「講師の質なら負けないのに、研修会社の比較記事にはうちの名前が出てこない」

企業研修会社の経営者から、こうした声を聞くことが増えました。人事や研修の担当者が、ChatGPTなどのAIに「管理職研修をオンラインで頼める会社」と聞いて、候補を絞りはじめたためです。AIが返す数社に名前がなければ、資料請求の前に比較から外れてしまいます。

結論から言うと、従業員10名以下の企業研修会社ならエイチリンク株式会社、BtoBのSEOとAI検索対応をまとめて相談したいならサクラサクマーケティング株式会社、中堅から大手ならStockSun株式会社かLANYが候補になります。

この記事では、次の3つがわかります。

  • 企業研修会社のAIO対策会社おすすめ5社と、それぞれの向き不向き
  • 「研修テーマ名」と「講師」で比べられる企業研修会社ならではの対策の違い
  • 費用相場と、問い合わせにつなげるために整えるページ

企業研修会社のAIO対策会社おすすめ5社【比較表あり】

企業研修会社のAIO対策を依頼できる会社を5社紹介します。自社の規模と、任せたい範囲で選んでください。

本記事の選定基準

次の4つを基準に選びました。

  • BtoB企業の支援実績が公開されていること
  • AIO対策(LLMO対策)か、その土台になるSEO・コンテンツ制作をサービスとして提供していること
  • 対応範囲が公式サイトで確認できること
  • 戦略設計だけでなく、実行まで担当できること

なお、筆者はエイチリンク株式会社の代表です。自社を1番目に掲載しています。判断材料としてお読みください。掲載各社の情報は、2026年9月時点の公式サイトをもとにしています。

【比較表】企業研修会社のAIO対策会社5社

会社名タイプ向いている企業規模対応範囲費用の目安
エイチリンク株式会社SEO・AIO実行支援従業員10名以下戦略設計/ページ修正/記事制作/実行代行月8万円〜(コンサルのみ)/月20万円〜(対策代行込み)
サクラサクマーケティング株式会社SEO・LLMOコンサル中小〜中堅SEOコンサル/LLMOコンサル/SEOセカンドオピニオン/記事制作代行要問い合わせ
株式会社MesutLLMO・AIO専業中小〜中堅AI引用の調査/掲載営業/相互リンク施策月10万円〜
StockSun株式会社総合コンサル中堅〜大手LLMO・AIOコンサル/SEO/Web広告/MEO/CRM要問い合わせ
株式会社LANYSEO・LLMOコンサル中堅〜大手SEO/LLMO/コンテンツ制作/マーケBPO要問い合わせ

1. エイチリンク株式会社

会社名/所在地:エイチリンク株式会社/東京都板橋区志村1-13-14

特徴:従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで自社側で担当します。代表が営業も登壇もこなしているような規模の研修会社と、同じ速度で動くことを前提にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AIでの言及状況の調査から始めます。研修テーマ別のプログラムページや講師プロフィールページの整備、AIが読み取れる構造への改修、導入事例の記事制作、外部言及の設計まで担当します。

費用目安:月8万円+税〜(コンサルのみ)/月20万円+税〜(コンサル+対策代行)/月40万円+税(強化版)

主な実績:7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO支援。YouTube運用代行会社では、支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)増えました。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。

こんな企業研修会社におすすめ:従業員10名以下で、代表や講師がWebも兼務している会社。登壇実績は多いのに、サイトには研修テーマの一覧と問い合わせフォームしかない会社。

公式サイト研修会社のSEOコンサルティング|エイチリンク株式会社

2. サクラサクマーケティング株式会社

会社名/所在地:サクラサクマーケティング株式会社/東京都渋谷区渋谷3-1-9 YAZAWAビル3階

特徴:SEOコンサルティングと、AI検索に対応したLLMOコンサルティングを提供している会社です。「BtoBの成長を加速する」を掲げています。SEOセカンドオピニオンや記事制作代行も手がけています。

AIO対策で任せられる範囲:SEOコンサルティングとLLMOコンサルティングを軸に、記事制作の代行まで依頼できます。すでに別の会社に頼んでいる施策を見直したい場合は、SEOセカンドオピニオンという使い方もできます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:支援サイトは2,000以上、取引実績は6,000社以上です。常時100社以上を支援する体制で、20年の実績があります。

こんな企業研修会社におすすめ:法人向けの研修サービスを、BtoBのSEOとAI検索対応の両面から整えたい会社。いまのSEO施策に第三者の意見がほしい会社。

公式サイトサクラサクマーケティング株式会社

3. 株式会社Mesut

会社名/所在地:株式会社Mesut/東京都新宿区(代表取締役:宇田晃平)

特徴:LLMO・AIO対策を専業とする会社です。月額10万円からのサービス「メントリAIO」を提供しています。相互リンクや掲載営業といった、外部からの言及を増やす施策を主軸にしています。

AIO対策で任せられる範囲:AI引用状況の調査、掲載営業、相互リンク施策。導入前のサイト分析を無料で実施しています。

費用目安:月10万円〜

主な実績:代表の宇田氏はSEO検定1級とYMAA認証を保有しています。被リンク施策で20社以上を支援し、コスメメディアを18か月で月間350万PVに成長させました。

こんな企業研修会社におすすめ:プログラムページや講師ページはすでにあり、研修比較サイトなど外部での露出を増やしたい会社。予算を月10万円前後から始めたい会社。

公式サイト株式会社Mesut

4. StockSun株式会社

会社名/所在地:StockSun株式会社/東京都新宿区西新宿3-8-3(代表取締役:岩野圭佑)

特徴:Web集客コンサルティングを軸に、事業コンサルや定額制BPOまで手がける会社です。LLMO・AIOコンサルティングも提供しています。認定パートナー制度を持ち、案件ごとに専門家を組み合わせる体制です。

AIO対策で任せられる範囲:LLMO・AIOコンサルティングに加え、SEO、Web広告運用、MEO、CRMまで横断して対応できます。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:電通総研、KADOKAWA、村田製作所、オープンハウスグループなど、大手企業の支援実績が公開されています。

こんな企業研修会社におすすめ:講師を多数抱え、公開講座と企業内研修の両方を運営している中堅から大手の研修会社。広告やCRMも含めて、法人営業の仕組み全体を見直したい会社。

公式サイトStockSun株式会社

5. 株式会社LANY

会社名/所在地:株式会社LANY

特徴:SEOコンサルティングを主軸に、LLMOコンサルティング(LLMO・GEO・AIO・AEO)を提供しています。大規模サイトの運用実績が豊富です。

AIO対策で任せられる範囲:SEOとLLMOを一体で設計します。コンテンツ制作、Web広告、SNS運用、マーケティングBPOまで対応しています。

費用目安:要問い合わせ

主な実績:マネーフォワードの支援では、サイト全体で約600万PVの増加、記事制作1,200本以上、記事監修980本以上を担当しています。

こんな企業研修会社におすすめ:研修テーマが数百に及び、プログラムページや人材育成のコラムを大量に運用している、中堅から大手の研修会社。

公式サイト株式会社LANY

StockSun株式会社とLANYは、大手企業の大規模サイトで実績を積んだ会社です。支援体制もそれに合わせて組まれているため、予算規模の大きい企業に向いています。一方で従業員10名以下の企業研修会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンクのほうが合います。

企業研修会社がいまAIO対策をすべき3つの理由

企業研修会社は、人事担当者がAIに出した「研修の候補リスト」に入るかどうかで、商談の数が変わりやすい業種です。理由は3つあります。

理由1. 人事・研修担当者がAIで研修会社を探しはじめている

企業研修の発注は、これまで既存取引、講師の紹介、研修ポータルサイト、展示会が中心でした。いまは人事や研修の担当者が、AIに条件を伝えて候補を絞る動きが出ています。

「課長に昇格した30名向けに、評価面談のやり方を学べる1日の管理職研修。オンラインで、4月に実施したい」といった聞き方です。AIはこの条件に合う研修会社やプログラムを数件返します。

数としては、まだ多くありません。弊社が支援している別業種の会社では、生成AI経由の流入は全体の1.53%でした。ただし、有効リード48件のうち9件、つまり19%がAI経由です。流入の比率に対して、リードの比率が約12倍になっています。エンゲージメント率も69.2%で、サイト全体の53.5%を上回りました。

AI経由でたどり着く人は、条件が固まった状態で問い合わせてきます。企業研修会社でいえば、対象の階層、人数、実施時期、形式がそろった引き合いです。

理由2. 競合がまだ手をつけていない

弊社がAhrefsで調べたところ、「新入社員研修」は月3,800件、「オンライン研修」は月2,800件、「企業研修」は月2,700件の検索があります。「管理職研修」と「ハラスメント研修」はそれぞれ月2,500件でした(2026年9月時点)。

一方で「研修会社」は月800件、「研修会社 おすすめ」は月30件にとどまります。発注者は会社を探すより先に、研修テーマの名前で探していることがわかります。

そして「企業研修 AIO」「企業研修 SEO」は、検索データが取れないほど少ない状態です。テーマ名で探される前提で、Webでの見つけられ方に手を打っている研修会社は、まだ少ないと考えられます。

AIは、複数の情報源で言及されている会社を候補に選びます。同じテーマの競合が動いていないいまのうちに言及を積むほど、後から追いつかれにくくなります。

理由3. 研修の予算は「年度計画」と「助成金」で決まる

企業研修は、思い立ってすぐ買うサービスではありません。多くの企業は年度の研修計画を立て、その中でテーマと予算を配分します。4月の新入社員研修であれば、発注先はその前の数か月で決まることが多くあります。

もう一つの事情が、人材開発支援助成金です。Ahrefsでは「人材開発支援助成金」が月15,000件検索されており、研修テーマのどの言葉よりも多い数字でした(2026年9月時点)。研修費用の一部を助成金でまかなえるかを、同時に調べている担当者が多いことがうかがえます。

計画を立てる時期に、AIに「助成金を使える管理職研修」と聞かれて名前が出るかどうか。ここで候補に入れなければ、次の年度まで出番がありません。

企業研修会社のAIO対策が一般的なSEOと違う3つの点

企業研修会社のAIO対策は、「人事担当者がテーマと講師と実施条件を並べて、社内で稟議を通すために比べる」前提で組み立てます。一般的なSEOと違う点は3つあります。

1. 発注者は「研修テーマ×階層×実施形式」で探す

研修を探す担当者は、会社名や「研修会社 東京」のような広い言葉ではあまり探しません。研修テーマ、対象の階層、実施形式を組み合わせて探します。

たとえば「新入社員研修 ビジネスマナー 2日間 オンライン」「管理職研修 評価者 1on1 集合」「ハラスメント研修 管理職向け 90分」といった条件です。テーマだけでも、新入社員、若手、中堅、管理職、経営幹部と階層ごとに枝分かれします。Ahrefsでは「階層別研修」も月1,000件の検索がありました(2026年9月時点)。

一般的なSEOでは、「企業研修」のような大きい言葉を狙いがちでした。AIの回答では事情が変わります。AIは複数の条件をまとめて処理するため、「どの階層に、何時間で、何名まで、どの形式で実施できるか」が書かれたプログラムページほど参照されやすくなります。

そのため、「幅広いテーマに対応」とまとめて書くより、テーマごとに対象・時間・定員・形式を書き分けるほうが効きます。

2. 判断材料は「会社」より「講師」になる

研修の満足度は、同じカリキュラムでも講師によって大きく変わります。そのため人事担当者は、会社の実績と同じくらい、講師のプロフィールと登壇実績を見て判断します。

AIに拾われるべき情報も独特です。講師の専門分野、前職での経験、保有資格、登壇回数、担当した業種や階層。こうした人物情報が文章で書かれていないと、AIは講師の違いを説明できません。

ところが研修会社のサイトでは、講師紹介が顔写真と一言コメントだけだったり、プロフィールがPDFの資料にしか載っていなかったりすることがよくあります。これではAIが読み取れる情報がほとんどありません。講師ごとに1ページを設け、登壇実績を数字で書くことが、研修会社のAIO対策の中心になります。

3. 「稟議を通す材料」まで書かないと候補から外れる

研修担当者は、自分だけで発注を決められないことがほとんどです。上長や経営層に稟議を出し、なぜこの研修会社なのかを説明する必要があります。

稟議で問われるのは、研修の目的、対象者、実施形式、費用の考え方、助成金を使えるか、効果をどう確認するか、といった点です。これらがサイトに書かれていれば、AIは「稟議の材料をそろえやすい会社」として回答に組み込みやすくなります。

ここで注意したいのは、効果の書き方です。「受講すれば業績が上がる」といった保証はできませんし、書くべきではありません。書けるのは、受講後アンケートの満足度、理解度テストの結果、行動計画の提出率など、研修の範囲で測った数字です。事実だけを数字で書くほうが、AIにも稟議にも使われやすくなります。

企業研修会社のAIO対策で実際にやる5つの作業

企業研修会社のAIO対策は、次の5つの工程に分かれます。どこを任せるかで費用が変わります。

1. AIでの言及状況の棚卸し

ChatGPT、Perplexity、Google AI Overviewで、自社と競合がどう扱われているかを調べます。

企業研修会社の場合は、主力の研修テーマと階層を軸に20〜30パターンの質問を投げます。「新入社員研修 オンライン 少人数 対応できる会社」「管理職向けハラスメント研修 講師 おすすめ」といった聞き方です。

あわせて、AIが自社をどう説明しているかも確認します。すでにやめたプログラムや、退任した講師の名前が載ったままになっていないかを見ます。競合が引用されている研修ポータルやメディアも、ここで見えてきます。

2. 基盤ページの整備

企業研修会社で整えるべきは、次の5ページです。

  • 研修テーマ別のプログラムページ(新入社員・管理職・ハラスメントなどごとに、対象・時間・定員・カリキュラム)
  • 講師プロフィールページ(専門分野・前職・保有資格・登壇回数・担当した業種と階層)
  • 実施形式の案内ページ(オンライン・集合・ハイブリッドごとの推奨人数、所要時間、必要な機材や会場)
  • 助成金活用の案内ページ(人材開発支援助成金の概要、手続きの流れ、確認先としての労働局の明記)
  • 導入事例ページ(業種・従業員規模・受講人数・階層・実施形式・受講後アンケートの結果)

この5つが埋まっていない状態では、人材育成のコラム記事を増やしても効果が出にくくなります。まず「どの研修を、誰が、どの形式で実施できるか」を書き切るのが先です。

3. AIが読み取れる構造への整備

パンフレットのPDFや、画像で作られたカリキュラム表を、文章と表の組み合わせに直します。

「当社の管理職研修は、新任課長を対象にした1日7時間のプログラムです。定員は1回30名までで、オンラインと集合のどちらでも実施できます」のように、1文で言い切る書き方をします。数字は自社の実態に合わせます。AIはこうした文をそのまま抜き出します。

カリキュラムも、画像ではなくテキストの表にします。時間帯を行、内容と形式(講義・ワーク・ロールプレイ)を列にした表は、AIにも人事担当者にも読み取りやすい形です。

4. 一次情報と権威性の担保

導入事例を、数字を入れて書きます。「従業員120名の建設会社で、新任管理職18名に全3回の研修を実施」「受講後アンケートで、職場で実践したいと答えた人が18名中16名」といった形です。数字は実際の記録から書き、研修の効果を保証する表現は使いません。

講師の権威性は、登壇回数、担当した企業数、著書、保有資格で示します。キャリアコンサルタントなどの国家資格を持つ講師がいれば、その旨も書きます。

ほかの研修会社のサイトにある一般論をまとめた記事には、AIが引用する理由がありません。自社の研修現場でしか出せない数字が必要です。

5. 外部からの言及の設計

研修ポータルサイトへの掲載、業界団体や商工会議所のセミナー登壇、人事向けメディアへの寄稿など、自社以外の場所で言及される状態をつくります。

研修会社の場合、講師個人が外部で登壇したり、書籍を出したりすることも多くあります。講師名と会社名がセットで言及されるように、登壇時のプロフィール文をそろえておきます。

ここで大事なのは、外部の掲載情報と自社サイトの内容をそろえることです。プログラム名や講師の肩書きが食い違っていると、AIはどちらを信じてよいか判断できません。

企業研修会社のAIO対策の費用相場

企業研修会社のAIO対策は、月額15万円から100万円程度が目安です。差を生むのは、企業規模と対応範囲です。

企業規模別の予算の目安

企業規模月額の目安主な対応範囲
従業員10名以下15〜50万円基盤5ページの整備+講師ページと導入事例の追加+実行代行
従業員50〜300名50〜100万円上記+研修テーマごとのページ量産+外部言及の設計
大手・上場企業100万円以上公開講座・企業内研修・eラーニングを横断した情報設計+大規模サイトの構造改善

単発で頼む場合は、30〜80万円で現状調査と基盤ページの整備までを依頼できます。まず自社の状況を知りたい段階であれば、ここから始める方法もあります。

金額は、筆者が実際に見てきた見積もりの範囲です。会社や商流によって変わります。

見積もりは「コラムの本数」ではなく「プログラムページと講師ページ」で取る

「人材育成コラムを月4本で◯万円」という見積もりが出てきた場合は、研修テーマ別のプログラムページと講師ページの整備が含まれているかを確認してください。

企業研修会社では、コラム記事よりも「何の研修を、誰が実施するか」のページが先に効きます。本数だけの見積もりでは、この部分が抜けている可能性があります。

講師の登壇実績は、サイトにどこまで書けばいいのか

取引先の社名を出さなくても、「業種・規模・階層・回数」を数字で書けば十分です。AIが講師を比べる材料になるのは、社名よりもこうした条件の情報です。

研修会社の多くは、取引先との約束で社名を公開できません。そのため講師紹介に「大手企業での登壇実績多数」とだけ書いているサイトが目立ちます。これではAIにとって、どの講師も同じに見えます。

書き方の例を挙げます。

  • 登壇回数:「管理職向け研修の登壇 年間約80回(2025年度)」のように、テーマと年度を添える
  • 担当した業種:「製造業・IT・医療法人での実施経験」のように、業種名までにとどめる
  • 担当した階層と人数:「新任課長から部長まで。1回あたり10〜40名」のように範囲で書く
  • 得意な形式:「オンラインでのロールプレイ設計を得意とする」のように、形式と手法をセットで書く

数字は、講師本人の登壇記録から拾ってください。記録が残っていない場合は、今年度から回数と受講人数を記録するところから始めます。3か月もあれば、ページに書ける数字がたまります。

外部講師と契約している研修会社では、講師本人の了承を得てからプロフィールを公開します。講師が個人で持っているサイトやSNSのプロフィールと内容をそろえておくと、AIが同じ人物として認識しやすくなります。

企業研修会社がAIO対策会社を選ぶ5つの基準

次の5つを順番に確認してください。上から重要な順です。

基準1. 自社の企業規模に合っているか

もっとも多い失敗は、大手向けの会社に、講師数名の研修会社が依頼することです。

大手を主戦場にしている会社は、支援体制も進め方も、それに合わせて組まれています。月100万円規模を前提にした設計を月20万円に縮めても、同じ成果にはなりません。

候補企業の実績ページを見て、載っている会社の規模が自社と2桁違うなら、いったん保留にしてください。

基準2. 企業研修会社の事情を理解しようとするか

初回の打ち合わせで、自社の主力テーマと講師の体制、年間の繁忙期を説明してみてください。すべてを理解できないのは当然です。見るべきは、そこで質問を重ねてくるかどうかです。

「発注が決まるのは何月ごろが多いですか」「講師のプロフィールはどこまで公開できますか」「助成金について問い合わせで聞かれることはありますか」。こうした質問が出てくる会社は、人事担当者の目線でページを組み立てられます。

基準3. 戦略だけか、実行まで担当するか

「誰がページを直すのか」を確認してください。小規模な研修会社では、代表や講師がWebを兼務していることが多くあります。新入社員研修が集中する3〜4月は、登壇で手が止まります。提案書だけを渡されても、進められません。

基準4. 費用と対応範囲が明示されているか

初回の見積もりで「含まれるもの」と「含まれないもの」が書面で出るかを見てください。講師への取材、研修風景の撮影、研修ポータルの掲載ページの修正が含まれるかは、会社によって分かれます。口頭の説明だけで進めると、3か月後に認識がずれます。

基準5. その会社自身がAIに引用されているか

ChatGPTに「企業研修会社のAIO対策会社 おすすめ」と聞いてみてください。候補の会社が出てくるかを見ます。

AIO対策を提供している会社が、自社をAIに引用させられていないのであれば、施策の再現性を確認する理由になります。

効果が出るまでの期間と効果測定の方法

企業研修会社のAIO対策は、3か月で基盤が整い、6〜12か月で問い合わせに表れはじめるのが目安です。年度計画の時期をまたぐため、12か月で1周と考えてください。

3か月・6か月・12か月で何が変わるか

期間起きること見るべき指標
3か月基盤5ページの整備が終わる。社名や講師名での質問に、AIが正しいプログラムと講師情報で答えられるようになるAI回答への登場回数、回答内容の正確さ
6か月「テーマ×階層×形式」の質問で候補に入りはじめる指名検索数、資料請求や問い合わせのきっかけ
12か月講師ページと導入事例が積み上がり、年度計画の時期に複数のAIで安定して出るようになる問い合わせ数、提案から受注に至った件数

何を見れば効果がわかるか

企業研修会社の場合、次の3つを見てください。

  • AIの回答に自社が登場した回数(主力テーマと階層で質問文を固定し、月1回同じ条件で確認する)
  • 社名や講師名での指名検索の数
  • 問い合わせのときに聞く「何で知ったか」の内訳

3つ目がもっとも確実です。資料請求フォームに「当社を知ったきっかけ」の選択肢を1つ足すか、初回のヒアリングでひとこと聞くだけで記録できます。

そもそもAIO対策とは?SEO・LLMOとの違い

AIO対策とは、ChatGPTやGoogle AI Overviewなどの生成AIの回答に、自社の情報が引用・推薦されるように整えることです。

用語指している内容
SEO検索エンジンの結果で上位に表示させる
AIOAIの回答に引用・推薦されるようにする
LLMOAIOとほぼ同義。大規模言語モデル側を主語にした言い方
GEOAIOとほぼ同義。生成エンジン側を主語にした言い方

会社によって使う言葉が違うだけで、やる作業に大きな差はありません。用語の違いで会社を選ぶ必要はありません。

なお、SEOとAIOは対立しません。AIは検索結果を参照して回答を組み立てています。「新入社員研修」「管理職研修」で検索しても見つからないサイトは、AIからも見つかりにくくなります。

企業研修会社のAIO対策に関するよくある質問

企業研修会社の経営者からよく受ける質問を5つまとめました。

中小の企業研修会社でもAIO対策はできますか?

できます。むしろ講師数名の研修会社のほうが、効果が出やすい面があります。

プログラムと講師の数が限られているため、整備が早く終わるからです。主力テーマごとの対象・時間・定員・形式と、講師ごとの登壇実績を書き出すところから始めれば、3か月ほどで形になります。

「代表講師が全回登壇する」「受講者10名以下の少人数から受ける」といった小回りの良さは、大手が書きにくい強みです。注意したいのは依頼先の規模です。大手向けの会社に小さい予算で依頼すると、支援の密度が下がります。

人材開発支援助成金を使えると、サイトに書いてもいいですか?

「使える」と言い切るのではなく、「対象になる場合がある」と書き、確認先を示すのが安全です。

人材開発支援助成金は、事業主が雇用する労働者に職務に関連した訓練を行った場合に、経費や訓練期間中の賃金の一部を助成する厚生労働省の制度です。対象になるかを判断するのは労働局で、研修会社ではありません。

訓練の開始前に計画届を出す必要があるなど手続きの決まりもあり、要件は年度ごとに見直されます。サイトには制度の概要と申請の流れを書き、最新情報は厚生労働省や労働局で確認するよう添えてください。

研修の効果は、導入事例にどう書けばいいですか?

研修の範囲で測った数字だけを書きます。業績が上がったと断定したり、効果を保証したりする書き方は避けてください。

書きやすいのは、受講後アンケートの満足度、理解度テストの正答率、研修後に提出された行動計画の件数、3か月後のフォローアンケートの回答などです。「受講者25名のうち、研修内容を職場で実践したと答えた人が21名」のような形です。

業績や離職率の変化を載せる場合は、研修以外の要因もあることを1文添えます。事実を控えめに書くほうが、AIにも人事担当者にも信頼されます。

オンライン研修と集合研修は、ページを分けたほうがいいですか?

同じテーマでも、実施形式ごとに条件が違うなら分けて書くのがおすすめです。

Ahrefsでは「オンライン研修」が月2,800件検索されており、形式そのものを条件にして探す担当者が多いことがわかります(2026年9月時点)。AIに「オンラインで実施できる管理職研修」と聞かれたとき、形式の情報が明確なページほど拾われやすくなります。

ページを分けない場合でも、プログラムページ内に「オンライン:定員20名・4時間×2回」「集合:定員40名・7時間×1回」のように、形式ごとの条件を表で書き分けてください。

ハラスメント研修のような法令に関わるテーマは、何に気をつけて書けばいいですか?

法令の説明は正確に、研修で約束できることは控えめに書きます。

パワーハラスメントの防止措置は、労働施策総合推進法により、2022年4月から中小企業にも義務づけられました。ただし義務とされているのは方針の明確化や相談体制の整備などの措置で、研修の実施そのものではありません。研修は、方針を周知・啓発する手段の一つです。

「研修をすれば法的義務を果たせる」「ハラスメントがなくなる」とは書かないでください。法改正が続く分野なので、ページに最終更新日を入れ、制度が変わったら同じ月に書き直す運用にします。

まとめ:企業研修会社のAIO対策は「企業規模」で選ぶ

企業研修会社のAIO対策会社は、自社の企業規模と、任せたい範囲で選ぶのが基本です。紹介した5社を、もう一度整理します。

  • エイチリンク株式会社:従業員10名以下の企業研修会社。プログラムページと講師ページの整備から実行まで任せたい会社に
  • サクラサクマーケティング株式会社:中小〜中堅。BtoBのSEOとAI検索対応をまとめて相談したい会社に
  • 株式会社Mesut:中小〜中堅。予算を抑えて外部言及から始めたい会社に
  • StockSun株式会社:中堅〜大手。公開講座と企業内研修を横断して、法人営業の仕組みごと整えたい会社に
  • 株式会社LANY:中堅〜大手。研修テーマ数が多く、ページ数の多いサイトを持つ会社に

最初に確認してほしいのは、自社の規模と合っているかです。実力のある会社でも、規模が合わなければ成果は出ません。

従業員10名以下の企業研修会社であれば、実行まで一緒に動けるエイチリンク株式会社から相談するのが現実的です。

企業研修会社のWeb集客でお困りなら、エイチリンク株式会社へ

エイチリンク株式会社は、従業員10名以下の中小企業に特化した、SEO・AIO対策の実行支援会社です。

代表の本郷が7年間で100サイト以上を制作し、30社以上のSEO支援を担当してきました。戦略設計だけでなく、ページの修正やコンテンツ制作まで弊社側で担当します。

支援実績の一例です。

  • SNS運用会社:支援5か月で問い合わせ0件から月7件へ。SEO経由で月100万円の案件を受注
  • イベント会社:サイト経由で月96件の問い合わせ、月商500万円を創出
  • 営業代行会社:新規サイトから月40件の問い合わせ。AI検索経由の問い合わせも増加
  • YouTube運用代行会社:支援1年3か月で検索クリックが月129件から1,455件へ(11.3倍)。ドメイン評価は0.4から42に。生成AI経由の流入は全体の1.5%ながら、有効リードの19%を生んでいます。ChatGPT経由で獲得した1社からは、累計で税別約579万円を受注しました

初回のご相談は無料です。いまAIで自社がどう出ているかの調査結果をお持ちします。営業のご連絡はいたしません。

企業研修会社のSEO・AIO対策について相談する

業種別のAIO対策・LLMO対策代行(エイチリンク株式会社)

エイチリンク株式会社では、業種ごとにAIO対策・LLMO対策代行のページを用意しています。自社の業種のページで、AIに推薦されるための進め方と費用をご確認ください。

士業・専門家

建設・不動産

医療・介護

人材・採用

IT・システム

製造業

物流・BPO

業種別AIO対策・LLMO対策代行の一覧を見る

著者プロフィール

本郷 輝(ほんごう ひかる)/エイチリンク株式会社 代表取締役

マーケティング・Webディレクター。7年間で100サイト以上の制作、30社以上のSEO・LLMO支援を担当。従業員10名以下の中小企業を専門に、戦略設計から実行まで伴走している。元プロフットサル選手という異色の経歴を持つ。