「展示会の3週間前に相談してもらえれば間に合うのに、候補に入る前に別の会社で決まっている」

ノベルティ制作会社の経営者から、こうした声を聞くことが増えました。展示会や周年記念を控えた担当者が、ChatGPTなどのAIに用途や予算、個数、納期を伝えて、依頼先を絞りはじめたためです。AIが返す数社に名前がなければ、見積もりを頼まれる前に外れてしまいます。

結論から言うと、従業員10名以下のノベルティ制作会社ならエイチリンク株式会社、中堅から大手ならStockSun株式会社かLANYが候補になります。法人向けの提案を軸にSEOとLLMOを整えたいなら、サクラサクマーケティング株式会社も選択肢です。

この記事では、次の3つがわかります。

  • ノベルティ制作会社のAIO対策会社おすすめ5社と、それぞれの向き不向き
  • 用途・個数・納期・入稿で比べられるノベルティ制作ならではの対策の違い
  • 費用相場と、見積もり依頼につなげるために整えるページ

ノベルティ制作会社のAIO対策会社おすすめ5社【比較表あり】

ノベルティ制作会社のAIO対策を依頼できる会社を5社紹介します。自社の規模と、任せたい範囲で選んでください。

本記事の選定基準

次の4つを基準に選びました。

  • BtoB企業またはサービス業の支援実績が公開されていること
  • AIO対策(LLMO対策)か、その土台になるSEO・コンテンツ制作をサービスとして提供していること
  • 対応範囲が公式サイトで確認できること
  • 戦略設計だけでなく、実行まで担当できること

なお、筆者はエイチリンク株式会社の代表です。自社を1番目に掲載しています。判断材料としてお読みください。掲載各社の情報は、2026年9月時点の公式サイトをもとにしています。

【比較表】ノベルティ制作会社のAIO対策会社5社

会社名タイプ向いている企業規模対応範囲費用の目安
エイチリンク株式会社SEO・AIO実行支援従業員10名以下戦略設計/ページ修正/記事制作/実行代行月8万円〜(コンサルのみ)/月20万円〜(対策代行込み)
サクラサクマーケティング株式会社SEO・LLMOコンサル中小〜中堅SEOコンサル/LLMOコンサル(AI検索対応)/SEOセカンドオピニオン/記事制作代行要問い合わせ
株式会社MesutLLMO・AIO専業中小〜中堅AI引用の調査/掲載営業/相互リンク施策月10万円〜
StockSun株式会社総合コンサル中堅〜大手LLMO・AIOコンサル/SEO/Web広告/MEO/CRM要問い合わせ
株式会社LANYSEO・LLMOコンサル中堅〜大手SEO/LLMO/コンテンツ制作/マーケBPO要問い合わせ

1. エイチリンク株式会社

会社名/所在地:エイチリンク株式会社/東京都板橋区志村1-13-14

特徴:従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで自社側で担当します。代表が提案も仕入れ先とのやり取りも見ている規模の会社と、同じ速度で動くことを前提にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AIでの言及状況の調査から始めます。用途別の提案ページや納期のページの整備、AIが読み取れる構造への改修、制作事例の記事制作、外部言及の設計まで担当します。

費用目安:月8万円+税〜(コンサルのみ)/月20万円+税〜(コンサル+対策代行)/月40万円+税(強化版)

主な実績:7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO支援。YouTube運用代行会社では、支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)増えました。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。

こんなノベルティ制作会社におすすめ:従業員10名以下で、代表や営業担当がWebも兼務している会社。提案力には自信があるのに、サイトには商品一覧とお問い合わせフォームしか載っていない会社。

公式サイトSEOコンサルティング|エイチリンク株式会社

2. サクラサクマーケティング株式会社

会社名/所在地:サクラサクマーケティング株式会社/東京都渋谷区渋谷3-1-9 YAZAWAビル3階

特徴:SEOコンサルティングと、AI検索に対応するLLMOコンサルティングを提供しています。「BtoBの成長を加速する」を掲げる会社です。SEOのセカンドオピニオンや、記事制作の代行も手がけています。

AIO対策で任せられる範囲:SEOコンサルとLLMOコンサルを依頼できます。いまのSEO施策を別の視点で見直すセカンドオピニオンや、記事制作の代行もあわせて相談できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:支援サイトは2,000以上、取引実績は6,000社以上です。常時100社以上の支援体制を持ち、20年の実績があります。

こんなノベルティ制作会社におすすめ:法人の販促担当者からの受注を増やしたい中小〜中堅の会社。いまのSEO施策を見直しながら、AI検索への対応も進めたい会社。

公式サイトサクラサクマーケティング株式会社

3. 株式会社Mesut

会社名/所在地:株式会社Mesut/東京都新宿区(代表取締役:宇田晃平)

特徴:LLMO・AIO対策を専業とする会社です。月額10万円からのサービス「メントリAIO」を提供しています。相互リンクや掲載営業といった、外部からの言及を増やす施策を主軸にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AI引用状況の調査、掲載営業、相互リンク施策。導入前のサイト分析を無料で実施しています。

費用目安:月10万円〜

主な実績:代表の宇田氏はSEO検定1級とYMAA認証を保有しています。被リンク施策で20社以上を支援し、コスメメディアを18か月で月間350万PVに成長させました。

こんなノベルティ制作会社におすすめ:用途別の提案ページや納期のページはそろっていて、比較記事などでの露出を増やしたい会社。予算を月10万円前後から始めたい会社。

公式サイト株式会社Mesut

4. StockSun株式会社

会社名/所在地:StockSun株式会社/東京都新宿区西新宿3-8-3(代表取締役:岩野圭佑)

特徴:Web集客コンサルティングを軸に、事業コンサルや定額制BPOまで手がける会社です。LLMO・AIOコンサルティングも提供しています。認定パートナー制度を持ち、案件ごとに専門家を組み合わせる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:LLMO・AIOコンサルティングに加え、SEO、Web広告運用、MEO、CRMまで横断して対応できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:電通総研、KADOKAWA、村田製作所、オープンハウスグループなど、大手企業の支援実績が公開されています。

こんなノベルティ制作会社におすすめ:通販サイトと法人営業の両方を持つ中堅から大手の会社。広告やCRMも含めて、リピート注文を増やす仕組み全体を見直したい会社。

公式サイトStockSun株式会社

5. 株式会社LANY

会社名/所在地:株式会社LANY

特徴:SEOコンサルティングを主軸に、LLMOコンサルティング(LLMO・GEO・AIO・AEO)を提供しています。大規模サイトの運用実績が豊富です。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOを一体で設計します。コンテンツ制作、Web広告、SNS運用、マーケティングBPOまで対応しています。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:マネーフォワードの支援では、サイト全体で約600万PVの増加、記事制作1,200本以上、記事監修980本以上を担当しています。

こんなノベルティ制作会社におすすめ:商品カテゴリごとに数百ページ規模の情報を持つ、中堅から大手のノベルティ制作会社。

公式サイト株式会社LANY

StockSun株式会社とLANYは、大手企業の大規模サイトで実績を積んだ会社です。支援体制もそれに合わせて組まれているため、予算規模の大きい企業に向いています。一方で従業員10名以下のノベルティ制作会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンクのほうが合います。

ノベルティ制作会社がいまAIO対策をすべき3つの理由

ノベルティ制作会社は、発注の期日が決まっているぶん、AIの回答で最初の候補に入れるかが受注を左右する業種です。理由は3つあります。

理由1. 発注者がAIに用途と予算をまとめて相談しはじめている

ノベルティの発注先は、これまで付き合いのある広告代理店や、検索で見つけた通販サイトから選ばれることが多くありました。いまは総務や販促、人事の担当者が、AIに用途と条件をまとめて伝えて候補を絞る動きが出ています。

「展示会で配る名入れグッズを500個、1個300円以内で、3週間後までに」「創立30周年の記念品を社員200人分、おすすめの品と頼める会社」といった聞き方です。AIは品物の候補とあわせて、頼める会社を数社返します。

数としては、まだ多くありません。弊社が支援している別業種の会社では、生成AI経由の流入は全体の1.53%でした。ただし、有効リード48件のうち9件、つまり19%がAI経由です。流入の比率に対して、リードの比率が約12倍になっています。エンゲージメント率も69.2%で、サイト全体の53.5%を上回りました。

AI経由でたどり着く人は、用途、個数、予算、配る日を決めたうえで問い合わせてきます。ノベルティ制作でいえば、見積もりの前提がそろった引き合いです。

理由2. 競合がまだ手をつけていない

弊社がAhrefsで調べたところ、「ノベルティ制作」は月1,000件、「ノベルティ 名入れ」は月1,100件の検索があります。用途では「周年記念品」が月1,400件、「展示会 ノベルティ」が月800件、「記念品 名入れ」が月700件です。「ノベルティ 小ロット」も月500件ありました(2026年9月時点)。

一方で「ノベルティ制作 SEO」のように、ノベルティ制作会社のWeb集客そのものを探す言葉は、検索データが取れないほど少ない状態です。Webでの見つけられ方に手を打っているノベルティ制作会社が、まだ少ないことを示しています。

数字を見ると、発注者は「ノベルティ」という品目名だけでなく、「周年」「展示会」といった用途の言葉で探していることがわかります。用途の言葉でページを整えている会社が少ないいまのうちに動くほど、後から追いつかれにくくなります。

理由3. 「何を配ればいいか」から相談されるため、提案の中身が比べられる

ノベルティの発注者は、品物が決まっていないことが少なくありません。「来場者に持ち帰ってもらえるもの」「採用イベントで学生の印象に残るもの」といった目的だけを持って、探しはじめます。

この段階の相談相手として、AIが使われるようになっています。AIは品物の候補を挙げるときに、用途ごとの提案を具体的に書いている会社の情報を参照しやすくなります。

商品の点数が多いことより、「この用途には、この品を、この個数と予算で」という提案が書かれていることが、候補に入る根拠になります。提案力を強みにしてきた会社ほど、サイトに書き出す価値があります。

ノベルティ制作会社のAIO対策が一般的なSEOと違う3つの点

ノベルティ制作会社のAIO対策は、「発注者が配る日から逆算し、用途と予算で品物ごと相談する」前提で組み立てます。一般的なSEOと違う点は3つあります。

1. 発注者は「商品名」ではなく「用途×個数×1個あたりの予算」で探す

一般的なSEOでは、「名入れボールペン」「名入れタオル」のような商品名ごとのページを増やすことが中心でした。商品点数の多い会社ほど、検索の入口を多く持てたからです。

AIの回答では、探し方が変わります。発注者は「展示会で配る」「周年記念で社員に渡す」「採用イベントで学生に配る」といった用途と、個数と1個あたりの予算を一度に伝えます。AIはその条件に合う品物と会社を組み合わせて答えます。

そのため、商品ページを増やすだけでは、用途の質問に対して挙げてもらいにくくなります。「展示会向けなら、この価格帯で、この個数から、こうした品が選ばれやすい」という用途別の提案を、文章と表で書く必要があります。

用途によって、求められる条件も違います。展示会では大量に配りやすい軽さと単価、周年記念では記念に残る品質と名入れの見栄え、採用イベントでは学生が日常で使えるかどうかが問われます。

2. 配る日が決まっているため、「名入れ方法ごとの納期」が比較の決め手になる

ノベルティは、展示会の初日、周年記念の式典、採用イベントの当日と、使う日が決まっています。間に合わなければ、どれだけ良い品でも意味がありません。

納期は、品物と名入れの方法で変わります。シルク印刷、パッド印刷、レーザー彫刻、フルカラー印刷、刺しゅうなど、方法ごとに版の準備や作業の日数が違います。在庫の有無や、デザインの校正に何回かかるかでも変わります。

一般的なSEOでは「短納期対応」とだけ書くページが多くありました。AIの回答では、この言葉だけでは他社と区別されません。「在庫品へのシルク印刷は、校了から◯営業日」のように、名入れ方法ごとの目安日数を数字で書くことが効きます。日数は自社の実態に合わせてください。

急ぎの依頼をどこまで受けるかも、はっきり書きます。「ノベルティ 即日」で月50件の検索があるように(Ahrefs、2026年9月時点)、急ぎで探す発注者は一定数います。対応できる条件と、できない条件を分けて書くと、行き違いが減ります。

3. 発注者の多くはデザインの専門家ではなく、入稿の不安が問い合わせを止める

ノベルティの発注者は、総務や人事、営業の担当者であることが多くあります。デザインのデータを扱い慣れていない人も少なくありません。

「ロゴのデータがどこにあるかわからない」「画像のロゴしか手元にない」「どの形式で送ればいいのか」。こうした不安があると、問い合わせの前で手が止まります。AIにも「ロゴデータがなくても名入れを頼める会社」といった聞き方で相談されます。

そのため、受け付けるデータの形式、画像からの作り直しに対応するか、校正を何回まで出すかといった入稿の案内が、発注の決め手になります。一般的なSEOでは「よくある質問」の片すみに置かれていた情報ですが、AIO対策では独立したページとして整える価値があります。

ノベルティ制作会社のAIO対策で実際にやる5つの作業

ノベルティ制作会社のAIO対策は、次の5つの工程に分かれます。どこを任せるかで費用が変わります。

1. AIでの言及状況の棚卸し

ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewで、自社と競合がどう扱われているかを調べます。

ノベルティ制作会社の場合は、用途、個数、予算、納期を軸に20〜30パターンの質問を投げます。たとえば「展示会 ノベルティ 500個 1個200円 名入れ」です。ほかにも「周年記念品 社員100人 名入れ 頼める会社」「採用イベント 学生向け ノベルティ おすすめ」といった聞き方です。

あわせて、AIが自社をどう説明しているかも確認します。扱いをやめた商品や、古い最小ロットが残っていないかを見ます。競合が引用されている用途別のまとめ記事も、ここで見えてきます。

2. 基盤ページの整備

ノベルティ制作会社で整えるべきは、次の5ページです。

  • 用途別の提案ページ(展示会・周年記念・採用イベント・株主総会などごとに、選ばれやすい品、個数、1個あたりの予算の組み方)
  • 商品カテゴリと最小ロットのページ(文具・タオル・バッグ・食品などカテゴリごとの最小個数、対応する名入れ方法、単価が変わる要素)
  • 納期と急ぎ対応のページ(名入れ方法別の標準日数、見積もりから校了・納品までの流れ、急ぎの依頼を受ける条件)
  • デザイン入稿ガイドのページ(受け付けるデータ形式、ロゴデータがない場合の対応、校正を出す回数、色の指定方法)
  • 制作事例ページ(用途・品物・個数・名入れ方法・相談から納品までの日数の5項目をそろえて記載)

この5つが埋まっていない状態では、「喜ばれるノベルティ20選」などのコラムを増やしても、見積もり依頼にはつながりにくくなります。まず「どの用途に、何を、何個から、いつまでに届けられるか」を書き切るのが先です。

3. AIが読み取れる構造への整備

商品画像を並べただけのページを、文章と表の組み合わせに直します。

たとえば「当社は展示会向けのノベルティ制作を受けています。在庫品へのシルク印刷は100個から、校了後およそ7営業日でお届けします」のように、1文で言い切る書き方をします。数字は自社の実態に合わせます。AIはこうした文をそのまま抜き出します。

表も、画像ではなくテキストの表にします。名入れ方法を行、「最小個数」「標準日数」「向いている品」を列にした表は、AIにも発注者にも読み取りやすい形です。

4. 一次情報と権威性の担保

制作事例を、数字を入れて書きます。たとえば「IT企業の展示会向けに、名入れエコバッグを800個、相談から16日で納品した」という形です。数字や業種は自社の実績に置き換えてください。

事例には、品物を選んだ理由も書きます。「来場者が資料を持ち帰りやすいように、A4が入る大きさを選んだ」といった判断の過程は、他社サイトにない一次情報です。

「おすすめノベルティランキング」のような一般論を並べた記事には、AIが引用する理由がありません。自社が実際に提案し、納品した記録が必要です。

5. 外部からの言及の設計

ノベルティや販促品の比較サイト、展示会の出展者向けの案内ページ、イベント会社や広告代理店との提携ページなど、自社以外の場所で言及される状態をつくります。

ノベルティ制作会社は、展示会やイベントの準備の流れの中で探されます。展示会の出展支援やブースの施工を手がける会社のサイトに、準備物の相談先として紹介されると、AIにとって分かりやすい外部の証拠になります。

ここで大事なのは、外部の掲載情報と自社サイトの内容をそろえることです。比較サイトには古い最小ロット、自社サイトは別の数字、という状態では、AIはどちらを信じてよいか判断できません。最小ロットや納期の目安を変えたら、自社サイトと外部の掲載ページを同じ月に更新します。

ノベルティ制作会社のAIO対策の費用相場

ノベルティ制作会社のAIO対策は、月額15万円から100万円程度が目安です。差を生むのは、企業規模と対応範囲です。

企業規模別の予算の目安

企業規模月額の目安主な対応範囲
従業員10名以下15〜50万円基盤5ページの整備+制作事例の追加+実行代行
従業員50〜300名50〜100万円上記+用途別・カテゴリ別のページ整備+外部言及の設計
大手・上場企業100万円以上通販サイトと法人営業を横断した情報設計+大規模サイトの構造改善

単発で頼む場合は、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。まず自社の商品や納期がAIでどう説明されているかを知りたい段階であれば、ここから始める方法もあります。

金額は、筆者が実際に見てきた見積もりの範囲です。会社や商流によって変わります。

見積もりは「商品ページの登録数」ではなく「用途と納期のページが含まれるか」で見る

「商品ページを月◯件登録」「記事を月◯本」という見積もりが出てきた場合は、中身を確認してください。用途別の提案ページや、名入れ方法ごとの納期のページの整備が含まれているかを見ます。

ノベルティ制作会社では、商品ページの数よりも「どの用途に、いつまでに届けられるか」のページが先に効きます。本数や件数だけの見積もりでは、この部分が抜けている可能性があります。

ノベルティ制作会社のAIO対策で、景品表示法の景品規制には触れるべきか

触れるべきです。ただし、法令の解説ではなく、「発注者が確認すべき点があることを知らせる」程度にとどめるのが適切です。

景品表示法では、商品やサービスの取引に付けて提供する景品について、上限額などの規制が設けられています。ノベルティを「購入した人にもれなく配る」「抽選で当たる」といった形で使う場合、この規制が関係することがあります。

一方で、展示会の来場者に配る品や、社員に渡す周年記念品のように、取引と結びつかない配り方もあります。どの配り方が規制の対象になるかは、条件によって判断が変わります。

サイトに書くときは、次の3点に分けると整理しやすくなります。

  • 知らせること:配り方によっては景品規制が関係する場合があること
  • 自社でできること:配り方を聞いたうえで、予算の組み方や品物の選び方を相談に乗ること
  • 確認をすすめること:最終的な判断は、消費者庁の案内や専門家に確認すること

この書き方であれば、断定を避けながら、販促キャンペーンを企画する発注者に「気が利く会社」として伝わります。AIにも「景品規制に配慮して相談できる会社」として扱われる材料になります。

ノベルティ制作会社がAIO対策会社を選ぶ5つの基準

次の5つを順番に確認してください。上から重要な順です。

基準1. 自社の企業規模に合っているか

もっとも多い失敗は、大手向けの会社に、従業員数名のノベルティ制作会社が依頼することです。

大手を主戦場にしている会社は、支援体制も進め方も、それに合わせて組まれています。月100万円規模を前提にした設計を月20万円に縮めても、同じ成果にはなりません。

候補企業の実績ページを見て、載っている会社の規模が自社と2桁違うなら、いったん保留にしてください。

基準2. ノベルティ制作会社の事情を理解しようとするか

初回の打ち合わせで、自社の得意な用途、主力の名入れ方法、最小ロットを説明してみてください。すべてを理解できないのは当然です。見るべきは、そこで質問を重ねてくるかどうかです。

「どの用途の相談がいちばん多いですか」「名入れ方法によって納期はどれくらい変わりますか」「入稿でつまずく発注者はどこで困っていますか」。こうした質問が出てくる会社は、発注者目線でページを組み立てられます。

基準3. 戦略だけか、実行まで担当するか

「誰がページを直すのか」を確認してください。小規模なノベルティ制作会社では、代表や営業担当がWebを兼務していることが多くあります。展示会が集中する時期や年度末の記念品の繁忙期と重なると、提案書だけを渡されても手が止まります。

基準4. 費用と対応範囲が明示されているか

初回の見積もりで「含まれるもの」と「含まれないもの」が書面で出るかを見てください。制作事例の取材、名入れサンプルの撮影、比較サイトの掲載内容の修正が含まれるかは、会社によって分かれます。口頭の説明だけで進めると、3か月後に認識がずれます。

基準5. その会社自身がAIに引用されているか

ChatGPTに「ノベルティ制作会社のAIO対策会社 おすすめ」と聞いてみてください。候補の会社が出てくるかを見ます。

AIO対策を提供している会社が、自社をAIに引用させられていないのであれば、施策の再現性を確認する理由になります。

効果が出るまでの期間と効果測定の方法

ノベルティ制作会社のAIO対策は、3か月で基盤が整い、6〜12か月で見積もり依頼に表れはじめるのが目安です。

3か月・6か月・12か月で何が変わるか

期間起きること見るべき指標
3か月基盤5ページの整備が終わる。社名での質問に、AIが得意な用途や最小ロット、納期を正しく答えられるようになるAI回答への登場回数、最小ロットや納期の説明の正確さ
6か月「用途×個数×予算」の質問で候補に入りはじめる指名検索数、見積もり依頼のきっかけ
12か月外部言及と制作事例が積み上がり、展示会や周年記念の時期に複数のAIで安定して出るようになる見積もり依頼数、見積もりから受注に至った件数

何を見れば効果がわかるか

ノベルティ制作会社の場合、次の3つを見てください。

  • AIの回答に自社が登場した回数(主力の用途と予算で質問文を固定し、月1回同じ条件で確認する)
  • 社名での指名検索の数
  • 見積もり依頼のときに聞く「何で知ったか」の内訳

3つ目がもっとも確実です。見積もりフォームに「当社を知ったきっかけ」の選択肢を1つ足すか、用途や配る日を聞くときにひとこと添えるだけで記録できます。展示会や周年記念は時期が偏るため、前年の同じ月と比べるのがおすすめです。

そもそもAIO対策とは?SEO・LLMOとの違い

AIO対策とは、ChatGPTやGoogle AI Overviewなどの生成AIの回答に、自社の情報が引用・推薦されるように整えることです。

用語指している内容
SEO検索エンジンの結果で上位に表示させる
AIOAIの回答に引用・推薦されるようにする
LLMOAIOとほぼ同義。大規模言語モデル側を主語にした言い方
GEOAIOとほぼ同義。生成エンジン側を主語にした言い方

会社によって使う言葉が違うだけで、やる作業に大きな差はありません。用語の違いで会社を選ぶ必要はありません。

なお、SEOとAIOは対立しません。AIは検索結果を参照して回答を組み立てています。「ノベルティ制作」「周年記念品」で検索しても見つからないサイトは、AIからも見つかりにくくなります。

ノベルティ制作会社のAIO対策に関するよくある質問

ノベルティ制作会社の経営者からよく受ける質問を5つまとめました。

中小のノベルティ制作会社でもAIO対策はできますか?

できます。むしろ従業員10名以下のノベルティ制作会社のほうが、効果が出やすい面があります。

ページ数が少ないため、整備が早く終わるからです。得意な用途、主力の名入れ方法、最小ロット、標準の納期を書き出すところから始めれば、3か月ほどで形になります。

「少ない個数から相談に乗る」「用途を聞いて品物から一緒に考える」といった小回りの良さは、大手が書きにくい強みです。注意したいのは依頼先の規模です。大手向けの会社に小さい予算で依頼すると、支援の密度が下がります。

取り扱い商品が多いのですが、全部の商品ページを作ったほうがいいですか?

全部を作るより、主力の用途に関係する商品から優先して整えてください。AIが参照するのは、商品の数よりも「その用途に何を選ぶべきか」が書かれたページだからです。

たとえば展示会の相談が多いなら、展示会向けに提案することが多い品を10〜20点に絞り、それぞれに最小個数、名入れ方法、納期の目安を書きます。そのほかの商品はカタログやカテゴリ一覧で見られる形のままでも構いません。

急ぎの注文に対応していることは、どう書けばいいですか?

「短納期対応」とだけ書かず、急ぎで受けられる条件を具体的に書いてください。条件がわからないと、発注者もAIも判断できないからです。

書くべきは「急ぎに対応しやすい品物と名入れ方法」「校了から発送までの最短の目安」「急ぎでは受けにくい条件」の3つです。たとえば「在庫品への1色印刷で、校了が午前中なら最短◯営業日」という形です。数字は自社の実態に合わせ、在庫の状況で変わることも1文添えてください。

景品表示法について、サイトに書くと専門家ぶって見えませんか?

断定せず、確認をすすめる書き方にすれば、そうは見えません。むしろ販促キャンペーンで使う発注者にとっては、安心材料になります。

「配り方によっては景品表示法の景品規制が関係する場合があります。企画の段階でご相談いただければ、予算や品物の選び方を一緒に考えます。最終的な判断は消費者庁の案内や専門家にご確認ください」という書き方です。上限額などの細かい数字を書くより、確認の窓口を示すほうが、古い情報が残る心配もありません。

ロゴデータを用意できない発注者への案内は、どこまで書けばいいですか?

「データがなくても相談できること」と「そのときに何を用意してもらうか」を書いてください。入稿の不安で問い合わせをためらう発注者は少なくないからです。

たとえば「会社案内や名刺の画像からロゴを作り直す対応」「作り直しにかかる日数と費用の考え方」「校正は何回まで出すか」の3点です。受け付けるデータ形式は一覧にします。形式の名前がわからない人向けには、「迷ったら手元のファイルをそのまま送ってください」と添えると、問い合わせの手前で止まる人が減ります。

まとめ:ノベルティ制作会社のAIO対策は「企業規模」で選ぶ

ノベルティ制作会社のAIO対策会社は、自社の企業規模と、任せたい範囲で選ぶのが基本です。紹介した5社を、もう一度整理します。

  • エイチリンク株式会社:従業員10名以下のノベルティ制作会社。用途別の提案や納期のページ整備から実行まで任せたい会社に
  • サクラサクマーケティング株式会社:中小〜中堅。法人向けの受注を軸に、SEOとLLMOを見直したい会社に
  • 株式会社Mesut:中小〜中堅。予算を抑えて外部言及から始めたい会社に
  • StockSun株式会社:中堅〜大手。通販と法人営業を横断して顧客獲得の仕組みを整えたい会社に
  • 株式会社LANY:中堅〜大手。商品カテゴリごとにページ数の多いサイトを持つ会社に

最初に確認してほしいのは、自社の規模と合っているかです。実力のある会社でも、規模が合わなければ成果は出ません。

従業員10名以下のノベルティ制作会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンク株式会社から相談するのが現実的です。

ノベルティ制作会社のWeb集客でお困りなら、エイチリンク株式会社へ

エイチリンク株式会社は、従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。

代表の本郷が7年間で100サイト以上を制作し、30社以上のSEO支援を担当してきました。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで弊社側で担当します。

支援実績の一例です。

  • SNS運用会社:支援5か月で問い合わせ0件から月7件へ。SEO経由で月100万円の案件を受注
  • イベント会社:サイト経由で月96件の問い合わせ、月商500万円を創出
  • 営業代行会社:新規サイトから月40件の問い合わせ。AI検索経由の問い合わせも増加
  • YouTube運用代行会社:支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)。ドメイン評価は0.4から42に。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。ChatGPT経由で獲得した1社からは、累計で税別約579万円を受注しました

初回のご相談は無料です。いまAIで自社がどう出ているかの調査結果をお持ちします。営業のご連絡はいたしません。

ノベルティ制作会社のSEO・AIO対策について相談する

業種別のAIO対策・LLMO対策代行(エイチリンク株式会社)

エイチリンク株式会社では、業種ごとにAIO対策・LLMO対策代行のページを用意しています。自社の業種のページで、AIに推薦されるための進め方と費用をご確認ください。

士業・専門家

建設・不動産

医療・介護

人材・採用

IT・システム

製造業

物流・BPO

業種別AIO対策・LLMO対策代行の一覧を見る

著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。