式会社/東京都板橋区志村1-13-14

特徴:従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで自社側で担当します。開発と営業と導入支援を少人数で回していて、サイトまで手が回らない会社を想定した支援体制です。

AIO対策で任せられる範囲:AIでの言及状況の調査から始めます。機能一覧・料金・セキュリティ・導入事例ページの整備、AIが読み取れる構造への改修、比較検討層に向けた記事制作、外部言及の設計まで担当します。

費用目安:月8万円+税〜(コンサルのみ)/月20万円+税〜(コンサル+対策代行)/月40万円+税(強化版)

主な実績:7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO支援。YouTube運用代行会社では、支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)増えました。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。

こんなeラーニング・LMS提供会社におすすめ:従業員10名以下で、社長や開発責任者がサイトの更新も兼ねている会社。機能は増えているのに、サイトの機能一覧や料金ページが数年前のまま止まっている会社。

公式サイト研修会社のSEOコンサルティング|エイチリンク株式会社

2. 株式会社PLAN-B

会社名/所在地:株式会社PLAN-B/大阪本社:大阪市西区新町1-28-3、東京本社:東京都品川区東五反田2-5-9

特徴:デジタルマーケティング事業とマーケティングDX事業を展開する、SEOと広告を主軸とする会社です。SEO対策、インターネット広告、インフルエンサーマーケティング、Webサイト制作まで対応しています。

AIO対策で任せられる範囲:SEO対策、インターネット広告の運用、インフルエンサーマーケティング、Webサイト制作。公式サイトではAIO対策を個別のサービスとして掲げていないため、SEOと広告を含めた集客全体の中で相談する形になります。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:インフルエンサーマーケティングツール「Cast Me!」の累計導入社数が3,500社を突破しています。

こんなeラーニング・LMS提供会社におすすめ:資料請求を広告でも獲得している中堅以上の会社。新年度の研修準備の時期に、SEOと広告を合わせて動かしたい会社。

公式サイト株式会社PLAN-B

3. 株式会社Mesut

会社名/所在地:株式会社Mesut/東京都新宿区(代表取締役:宇田晃平)

特徴:LLMO・AIO対策を専業とする会社です。月額10万円からのサービス「メントリAIO」を提供しています。相互リンクや掲載営業といった、外部からの言及を増やす施策を主軸にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AI引用状況の調査、掲載営業、相互リンク施策。導入前のサイト分析を無料で実施しています。

費用目安:月10万円〜

主な実績:代表の宇田氏はSEO検定1級とYMAA認証を保有しています。被リンク施策で20社以上を支援し、コスメメディアを18か月で月間350万PVに成長させました。

こんなeラーニング・LMS提供会社におすすめ:機能や料金のページはすでに整っていて、外部での露出を増やしたい会社。予算を月10万円前後から始めたい会社。

公式サイト株式会社Mesut

4. StockSun株式会社

会社名/所在地:StockSun株式会社/東京都新宿区西新宿3-8-3(代表取締役:岩野圭佑)

特徴:Web集客コンサルティングを軸に、事業コンサルや定額制BPOまで手がける会社です。LLMO・AIOコンサルティングも提供しています。認定パートナー制度を持ち、案件ごとに専門家を組み合わせる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:LLMO・AIOコンサルティングに加え、SEO、Web広告運用、MEO、CRMまで横断して対応できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:電通総研、KADOKAWA、村田製作所、オープンハウスグループなど、大手企業の支援実績が公開されています。

こんなeラーニング・LMS提供会社におすすめ:複数の製品や事業部を持つ中堅から大手の会社。資料請求後の商談管理まで含めて、営業の仕組み全体を見直したい会社。

公式サイトStockSun株式会社

5. 株式会社LANY

会社名/所在地:株式会社LANY

特徴:SEOコンサルティングを主軸に、LLMOコンサルティング(LLMO・GEO・AIO・AEO)を提供しています。大規模サイトの運用実績が豊富です。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOを一体で設計します。コンテンツ制作、Web広告、SNS運用、マーケティングBPOまで対応しています。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:マネーフォワードの支援では、サイト全体で約600万PVの増加、記事制作1,200本以上、記事監修980本以上を担当しています。

こんなeラーニング・LMS提供会社におすすめ:人材育成や研修テーマのオウンドメディアを持ち、数百ページ規模で運用している中堅から大手の会社。

公式サイト株式会社LANY

StockSun株式会社とLANYは、大手企業の大規模サイトで実績を積んだ会社です。支援体制もそれに合わせて組まれているため、予算規模の大きい企業に向いています。一方で従業員10名以下のeラーニング・LMS提供会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンクのほうが合います。

eラーニング・LMS提供会社がいまAIO対策をすべき3つの理由

eラーニング・LMS提供会社は、AIの回答で「資料請求の候補に入るか」が商談数に直結しやすい業種です。理由は3つあります。

理由1. 研修担当者がAIで導入候補を探しはじめている

LMSの導入検討は、これまで比較サイト、展示会、他社からの紹介で始まることが中心でした。いまは人事・研修部門の担当者が、AIに要件を並べて候補を絞る動きが出ています。

「従業員300人、SCORM教材を持ち込めて、テスト結果を部署別に出せるLMS」といった聞き方です。AIはこの条件に合う製品を3〜5つ返します。

数としては、まだ多くありません。弊社が支援している別業種の会社では、生成AI経由の流入は全体の1.53%でした。ただし、有効リード48件のうち9件、つまり19%がAI経由です。流入の比率に対して、リードの比率が約12倍になっています。エンゲージメント率も69.2%で、サイト全体の53.5%を上回りました。

AI経由でたどり着く担当者は、利用人数、必要な機能、予算感が固まった状態で問い合わせてきます。eラーニング・LMS提供会社でいえば、稟議に進みやすい資料請求です。

理由2. 競合がまだ手をつけていない

弊社がAhrefsで調べたところ、「eラーニング」は月15,000件、「eラーニング 比較」は月700件、「LMS 比較」は月600件の検索があります。「SCORM」も月450件、「eラーニング システム」は月400件です(2026年9月時点)。

一方で「eラーニング SEO」「LMS AIO」「eラーニング LLMO」は、検索データが取れないほど少ない状態です。AIでの見つけられ方に手を打っている提供会社は、まだ少ないと考えられます。

AIは、複数の情報源で言及されている製品を候補に選びます。同じ価格帯、同じ導入規模の競合が動いていないいまのうちに言及を積むほど、後から追いつかれにくくなります。

理由3. 導入の検討が年度の予算と研修計画に合わせて動く

LMSの導入は、思い立ったその月には決まりません。企業なら次年度の予算編成、教育機関なら年度切り替えに合わせて検討が進みます。

とくに多いのが、4月の新入社員研修に間に合わせたいという相談です。この場合、担当者は前年の秋から冬に候補を調べ、年明けにトライアルを試します。

AIO対策は、ページを整えてから回答に反映されるまで3か月ほどかかるのが目安です。秋の検討時期に候補に入るには、夏の前には着手している必要があります。

eラーニング・LMS提供会社のAIO対策が一般的なSEOと違う3つの点

eラーニング・LMS提供会社のAIO対策は、「担当者が仕様と料金の条件で絞り込み、比較表をつくって稟議にかける」前提で組み立てます。一般的なSEOと違う点は3つあります。

1. 仕様書の言葉(SCORM・受講管理・テスト機能)で絞り込まれる

LMSを探す担当者は、「使いやすいeラーニング」のような言葉だけでは探しません。社内でつくった要件表や、教育機関の仕様書の項目を、そのままAIに投げます。

たとえば「SCORM 1.2と2004に対応」「受講の進捗を部署別に出力」「テストの合格点を設定して修了証を発行」といった条件です。「シングルサインオン対応」「スマートフォンで動画を視聴」も、よく並びます。教育機関であれば、既存の学務システムとの連携も条件に入ります。

多くの提供会社のサイトは、「かんたん操作」「充実の機能」といった訴求の言葉で書かれています。AIは質問と同じ言葉で書かれたページを参照するため、ここで取りこぼしが起きます。

対策は、要件表の項目名と同じ言葉で「対応している/していない/条件付きで対応」を書き切ることです。対応していない機能を書くのは勇気がいります。ただ、書いておくほうが、条件に合う担当者だけが問い合わせてくるようになります。

2. 料金体系がID課金などの前提つきで、AIが誤って比べやすい

LMSの料金は、会社によって前提がばらばらです。登録ID数での課金、実際に使ったID数での課金、同時接続数での課金、利用人数によらない定額などがあります。

ここで問題になるのが、AIが前提をそろえずに料金を並べてしまうことです。「1IDあたり月300円」と「月額5万円の定額」は、利用人数が変われば安い順が入れ替わります。前提が書かれていないと、AIは数字だけを抜き出して比べます。

そこで料金は、条件と数字を同じ1文に入れて書きます。「100IDで年間契約の場合、月額◯円(初期費用◯円、最低契約は50IDから)」という形です。数字は自社の実態に合わせてください。

料金を公開していない場合も、「料金は利用ID数で決まり、最低◯IDから契約できます」と、決まり方だけは書いておきます。これだけでも、予算感の合わない候補として外されにくくなります。

3. 「システムのみ」か「コンテンツ制作込み」かで、比べられる相手が変わる

eラーニングの提供形態は、大きく3つに分かれます。LMSの仕組みだけを提供する形、既製の講座を見放題で提供する形、研修動画や教材の制作まで受ける形です。

担当者の悩みによって、探す相手が変わります。「自社の研修動画はあるので、配信と管理をしたい」人はシステムを探します。「教材をつくる人手がない」人は、講座込みか制作込みの会社を探します。

比較サイトは、この分類で製品を並べることが多く、AIもその分類を参照して回答をつくります。自社がどの形なのかがサイトで曖昧だと、見当違いの比較に入れられるか、どの比較にも入らなくなります。

「LMS単体での提供か」「標準で使える講座は何本あるか」「教材制作や既存教材の移行を受けるか」を、1ページで言い切ってください。

eラーニング・LMS提供会社のAIO対策で実際にやる5つの作業

eラーニング・LMS提供会社のAIO対策は、次の5つの工程に分かれます。どこを任せるかで費用が変わります。

1. AIでの言及状況の棚卸し

ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewで、自社製品と競合製品がどう扱われているかを調べます。

eラーニング・LMS提供会社の場合は、利用人数、業種、必要な機能を組み合わせて、20〜30パターンの質問を投げます。「社員500人 LMS SCORM対応 おすすめ」「大学向け LMS 比較」「コンプライアンス研修 eラーニング 講座込み」といった聞き方です。

あわせて、AIが自社の料金や機能をどう説明しているかも確認します。旧料金プランや、すでに提供をやめた機能が載ったままになっていないかを見ます。競合が引用されている比較サイトやレビュー記事も、ここで見えてきます。

2. 基盤ページの整備

eラーニング・LMS提供会社で整えるべきは、次の5ページです。

  • 機能一覧ページ(受講管理、テスト、アンケート、修了証、レポート出力を「対応/非対応/条件付き」で記載)
  • 料金ページ(課金の単位、最低契約ID数、初期費用、契約期間、ID追加時の単価)
  • 対応規格・連携ページ(SCORM 1.2/2004、動画形式、シングルサインオン、人事システムや学務システムとの連携)
  • セキュリティ・動作環境ページ(認証の取得状況、データの保管場所、推奨ブラウザ、スマートフォン対応)
  • 導入事例ページ(業種、利用人数、導入前の課題、受講率や研修工数の変化を数字で記載)

この5つが埋まっていない状態では、人材育成のコラム記事を増やしても資料請求につながりにくくなります。まず「何ができて、いくらで、どんな環境で動くか」を書き切るのが先です。

3. AIが読み取れる構造への整備

機能の説明を、アイコンと短いキャッチコピーだけで並べているページを、文章と表の組み合わせに直します。

「当社のLMSはSCORM 1.2と2004の教材に対応しています。受講状況は部署別・個人別にCSVで出力でき、テストの合格点は講座ごとに設定できます」のように、1文で言い切る書き方をします。AIはこうした文をそのまま抜き出します。

機能比較の表も、画像ではなくテキストの表にします。料金プランを列、機能を行にした表は、AIにも担当者にも読み取りやすい形です。営業資料のPDFにしか書いていない情報は、ページの本文に移してください。

4. 一次情報と権威性の担保

導入事例を、数字を入れて書きます。たとえば「集合研修を年12回からeラーニング中心に切り替え、準備時間を月20時間減らした」という形です。「受講期限の自動通知を入れ、未受講者を3割から1割に減らした」のような書き方もできます。数字は、実際の事例に合わせてください。

情報セキュリティの認証の取得状況、稼働率の実績、サポートの受付時間と回答までの目安も、選ばれる根拠として書きます。受講履歴やテスト結果は個人情報として扱われるため、取り扱いの方針を明記しておくと、担当者の社内説明の材料になります。

他社サイトの「eラーニングのメリット」を並べ直した記事には、AIが引用する理由がありません。自社の製品と導入現場でしか出せない数字が必要です。

5. 外部からの言及の設計

自社以外の場所で言及される状態をつくります。対象は、IT製品の比較サイトやレビューサイト、人事・研修向けの専門メディアです。業界団体の会員ページや、連携しているシステムの提携先ページも含みます。

ここで大事なのは、外部の掲載情報と自社サイトの内容をそろえることです。比較サイトの料金や機能が古いままだと、AIはどちらを信じてよいか判断できません。料金改定や機能追加をしたら、自社サイトと外部の掲載ページを同じ月に更新します。

eラーニング・LMS提供会社のAIO対策の費用相場

eラーニング・LMS提供会社のAIO対策は、月額15万円から100万円程度が目安です。差を生むのは、企業規模と製品数、対応範囲です。

企業規模別の予算の目安

企業規模月額の目安主な対応範囲
従業員10名以下15〜50万円基盤5ページの整備+導入事例の追加+実行代行
従業員50〜300名50〜100万円上記+企業向け・教育機関向けのページ分け+外部言及の設計
大手・上場企業100万円以上複数製品の情報設計+オウンドメディアを含む大規模サイトの構造改善

単発で頼む場合は、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。まず自社の状況を知りたい段階であれば、ここから始める方法もあります。

金額は、筆者が実際に見てきた見積もりの範囲です。会社や商流によって変わります。

見積もりは「記事の本数」ではなく「工程」で取る

「人材育成のコラムを月4本で◯万円」という見積もりが出てきた場合は、機能一覧と料金ページの整備が含まれているかを確認してください。

eラーニング・LMS提供会社では、コラム記事よりも「何ができて、いくらか」のページが先に効きます。本数だけの見積もりでは、この部分が抜けている可能性があります。

資料請求やトライアルの前に、AIで候補が決まっている

eラーニング・LMSの比較検討は、資料請求の前の段階でかなり進んでいます。AIO対策は、その「前の段階」で候補に入るための作業です。

担当者の動きを順に追うと、次のようになります。

  • 社内で要件を整理する(利用人数、必要な機能、予算、導入時期)
  • AIや比較サイトで候補を3〜5製品に絞る
  • 候補にだけ資料請求し、2〜3製品で無料トライアルを試す
  • 比較表をつくり、稟議にかける

2つ目の段階で名前が挙がらなければ、資料請求フォームをどれだけ改善しても、担当者の目には触れません。

もう一つ意識したいのが、4つ目の比較表です。担当者は資料やサイトから項目を書き写します。自社サイトに機能と料金の条件が文章で書かれていれば、比較表でも正しく扱われやすくなります。AIに読み取られやすいページは、担当者にとっても書き写しやすいページです。

eラーニング・LMS提供会社がAIO対策会社を選ぶ5つの基準

次の5つを順番に確認してください。上から重要な順です。

基準1. 自社の企業規模に合っているか

もっとも多い失敗は、大手向けの会社に、従業員数名の提供会社が依頼することです。

大手を主戦場にしている会社は、支援体制も進め方も、それに合わせて組まれています。月100万円規模を前提にした設計を月20万円に縮めても、同じ成果にはなりません。

候補企業の実績ページを見て、載っている会社の規模が自社と2桁違うなら、いったん保留にしてください。

基準2. eラーニング・LMS提供会社の事情を理解しようとするか

初回の打ち合わせで、自社の課金の単位、主な導入先の規模、対応している規格を説明してみてください。すべてを理解できないのは当然です。見るべきは、そこで質問を重ねてくるかどうかです。

「導入先は企業と教育機関のどちらが多いですか」「トライアルから契約までに何か月かかりますか」「比較サイトではどの分類に載っていますか」。こうした質問が出てくる会社は、担当者目線でページを組み立てられます。

基準3. 戦略だけか、実行まで担当するか

「誰がページを直すのか」を確認してください。小規模な提供会社では、開発や導入支援の担当者がサイトの更新を兼ねていることが多くあります。提案書だけを渡されても、新年度の導入が重なる時期には手が止まります。

基準4. 費用と対応範囲が明示されているか

初回の見積もりで「含まれるもの」と「含まれないもの」が書面で出るかを見てください。導入事例の取材、管理画面のスクリーンショット作成、比較サイトの掲載情報の修正が含まれるかは、会社によって分かれます。口頭の説明だけで進めると、3か月後に認識がずれます。

基準5. その会社自身がAIに引用されているか

ChatGPTに「eラーニング・LMS提供会社のAIO対策会社 おすすめ」と聞いてみてください。候補の会社が出てくるかを見ます。

AIO対策を提供している会社が、自社をAIに引用させられていないのであれば、施策の再現性を確認する理由になります。

効果が出るまでの期間と効果測定の方法

eラーニング・LMS提供会社のAIO対策は、3か月で基盤が整い、6〜12か月で資料請求に表れはじめるのが目安です。

3か月・6か月・12か月で何が変わるか

期間起きること見るべき指標
3か月基盤5ページの整備が終わる。製品名での質問に、AIが正しい料金体系と機能で答えられるようになるAI回答への登場回数、回答内容の正確さ
6か月「利用人数×必要な機能」の質問で候補に入りはじめる製品名・社名での指名検索数、資料請求のきっかけ
12か月導入事例と外部言及が積み上がり、年度の検討時期に複数のAIで安定して出るようになる資料請求数、トライアルから契約に至った件数

何を見れば効果がわかるか

eラーニング・LMS提供会社の場合、次の3つを見てください。

  • AIの回答に自社製品が登場した回数(利用人数と機能の条件で質問文を固定し、月1回同じ条件で確認する)
  • 製品名・社名での指名検索の数
  • 資料請求やトライアル申込のときに聞く「何で知ったか」の内訳

3つ目がもっとも確実です。資料請求フォームに「当社を知ったきっかけ」の選択肢を1つ足し、「AIで調べた」を加えるだけで記録できます。

そもそもAIO対策とは?SEO・LLMOとの違い

AIO対策とは、ChatGPTやGoogle AI Overviewなどの生成AIの回答に、自社の情報が引用・推薦されるように整えることです。

用語指している内容
SEO検索エンジンの結果で上位に表示させる
AIOAIの回答に引用・推薦されるようにする
LLMOAIOとほぼ同義。大規模言語モデル側を主語にした言い方
GEOAIOとほぼ同義。生成エンジン側を主語にした言い方

会社によって使う言葉が違うだけで、やる作業に大きな差はありません。用語の違いで会社を選ぶ必要はありません。

なお、SEOとAIOは対立しません。AIは検索結果を参照して回答を組み立てています。「LMS 比較」「eラーニング システム」で検索しても見つからないサイトは、AIからも見つかりにくくなります。

eラーニング・LMS提供会社のAIO対策に関するよくある質問

eラーニング・LMS提供会社の経営者からよく受ける質問を5つまとめました。

中小のeラーニング・LMS提供会社でもAIO対策はできますか?

できます。むしろ従業員10名以下の提供会社のほうが、効果が出やすい面があります。

製品数とページ数が少ないため、整備が早く終わるからです。機能の対応表、料金の決まり方、対応規格、導入事例を書き出すところから始めれば、3か月ほどで形になります。

「50IDから契約できる」「特定の業種の研修に絞っている」といった小回りの良さは、大手が書きにくい強みです。注意したいのは依頼先の規模です。大手向けの会社に小さい予算で依頼すると、支援の密度が下がります。

比較サイトに掲載していれば、AIO対策はしなくてもいいですか?

掲載だけでは足りません。比較サイトはAIが参照する情報源のひとつですが、書ける項目の枠が決まっています。

「SCORM 2004の教材で進捗が正しく記録されるか」「教育機関の学務システムと連携できるか」といった細かい条件は、枠に収まりきりません。こうした質問にAIが答える根拠は、自社サイトに必要です。

比較サイトは第三者からの言及、自社サイトは正確な情報の置き場所と、役割を分けて考えてください。

料金を公開していないのですが、AIに候補として挙げられますか?

挙げられる可能性はあります。ただし、予算の条件を含む質問では不利になりやすいです。

担当者は「100人で月5万円以内」のように、予算を条件に入れて聞くことがあります。料金の手がかりがないと、AIは判断材料を持てません。

金額を出せない場合でも、「課金の単位」「最低契約数」「初期費用の有無」「見積もりに必要な情報」の4つは書いておくことをおすすめします。

企業向けと教育機関向けで、ページは分けたほうがいいですか?

両方に導入実績があるなら、分けたほうがいいです。探す人と条件が違うためです。

企業の人事・研修部門は、受講管理、コンプライアンス研修の講座、人事システムとの連携を気にします。大学や学校は、授業との連携、学生の人数規模、学務システムとの連携、調達の手続きを気にします。

1ページに混ぜると、どちらの質問にも中途半端な答えになります。共通の機能一覧は1つにして、導入先ごとの入口ページを分ける形が扱いやすいです。

新年度の導入に合わせるなら、いつAIO対策を始めればいいですか?

4月の導入に向けた検討に合わせるなら、前年の6〜7月には着手してください。

担当者は秋から冬に候補を調べ、年明けにトライアルを試すことが多くあります。ページを整えてからAIの回答に反映されるまで、3か月ほどかかるのが目安です。逆算すると、夏の前に基盤ページの整備を始める必要があります。

すでに秋に入っている場合は、料金と機能一覧のページから優先して直してください。

まとめ:eラーニング・LMS提供会社のAIO対策は「企業規模」で選ぶ

eラーニング・LMS提供会社のAIO対策会社は、自社の企業規模と、任せたい範囲で選ぶのが基本です。紹介した5社を、もう一度整理します。

  • エイチリンク株式会社:従業員10名以下の提供会社。機能・料金ページの整備から実行まで任せたい会社に
  • 株式会社PLAN-B:中堅〜大手。SEOと広告を合わせて資料請求を増やしたい会社に
  • 株式会社Mesut:中小〜中堅。予算を抑えて外部言及から始めたい会社に
  • StockSun株式会社:中堅〜大手。商談管理まで含めて営業の仕組みを整えたい会社に
  • 株式会社LANY:中堅〜大手。ページ数の多いオウンドメディアを持つ会社に

最初に確認してほしいのは、自社の規模と合っているかです。実力のある会社でも、規模が合わなければ成果は出ません。

従業員10名以下のeラーニング・LMS提供会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンク株式会社から相談するのが現実的です。

eラーニング・LMS提供会社のWeb集客でお困りなら、エイチリンク株式会社へ

エイチリンク株式会社は、従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。

代表の本郷が7年間で100サイト以上を制作し、30社以上のSEO支援を担当してきました。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで弊社側で担当します。

支援実績の一例です。

  • SNS運用会社:支援5か月で問い合わせ0件から月7件へ。SEO経由で月100万円の案件を受注
  • イベント会社:サイト経由で月96件の問い合わせ、月商500万円を創出
  • 営業代行会社:新規サイトから月40件の問い合わせ。AI検索経由の問い合わせも増加
  • YouTube運用代行会社:支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)。ドメイン評価は0.4から42に。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。ChatGPT経由で獲得した1社からは、累計で税別約579万円を受注しました

初回のご相談は無料です。いまAIで自社がどう出ているかの調査結果をお持ちします。営業のご連絡はいたしません。

eラーニング・LMS提供会社のSEO・AIO対策について相談する

業種別のAIO対策・LLMO対策代行(エイチリンク株式会社)

エイチリンク株式会社では、業種ごとにAIO対策・LLMO対策代行のページを用意しています。自社の業種のページで、AIに推薦されるための進め方と費用をご確認ください。

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著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。